2011/09/17 - 2011/09/27
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cg3338さん
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2011年の9月中旬に9泊11日間でイタリアとスイスに行ったときの旅行記です。
イタリア&スイス一人旅はイタリアに7泊、スイスに2泊。イタリアはローマに3泊、フィレンツェに3泊しました。それからスイス入る前にミラノに1泊だけしました。スイスのお目当ての所は、ラショードフォンというフランス国境に近い山間にある時計産業の聖地と呼ばれている街。時計好きには楽しみな所です。。
旅のコースはフランスのシャルルドゴール空港経由でローマ入り。ローマ、フィレンツェ、ミラノの移動はイタリア自慢のユーロスターイタリアの高速列車。フィレンツェでは近郊の街へショートトリップで出かけてみます。ミラノからは高速列車に乗ってスイスに入り、一気にフランスとの国境近くのラショードフォンまで移動します。帰りはチューリッヒの街歩きを楽しんだ後、ロンドンヒースロー空港経由で日本に戻ってくるという旅程。
いつも通りのきままな一人旅。カメラ片手に街歩き、そしてワイングラスを傾けながらの酒とバラの日々(?)を楽しんできました。
撮影:ASAHI PENTAX KM, PENTAX-M 28mm F2.8, M 35mm F2.8, M 50mm F2, Kodak EB-3
RICOH GR1, Kodak 400TX
EXIMUS Wide&Slim, Ferrania Solaris 400
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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朝の陽射しがホテルの部屋に差し込んでいます。
旅も9日目になりました。午前はお目当ての国際時計博物館へ。。国際時計博物館は世界の時計好きにとっては時計の聖地にある本山みたいなところ。16世紀の懐中時計から現代のクォーツの時計まで約4000点のコレクションが収蔵されています。午前中は博物館で展示の時計をじっくり観察です。。
午後はラショードフォンの街巡りの続きをしま~す。 -
ホテルを出て歩いて5分くらいのところにある国際時計博物館に向かいます。
朝の静かな街をハーレーが駆け抜けて行きます。この街に来てなぜかハーレー遭遇率が高いみたい。 -
国際時計博物館の案内板を見つけました。もうすぐ到着です。
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緑とコンクリートに囲まれた博物館の入り口。
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博物館の受付と売店。。
売店では時計関係の書籍や記念のお土産品なんかが売ってあります。 -
これは入り口にある各時計メーカーのディスプレー。
バセロン、オーディマピゲ、ゼニス、エベルなどなど。。いろんな時計メーカーの時計が綺麗に展示されている。素晴らしい~。 -
展示室の入り口にある巨大な時計。それともこれは工作機械か。
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展示室の内部です。フラッシュ禁止ですが撮影は自由。ため息が出るような時計がたくさん展示されている~。
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こちらでは時計の歴史を展示してあります。
火薬が燃える時間で時を計った火時計から、気圧や温度も測れる最新型のクォーツ時計まで時計の歴史とともに並べて展示されている。 -
ここが修復室。展示品は常に整備されているため、全てが今も使える状態で保存されているそう。
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フラッシュが使えないのであとはスマートフォンで撮りました。
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展示品の写真はたくさんあるので、別の回でまとめてアップしようかな~。
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博物館の展示室から出てきました。博物館の裏にあるカリヨンを見に行きます。
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カリヨン時計です。15分おきに色と光の演出と音響効果で時を知らせてくれます。
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2時間半で博物館を後にします。もっとゆっくり見たかった~。
いったんホテルに戻って、午後はラショードフォンの街巡りです。 -
今回はいつもの街歩きでなくホテルで電動自転車を借りて街巡りです。
生まれて初めて乗る電動自転車でジュラ山脈の南麓にある時計産業の街ラショードフォンを縦横に見て回ります。
ラショードフォンの街巡りの一番のお目当ては建築家ル・コルビジェが設計、建築した建物巡り。ガイドブックによると。。彼は時計の文字盤職人の父とピアノ教師の母の次男として生まれ、家業を継ぐために時計職人を養成する地元の装飾美術学校に学んだ。専門的な建築の専門的教育は受けてないが、美術学校在学中の1907年に美術学校の校長に才能を見出され、他の建築家とともに住宅の設計に携わった。 -
この建物がル・コルビュジェが学んだ美術学校。
建物の中には彼のラショードフォン時代のスケッチ、手紙類、遺品等も所蔵されている。 -
ラショードフォンで最初の自動車ディーラーの建物。この建物はレオンボワロという建築家の作品。
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これはル・コルビジェの生家。
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このプレートのみが生家の証明とのこと。
今は道路に面した1階は「MIKADO」という名の日本レストランになっている。 -
特徴的なドームのある建物はユダヤ教会「シナゴーグ」。
ネオビザンチン形式のスイスで代表的なユダヤ教会のひとつ。。 -
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ラショードフォン街並みは完全な碁盤目状態。
街のメインストリートと平行した東西の道路には坂はないが、直交する南北の道はメインストリートへ向かって下り坂になっています。写真はシナゴーグの裏手の東西に伸びる道路。。 -
南北に伸びた坂道を登ります。電動自転車だからスイスイと登って行く~。
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高級時計メーカーエベルの本社を見つけたー。
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お城と呼ばれるレオンボワロによる住宅。。
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ステンドグラスを用いた窓が優雅。
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その裏にある住宅。誰による建築か分からないけどとっても素敵な住宅。ラショードフォンにはこうゆう建物がたくさん建ち並んでいます。
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有名なシュウォブ邸です。自転車で玄関先に乗り付けてしまいましたー。
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ガイドブックによると。。依頼者のシュウォブは地元の富裕な時計製造業者。どことなくビザンティン建築などを思わせることから地元ではヴィラ・トゥルク「トルコ人の家」と呼ばれる建物。建設費が見積もりの2倍に達したことで訴訟になり、ル・コルビジェが故郷を離れた一因になったとも言われている。
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街の傾斜に併せて建つ建物は太陽の光が長い時間当たるよう一直線に並んでいます。時計作りのために明るい部屋を確保するための工夫なのです。
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整然とした街並み、優雅で美しい建物の自転車巡りはまだまだ続きま~す。
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メインストリートから随分と坂を上がってきました。これは農家の家。もともと1536年に建てられたが後年修復されて綺麗になっている。
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ここは動物園の入り口。ガイドブックを見たら入場料無料だったので入ってみます。
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動物園にはライオンのような猛獣はいません。のどかで平和な市民の憩いの場という感じです。大きなクマはいましたけどね。
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途中年代物のホンダのバイクを見つけました。40年程前のバイクだけどとても綺麗~。
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これは「小さなお城」と呼ばれている建物。1794年に建てられた。
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電動自転車だと坂道もスイスイ登るので、調子に乗って街を見下ろせる高台までやってきました。
日本の電動自転車とちがってパワーが全然違うみたい。。 -
高台は牧草地になっていて静かでのんびりとした景色が広がっています。
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ラショードフォンの街を見下ろします。遠くまで走りすぎてしまって街が小さくしか見えません。
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フランスとの国境近くの山の上の牧場です。牛が幸せそうに牧草を食んでいるー。
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登りも下りもスイスイ走る電気自転車は気分爽快。
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街に戻ってきました。この街で最も大きな教会の尖塔が見えます。
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6階建ての建物。屋根裏部屋でいいから住んでみたいな。。
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すぐ近くにもうひとつ教会がありました。
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仲良く天に向かって延びている教会の尖塔。
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ここは「プチパリ」というレストラン。外壁の赤い柱がお洒落。
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メインストリートの近くの水汲み場にやってきました。6つの手動のポンプがついていて今でもちゃんと水を汲むことができました。
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モニュメントが建つ交差点。左奥にある「グランドテンプル」と呼ばれる塔に行って見ます。
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途中蔦に覆われた家を発見。。
綺麗に色付き始めていて季節を先取りしているみたい。 -
「グランドテンプル」です。1757年に建てられたが1794年の火事で壊れた。1919年に再度火事にあったときはこの塔は大丈夫だった。ドーム型の屋根が可愛いです。
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今度はメインストリートの反対側にまわって坂を登っています。街のこちら側は新しい建物が多い住宅街になっているみたい。この建物は18世紀に建てられたチャペル。
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ラショードフォンの街並みを南側から見ています。真ん中奥に「グランドテンプル」が見えています。
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駅の南側の高台にやってきました。たまにしか列車が通らない静かな駅です。奥はベルンやチューリッヒ方面、手前はジュネーブ方面につながっている。
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メインストリートに戻ってきました。
電気の力を借りて暴走自転車と化しています。カメラ覗きながら暴走していたらあやうく車にぶつかるところでした~。 -
メインストリートを走り続けると突き当たりにロータリーと噴水があります。
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大噴水の女神像がメインストリートとその両側に広がる街並みを静かに見下ろしている。。 ロータリーをゆっくりと回ったらラショードフォンの街巡りも終りです。
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日が傾き始めた街を駅に向かいます。
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18時過ぎの列車でラショードフォンの街を離れてチューリッヒに向かいます。
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列車はジュラ山脈の麓の渓谷地帯を東に向かって進みます。瑞々しい緑が綺麗な車窓だー。
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外はだんだんと暗くなって行きます。
昨日一目で気に入った時計をあの時計屋さんでゲットしました。。時計屋さんにもう一度立ち寄ったら、なんとそこで日本語で声を掛けられました。声を掛けたのは群馬県出身でスイス在住の時計師Sさん。時計屋のおじさんと仲良しでちょうど遊びに来ていたところでした。時計師Sさんの流暢なフランス語の通訳付きで、3人で時計談義を楽しみました。時計は1950年代のデッドストックのもの。旅のいい思い出の品となりました~。 -
途中ビール/ビエンヌ駅でチューリッヒ行きの列車に乗り換えます。
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夜の8時半に無事チューリッヒ駅に到着。。
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さてホテルに向かいます。
チューリッヒはスイス最大の都市。湖に写る街の明かりがとても綺麗。(スマホ写真) -
今日の晩ご飯です。昨日みたいに失敗したくなかったのでイタリア料理にしました。
旅の最終日の明日はチューリッヒの街歩きを楽しみます。 おやすみなさい~。
イタリア&スイス一人旅 vol.9 ~チューリッヒ街歩き~ に続きます。
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