イタリア＆スイス一人旅 vol.9 ～チューリッヒ街歩き～

2011/09/17 - 2011/09/27

2011年の9月中旬に9泊11日間でイタリアとスイスに行ったときの旅行記です。
イタリア＆スイス一人旅はイタリアに7泊、スイスに2泊。イタリアはローマに3泊、フィレンツェに3泊しました。それからスイス入る前にミラノに1泊だけしました。スイスのお目当ての所は、ラショードフォンというフランス国境に近い山間にある時計産業の聖地と呼ばれている街。時計好きには楽しみな所です。。
旅のコースはフランスのシャルルドゴール空港経由でローマ入り。ローマ、フィレンツェ、ミラノの移動はイタリア自慢のユーロスターイタリアの高速列車。フィレンツェでは近郊の街へショートトリップで出かけてみます。ミラノからは高速列車に乗ってスイスに入り、一気にフランスとの国境近くのラショードフォンまで移動します。帰りはチューリッヒの街歩きを楽しんだ後、ロンドンヒースロー空港経由で日本に戻ってくるという旅程。
いつも通りのきままな一人旅。カメラ片手に街歩き、そしてワイングラスを傾けながらの酒とバラの日々（？）を楽しんできました。
撮影:ASAHI PENTAX KM, PENTAX-M 28mm F2.8, M 35mm F2.8, M 50mm F2, Kodak EB-3
RICOH GR1, Kodak 400TX
EXIMUS Wide&Slim, Ferrania Solaris 400

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅は10日目最終日。。
イタリア＆スイス一人旅の最後はチューリッヒの街きです。
スイス第一の経済、商業、文化、そして金融の中心地として発展しているチューリッヒ。チューリッヒの街は細長い三日月型の４０キロの長さのあるチューリッヒ湖の北端にあります。チューリッヒでは時計店やアンティークの時計ショップを見てまわるのも楽しみのひとつ。街の郊外にあるチューリッヒ国際空港に向かうのは午後からです。それまではチューリヒ湖から流れるリマット川沿に広がるチューリヒの街を足の赴くままに歩いてみたいと思います。
写真は。。ホテルの部屋の窓からの景色。ひんやりとした風が窓から入ってきます。

これが泊まったホテル。

ホテルのすぐ前にある教会。スイスの特徴的な聖堂の屋根が空にのびているー。

リマット川沿いの歩道を歩きます。
川のこちら側が旧市街。向こう側が目抜き通り（バーンホフ通り）です。遠くに見える教会は手前が聖ペーター教会、その奥が聖母教会。聖母教会にはジャガールが描いたステンドグラスがあるとか。

なんだか視線が気になるなと思ったらトラムが発する視線でした。
チューリッヒの街にはトラムが走っておりそれも1分間隔ぐらいで次々とやってきます。素晴らしいねー。

グロスミュンスターの大聖堂。
チューリヒのランドマークのひとつで２本の塔が印象的。スイスドイツ語圏の宗教改革の中心地となった歴史的な場所でジャコメッティ作のステンドグラスを見ることができる。

リマット川に架かる橋からチューリヒ湖の方面の景色。
バーンホフ通り側を見ています。手前の立派な建物は市庁舎。

橋を渡って。。こちらが旧市街地側の眺め。

バーンホフ通りにやってきました。広い道は車が走ると道というよりトラムと歩行者用という感じ。通りには大きな時計店が軒を連ねてます。

時計屋のショーウインドウ。
スケルトン仕様の置時計。こうゆうのいいなぁ～。

ンティークの時計ショップを探して路地にも入ってみます。

独り言。。。やっぱりフィルムの写真はいいなぁ～。奥行き感がある感じ。

バーンホフ通りに戻ってきました。スイス老舗の時計店ブッヘラーです。
ラショードフォンで買った時計に合う革ベルトがあるか入ってみましたが、合いそうなのはありませんでした。

バーンホフ通りに建つ歴史のありそうな重厚な建物。

綺麗に飾り付けされたショーウインドウ。隣ではおじさんが掃除中。

こちらのショーウィンドウは飾り付けの真っ最中。

バーンホフ通りをずーと進んでチューリッヒ駅までやってきました。駅の入り口は凱旋門になっている。

バーンホフ通りを引き返して今度はチューリッヒ湖まで歩いてみます。
シックな雰囲気のビルの窓。。

バーンホフ通と交差する道路。。街を走る車は高級車がよく目に付きます。

こちらはイタリアじゃ見かけなかった気がするマセラッティ。

変わった自転車に乗るお嬢さん。絵画を運ぶ自転車なのかな。。

街を流れるリマット川の景色。
グロスミュンスターの大聖堂が左奥に見えます。

街で見かけたバイク。知性を感じるカスタムがされていていい感じ。

こちらも。。。

スイス国旗とチューリッヒ州の旗がはためく通りの景色。

しばらく歩いたらチューリッヒ湖にやってきました。
湖面に輝く朝の光が綺麗～。

遊覧船の発着をのんびりと眺めます。静かな風景です。

チューリッヒ湖に架かる橋から眺める街の眺め。。

橋を渡って旧市街地に戻ってきました。
左のアンティークの時計屋さんのショーウインドウにはたくさんの時計が並んでいます。しかし時計は昨日買ったばっかりなので眺めただけ。

とても可愛らしいギザギサ頭の建物。

レストランではお昼の準備中。
お昼も近づいてきたので街歩きを終えてホテルに戻って帰国の準備をします。

ローマからフィレンツェとその近郊の街を回り、そしてミラノを経由してスイスまでやってきました。イタリアの太陽の陽射しが溢れる石造りの古い街の街歩きを振り返ると懐かしい思いがこみ上げてきます。そして、イタリアの訪れていない街はベネチア、ナポリ、シチリアなど．．．まだまだたくさんあります。いつかまた必ずイタリアを訪れて街を歩いてみたいと思います。そんな思いを抱きながら成田への帰路につきます。
写真は。。ホテルで荷物を受け取ってチューリッヒ中央駅に向かっている時に見つけたケーブルカー。チューリッヒの街もまだまだ知らないところばかり。また今度ゆっくりと訪れてみたいなー。

チューリッヒ中央駅です。
これからチューリッヒ空港駅に向かいます。空港には10分程度ですぐに到着です。

列車が動き出しました。旅を無事に終えた安堵感とともに少し寂しい気持ちで旅の最後の地を離れます。

チューリッヒ空港駅に到着。。
空港のカウンターに向かう前にスーパー「ミグロス」で最後の買い物です。

地下鉄のようなトランスポーターで移動して出発ゲートに来ました。

成田へはロンドンヒースロー空港経由で帰ります。ロンドンまで1時間45分。ロンドンから成田まで11時間45分の長旅です。

初めて乗るブリティッシュエアウェイズ。

定刻より30分遅れの16時。いよいよ出発です。。

チューリッヒ空港を離陸すると眼下広がるのはスイスの森。

フランス北部の上空です。大地にはどこまでも続く感じの畑が広がる。

ドーバー海峡を飛び越えてイギリスの上空にさしかかりました。

ロンドン上空を通過してもうすぐ着陸です。
テムズ川をはさんでウェストミンスター寺院とウォータールー駅が画面の中央あたりになります。広大なハイドパークもよく見えましたー。

ロンドンヒースロー空港に着陸。空港はオールブリティッシュエアーの状態。

とんでもなく広いヒースロー空港はバスに乗ってゲートを移動します。3時間の乗り換え時間があるので空港でゆっくりと過ごします。

空は怪しい雲行きだけど成田までの日航機を見つけるとなんとなく安心した気分になるー。

ヒースロー空港7時45分。帰りの飛行機のシートに身体を休めて旅の余韻に浸ります。

飛行機は日本海から日本列島上空にさしかかるところ。もう少しで成田に到着です。

成田到着14時40分。

イタリア＆スイスの旅の終りです。
イタリア＆スイス一人旅の旅日記に最後まで付き合っていただいてありがとうございました。

後日、世界時計博物館編、トイカメラ編、モノクロ編もアップします。

この旅行記へのコメント （2）

• TOKOMASさん 2021/05/07 17:57:29

  スイス旅行

  始めまして!
  Tokomas と申します。
  スイス、チューリッヒには1988年に仕事で行き、僅か１泊２日の旅行でした。
  懐かしさから投稿しました。
  仕事パートナーにスイス料理は何がいいですかと尋ねました。
  パートナーはチーズフォンデュの専門店でしかも創業200年の店に連れて行かれました。
  もともとチーズはあまり好きでは無かったのですが、出て来る料理はパンとチーズのみで、お変わりをすれども同じ料理のみでした。最後のデザートは小さなイチゴのみでした。
  しかも、店内はレンガ作りでチーズの匂いが染み込んでました。
  これでチーズがすっかり嫌いになりました。でも今では懐かし思い出です。
  これからも宜しくお願いします。

  cg3338さん からの返信 2021/05/10 11:29:34

  RE: スイス旅行

  Tokomasさま
  コメントありがとうございます。
  スイス料理で食べたのはジヤガイモと牛肉の記憶しかありません。
  美味しいのは美味しかったですがワンパターンでしたね。
  チーズはそこそこ好きな私でも、チーズフォンデュは食べようかなと思ったけど止めました。
  なので今もチーズは結構好きです。(^-^;
  もう少し昔の旅行記アップするのがあります。
  こちらこそ、これからもよろしくお願いします。