終焉を迎える１８５系踊り子号　- 片瀬白田 -

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2021/03/06 - 2021/03/09

42位(同エリア44件中)

アルプ・グリュムさん

1981年３月から営業運転が開始された185系電車は特急・急行列車から通勤・通学時の普通列車まで幅広い用途に使用できるという設計思想が盛り込まれた車両です。
伊豆急、ＪＲの旅ガイドの表紙を飾る定番ポイントがあり、電車に乗っていても真横が海岸が迫っていて「海岸線を走る伊豆急」の場所です。

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片瀬白田駅
伊豆大川、伊豆北川、伊豆熱川の各駅では駅以外は全てトンネルばかりで片瀬白田駅はやっと下界開けた駅なのです。

片瀬白田駅駅
無人駅の片瀬白田駅
川奈駅では海抜１１０ｍだったのですが徐々に下り片瀬白田駅では海抜は７ｍで念願の「海岸線を走る伊豆急」となるのです。
先ずは白田の防波堤へ
片瀬白田駅で踊り子号を交換するため普通電車が速度を落として駅に進入しようとしています。
前の３両はスッピンで東急の８０００系を彷彿する電車です。
踊り子３号は既に停車していて、東急の８０００系が踊り子号に挨拶しているようです。
よく見ると踊り子号はプラットホームからはみ出して停車しています。
交換するとゆっくり発車します。
伊豆急では特急が停車しない駅でも交換する目的で停車するのです。
この区間は目の前に海が広がり「海岸線を走る伊豆急」と名の通りとなのです。
窓が開閉できる特急は１８５系が最後なのです。
窓を開けても誰も文句は言いません！
コロナ渦に於いて車内換気は必要なのです。
乗客の皆さんも「海岸線を走る伊豆急」を十分謳歌していると思います。
「海岸線を走る伊豆急」の先でトンネルに入り終了します！

踊り子5号が２０分後に東京から来るので場所を変えて片瀬白田駅のホームへ向かいます。
トンネルを抜けてきたのですが・・・
踊り子３号と入線するプラットホームが違うのです。
先ほどはこのホームに普通電車が停車したのに！
それに踊り子5号はスピードを落とすことなく通過してしまいました。
もう少し海を入れて撮りたかったのです。
これは別の日に白田防波堤からの同じ時刻の模様です。
以前は伊豆高原と下田間の普通電車はこのように３両だったのですが最近は６両編成が多くみられるようになりました。
踊り子３号が片瀬白田駅を発車します。
写真にテトラポットを入れると海辺の風景となります。
強風時の風向きによっては波を被りそうです。
次に伊豆急の定番撮影ポイントへ向かうと伊豆急の保線員と共に一枚。
先ほどの白田防波堤を伊豆急の高架下を道なりに行くと定番の場所には撮り鉄ではなく報道関係者がいました。
既に撮影する場所は一杯だったのです。

一応撮れましたが
もう少し天気が良ければと思っています。
撮影場所はもう少し高い位置の方が良いのですがわずかなスペースは三脚で一杯でした。
私は安いコンパクトカメラです。
窓が開閉できて、菱形のパンタグラフは１８５系が最後の特急電車です。
乗客の皆さんは誰一人こちら側を見てないと思います。
次に場所を変えて白田川の堤防へ向かいました。
一昨年の台風の被害はここ白田川にも及び未だに重機により川の改修作業を行っていました。
天気が良ければ海も一緒にと思ってのですが。
踊り子５号は駆け抜けていきました。
最後に白田の「海岸線を走る伊豆急」の車窓風景終了するポイントへ移動しました。
場所は一度国道へ下田方面に向かい稲取の手前の旧道の突き当りにり、この場所は撮影ポイントよりも釣りのポイントで有名らしく海岸へ行くことが出来ます。
本来であれば青い海が見渡せるのですが曇天模様です。

トンネルの真上に当たりトンネルを抜けると稲取となるのです。
もう少し天気が良ければ、残念でした。
再び白田川へ向かい踊り子５号を狙いました。
左は河津桜ですが完全に葉桜状態です。
以前は河原へも入ることができたのですが工事中のため立ち入り禁止となっています。
河原から撮れば海と踊り子号が重なり素晴らしい写真が撮れたのに残念です。
しかしこの写真が踊り子号の最後となりますが後悔はしていません。

二度と１８５系の踊り子号は撮れないのですから！