2020年11月23日：法事のついでにあちこち観光 ダムカード収集-49 ＆ 近畿道の駅SR-06 福井･滋賀編（前編）ついに福井県に初進出

2020/11/23 - 2020/11/23

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。

ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回でついに49回目です（回数は訪問日数でカウント）
第48回終了時点で、16都府県の193施設を巡りました
しかしコロナ禍で10月31日までダムカードの配布が一時休止されていたため久しぶりのダムカード巡りです

※直近の第48回ダム巡りの様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11626059

そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります

2020年11月現在で
関東エリア（関東1都6県+山梨県+長野県北部）は全180駅中178駅を訪問済
中部エリア（長野県南部＋岐阜県＋静岡県＋愛知県＋三重県）は全134駅中119駅訪問済。
近畿エリア（福井県＋滋賀県＋京都府＋大阪府＋兵庫県＋奈良県・和歌山県）は全149駅中17駅訪問済。

※直近の道の駅スタンプラリーの様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11665359

今回は福井･滋賀編です。大河ドラマ「麒麟がくる」で沸く京都府福知山で法事を済ませての帰路「法事だけで帰るなんてもったいない」と同行した家内を拝み倒してダム＆道の駅巡りの決行となりました。
幸いにも帰路となる福井県若狭地方にはダムカード配布対象施設と道の駅が多数あり
1日でダムカード配布対象施設を3箇所
道の駅を7駅巡ることが出来ました

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、前編・中編・後編に分けてお届けします。

前編は
ダムカード配布対象施設は
大津呂ダム（大津呂川）
を巡り

道の駅スタンプラリーは
福井県　№08　シーサイド高浜
　　　　№10　うみんぴあ大飯
を巡ります

「福井県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 15
前編訪問数・・・ 1（6.7％）
累計訪問数・・・ 1（6.7％）
未訪問数・・・・ 14（93.3％）

近畿道の駅スタンプラリー
（福井県＋滋賀県＋京都府＋大阪府＋兵庫県＋奈良県＋和歌山県）
近畿道の駅スタンプラリー
対象駅・・・・全147駅
前編訪問駅・・・ 2駅（ 1.4％）
累計達成駅・・・ 19駅（12.9％）
未訪問駅・・・・128駅（87.1％）

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 高浜・大飯(福井)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

今回の旅の概要などなど・・・
家内の実家は渋谷区ですが、義父母はどちらとも京都府福知山市に所縁があります（両家の墓所もある）そして今年はとある方の50回忌・・・、一つの区切りなのでコロナ禍ではありますが簡素な式となってしまいましたが開催する事となりました

※写真は京都府福知山市の久昌寺

話変わって、今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は明智光秀
明智光秀と言えば「本能寺の変」で裏切り者のイメージが強いですが、丹波平定に寄与した事から、丹波地方ではドラマ化前から好印象の方でした。
折角福知山迄赴くのだし、大河で盛り上がる福知山を併せて観光しました

旅行行程は
21日（土）　東京から福知山へ移動・寺へ挨拶、墓所などの清掃
22日（日）　午前中法要・午後から福知山城見学
23日（祝）　帰路につきつつ福井県若狭周辺のダム＆道の駅巡り

本旅行記は、23日の模様です。

※写真は福知山城
　福知山城訪問時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11669120　

京都府福知山市、義母の生家が在り、家内と結婚した頃は義母の父も元気で暮らしておりました

それから間もなく四半世紀、義母の両親が天寿を全うし、それぞれに葬儀･1･3･7･13･17回忌などがあり、更に義父方の墓も有るので同様に各種法要があり、何だかんだで結構訪問しています。
且つて有った義母の生家は由良川の堤防拡幅工事で移転を余儀なくされましたが、代替え地に伯父が新たに建築してくれました。なので福知山訪問の際は常に拠点があり大変助かって来ました。
その伯父も春先に天寿を全うし、新生家も間もなく処分となると思われます。
今迄大変お世話になりました。
本当に有難うございました
心からの感謝をして義母の新生家を後にします

本旅行の出発時の愛車のＯＤメーターの値は174,810km
最終日の出発前の愛車のＯＤメーターの値は175,526km
東京から京都府福知山を訪れ、所要等で市内を駆け巡り
既に2日間で716km走っています

本日は福知山から舞鶴若狭道で福井県高浜に出て若狭湾沿いを東進しながら滋賀県入りして琵琶湖北岸を抜け福井県と滋賀県のダム＆道の駅を巡る予定
そして木之本ICから北陸道→名神→新東名と東京まで一気に帰ると言うロングドライブ予定です。

恐らく今日1日で600kmは走るのではないでしょうか？
頑張るぞ！おー！（笑）

時刻は9:30
綾部ICより舞鶴若狭道へ

義母の生家は福知山市の比較的東にあるので舞鶴若狭道を利用する場合、福知山ICでも綾部ICでも大差ありません
なので帰路の際は綾部ICを利用する事が多いです。

時刻は10:00
順調に走り大飯高浜ICより一般道へ

綾部IC～大飯高浜IC間36kmを30分　平均時速72km/h
この辺りの舞鶴若狭道は大半が対面通行なので、ペース的にはこんなものでしょう

「舞鶴若狭道路　大飯高浜IC」から「道の駅　シーサイド高浜」にやって来ました
「舞鶴若狭道路　大飯高浜IC」から「道の駅　シーサイド高浜」は9km程の道のり

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

前述の通り、東京～福知山は家内と結婚してから何度も訪れました
当時のメインルートは中央道～名神道～北陸道と移動して敦賀ICで降りて、其処からは一般道でした（舞鶴若狭道の北側は舞鶴までしか開通しておらず）

なので此の道の駅は当時はよく利用しました。但し大体早朝通過だったのでトイレ休憩で利用はしていましたが、営業時間での訪問は初めてです。

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

南プロバンス風の非常に小洒落た建物は当時から気になっていました

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

「湯っぷる」と言う日帰り入浴施設も併設されています

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

そして目の前に広がる海
「シーサイド高浜」の名は伊達ではありません。

目の前の海は「青戸入江」と言い、大飯原発のある大島半島との間に広がる小浜湾の入江です。大飯原発建設の際に架けられた「青戸の大橋」に由来して名付けられました

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

さて建物は南プロバンス風ですが当然ながら販売品目は陳列棚も含めて日本海然としたものが主体（そりゃそうですね）

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

私の実家へのお土産用に「あごの味噌汁」「海鮮スープ」を購入
81歳を迎える2人暮らしの年寄り夫婦は、わざわざ味噌汁を2人分造るのが手間なので、この手の土産が喜ばれます（笑）

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

各地で盛り上がる公共施設カード
「マンホールカード」や「橋カード」等がありますが、福井県の道の駅は全国に先駆けて「道の駅カード」を販売しています

数年前に栃木県と千葉県が試験的に販売した時に数枚集めましたが、他のカードと違い有料なのが玉に傷・・・
だって\200-/枚として100箇所巡ったら\20,000ｰですよ・・・

それでも折角福井県まで来たのだからと結局買ってしまう、おバカな私（笑）
因みに道の駅カードには購買欲をそそるためかシリアル№が記載
私のカードは№001433

確か福井県の道の駅カード発売は2016年、発売開始から早4年
№1433÷（4年×365）＝0.98枚/日
概ね1日1枚の販売量と言ったところですね

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

道の駅カードを購入こそしたものの、主たる目的はスタンプラリー♪

近畿「道の駅」スタンプラリー
147駅中第18号（本日の第1号）は

福井県　№08　シーサイド高浜
（道の駅は県ごとに№が振られています）

舞鶴若狭道路が完成するまでは関西圏を経由せずに中国地方と北陸地方を結ぶ重要な幹線であった国道27号線沿いにある道の駅なので規模は結構大きいです
高速の開通により交通量は激減したのでしょう、規模の割に空いています。
この後巡る「道の駅　うみんぴあ大飯」も近いので利用者を喰い合っていると思われます。
それでも維持できるのはシーサイドと言う絶妙なロケーションと原発マネーの成せる業でしょうか？

道の駅 シーサイド高浜 道の駅

「道の駅　シーサイド高浜」から「道の駅　うみんぴあ大飯」にやって来ました
「道の駅　シーサイド高浜」から「道の駅　うみんぴあ大飯」は国道27号線で僅か4km程の道のり

道の駅 うみんぴあ大飯 道の駅

複合レジャー施設「うみんぴあ大飯」の一部として開設されました

うみんぴあ大飯とは
ホテル・スパ・体験型児童館、そして関西電力のPR施設等が立ち並ぶ複合施設です
「道の駅　うみんぴあ大飯」はその一角に在ります

道の駅 うみんぴあ大飯 道の駅

そして「うみんぴあ　大飯」は
「道の駅」であり「海の駅」であり「みなとオアシス」でもあります。
まあ所管が違うだけで、似た様な物ですが3つを兼ねているのは全国でも珍しいとの事

道の駅 うみんぴあ大飯 道の駅

館内は非常に明るい雰囲気で賑わっています
こりゃ先程訪問した「道の駅　シーサイド高浜」の利用者が少ない訳だ

道の駅 うみんぴあ大飯 道の駅

此の道の駅も海が目の前に広がります
しかも海側の壁は全面ガラス張りで見事なオーシャンビュー

道の駅 うみんぴあ大飯 道の駅

広大な敷地に様々な施設が建てられています
白亜の曲線が美しい建物が「ホテルうみんぴあ」
そして小さく写っているのが「青戸クルーズ」と言う遊覧船

本当に施設が充実しています

道の駅 うみんぴあ大飯 道の駅

前述しましたが福井県の道の駅は「道の駅カード」を先行販売中

港町の道の駅だけに「乗り掛かった舟」には乗る私（馬鹿です）
シリアル№1535をゲットしました

道の駅 うみんぴあ大飯 道の駅

勿論本命は此方♪

近畿「道の駅」スタンプラリー
147駅中第19号（本日の第2号）は

福井県　№10　うみんぴあ大飯

周辺の人口等を鑑みれば不十分な程充実した施設。これ等を維持するために大飯原発の地元への対策金が当てられているのは間違いないと思います。
しかし原発がある街に暮らすと言う事は、他の街に比べれば万一の危険はある訳で、その対価として街の人々が恩恵を被るのは当然の事と私は思います。

原発には賛否両論ありますが、勿論私も電気を使いますし電気が無ければ困ります。全てを再生可能エネルギーにして風の無い日や曇りの日は電気を使わない生活が出来るかと問われれば直ぐにはyesと答えられません。色々な考え方があるので本当に難しい問題です。

道の駅 うみんぴあ大飯 道の駅

「道の駅　うみんぴあ大飯」から「大津呂ダム」にやって来ました
「道の駅　うみんぴあ大飯」から「大津呂ダム」は僅か5km程の道のり

大津呂ダム
2012年（平成24年）竣工の重力式コンクリートダム
堤　高　 40.6m
堤頂長　158.5m
ゲートレス（自然越流方式）

大津呂ダムは設計当初はオーソドックスな重力式コンクリートダムでしたが、左岸側に良質な岩盤が見つかり、コスト削減のため左岸側が上流側に折り曲げられ「くの字型」となりました。

比較的新しいダムなのでダム堤体は遊歩道として開放されています

ダム天端よりダム下端を望む

発電目的のダムではありませんが、今時のダムらしく利水利用の発電設備等があります。より下流側にあるのは水道用の取水施設でしょうか？

ダム天端よりダム下流方面を望む

舞鶴若狭道の高架も良く見えます。
そして山間部にあるダムである事に間違いはないのですが、海までは直線で3km程しかありません
今日は雨で霞んでいますが、晴天ならばもしかして海が見えるかもしれません

ダム天端よりダム湖方面を望む

大津呂ダムによって形成されたダム湖は特に名前はありません
そして然程大きくもありません。

ダムの上流部の大津呂川流入部には砂防ダムがありました
更に砂防ダムの下流部には堆砂を抑制させるべく沈砂ダムもあります

大津呂ダムは福井県のダムですが、国内の大規模なダムは国土交通省や水資源機構が管理しています。何れにせよ公共施設となるのでコロナ禍を鑑み大半のダムで春先からダムカードの配布を見合わせていました。そのまま台風シーズン終了の10月末まで休止の施設が大半でした。
なので今回久しぶりのダム巡り♪　やっぱり楽しいです（笑）

そして例によって天端を渡り切りました
本日1ダム目の走破です

大津呂ダムの堤頂長は158.5m

天端を走破したダムとしては140ダム目で
堤頂長は合計で38,070.5m（≒38.1km）となりました

約半年ぶりにダムカードをゲットしました

「福井県」ダムカード収集の旅
全15ダム中第1号

・大津呂ダム

右上の目的記号は「FNW」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
■　W：水道用水
□　I：工業用水
□　P：発電

右下のダム形式は「G」
■　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
大津呂ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります

さて、この後も国道27号線を東進し「道の駅　若狭小浜」「道の駅　三方五湖」を訪問後、琵琶湖方面に進み「道の駅　若狭熊川宿」そして令和最初に竣工したダム「河内川ダム」を目指します

とは言え、長くなってきたので後は中編に続きます

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「中編」もご覧頂くと幸いです