2021冬 オンラインツアー佐賀県三市町の旅

2021/01/16 - 2021/01/16

コロナ渦の影響で登場したオンラインツアー第7弾。Zoomを使って、現地とつなげます。あうたび自体は、63回目だそうです。今回の参加者は40名ほど。
単なる観光地巡りではなく、現地の人とふれあうことが第一の目的なので、オンラインでも十分楽しめるのと、事前に届く応援グッズが魅力。
https://autabi.com/
https://autabi.com/event/producer/16841/

海外が続いていて、5か月ぶりの国内オンラインツアー。佐賀県嬉野市を中心に、今回はほぼすべて行ったことあるところで、懐かしい感じの旅でした。今回は送付品がすごくたくさんあって、豪華。


表紙写真は、事前に送られた品々。
・嬉野市：うれしの茶（上煎茶、釜炒り茶）、温泉湯どうふ、うれしの茶せっけん、逸口香、みそ漬けモッツァレラ
・鹿嶋市：日本酒5種（幸姫、光武、能古見、肥前蔵心、肥前浜宿）
・多良町：竹崎カキ、みかん、バラ干し海苔、わさびドレッシング

エリア 佐賀

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 旅行の手配内容: その他

今回の集合場所は佐賀空港。まずは嬉野市のお茶畑へ向かいます。
お茶畑では、嬉野市長と茶癒人（ティーラー）の長尾さんがお出迎え。ティーラーとは、お茶で癒す人になりたい、という長尾さんの造語。長尾さんの喋りがなかなかに面白い。

日本一を取ったこともある嬉野茶は、甘みがあってまろやか。渋さが一切ないのが特徴。お茶の入れ方などをレクチャーしていただきます。

お茶ちゃ村 専門店

次に向かうのは、鹿島市の酒造。鹿島市の6蔵が集まって、鹿島酒造ツーリズムをおこなっている。鹿島酒蔵ツーリズム協議会会長の峰松さんの幸姫酒造に向かい、酒蔵見学を行い、幸姫で乾杯。
今回、のんべえセットは鍋島を除く5本入っていた。前回行ったときは鍋島を買ったのだが、値段が高い種類しかないのかもしれない。
昨年は酒造ツーリズムができなかったものの、今年は3月末に実施予定とのこと。

幸姫酒造 名所・史跡

ラベルもおしゃれで、賞を取ったこともある酒が並ぶ。佐賀は九州の中では米どころでもあるので、うまい酒ができる。

幸姫酒造 名所・史跡

次は多良町で竹崎カキの養殖を行う峰松海産へ。九州でカキというイメージはなかったが、穏やかな有明海で肉厚なカキに育つとのこと。

殻が付いたままの生のカキが10個くらい届きました。一個1分くらいレンジにかけるだけで、勝手に蓋が空くそうで。気合い入れて生で開けなきゃよかった・・・。

竹崎海産 グルメ・レストラン

予定にはなかった船に乗って、カキを二週間つるしているところへ。堤防内なので、本当にすぐに到着。
カキは、紐につけて育てるが、機械で引き上げると殻が壊れてしまうので、見栄えが悪い。そのため、二週間つるしておくと殻が再生して、実入りも良くなるそうだ。

休憩の後、次に向かうのは祐徳稲荷神社。日本三大稲荷の一つでもある。宮司の鍋島さんは、山の上の奥の院から出演。有明海も望む絶好の景色。

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

もう一つのカメラは、入り口からスタートし、まずは階段100段程度の本殿へ。あちこちから中継で、テレビ番組のようだ。
神様も複数おられるので、お参りする場所がたくさんある。本殿までなら、エレベーターもあり。

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

奥の院に向けて山を登り続ける。前回行ったときは奥の院まではいかなかった（山登りあきらめた）が、赤鳥居が連なるさまは、京都の伏見稲荷の様。ここはタイのドラマのロケ地だそうで、タイの方がたくさん訪れるのだとか。
カメラの方は、息を切らしながらたどり着きましたが、ちょうど登りきったところで中継終了。ご苦労様でした。

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

次は、嬉野市に戻って、塩田津シュガーロードへ。お茶畑から移動してきた市長と、塩田津街並み保存会の馬場さんの案内で始まる。
長崎街道に位置する宿場町で、白壁の街並みがきれい。
自分が行ったときは大晦日で人っ子一人いない寂しいところでしたが、いろいろ見どころがあることがわかりました。

塩田津 名所・史跡

国の重要文化財に指定されている西さんの家に入ります。個人宅としても使っているので、いつでも入れるわけではない。オンラインツアーならどうぞということで入れたところ。

西家は昔のお菓子屋さんで、シュガーロードの由来にもなった砂糖菓子を作っていた。この木型で砂糖菓子を作る。

縁起物のタイの砂糖菓子。昔は砂糖が貴重品だったので、これが結婚式に出され、その後はこれを崩して砂糖としていただいたそうです。

塩田津最後は、ティーラーの長尾さんを交えて、佐賀銘菓逸口香をいただきます。中国の空心餅を原型としたお菓子で、長崎から伝わったもの。黒砂糖の餡が中に入っている。

最後に送られたものの紹介コーナー。鹿島市からムツゴロウの紹介。お酒のつまみに良いというのだが、なぜか入っていたのはノンアルセットのみ。こういう機会でないと、なかなか買ってまで食べようと思うので、のんべえセットに入っていなくて残念。

最後はいつものように懇親会。最初は人数が多いので３つのブレイクアウトルームに分かれ、15分後に集結。
市長も自宅から参加していましたが、今回参加した嬉野市のスタッフは市役所の方で、なんと市長と同い年。若い！途中から場所を移動して市長宅に押しかけるなど、なかなか良い関係も垣間見えました。
今回も楽しい旅でした。