2021/05/02 - 2021/05/02
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あおしさん
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JR備中高梁駅からバスで1時間ほど山奥弐向かったところに吹屋という町があります。
ベンガラで赤く染まった古い街並みが今も残っています。
ベンガラとは聞きなれない言葉ですが、昔陶器や漆器が朱色に染める時に使われた染料のようなもので、普段からよく見ています。
そのベンガラの産出でかつてこの街は栄えました。
紀行作家・故宮脇俊三さんのローカルバスの紀行文に習って、今回はバスで向かいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
岡山駅前のカプセルホテルに宿泊して、朝9時18分発の伯備線の電車でスタート。
今日は天気予報では晴れのはずですが、雲も多くどうもはっきりしない天気です。駅前で便利、安くて快適です by あおしさんホテルアベストグランデ岡山 宿・ホテル
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伯備線は倉敷から山陰に向けて山の中を走ります。
車窓には高梁川。
あまり有名な川ではないですが、水量の多い美しい川です。
天気が良ければ緑の山と青の水のコントラストがより美しかったことでしょう。今では貴重な旧国鉄型特急「やくも」 by あおしさんJR伯備線 乗り物
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岡山駅から約1時間。
備中高梁駅へ到着。
高梁市は備中松山城の城下町として発展しました。
幕末には老中板倉勝静が「最後の将軍」徳川慶喜を支えました。
備中松山城は最近は雲海で有名ですが、今回は吹屋が目的なのでお城はスルー。備中高梁駅 駅
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まずは高梁市の観光案内所へ。
高梁市の観光案内所は備中高梁駅、図書館、蔦屋書店、スターバックス、バスターミナルなどとの複合施設でとても便利、快適なところです。
ここでMAPなどをもらいます。JR高梁駅と一体となった図書館の中にあります by あおしさん高梁市観光案内所 名所・史跡
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バスターミナルからは吹屋行の路線バス。
時期によってはレトロなボンネットバスを運行しているようですが、今日は普通のバス。
高梁駅と吹屋の間は1日4本しかなく、観光客が使えるバスはこの10時50分のバスで出発し、吹屋発15時50分発の高梁駅行のバスの1往復しかありません -
バスはかなり細い山道を進んでいきます。
吹屋は今では陸の孤島のような感じです。 -
高梁駅から約1時間で、バスは吹屋の郷土館の前に到着。
ベンガラを使った「赤い街並み」です。
天気が良ければもっと鮮やかな赤だっただろうに。ベンガラで赤く染まった古風な街並みです by あおしさん吹屋ふるさと村 名所・史跡
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吹屋の郵便局です。
ベンガラで赤く染まった古い建物です。
故宮脇さんは「古い街並みと言っても、実際には新しい家もあったりしてがっかりすることが多いが、この街は本当に古い建物しかない」と記していますが、確かに古い建物だけのホンモノの古い街並みです。 -
今日は移動日でもあるのでリュックを担いでいますが、この町にはコインロッカーがありません。
観光案内所の人は不在。
仕方がないので、この郷土館でお願いしたら快く預かってくれました。
帰りのバス停も郷土館の前なので1本しかないバスの発車時刻15時50分までにもどってきてくださいね、と言われました。
共通券を購入してまずはこの郷土館から。 -
吹屋はベンガラの生産、販売で栄えた町ですが、その元締めだったのが片山家。
この郷土館はその片山家の分家が一般開放されています。 -
この格子戸から見た街並みがとても印象的です。
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郷土館の前に片山家本家があります。
白い大きな蔵が印象的です。ベンガラで栄えた吹屋の元締めの商家です by あおしさん旧片山家住宅 美術館・博物館
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片山家はこの町で一番の名士で江戸時代から栄え、明治時代以降は何度か村長にもなっていたようです。
立派な屋敷です。 -
屋敷の裏手には鉱山から産出したベンガルを諸国に輸送するための工場があります。
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人形が置いてありました。
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片山家の最盛期は明治時代から昭和時代。
そのころを描いた絵もありました。 -
片山家の当主は学問にも熱心だったようで、多くの蔵書が展示されていました。
福沢諭吉の「学問のすすめ」もありました。
こんな山奥でも明治の初めの福沢諭吉の本を手に入れているとは、確かに学問に熱心だったよううです。 -
片山家から少し離れたところにある吹屋の役場。
吹屋町は平成の大合併で高梁市と一緒になりましたが、つい最近までこの建物が吹屋町役場として使われていました。
観光案内所に再度行ってみたところ係りの人が戻っていたので、ここで電動レンタサイクルを借りました。 -
まずは町から少し離れた場所にあるベンガラ館へ。
かつてのベンガラ工場を復元したものです。
館内にはベンガラの製造過程などの説明展示がされていました。ベンガラについて学べます by あおしさんベンガラ館 美術館・博物館
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吹屋の町から4キロほど離れたところにある広兼邸。
このあたり一帯の庄屋だった人のお屋敷です。
見事な石垣で、小大名の陣屋よりも立派なお城のようです。吹屋から電動レンタサイクルで行きました by あおしさん広兼邸 名所・史跡
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この家は金田一耕輔の「八つ墓村」のロケにも使われました。
「八つ墓村」は金田一の名作の1つでたびたび映像化されていますが、「たたりじゃあ~」が流行語になった1977年の映画(金田一は渥美清さん)だけではなく、1996年の映画(豊川悦司さん)や2004年のドラマ(稲垣吾郎さん)など複数回利用され、また「釣りバカ日誌 18」(ゲスト 壇れいさん)にもここでロケをしたとか。 -
広兼邸から吹屋へ戻る帰り道に寄った吉岡銅山 笹畝坑道。
江戸時代からの6大銅山の1つです。
ここで銅の産出と銅から作られたベンガラの製造販売で吹屋はとても栄えたのです。
内部は鍾乳洞のようです。吹屋の街並みから電動レンタサイクルで行きました by あおしさん吹屋銅山笹畝坑道 美術館・博物館
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吹屋へ戻ると天気がよくなってきました。
天気がいいとベンガラの朱色も鮮やかになってきました。
この建物は江戸時代末期の建物で、ベンガラの窯元の1つだった家です。 -
江戸時代は旅籠だった「赤木家」。
昭和40年まで旅館として営業していたとのことです。
今は食堂です。 -
ベンガラで染まった朱色の格子が素晴らしい。
江戸時代の時代劇に出てくる女郎屋の建物のようです。 -
江戸時代から現在も営業しているお酒屋さん。
現当主のお嬢さん(?)が店前でギターを弾いていました。 -
明治時代からつい最近まで使われていた吹屋小学校。
立派な校舎はかつての吹屋がいかに栄えていたかを偲ばせます。工事中で中には入れませんでした by あおしさん旧吹屋小学校 名所・史跡
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吹屋発15時50分のバスで高梁に戻ります。
このバスに乗り遅れると、高梁に帰れない・・・ -
途中、備中川面駅前にバスが寄ったので、ここでJR伯備線に乗り換えます。
高梁駅での乗換に比べて1本予定より早い電車に乗れました。備中川面駅 駅
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備中川面駅の隣の方谷駅で降ります。
方谷駅はかつて山田方谷という人がここで塾を開いていた場所に駅があることから駅名が名づけられました。
昭和の初めの開業時からの駅舎が残っており、有形文化財に指定されています。方谷駅 駅
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駅名票も昭和初めのもの
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きっぷ売り場、手荷物預かり場所、改札口、待合室も昭和初めのまま。
今ではすっかりこのような駅は少なくなりました。 -
山田方谷は備中松山藩の家老として藩の立て直しをした人です。
越後長岡藩の河井継之助が弟子になったり、多くの人材も育てました。
現在は記念碑のみが残されていました -
方谷駅からは新見駅へ普通電車で向かい、新見駅からは今は希少価値になった旧国鉄電車を使っている特急「やくも」に乗り換え。
今日は米子泊です。新見駅 駅
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