2021/03/25 - 2021/03/25
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kasakayu6149さん
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この旅行記のスケジュール
2021/03/25
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車での移動
稲城大橋
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車での移動
東名自動車道 東名川崎IC
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車での移動
紀勢自動車道 大宮大台IC
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クチスボダム
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この旅行記スケジュールを元に
春は出会いと別れの季節、つまりは社会人にとって人事異動の季節です。
この程私も長年勤めた埼玉県の部署を離れ都内に異動する事となりました。年度末で業務に追われて業務引継ぎもままならない中ではありますが、リフレッシュも必要なので土日を併せ何とか4日間の休暇を取得し旅に出ました。
目的は当然ながらダムカード収集&道の駅スタンプラリーです(笑)
ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回は51回目です(回数は訪問日数でカウント)
第50回終了時点で、18都府県の197施設を巡っています
※直近の第50回ダム巡りの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11685420
そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
道の駅スタンプラリーの進捗状況はこの旅開始前で
関東エリア(関東1都6県+山梨県+長野県北部)は全180駅をコンプリート
中部エリア(長野県南部+岐阜県+静岡県+愛知県+三重県)は全134駅中119駅訪問済。
近畿エリア(福井県+三重を除く近畿2府4県)は全149駅中24駅訪問済。
※直近の道の駅スタンプラリーの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11670085
今回は奇跡的に4連休が取れたので2つの目標を定めました
①昨年コロナ禍でダムカードの配布が中断中で道の駅しか巡れなかった
三重県のダムを可能な限り巡る
②中部道の駅スタンプラリーで未訪問の岐阜県西部と愛知県中央部を巡り
中部道の駅スタンプラリー全134駅をコンプリートする
初日は先ず三重県を南下しながらダム巡りを満喫しました。昨年三重県の道の駅を巡った際に紀伊半島山間部の道は国道であっても酷道であると言う事を実感してはいましたが今回の旅も再認識する旅となりました(汗)
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、前編・中編・後編に分けてお届けします。
前編は
ダムカード配布対象施設は
三瀬谷ダム(奥伊勢湖)
クチスボダム(クチスボ貯水池)
を巡ります
「三重県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 19
前編訪問数・・・ 2(10.5%)
累計訪問数・・・ 5(26.3%)
未訪問数・・・・ 14(73.7%)
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
様々な意見があるとは思いますが三密にならぬ様に我家なりに配慮したつもりです。ソーシャルディスタンスにも留意したので何卒御容赦くださいませ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
今日から楽しい4連休、上記概要の通り目標とするのは三重県のダムカード収集と岐阜県&愛知県の道の駅のコンプリート。
とは言え今回は訪問範囲が広いので取り溢す恐れもあります。そこで常套手段として先ずは今回の訪問エリアで最も遠い三重県最南端を訪問しダムを巡りながら北上するのが無難と考えました。
前半2日間で三重県のダムを巡り3日目に岐阜県の道の駅、最終日に愛知県の道の駅を巡る算段としました。
出発前の愛車のODメーターの値は179,085km
今回の旅でどこまで伸びるのでしょうか?
※毎度おなじみの儀式、トリップメーターをリセットし、出発~! -
東京都の西部、多摩地区在住なので、静岡方面に向かう場合は
厚木を経由地点として複数のルートがありますが、最近は稲城大橋を渡り東名川崎ICから東名利用を多用しています
昨年11月に京都を訪問した際は工事渋滞で横浜町田IC海老名SA迄の約10km進むのに120分要すと言う大渋滞に嵌ったため、今回は出発直前に交通情報をチェックし渋滞が無い事を確認しました(笑) -
時刻は2:05
東名川崎ICから東名自動車道へ
ETC深夜割引の3割引きは高速の利用距離が長ければ長い程絶大な効果を及ぼします。なので今回は仕事を終えた後に急いで支度をして小1時間程軽く仮眠を取っただけで早めの出発としました。そして行ける所まで行って、何処かのSAで仮眠をする予定 -
時刻は4:40
岡崎SAに到着
小一時間しか寝ていない割に久々の長距離運転が楽しくて岡崎まで280kmを休憩なしで快走してしまいました。
東名川崎IC-岡崎SA 280kmを155分 平均108km/h
新東名はほぼ全線が120km/h化されたので渋滞さえなければ時間短縮につながり本当に助かりますNEOPASA岡崎(下り) 道の駅
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職業ドライバーの方の足元にも及びませんが比較的長距離運転は得意と自負しています。
しかし当日の体調や道路事情に大きく左右されるのは仕方のない所。
新東名のSAは駿河湾沼津・静岡・浜松・岡崎と在りますが、本日は静岡ぐらいまで行ければ良しと考えていましたが、結局岡崎まで頑張っちゃいました(笑)NEOPASA岡崎(下り) 道の駅
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岡崎SAは上下線共用型SA、という事は当たり前ですが上下線どちらの利用者も訪れるので、その分施設の規模が大きく大好きなSAです。
さて久々の大旅行と言う事で気分が高揚して眠くありませんが、このままだと遠足の前日に高揚して眠れず、当日体力が持たなくなる子供と同じパターンになるので、少々仮眠を取る事にします。NEOPASA岡崎(下り) 道の駅
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時刻は6:05
今日は平日の木曜日、名古屋地区の通勤渋滞避けるため早めに出発します。
結局ここでも1時間程しか仮眠を取っていませんが、短い時間でも深く寝たのでばっちりです(子供の頃も親にそう言い訳していたなぁ・・・結局途中で眠くなってたけど・笑)NEOPASA岡崎(下り) 道の駅
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時刻は7:10
伊勢自動車道 安濃SA到着
岡崎SA-安濃SA 101kmを65分 平均93km/h
然したる渋滞には嵌らずに済みました。平日の通勤ラッシュが始まる前に名古屋圏を抜けたのが功を奏した様です安濃サービスエリア 道の駅
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安濃SAは伊勢自動車道唯一のSAです。
他がPAなので当たり前ですが伊勢自動車道最大級の休憩エリアとなります。
そこそこの規模で早朝から売店やフードコートも営業しており便利だと思います安濃サービスエリア 道の駅
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但しSAと言っても早朝から営業している店は限られます。まあ此れは何処のSAも同じですね。
さて今更ですが4連休を取得するために仕事が忙しく(遅くに帰宅し疲れて夜はさっさと寝てしまう)出発までに詳細な訪問ルートを定める訳でも無く、勢い半分で此処まで来てしまいました。
当初は三重県南端まで進んだ後に北上しながらダムを巡るつもりでしたが、実際に動いてみると三重県は広大でとてもとても朝のうちに南下しきれる筈が在りません・・・。
そこで此処で朝食を頂きながら本日のルートを再考する事とします安濃サービスエリア 道の駅
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此処のフードコートには9種のおかずがプレートに乗った面白い朝定食がありました。価格も¥550-と中々リーズナブルです
安濃サービスエリア 道の駅
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朝定食は味は特筆する物はありませんでしたが充分及第点でした、希望すればご飯のお替りも出来るそうです♪
それよりも肝心なのは本日の行程
高速マップやスマホの地図を見ながらルートを再検討。改めて広大で縦長な三重県に驚きながらも、県中央部から南下し途中奈良県東部のダムを巡りながら最後に県最南端にたどり着くように計画を変更しました安濃サービスエリア 道の駅
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時刻は8:50
紀勢自動車道 大宮大台ICで高速を降ります
安濃SAから大宮大台ICは56km程の道のり
東名川崎ICから大宮大台ICは429kmで普通車通常料金は\9,970ーでもETC深夜割引を適用させたので\6,980ーほぼ\3,000-のお得、これだからセコイ私は深夜移動が苦になりません(笑) -
ルート再検討の結果、初日は最後に三重県最南端の小森ダムを巡れる時間を逆算してスタート地点を決め、三瀬谷ダムをスタート地点としました。
三瀬谷ダム→クチスボダム→一旦奈良県に入り、坂本ダム→池原ダム→道の駅吉野路上北山→再び三重県に入り、七色ダム→小森ダム と巡る予定
17:00には小森ダム到着予定です
と言う訳で「大宮大台IC」で高速を降り「三瀬谷ダム」にやって来ました
三瀬谷ダムはICから2kmと好アクセスな場所に在るダムです三瀬谷ダム 名所・史跡
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久々のダム巡りにワクワクしちゃいます
ダム天端にローラーゲートが並んでいます
最近のゲートレスのダムも好きですが天端(クレストとも言います)にゲートが在る昔ながらのダムも趣があって良いです三瀬谷ダム 名所・史跡
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ダム天端は道路として開放されています。
ダム右岸側からアクセスしたので車では天端を横断済みですが、可能な限り徒歩で渡るようにしているので勿論踏破します三瀬谷ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム下端を望む
河川維持放流にしては多すぎる量の水が放流されています。流石は全国屈指の降水量を誇る紀伊半島東部にあるダムのなせる業でしょうか。
普段から放流量は多い様で減勢工には放流水の勢いを消すためシュートブロックが施工されています。スケールがデカすぎて且つ撮影技術の未熟さもあり大きさが伝えられませんが、このブロックの高さは3m以上もあるとの事三瀬谷ダム 名所・史跡
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ダム天端よりダム下流方面を望む
ダムの直ぐ下流にはJR紀勢本線が走っています。紀勢本線は比較的海岸沿いを走りますが、この辺りは伊勢半島の付け根辺りの山間を走るので(結果ダムがある程山間の)三瀬谷ダム直下を走る様です三瀬谷ダム 名所・史跡
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例によって天端を渡り切りました
本日1ダム目の走破です
三瀬谷山ダムの堤頂長は160.0m
天端を走破したダムとしては144ダム目で
堤頂長は合計で38,870.9m(≒38.8km)となりました三瀬谷ダム 名所・史跡
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ダム右岸側に管理所が在ります
事前調査済みではありますが三瀬谷ダムのダムカードは管理所では無く近隣に在る「道の駅 奥伊勢おおだい」にて配布しています三瀬谷ダム 名所・史跡
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ダム右岸側をもう少し進むとダムや紀勢本線を望めるビューポイントが在りました
此処を走る列車を撮影出来たらさぞ絵になるのでしょう。
しかし今回は次の列車迄1時間以上あるので断念します三瀬谷ダム 名所・史跡
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イチオシ
紀勢本線も良く見えますが、三瀬谷ダムも良く見えますよ~
赤いゲートと白い放流水が良い感じ♪
三瀬谷ダム
1967年(昭和42年)竣工の重力式コンクリートダム
堤 高 39.0m
堤頂長 160.0m
鋼製ローラーゲート 4門三瀬谷ダム 名所・史跡
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ダム天端を再び渡り車に戻ります。当たり前ですが行ったからには戻らねばなりません。先程の天端走破累計の38kmは片道分なので実際はほぼ往復しています。なので実際は天端を歩くこと70km以上・・・我ながら馬鹿ですねぇ(笑)
ダム天端よりダム湖方面を望む
「三瀬谷ダム」によって形成されたダム湖は「奥伊勢湖」と言います
ん?奥伊勢湖の上流部に何か施設が見えます。あそこからならばダム湖越しに三瀬谷ダムが見れるかも?三瀬谷ダム 名所・史跡
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先程の施設は「大台町B&G海洋センター」でした。奥伊勢湖はボート練習場としても有名らしくボート用の施設が海洋センターには設置されています。
本当はボート発着場の突端まで行けばもっと綺麗にダムを撮れたのでしょうが迷惑を掛ける訳にも行かないので敷地内には立ち入らず、このアングルで止む無し
この角度から見ると三瀬谷ダムがほぼ満水位なのが良く分かります三瀬谷ダム 名所・史跡
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奥伊勢湖の海洋センター周辺は流れも穏やかで良いボート練習場の様です。敢えて写しこみませんでしたが春合宿の時期なのでしょう、学生達が準備運動やボートの準備をしていました
奥伊勢湖は(本数はともかくとして)駅からも然程離れておらず、バス等で来るにしても大宮大台ICからも近くアクセスも良好なのでしょう三瀬谷ダム 名所・史跡
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「三瀬谷ダム」から「道の駅 奥伊勢おおだい」にやって来ました
「三瀬谷ダム」から「道の駅 奥伊勢おおだい」は僅か2km程の道のり道の駅 奥伊勢おおだい 道の駅
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2020年9月以来の訪問です。当時はコロナ禍ではありましたがGOTOトラベルも花盛りで、(GOTOは利用していませんが)和歌山と三重の道の駅を巡りました。
ダムカードは配布を中止していた時期なので潮岬から伊勢まで道の駅を集中的に巡りました
※その時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11652010道の駅 奥伊勢おおだい 道の駅
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ログハウス風の建物ではありますが三瀬谷駅の近くに在り、町役場・道の駅・スーパーと並んでおり、商業的な目的が色濃い道の駅です
道の駅 奥伊勢おおだい 道の駅
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観光者向けに熊野古道をはじめとした周辺観光の情報発信基地でもありますが、品揃えもしっかりしています。
スーパーが隣接していても切磋琢磨している様です。道の駅 奥伊勢おおだい 道の駅
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「三重県」ダムカード収集の旅
全19ダム中第4号(各県総計では198箇所目)
・三瀬谷ダム
右上の目的記号は「P」
□ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
□ W:水道用水
□ I:工業用水
■ P:発電
右下のダム形式は「G」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
三瀬谷ダムは「発電」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります道の駅 奥伊勢おおだい 道の駅
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「道の駅 奥伊勢おおだい」から「熊野古道センター」にやって来ました
「道の駅 奥伊勢おおだい」から「熊野古道センター」は国道42号線で紀伊長島に出て紀勢自動車道無料区間を使い58km程の道のり
紀勢自動車道の大宮大台~紀伊長島ICは有料区間なので経費節減で一般道を利用しました(笑)熊野古道センター 名所・史跡
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三重県立の施設で交流棟・展示棟・研究収蔵棟と大きく3つの施設に分かれています
郊外に建てただけの事はあり非常にゆとりを持った造りとなっています
此方は交流棟、各種ホールが在り研究発表や遠足の昼食会場として提供される様です熊野古道センター 名所・史跡
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此方は展示棟
常設展・企画展を含め様々な展示を行っています
ところで、博物館等には然程出向かない私が何故此処を訪問したかと言うと、尾鷲市街から山間に入った「クチスボダム」とそのまま国道425号線を進み奈良県に入った所に在る「坂本ダム」のダムカード配布場所だからです
とは言え折角来たので熊野古道についても勉強したいと思います熊野古道センター 名所・史跡
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世界遺産熊野古道について様々な展示がされています
2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、その参詣道が熊野古道と言われています。道路が世界遺産登録されたのは世界でも2例目との事です。
元々は、熊野三山へと通じる参詣道の総称で
紀伊路・小辺路・中辺路・大辺路・伊勢路・大峯奥駈道の6路を指しますが紀伊路は登録漏れしています。また他の道も全線が登録されている訳では無い様です。
これは逆に厳しい山並みが続く紀伊半島に於いて古道として残るのではなく当時の道がそのまま拡幅・舗装されそのまま現道となっている箇所が多いからだそうです
まあ東海道五十三次が転じた国道1号線が世界遺産にならない様な物です
なので時代と共にトンネルでショートカットされ古道と化した様な峠道の箇所が点在し名所となっている様です熊野古道センター 名所・史跡
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イチオシ
もう一つ世界遺産登録される程、当時の道が残されていた理由が、日本有数の降雨地帯であった事、当時から道路整備には苦労していたそうで石畳化等により道路維持に努めたのが幸いし廃道になっても古道として残り朽ち果てなかった要因との事
此方は降雨量の比較、年間降雨量はmmで表されますが、実感できる展示が在りました。真ん中の筒が日本の平均降雨量で左側が比較的降雨が少ない北海道東部、そして天辺が写らない程高いのが此の辺りの降雨量との事、百聞は一見に如かずとは良く言ったものです。この水量の多さは驚きです熊野古道センター 名所・史跡
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熊野古道センターは尾鷲市街をやや外れた高台の上にあります。
海が近く景観も良い所です
さて、肝心のダムカードですが本来は先に訪問し、訪問時の写真を見せなければ頂けません。
行程的には此のまま奈良県に抜けその後南下した後に再度尾鷲市を訪問しカードを頂戴する予定でした。なのでスタッフに配布時間などを再確認していると酷道として名を馳せている国道425号線で土砂崩れが発生中で通行止めとの情報を得ました。
クチスボダムまでは問題ないが坂本ダムはアクセス不能の可能性があるとの事。
しかしそれが功を奏し訪問困難地と言う事で特別に訪問前ではありますがダムカードを頂く事が出来ました。ありがとうございます(あくまでも特例です)熊野古道センター 名所・史跡
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「熊野古道センター」から「クチスボダム」にやって来ました
「熊野古道センター」から「クチスボダム」は国道425号線で9km程の道のり -
イチオシ
クチスボダム
1961年(昭和36年)竣工の
直線重力式コンクリートダム+左岸取付部コンクリート心壁型アースダム
堤 高 35.0m
堤頂長 98.0m
鋼製ローラーゲート 1門 -
ダム右岸側が重力式コンクリートダムで左岸側がアースダムと言う複合ダムでした
竣工当時はまだまだコンクリートが貴重で可能であれば全てをアースダムとしたかったのでしょうがアースダムは越流に弱く日本有数の降雨量を誇るこの地には不向き、いや安全対策のためにゲートを大きくすれば・・・そのためにはゲート部は丈夫な重力式にしなければ・・・
等々検討に検討を重ねながら造られたと思われます。あながち間違っていないと思いますがスミマセンすべて想像です。
このようにダムを愛でつつ当時のスタッフに思いを馳せるのも楽しいものです
※完全なオタクの世界であることは否定しません(笑) -
名前の由来は分かりませんが、「クチスボ」とカタカナなダムは珍しいです
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天端の半分近くがゲートになっています。
全長は30mあります。クチスボダムはJ-powerのダムですがJ-powerの中でも屈指の長さだそうです。 -
ダム天端は関係者以外立入禁止
まあ天端の半分がゲートなので当然と言えば当然ですね -
「クチスボダム」によって形成されたダム湖は「クチスボ貯水池」と言います
ダムもダム湖周辺も雨&山間部&平日と言う事もあり人っ子一人いません
此れから更に山間部を進むとなると多少なりとも不安が過ります・・・
まあそれでも進むのですが(笑) -
※クチスボダムのダムカードは三重県立熊野古道センターで配布しています
「三重県」ダムカード収集の旅
全19ダム中第5号(各県総計では199箇所目)
・クチスボダム
右上の目的記号は「P」
□ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
□ W:水道用水
□ I:工業用水
■ P:発電
右下のダム形式は「G+E」
■ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
■ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
クチスボダムは「発電」目的の
「重力式コンクリートダム+アースダム」という事になります
さて、この後は酷道425号線を進み奈良県に入り新宮川(熊野川)水系北山川上流部より「坂本ダム」「池原ダム」「七色ダム」「小森ダム」と巡ります。
熊野古道センターで得た土砂崩れ情報が気になる所ですが安全に留意しつつダム巡りを続けます
とは言え、長くなってきたのと訪問地が三重県から奈良県に変わるため、後は「中編」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「中編」もご覧頂くと幸いです
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旅行記グループ 2021年3月:異動前の4連休初日 ダムカード収集-51 & 近畿道の駅SR-07 三重・奈良編
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