Ｇｏ ｔｏ！ ３回目_大人の休日倶楽部で行く、みちのく二人旅_みなと

2020/12/04 - 2020/12/07

Ｇｏ ｔｏの恩恵を受けての旅行３回目。
折角ならば、更にお特にということで、「大人の休日倶楽部」も利用。

そして、今回は学生時代の友達と一緒。
名前はミキティって事にしておく。

ミキティとは、若い頃、一番一緒に旅行した友達だ。
でも、私がプラプラしている間に、
結婚して、
子育てに奮闘して、
と、生活の主体が変わってしまった為、チャンスが無くなって、
２３歳のフロリダ縦断ドライブ旅行が最後となっていた。

あら、やだ３０年前ぶりの旅行なんだわね。

出来るだけミキティの希望にそう旅行をプランしつつ・・・・、
『日本製』スタンプラリーをブチ込むのは忘れないよ。

ミキティにとっては、私に引っ張り回された過去の旅行の反芻するちょっとシンドい３泊４日となってしまったかな？

●Ｇｏ ｔｏ！ ３回目_大人の休日倶楽部で行く、みちのく二人旅_大好き青森のブルターニュみ
https://4travel.jp/travelogue/11678151

●ロケ地巡礼_ＣＭ：ＪＲ東日本　Ｍｙ Ｆｉｒｓｔ ＡＯＭＯＲＩ
https://4travel.jp/travelogue/11682352

●祭りを支えるねぶた師の技＠青森県_４７のメイド・イン・ジャパン
https://4travel.jp/travelogue/11683040

●Ｇｏ ｔｏ！ ３回目_大人の休日倶楽部で行く、みちのく二人旅_賢治先生となめとこ山の温泉宿
https://4travel.jp/travelogue/11683355

●Ｇｏ ｔｏ！ ３回目_大人の休日倶楽部で行く、みちのく二人旅_花（世界遺産）より団子
https://4travel.jp/travelogue/11690147

●カネダイに見る地元産業の誇り＠宮城県_４７のメイド・イン・ジャパン
https://4travel.jp/travelogue/11690288

からの続きの旅行記です

エリア 陸前高田・住田(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

２０２１年GW５連休、三度目の「緊急事態制限」中。
百合子さんからのお願いの通り、お籠りしてます。
インド型が本格的に流行ったら、これから多湿となる日本でも勢いが収まることはないだろうし・・・、ワクチン接種はいつの事になるやら・・・なので、今回はおとなしくしておくことにした。
することないので（家の片づけしたくないので）、溜まっていた日記を作成しまくっております。

０７：３０からで朝食をお願いしていたので、それまでに戻って来た。
食事が美味しいと評判のこの宿、昨日の夕食も美味しかったし、「楽天トラベル・朝ごはんフェスティバル２０１９」宮城県第２位を受賞しているので期待なのよ。

網元の宿 磯村 宿・ホテル

少量づつ綺麗に盛り付けられていて食べやすかった。
（他に焼き魚とサラダがあったかもしれないけれど・・・思い出せない。画像がないとダメだな。）
ご飯の一人分づつ固形燃料で目の前で炊きあがって、美味しかった。
でも、小鉢の料理が酒に合いそうなものばかりで朝ごはんにしては、塩辛かったな・・・。
ちょっと残念。

でも、このお宿、総じて高評価。
まず、スタッフの押しつけがましくない接客が良い。
一ノ関で購入した日本酒と他のお土産を宅配したいと言ったら、すぐに段ボールを出して対応してくれた（着払いのみ）。
「サービスしていますよ！」なアピールテンションでもなくさらりと。

また、女将が普通っぽいというか、良い意味で不思議ちゃんなところが良かった。
朝ごはんの時は他のスタッフ同様に割烹着と頭に布巾を巻いて、誰だかわかんなかったしｗ
ぐぃぐぃくるタイプではないのだけれど、おしゃべりにも応じてくれるしね。

館内の華美でも洗礼しすぎている感じでもないインテリアは女将の趣味かな？
お茶請けは仙台の「Gotto」で女将のセレクトらしい。

ただ、周辺には観光要素は全くない。
御覧の通り、建物の前は復興中だし。

車でこの辺りを探索する場合はお勧め。
気仙沼湾横断橋が開通したし。

本日も気仙沼の駅まで送っていただいた。
ここから、BRTに乗って岩手県の「東日本大震災津波伝承館」に行く。

気仙沼駅 駅

今回の旅行で調べて初めて知った。
BRTってバスなのね。
三陸鉄道が全線開通したって聞いたから、線路が新設されたのかと思っていた。

鉄道敷の専用道路を走行するって。
確かに、それらしいトンネルはいくつか通った。
でも、最初のうちだけであとは国道を走っていたぞ。ちゃんと信号も止まるしな。
なんか、思っていたのと違った・・・。
でも、鉄道よりも本数を増やして運行しているって事だから、地元の方にはこちらの方が利便性が高くて良いのかもな。

BRT大船渡線 (バス高速輸送システム) 乗り物

兎に角、色んなところで工事中。
震災から約１０年経ったけれど、復興はまだまだ半ばなのだろう。

広田湾が見えた。
岩手県に戻って来たぞ。

そして、あの「奇跡の一本松」。

「奇跡の一本松」駅（？）。

Newsでよく見た風景。

まず、「TSUNAMI　メモリアル」を見学。

東日本大震災津波伝承館 名所・史跡

ここは自分のペースで見学したいので、ミキティと別々に行動。

映像を観れるシアターが２ヶ所あり、久しぶりに津波の映像をみた。
・・・・涙。

確かにぐにゃぐにゃに曲がった鉄製品で津波の威力はある程度は想像は出来るかもしれないが、でも、そんなレベルのものではないんだろうと、
映像を観ると思う。

波と言うよりも、黒い山が飲み込んでいく様だったよね。

≪ゾーン３≫ 教訓を学ぶ
の展示が、見応えあった。

「逃げる、助ける、支えるなど、東日本大震災津波の時の人々の行動をひもとくことで、命を守るための教訓を共有します。」

時系列に展示にあわせて、その当時の自分のことを思い出していた。

海に向かいます。

高田松原津波復興祈念公園 公園・植物園

海が見れない、階段を登れない方の為なのだろうか、
公園の途中にも献花台がある。

ここからは高い堤防であちら側は見えない。

堤防にあがると、広田湾が広がっていた。

当日もこんなどんよりとした天気だったな。

イヤホンでスピッツの「みなと」をかける。
草野マサムネ氏は基本歌詞の解釈を説明せず、利き手に委ねている。
だから、この曲が３.１１の被災地の歌とは言い切れないのだが、
私には震災で大切な人を失った男性の歌にしか聞こえない。

手を合わせる。
この優しい歌が届きますように。

堤防の向こう側には、津波によって流されてしまった高田松原を復活させるための植樹が進んでいる様だった。

高田松原を守る会
https://takatamatsubara-mamorukai.jp/

のHPによるとこの苗が松林になるまで５０年はかかるらしい。
私は見えないだろうな・・・。

高田松原 自然・景勝地

とっても広い公園。

でも、公園を作るために整備された場所ではない。
何もかもが無くなってしまったのだ。

あまり興味はないけれど「奇跡の一本松」を見に行く。

保存に対して色々な意見はあるけれど、震災にあわれた方の希望になっているのなら、それで良いのでは？

この建物が盾となって、あの松だけが流されなかったかもしれないらしい。

雨が降ってきた。

どこぞの高校生の修学旅行と一緒になって、ガヤガヤしながら見学。
彼らにとっては、過去の事になっているのだろう。（震災当時は小学１，２年生頃かな？）
まぁ、それが高校生として至極普通だ。

奇跡の一本松 名所・史跡

奇跡の一本松

気仙沼に戻るBRTは、１１：１７発で３０分ぐらい余裕があるんので、隣接している「道の駅高田松原」で買い物。

道の駅 高田松原 道の駅

「奇跡の一本松」グッズがいっぱいあった。

それから、「生花あります。」って張り紙があった。
献花用の花が買えるのだと思う。
先に知っていたら、供えたのに。

広田湾はおいしそうな物がいっぱい取れるんだね。

豊かな森林からの恵みが海に注ぎ、栄養豊富なプランクトンやミネラルが豊富な上、リアス式海岸で波が穏やかであり、ホタテ貝養殖漁業に適した海域なんだって。

でも、生ものは買えないよぅ。

こんなお土産購入。
地域共通クーポンを使い切って、本日も一安心。

トイレの蓋に貼ってあったアマビエ様。

この時は、「おさまっていたら良いな・・・」と思ったけれど、
２か月半後となった今となっては・・・・・・・・・・。

手放しに開催を賛成している人は私の周りにはいないけどな。

雨が止んだので表でBRTを待っていると、
ミキティが「虹！」

本日、二度目の虹。

雨上がり、太陽が顔を出せば虹っていつも見れるのかも。
ただ、私たちが空を見る時間がないだけで。

いつまでも消えない、美しい虹だった。

虹のアーチをくぐりぬけて、待っていたBRTが入ってきた。

わんこきょうだい　ラッピングのバス。

鹿折唐桑駅から気仙沼駅までが鉄道敷の専用道路。

鹿折唐桑駅 駅

トンネルの先もトンネル。

２０年くらい前、仙台から釜石まで三陸沿いを電車で行ったことあった。
「こんなに海の近くを走るんだ。」って驚いたな。
もう、その線路はないんだよね。

気仙沼駅のBRTホーム（？）。

気仙沼駅 駅

入ってきたBRT気仙沼線は、「むすび丸」のラッピング。

乗り換え時間が約４０分あるけれど、駅の周りは無いもないから、ぼーっと過ごす。

駅前のオブジェ。

カツオ以外にマグロとカジキも水揚げ量日本一級なんだね。
（多分今は日本一ではない）

駅前に観光案内所があったので入ってみた。
震災時の写真とポケモン。

気仙沼駅前観光案内所 名所・史跡

そして、このフライヤー。

次の朝ドラの舞台は気仙沼らしい
「おかえりモネ」だって。
清原果耶ちゃん、可愛いよね。

ヒットすると良いですね。

構内にあった駅のジオラマ、なかなか良い感じ。
ホームに「ホーヤぼうや」おるしｗ

大船渡線は、「POKÉMON with YOU トレイン」を走らせているから、至る所にピカちゃん。

大船渡線には「ドラゴンレール」って愛称がある。
大船渡線の曲がりくねった姿が竜に例えられたんだって。

今はピカちゃんに押されている感じだけどね。

おなかが空いたら気仙沼で駅弁を買って、大船渡線の中で食べようかと思ったけれど、
朝しっかり食べてきたので、大丈夫そう。

次は最後の訪問地、仙台。
一ノ関経由で行くよ。

昨日は真っ暗で見えなかった窓の外、他の駅もポケモン推し。
（窓が汚すぎて解り辛いけれど、ポケモンの形に刈り込まれた植木）

折壁駅 駅

千厩駅

千厩駅 駅

１３：４１到着。
１３：５０発のやまびこで仙台へ。

一ノ関駅 駅

謎のアニメのパネルを発見。
Particle Boys ？

調べてみたら、一ノ関が推進している「国際リニアコライダー」のPRの一環らしい。
リ、リニアコライダー？

「国際協力によって設計開発が推進されている将来加速器計画」
なんだって、さっぱりわかりません。
興味がある方はご確認を。

https://www.city.ichinoseki.iwate.jp/ilc/index.html