2021/04/02 - 2021/04/02
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miharashiさん
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春の絶景を見たくて、富山県へドライブ旅行に行ってきました。目的は、氷見から雪に覆われた立山連峰を日本海の海越し見ることと、あさひ舟川の四重奏を見ること。今年は、全国的に桜の開花が例年になく早く、富山県も3月の終わりには開花し、満開になるというので、3月末から4月にかけての天気のいい日をねらって急遽出発しました。
第四部は、富山からの帰りに長野市近郊の松代町東条の杏の里に立ち寄った時の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2019年の春に訪れたパキスタンのフンザ。7000m以上の険しい山々を背景に杏の花などが咲き乱れ、まさに桃源郷の名にふさわしいところだった。
フンザの旅行記=> https://4travel.jp/travelogue/11479159 -
わざわざパキスタンまで行かなくても、日本にも長野県に杏の里があることは知っていたが、これまで一度も訪れる機会がなかった。今回、富山からの帰り道で、長野県の代表的な杏の里・松代町に立ち寄ってみたところ、ちょうど杏や桜が満開で、日本版桃源郷ともいえる景観に出会うことが出来た。
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4月2日。今日は帰京の日。宿の朝食会場の外には満開の桜と白い峰。朝食もボリュームたっぷりで、ご飯はあらかじめ少なめにしてもらった。
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8時半には宿(バーデン明日(あけび))を出る。思いのほかいい宿だった。
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宿の前の宇奈月温泉へと続く道沿いには、きれいな枝垂桜の並木道が続いていた。
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桜色とはこのような色のことを表しているのだろうか? ホテルを出るときに、メーターをチェックすると、自宅を出てからここまで571キロ走っていた。
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北陸自動車道の朝日インターへと向かう途中で見えた北アルプスの山々。
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北陸自動車を東へと走る。新潟県との県境にある親不知は、ほとんどトンネルで通過。
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糸魚川は素通りしてそのまま東に走り、上越JCT手前の名立谷浜SAで小休止して、運転交代。このサービスエリアにはパンジーの花壇があり、海や桜もきれいで、いいところだった。
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ここも桜が満開。
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桜の下にはレンギョウ。
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上越JCTで上信越道に入り、長野方面に走ると、前方に雪に覆われた妙高山がきれいに見えてきた。
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富山県側より山が近いので、迫力はこちらの方が上だ。
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長野インターで降りて、松代町の東条へ向かって走る。
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緩やかな坂道を登っていくと、前方には満開の杏の花が見えてきた。坂の途中で、東条あんずまつりと書かれたチラシを配っていたので、駐車場はどこかと尋ねたら、この上にあるというので、そのまま登っていくと、道が細くなり、行き止まりのようなところに出てしまった(駐車場へは途中で右に曲がる必要があった)。戻る前にとりあえず車を停めて撮影開始。
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杏の花の向こうには北アルプスの山々が見えるはずだが、今日はあいにく霞んでいて見えなかった。山が見えれば日本版フンザになったのに残念。
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アルプスの山は見えないが、杏の花はちょうど満開で、いいときに来れた。
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道端の杏の花を拡大。
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はるか遠くの市街地は長野市。
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杏とは違う花か?
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杏畑の中の小道に入ってみる。枝を剪定したばかりなのか、花付きはいまいちだ。
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フンザで見た杏の木に比べると、丈が低い。
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杏の花を拡大して撮影。花のつきが枝の先に集中していて、根本の方はさびしい。
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2019年にパキスタン・フンザで泊まった宿の裏にあった杏の花。枝にびっしりと花が咲いていた。
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フンザの杏その2。杏の花の色も、白いものからピンクがかったものまで、いろいろ種類があるようだった。
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再び日本の杏。木の丈をそろえているのか。枝は横に伸びている。
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上の写真の奥に見える杏の木を拡大。
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杏の花の根本には小さな花。
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別の角度から撮影。
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フンザの杏に比べると、皆一様に背丈が低い。杏は、枝が長く張り花が多くなると実をつけにくくなるという。実の収穫を増やすために、このように剪定しているのだろう。
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上記の撮影場所から来た道を下ると、途中で手招きをしているお年寄りがいて、それに従って曲がると、写真の臨時駐車場があった。看板を立ててくれれば最初から入れたのに。せっかくなので、この駐車場に車を停め、再び撮影開始。
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駐車場の上の方。遠くにさっき撮影していた杏畑が見える。
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上の写真の左側に見えるきれいなピンク色の木のそばまで行ってみた。
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その木の一部を拡大。枝の張り方が杏とは違うようなので、桜の一種か?
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同じ場所からパノラマにして(画像をクリックしてください)。
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再び杏畑の中から。
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杏の花越しに広がる松代の街。
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上記と反対方向。
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杏の花は十分堪能したので、これで杏の里は終了して町まで下る。時刻はお昼少し前。
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町まで下る途中で見えた杏と桜と菜の花の競演。
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松代の町中で、ひときわ目に着いた桜の木。
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再び長野インターから高速に乗り、長野道に入って、岡谷JCTで中央道へ。トラックで混みあう圏央道を通りたくないので、多少遠回りでも運転慣れしている中央道を選んだ。中央道はまだ時間が早かったせいもあり、交通量が少なく、走りやすかった。写真は、諏訪湖SAの先で見えたきれいな枝垂桜。
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山梨県に入ると、笛吹市では桃の花が見ごろを迎えていた。時間があったら立ち寄ってみようと思っていたが、前にも立ち寄っているので、今回はパスすることに。
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杏より桃の花のほうが色が濃いので、遠目にも色鮮やかだ。
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午後4時過ぎには中央道府中ICを出て自宅へ。出かけるとききれいに咲いていた桜の花は、まだ散らずに咲いていてくれた。今回の総走行距離は約1000キロ。今回訪れた氷見は、実は2007年に訪れる予定だったが、直前の地震で行くのをあきらめたところだった。それから14年後に実現した旅は、天気に恵まれ、美しい花と景色とおいしい食べ物を満喫できた旅となった。(終わり)
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団塊夫婦の日本の絶景を巡るドライブ・2021春の富山
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