目指せ五街道制覇！　甲州街道ウォーク　9回目　小淵沢～青柳

2020/12/20 - 2020/12/20

五街道制覇を目指してここ数年歩き続けていますが、1年11ヶ月もの長い間さぼってしまい、ようやく年末になって久しぶりに再開しました。
そうなると、今度は年内に甲州街道はかたずけてしまおうと、今回9回目のウォークは小淵沢から青柳駅を歩きました。
今回のコースはあまり見るべきものもなく、ただひたすら歩くという修行に近いウォークとなりました。
青柳からゴールの下諏訪迄は20キロ足らず
ようやく年内にゴール到達が見えてきました。

エリア 富士見(長野)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 自家用車 徒歩

9回目の甲州街道ウォーク
こちらの小淵沢駅からスタートです。
といってもここから甲州街道の旧道までは約5キロ離れています。
前回は日が暮れた後の上り坂だったので大変でしたが、今日は下りなので50分くらいで実質のスタートラインまで行けそうです。

小淵沢駅 駅

小淵沢駅から5分ほどのところにある国の重要文化財に指定されている旧平田家住宅。
見学は有料だったので、下から眺めただけ。

平田家住宅 名所・史跡

武田信玄家臣の末裔で、江戸時代の大名主であった平田家。建物は17世紀後半に建てられたもの。

先週小淵沢駅に向かってこの道を歩いた時には、すっかり日が暮れて真っ暗でしたので周りの景色を見れませんでしたが、昼間見ても何もありませんね。

この辺りから下り坂になります。

この辺りで10数頭の猿の群れに遭遇
写真には1頭しか写っていませんが下から群れで上がってきました。

坂道を下り終えてここまで40分

ここでとようやく旧甲州街道に合流
今日の甲州街道ウォークはここからスタートです。

今日のコースを事前にチェックした限りでは特に見るべきものは何もなし。

きょうもこんな村の神社とか石仏の類しかなさそうです。

なまこ壁の農家

この辺りには屋敷の一角に蔵のある農家が多いようです。
何故か屋号ではなく、苗字が書かれています。

山口の関所跡
　信州口を見張った国境の口留番所があった場所で、今はこの石碑のみ

ここから長野県に入ります。

旧道との分岐点に道祖神や石仏が並ぶ場所で「日蓮上人の高座石」の案内看板を見つけました。？？

これが日蓮聖人の高座石
勝沼方面から来た日蓮上人が３日３晩ここで説法を説いたと伝わる高座石
小さな祠が上に載っています。

鐘楼の乗った山門のある真福寺

ここで道に迷ってしまい、地元の人に聞いても甲州街道の旧道の位置がわからずしばらく彷徨うことに。

国道20号線の甲州街道の現道に出て、道の駅で情報収集を
でも、旧甲州街道に関するパンフレットがありませんでした。
ここの道の駅レストランと温泉が併設されていました。
食事はたいしたものがなくパス。

道の駅 信州蔦木宿 道の駅

道の駅にあったこの地図で旧甲州街道の位置がわかりました。
結局先程道に迷った場所を先に進めばよかったようです。

真ん中の黒い石碑に「応安の古碑」とありますが、あとで知ったことですがこれが古碑ではなく単なる説明板で、実際の古碑箱の裏側に隠れている小さな四角い石でした。

この辺りは古代米の産地らしくて、古代米の里の看板がありました

農道の途中で何か所かこんな石碑が建っていました。

この辺りから日本橋から数えて42番目の宿場町、蔦木宿に入ります。

枡形道路の説明碑
桝形路は、宿場町の南北の入口に設けられ、宿内への外からの見通しを遮り、侵入者の直進を妨げて、安全防備の役割をはたしてきたそうです。

蔦木宿本陣・大阪屋の跡
この江戸時代末期に造られた表門だけ残っていました。

隣には「明治大帝御駐輦跡」の石碑

蔦木宿の案内図がありますが、通り沿いの建物はほとんど宿場町を感じさせるものは残ってなくて、ほとんどが屋号の看板だけでした。

蔦木宿の街並み

農協の敷地内にあった与謝野晶子の歌碑

目の前には明治天皇が巡幸の際に使った御膳水の水汲み場が
今は水が枯れて出ません。

道端の石仏群
今日はこんな石仏や道祖神ばかり
何も見るべきものありませんね。

きょうはいつもよりも増して食事処やコンビニがなく、ようやく見つけたこちらのドライブイン赤石でランチ
ドライブインて響き　懐かしいですね
でも、特に食指を動かすようなメニューはなく無難なところで味噌ラーメンを注文
味は、家で作る味噌ラーメンって感じでした。

ドライブイン赤石 グルメ・レストラン

この辺りが富士見峠
峠と呼ばれているにしてはそれほどの坂でもありません

富士見峠の常夜燈

ようやく、なんとなく旧街道を歩いているといった雰囲気の街並みを発見

きれいに見える山並みは八ヶ岳でしょうかね

今日初めて見あ街道歩きのお仲間に遭遇

尾片瀬神社の鳥居

鳥居は立派でしたが、境内にあったのはこんな小さな祠だけ

道祖神が3つ並んでいます。

道の脇を流れる側溝　凍っています

とちの木風除林の説明板

この松が樹齢200年を超える赤松の風除林

2本の木が並んでいるこちらは一里塚っぽい雰囲気が・・・

やはり、一里塚でした
日本橋から4７里目の重修の一里塚

正面の大木は日本橋から48里目（192キロ）の御射山神戸一里塚。
これで「みさやまごうど」と読みます
樹齢約400年のケヤキの下には一里塚碑と標高917mの碑がありました。

今日の甲州街道ウォークはこの金沢宿の案内看板のところまで。
ここから道をそれて青柳駅へ向かいます。

本日のゴールがこちらの青柳駅
中央線の上りは1時間に1本しかなく、次の電車は40分後
でも、無人駅の駅周辺には何もなく待合室で本を読みながら電車を待つことに。

青柳駅 駅

途中停車時間の長かった駅の売店で酎ハイを買って燃料補給

年末に京都へ行くために久しぶりに購入した青春18きっぷ
GoToトラベルがコロナの感染拡大のため休止になってしまい、やむなくキャンセル。
結局停まったままだった街道歩きを再開したので、甲州街道と中山道ウォークですべて消化しそうです。