またやってしまいました歩き倒しの旅　バルセロナ＆トレド＆ちょこっとマドリード11日間の足跡　【旅日記編　11日目帰国日】

2019/10/27 - 2019/11/07

今回もやってしまいました歩き倒しの旅。
そろそろ年も年なんで、あくせくせず、のんびり滞在してゆったり観光しよう！と思ってバルセロナに10泊もするという計画を立てたのに、気が付けば北へ南へ東へ西へと、とにかく歩き倒してしまうという、旺盛な好奇心とたぐいまれな貧乏性のわたし。またしても相方から「歩きすぎだ」「強欲だ」「苦行だ」と罵倒されてしまいました。でも治りませんよ、私のあっちもこっちも行きたい病。
この旅行記は、そんなわたしの訪れたあっちやこっちを、備忘メモ程度にまとめておこうというものです。

その10回目は、遂にバルセロナとお別れの日。12:15バルセロナ発の飛行機なので、朝食後には空港に向かう必要があります。長い滞在だと思っていたけれど、過ぎてしまえばあっという間。帰りたくない病が発動です。
でも今回は、マイルを使ったビジネスクラスの旅。帰りのラウンジと飛行機を楽しみに空港へ。エールフランスでバルセロナからパリへ飛び、パリで羽田便に乗り継ぎです。パリから羽田への飛行機は、16：05発と夜便なので、機内食を頂いたら椅子をフラットに倒しておやすみなさい。
帰りも飛行機トラブルもなく、乗り継ぎもスムーズ、無事帰宅しました。
というわけで、今回はいつもにもまして内容がない旅行記であることを、お詫びしておきます。

ちなみに、今回のバルセロナ訪問の大きな目的は、スペインのアール・ヌーヴォー＝モデルニズモ建築巡りでしたので、その様子は先に旅行記全９篇で公開しております。
バルセロナのモデルニスモ建築巡りの様子が気になる方は、下記旅行記を覗いてください。
（1）サグラダファミリア＆グエル公園
　　https://4travel.jp/travelogue/11568448
（2）カサ・ミラ＆カサ・バトリョ
　　https://4travel.jp/travelogue/11622978
（3）カサ・ビセンス＆グエル邸
　　https://4travel.jp/travelogue/11623386
（4）グエル別邸とその他のガウディ作品たち
　　https://4travel.jp/travelogue/11624946
（5）サン・パウ病院（モンタネール作）
　　https://4travel.jp/travelogue/11625773
（6）カタルーニャ音楽堂とその他のモンタネール作品
　　https://4travel.jp/travelogue/11626592
（7）カサ・アマトリェールとその他のプッチ作品たち
　　https://4travel.jp/travelogue/11627998　
（8）モデルニスモ建築三大巨匠以外の作品たち　前編
　　https://4travel.jp/travelogue/11629209
（9）モデルニスモ建築三大巨匠以外の作品たち　後編
　　https://4travel.jp/travelogue/11629670

【旅ログ】
　10/27　13：45　羽田発　AFにてパリ経由でバルセロナ　同日22:55着
　10/28　カタルーニャ音楽堂、スペイン広場、蛾の館、ゴシック地区
　10/29　モンジェイックの丘、サグラダファミリア、グエル公園、カサ・パトリョ（みゅうミキ・ツーリストの日本語現地ツアーに参加しました）
　10/30　モヌメンタル闘牛場、逆さだファミリア、サン・パウ病院、カサ・ミラ
　10/31　バルセロナサンツ駅→マドリード乗換→トレド
　11/1　トレド
　11/2　トレド→マドリード→バルセロナサンツ駅　
　11/3　カサ・カルベ、バルセロナ歴史博物館、バルセロナ海洋博物館、ゴシック地区、ランブラス通り、サグラダ・ファミリア夜景　
　11/4　グラシア通り建物外観、アントニ・タピエス美術館、カサ・ビセンス、クアドロ男爵邸、カサ・コマラット、カサ・フステル、ラス・プン　シャス集合住宅、カサ・アマトリエール、グエル別邸
　11/5　グエル邸、ボケリア市場、マリーナ地区　　
　11/6　12:45　バルセロナ発　AFにてパリ経由
　11/7　12:25　羽田着

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機

ホテルグランヴィアの朝食も最後となりました。
今日は残念ながらトルティーヤもベリージュースも無く、ちょっとがっかり。
ま、それ以外のメニューも美味しいんですけどね。

部屋に戻り、窓からの眺めも写真に収めとこってことで中庭テラスビューの写真です。ティータイムにはこのテラスでコーヒーや紅茶、スナックなどが無料提供されているらしいです。一度利用しようと思っていたんですが、歩き回るのに夢中で残念ながら一度も利用しませんでした。

あ！右手には「カサ・ロカモラ」のオレンジ屋根が見えています。

ホテル出発まで小一時間ほどあったので、最後のバルセロナ歩きをと、ホテルの前の「グランヴィア通り」をちょいとお散歩することにしました。
もちろん、そんな疲れるだけの行動を相方がするわけがなく、私一人でフラフラ出かけました(笑）

日本のギフトショップで売っているポストカードみたいな写真。(笑）
とにかくバルセロナの街と離れるのが寂しくて、なんでもいいから撮った写真ですが、今になってみると、ちょっとかっこよく見えます(笑）

ホテルのそばにも、こんな素敵な邸宅がありました。
この建物は、「エンリック・サニエ・イ・ヴィラヴェッキア」が1903年から手がけ、1905年に完成した「カサ・カミル・ミュレラ」です。

サニエはこの建物に、当時の彼の作品の特徴的な要素を取り入れています。石の透かし彫りで飾られた手すりと、メインの出窓を中心とした曲線を描いたファサードは、当時の典型的なファサードの要素を持っています。木製の軒も、彼の他の作品で多く使用していますが、特に石の細工刻をうまく使うのが彼の特徴です。

バルセロナの新市街にある大きな通りは、こんな感じで車道の真ん中に街路樹のある大きな歩道があるパターンが多く、とても歩きやすく快適です。
その歩道に自転車専用通路が設置されているので、自転車も、日本のように路上駐車の車を避けるために車道側に膨らんで通らなければならないようなこともなく、安心安全です。

青信号、なんと自転車と一緒です。

1919年創業の旧リッツホテルも、ご近所さんでした。今は「エルパレスホテル」となっていますが、ひときわ美しく立派な外観です。

ほんの15分程度のお散歩でしたが、最後のバルセロナの街の空気を吸ってホテルに戻ってきました。
ホテルグランヴィアさん長い間ありがとう！とても快適な滞在でした。

ホテルからはタクシーで空港に向かいました。
バルセロナ・エルプラット国際空港までは30分弱で到着です。
ビジネスクラスということで、チェックインなども優先的だったので、あっという間に搭乗手続きが終わってしまいました。
買い物にあまり興味がないので、ラウンジでのんびりすることにしました。

エールフランスを使ってのバルセロナからパリまでの飛行機なので、シェンゲン国内線のラウンジ「VIP Pau Casals」を使うことになります。保安検査場から１つ下の階へ下がり、右へ進むとラウンジ入口があります。

バルセロナ空港にあるVIPラウンジは全て共用ラウンジとなっていて、スターアライアンスだけでなくワンワールドのビジネスクラス利用者や上級会員、またプライオリティパス保持者も対象となっているので、受付には行列ができていました。

受付でチケットを見せて室内に入ります。
入口には飛行機の発着状況がわかるボードもあるので安心です。

受付を通ると中はとても広々としていて、ゆったりとした雰囲気です。

ビュッフェコーナーは、まだ朝食タイム。11:00過ぎだったんですけどね。
カウンターに置かれたMENUによれば、「Breakfast：5:00～12:30」とのことでした。日本人的に12:30はランチなんですけどね(笑）

シェンゲン国内線のラウンジなので、大したものはないだろうと思っていたら、結構な品揃えでした。

さすがスペインだけあって、ワインもいっぱい。
ソフトドリンクもいろいろありました。
写真を撮り忘れたのですが、フレッシュジュースもありましたよ。

フードの並ぶ周辺は、食事が取りやすいようなカフェ風の椅子とテーブルが並んでいます。

フードから離れた場所は、ゆったりとした椅子が並び、のんびり過ごせそうな雰囲気です。アナウンスは流れませんので、のんびりしすぎて乗り遅れ注意ですよ！

ターミナル側の席からは窓の下に出発ターミナルが見渡せます。
いつもはあの下のターミナルでお土産屋さん覗いたりして時間潰してるのですが、今回はこんなにゆったりとした場所でのんびり出来て、ビジネスクラスっていいですな~。
タダ飯食べられるし　(o^^o)ふふっ♪

パリまでの便AF1349は、12:15オンタイムでバルセロナを飛び立ちました。
眼下には大西洋と立派なお屋敷が見えます。
プール付きの別荘なのか、プチホテルなのか…。いいなぁ。

イベリア半島、さよーなら~。
(o・・o)/~マタネェ

2時間弱のフライトですが、ビジネスクラスには機内食が出ます。
サヤインゲンと玉ねぎのサラダとサーモンのソテー一択です。

パリシャルルドゴール空港は巨大なので、乗り換えに時間がかかります。
乗り継ぎ時間は1時間半ほどあったのですが、パスポートコントロールやらセキュリティチェックやらで、結構時間を食ってしまい、ここでのラウンジは見送りました。国際専用のラウンジだからちょっと行ってみたかったんですが、ボーディングゲートからラウンジまでの距離も結構あったので…。

羽田までのAF272便は、なんと沖止め！長距離国際線なのに、随分な扱いです。
ま、私は、飛行機を間近に見ながらタラップを上がって乗る方が好きなんでWAKUWAKUでしたが、キャスター付きのスーツケースを持っている人は、タラップの階段上がるのが大変そうでした。

え？なんでグラスがいくつも並んでいるかって？
イケメンのCAがいろいろなワインを持ってきて、説明をしてくれるんです。
で、私が悩んでいると「全部試してみたら？」と少しずつ置いていってくれたわけです。
私はあまりお酒は得意ではないんですが…イケメンの誘いは断れませんでした。(#^.^#) エヘッ

さて、ディナータイムです。
私が選んだのは魚介のパエリヤ。チーズの盛り合わせや前菜、フルーツコンポートのデザートまで、贅沢三昧ブロイラー状態(笑）

ワインも入り、ゴキゲンな様子ですが、例のイケメンＣＡが、頼みもしないのに写真を撮ってくれました。ま、ビジネスクラスなんて滅多に乗らないからいい記念かな。

ビジネスクラスの区画最後尾にあるビッフェコーナーも、ちょっとおしゃれな感じです。

カップ麺やクッキーなど軽食も並んでいますが、私はハーゲンダッツのアイスクリームをいただきました。←まだ食べたんかい！

ブロイラー生活の締めは、美味しクロワッサンとブリオッシュ、ハムとチーズの朝食です。
ビジネスクラスは食事が充実していますが、小食の私には苦行の域に入ります。
え？食べなければいいだけ？
そんな勿体無い事！！

というわけで、歩き倒しの旅を続けても、結局体重増加で帰宅する私でした。
しつこく続けたバルセロナの旅行記は、これにて終了です。長々お付き合いいただきありがとうございました。
☆⌒(*＾-°)v Thanks！！