何もしてない自分に謂れなき贅沢を　　　帝国ホテル 東京　に宿泊

2021/06/05 - 2021/06/06

特に何かを成し遂げたり、何かの記念日だったり、ではなく
本当に何もしてない私ですが、帝国ホテルに泊まってきました。

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

帝国ホテルに行く前にちょっとだけ浅草に寄り道しました。
酒類の提供が出来ないので
もつ煮ストリートで営業しているお店、数軒。

ちなみに、この後行った有楽町は
飲酒OKなお店が結構な数開いてて
しかもどこもかなり混雑してました。
罰金払ってでも、なんだろうな。

こちら帝国ホテル、チェックインは14時から。
10分前に到着しましたよ。

正面玄関
（写真は人が居ない翌日の朝のものです）

宿泊者は駐車場が無料、の恩恵に与る為に
土曜の昼間、世間にご迷惑をかけつつ
わざわざ車でトコトコやってきました。

車で来た時は駐車場に入れる前に玄関に横付けして荷物を預けると
持って行ってくれる、も試したくて横付け。

難関（←私だけ）の駐車、無事終了して、

チェックイン

予約したのは2,3番目くらいに安いプランです。
①本館指定　②アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
のため、一番安くないプランとなっております。

バブル華やかなりし頃、着物の展示即売会を帝国ホテルでやっていて
しかもランチブッフェと、ホテル・千葉（当時住んでた）間往復のバスも
無料で付いていたんですよ。
着物をアホみたいに買うマダムと母が友達で、母はいつも何も買わないけど
半年に一度招待されたマダムが母を毎回一緒に連れて行ってくれて
そこに私も何度かついて行ってたらふく食べた、という事を
すっかり忘れていたのに、何十年か振りに思い出しました。

その時毎回、説明が難しいけど「どこの国でピアノの発表会やるんですか」
という様なドレスを着せて連れて行かれてたので
昭和とかバブルとかでは説明しきれないあのダサさ加減、
親だからって子供に何着せてもいいってわけじゃないんだぜ、おい、
写真が残っていたら皆さんにも見せたいです。

その当時や、最近ではコロナ前まではデパートの友の会なんかでも
入り込めなかった、宿泊者限定エリアへ。イザ。

エレベーターにバラですよ。

エレベーターの天井。

10階、エレベーターホール。

コロナ前までは各階にもコンシェルジュが居た様子。

細かくエリアが分かれていて
鍵が無いと同じ階でも自分の部屋のエリア以外は
行けない様になっています。

スタッフの方が荷物持って案内してくれてるけど
なんかいちいち「ウホッ」って言いたくなる気持ち
分かってもらえますか。

ウホッ

お部屋入って、

右手のクローゼット

左手のバスルーム

もう私、ここだけで住める。

私史上最速でお風呂に入れました。
バスタブの自動のボタンを押したら
２分後に満タンになります。
お風呂入りたいな、と思って本当にすぐ入れる。

お部屋の方へ、

二人で泊まれるお部屋に一人で泊まったら
少し安くなるプランがあるホテルもあるけど
帝国ホテルはビタ一文負けてくれなかった……。
（高級ホテルはそうなのかしら）

でも、良いんですよ、何もしてない自分に謂れなき贅沢だから。

粗探しをして（しなくていいんだけど、意地悪だから）
一つだけ見つけました。
ミニバーの価格表に、前の宿泊客が付けたコーヒーっぽいしみ。
（”コロナ”の辺り）
強いて言えば粗はこのくらいで、大変に気持ち良く過ごせました。
強いて言わなくて良いのにね。ごめんね。

部屋着はLとM。リクエストで浴衣もあるそうです。

前から不思議に思っていた事で、この日みたいに
二人で泊まれる部屋に一人で泊まる事がたまにあって
アメニティは一人分だけ置いてある、という場合はまあ良いんです。
けど、二人で泊まる体のままアメニティが二人分置いてある時に
シェーバーが一つとか、ヘアバンドが一つ、という事がよくあるんですよ。
「二人で泊まる」で、なんで男女一人ずつ、って勝手に決まってるんだろう？
それに男二人で泊まったとしても、男二人が二人ともヘアバンド使う事だって
あるかもしれないじゃないですか？というのがずっと不思議だったのですが、

ちなみにこちらのホテルは全てのアメニティが二つずつ用意されていて
すごいと思った、という話でした。

窓側から、部屋を見た風景。

おそらく最初はテレビに合わせて
この家具を作ってピッタリハマるサイズだったのでは。
（今はちょっとはみ出してます）

私が予約した時はツインもダブルも同じお値段だったので
二人で泊まる方はツインが良さそうですね。
部屋もたぶんちょっと広いのでしょうね（調べてないけど）。

デスクに、

除菌用のウェットティッシュ。

ベッドの横の端末でカーテンの開閉も出来ます。

開けました。

眺望は、

日比谷公園

部屋の中あちこち見て、

一旦外出。

日生劇場側からのホテル外観

前から気になっていたお店へ。

謝謝ラーメン、がお店の名前なのかな。

本当はラーメンより炒め物の定食を
オススメしているお店の様です。
卓上にふりかけ。

今年二回めの冷し中華に小餃子。

セット（＋￥150）で餃子3個とライス付き。
単品で小餃子（3個）は￥200、
ライスいらないから小餃子を単品で付けました。
うーむ。いいけれども。

食事の付いてないプランなので
（高くて付けられなかった）
三越で食料を買い込んでお籠りに備えます。

部屋に戻って、バスルームの右下、

バスローブ。
いつも着ないけど、着倒しました。

極東の日本に七つの海を越えてやってきたお客様に
寛いで貰いたい、の意味が込められたロゴマークだそうです。

ホテル内で宴開催。

事前の調査が甘かったこちらの責任なんですが
おつまみっぽいお惣菜はホテル内のショップでも
充実してるらしく、せっかくなんで
そこで買っても良かったかなと思いました。
（でもRF1も大好きだよ！）

まだある。

スイーツも買ったけど食べきれず、明日に持ち越し。無念。

２日め、起きました。軽くお散歩など。外出。

新聞は朝刊だけでなく夕刊のお届けもあり。
特にリクエストしなければ読売の様です。

初日も二日めも、ここでお日柄の良い撮影を何組も見たけど
帝国ホテルで披露宴ができるって、
財力以上に人脈が違うんだなぁ、と改めて思ったり。

ここで写真を撮っていたらフロントの方が
「よろしければお撮りしましょうか」と声を掛けて下さいました。
撮らないけど、嬉しい。

鉄道の先頭車両前で写真撮ってると、明か差別されるのよ。
運転手さんや車掌さんが「お撮りしましょうか」と声掛けてくれる事が
仕事中だから無くて当たり前なので掛けてくれなくていいんだけど
「あ、こういう人には声掛けるんだ……」と思う事が本当よくある。
良いのよ、いいんだけどね。

早朝で無人のラウンジ

ホテル前の日比谷公園を徘徊。

日比谷公会堂

公園から見た帝国ホテル

ちなみに『Mr.リンカーン』という品種の赤いバラでした。

日生劇場側の駐車場入口

振り返って日生特製マンホール蓋

こんな早朝、宝塚劇場前におそらくファンだろうな
と思しき人が何人もいて、8時に解錠した扉から
清掃作業員と一緒にビルに入って行ったんだけど、
ボランティアで何か出来るシステムがあるんですかね。（調べない）

行きたかったパン屋さんが２軒
コロナの影響で営業時間変更、開いておらず。

こんな事でもなければ行かないであろう、Wendy'sへ。

朝から部屋でジャンク。
ジャンクフードて本当にこんな時の為にあるね。

香港風菠蘿包も。

その後、12時ギリギリまで滞在して
チェックアウトし、お昼ご飯。

いい感じのお店に入ったと思ったら
ゴリゴリのチェーン店だった。

宿泊者は、チェックアウト日の18時まで
駐車場を無料で利用できます。

事前精算機に表示された通常の１泊料金↑

最後に、ホテルで購入したもの。
ホテルのショップガルガンチュアで。

「宿泊者は5000円以上で15％引き」と書いてある割引券を
カードキーと共にチェックイン時に渡されて
「5000円も買わないな」と使わなかったんですが
帰宅後割引券の裏を見たら「5000円未満の場合は10％引き」と
書かれていてショックを受けました。
300円くらいだけどさ……。カプセルトイ1回出来るじゃん……。

ホテルオリジナルの手ぬぐいが何種類かあって
その中で帝国ホテルの銘品、ブルーベリーパイをデザインした
という紫の手ぬぐいを買いました。
「手ぬぐいを着る」という技を身につけたので
これも近々着てみたいと思います。

存じ上げなかったんですが帝国ホテルは
ブルーベリーパイが有名らしく、

そのブルーベリーパイ。

今まで私の中ではブルーベリーって好きでも嫌いでもないけど
甘いもの何種類か食べた時に酸味で味変する為には居てもいいよ、
くらいの位置付けだったんですが、ごめんごめんごめんよ！
今まで食べた全世界の全てのブルーベリー、ごめんて！
アンタ、こんなに美味しかったんだね、とひれ伏しました。ウマイヨー。

アップルパイも美味しかったよ！
という事で、おしまい。

この旅行記へのコメント （1）

• たらよろさん 2021/06/10 20:52:11

  高級ホテルとジャンク！！

  こんばんは、Middx.さん
  
  帝国ホテルは、簡単に高級ホテルで、片付けてしまえない、、、
  そんなまた別格の高級ホテルですよねー。
  もちろん、もうかなりの年月が経っているので、
  昭和のバブリーをあちこちで感じる雰囲気ですが…（笑）
  
  Middx.さんの、どこの国のピアノの発表会のお写真♪
  見てみたかったなぁ～。
  
  そして、相反するジャンクも、結局こういうのが美味しいんだよ。
  
  たらよろ