ウィーン国立歌劇場でゲオルギューを見る（２０１４年３月）

2014/03/12 - 2014/03/12

古い写真を見直すシリーズ。

２０１４年３月５日から２９日のロンドン滞在中に、１週間ほど、ウィーンに行って、音楽三昧をした。移動日を除く５日間、毎晩、オペラ座か、楽友協会ホールのどちらかにいた。チケットは、パソコンで、すべて前もって予約済みだ。ロンドンも音楽会は面白いのだが、やはり、ウィーンが入ると、俄然面白さの度合いがアップする。昨年３月のロンドン滞在中に同様に一週間のウィーン訪問を挟んで大成功だったので、今年も同じことをやった。これに味をしめて、この年２０１４年は、この３月だけでなく、翌４月と１２月にも家内を連れてウィーン滞在を楽しんだ。やはり音楽三昧はウィーンを入れないと、始まらないと痛感したからだ。

この３月１１日から１７日のウィーン滞在の時は、デジカメで、毎晩、あれこれ写真をとりまくっている。カメラはRICHO CX6という２万円程度の安いものだが、室内撮影が得意で、ズームも使える便利物。つい、手軽に撮影した。なお、演奏中でなければ、撮影はたくさんの人がしていたので、私も追随した。
（２０２１年３月９日記す。）
今回の旅行記は２０１４年３月１２日ウィーン国立歌劇場で撮影したもの。
Cilea作曲、オペラ「Adriana Lecouvreure、アドリアナ・ルクヴレール」、主演はソプラノのAngela Gheorghiu　アンジェラ・ゲオルギュー。
美人のソプラノとして人気が高かった。今回はミーハーなタイトルになった！

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

ウィーン国立歌劇場
Wiener Staatsoper

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

歴代のウィーン国立歌劇場総監督たち。

ワルター

クリップス

ベーム

このロリン・マゼールを実際に、この写真の撮影直後３月２０日に、ロンドンで、彼の指揮で演奏会を聞いた。で、この年２０１４年７月１３日に逝去した。突然だった。この写真はマゼールの生存中に撮影していることに注意。

ロリン・マゼールの演奏を聞いた旅行記は；
ロンドンの音楽会の現場（２０１４年）
https://4travel.jp/travelogue/11680496

カラヤン

クレメンス・クラウス

マーラー。彼は、作曲家として２０世紀の巨人だが、ウィーン国立歌劇場の総監督として、指揮活動も活発だった。

この日見たオペラは「アドリアナ・ルクヴレール」（チレア作曲）

主演は美人のアンジェラ・ゲオルギュー。

真ん中は、ウィーン・フィルの首席ホルン奏者の一人。ロンドンで、彼らの演奏会後、私が先に飲んでいたパブにホルン奏者達３人が入ってきて、しかも、私の飲んでいたテーブルに加わってきて、一緒に話が弾んだ！日本のヤマハの製作者が丁寧に製作したウィンナ・ホルンを演奏しているそうだ。楽しい男で、彼の好きなドイツ・ビールの注ぎ方の蘊蓄を傾けて、実際に私のグラスには彼がゆっくりと注いでくれた！私も興が乗り、１９７５年以来聞いてきたウィーン・フィルの昔のホルン奏者（ヘーグナーなど）との比較の話などを大胆にもやったのだが、話は盛り上がった一晩だった。

ロンドンで、彼がブルックナー４番の出だしのホルン・ソロを柔らかなウィンナ・ホルンで見事に演奏した話をした時、なんと、私は、１９７０年代に聞いたシュターツカペレ・ドレスデンの伝説的ホルン奏者ペーター・ダムが同じブルックナーの４番の出だしを演奏したのを大阪で聞いたことも話してしまったのだが、彼はそれは聞きたかったと応じてくれたものだ。

ここからオペラ終演後の写真になる。

Angela Gheorgiu アンジェラ・ゲオルギュー

Angela Gheorgiu アンジェラ・ゲオルギュー

Frontaliもでている。
指揮者はEvelino Pido

Angela Gheorgiu アンジェラ・ゲオルギュー