終焉を迎える１８５系踊り子号　- 伊豆大川 -

2021/03/11 - 2021/03/11

東京と下田を結んでいた１８５系踊り子号は国鉄時代の1981年から運行を始めて実に40年、昭和、平成、令和と3つの時代を駆け抜けてきました。
伊豆の人々に愛されてきた踊り子号を追って近隣の各駅でその姿を記録に収めました。
伊豆大川駅横からはトンネルから出てきた電車が鉄橋を渡りますがその構図が素晴らしい、又伊豆急では久しぶりに見える海も。

エリア 熱川温泉・北川温泉(静岡)

無人駅と化した伊豆大川駅

伊豆大川駅 駅

隣の伊豆高原駅は海抜７２ｍですので一駅で３１ｍも下って来たことになります。

撮影ポイントは伊豆大川の駅を出てすぐ横にあり伊豆高原駅側のトンネルを出て大川の鉄橋を渡る雄大な景色があります。

鉄橋を渡る普通8000系電車

駅横の踏切では伊豆大川駅を発車した上りリゾート２１黒船電車

鉄橋を渡りトンネルに吸い込まれる黒船電車
キンメ電車は点検中のためしばらく運転しません。

伊豆大川駅のプラットホーム
撮り鉄らしき人影は皆無です。

河津桜の花はどうにか花が残っていますが葉桜状態です。
河津桜が満開の時に訪れていたらと後悔していまが１８５系踊り子号とのコラボは二度とありません。
６両編成の１８５系の電車は今後もイベント用として残るようなので来年の河津まつりに特別運行を期待したいです。（今年の河津まつりは中止されました）

トンネルから顔を出した踊り子３号
私は高い山とトンネルと鉄橋とのこの構図がたまりません！

辛うじて山の上が見えていますが河津桜と踊り子号

踏切を通過中
１８５系のシンボルである斜めストライプ

踏切を通過中
退避する電車が無いので高速で通過してしまいました。

踊り子３号の後には約２０分後には踊り子５号が通過しますが同じ場所で撮っては面白くないので伊豆大川駅の下田方面に移動します。
海と畑が一緒に見える場所ですが8000系電車が辛うじて見えます、

線踊り子5号が伊豆大川駅を通過中です。
手前の畑はキウイでまだ芽の発芽もしていません。
伊豆急で海が見える場所は本当に限定的で、熱海と伊東駅間でも海が見えますが路線はＪＲ伊東線なのです。

久しぶりに見える海に乗客も「これぞ伊豆急」と思っていると察しますが、踊り子5号はこの後再伊豆北川駅まで真っ暗なトンネルに突入するのです。

伊豆大川駅駅前には唯一の店舗となる清月堂の和菓子店がありコロナ渦に於いても営業中でした。
成金豆とさざえ最中は有名です。

清月堂駅前店 グルメ・レストラン

伊豆大川駅のもう一つのスポットである足湯は温泉の故障により当分の間休止するとの札が掲示してありました。