2020夏 オンラインツアー愛媛県双海町の旅

2020/08/10 - 2020/08/10

コロナ渦の影響で登場したオンラインツアー第４弾。Zoomを使って、現地とつなげます。
元々、現地の生産者に会いに行くというコンセプトを掲げた「あうたび」という旅行会社の企画。に乗った地域おこし協力隊からの持ち込み企画。
通常の観光地を巡る旅とは違い、現地の人とのふれあいが目的なので、オンラインでも十分楽しめます。
https://autabi.com/
https://autabi.com/event/event-open/12844/

今回は酒蔵がないので、飲み物は各人自分で準備して参加します。
実は私の母の実家があるところで、すごくなじみがありました。

表紙写真は、事前に送られた品々。
鱧しゃぶしゃぶ、鱧入りじゃこ天、鱧ちり鍋だし、鯛めし用鯛、ハウスミカン、米ぬか酵素風呂、ゆずポン酢、恋しぐれ、トゥクトゥク乗車券
ちなみに、トゥクトゥクの観光乗車は準備中とのことで、まだ乗れない。

エリア 伊予・砥部(愛媛)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 旅行の手配内容: その他

今日の集合場所は下灘駅14時。双海のビーチボーイズの案内で旅が始まります。参加者は当初の30名募集を上回り、40名ほど。
説明が始まると、伊予灘ものがたり（八幡浜編）がタイミング悪く？駅に入ってくる。客が出てくるということで、説明途中で駅前の下灘珈琲で一服。
微妙に段取り悪いが、これも一興。

下灘駅 駅

下灘駅というと、青春18きっぷのポスターで一躍有名になった駅だが、この駅名板は本当は列車を向いて逆向きに設置されていた。しかし、ポスター撮影の時だけ逆向きにしたため、実際に見に来た人が違うという話になり、今では逆側もつけられている。
昔は海に一番近い駅だったが、国道ができてしまったので、少し海が遠くなってしまった。
ちなみに、下灘駅からDash島が見えます。

下灘駅 駅

伊予灘ものがたり（八幡浜編）をお見送り。

下灘駅 駅

5分くらいトゥクトゥクに乗って、豊田魚港へ。ここでは鱧が捕れるのだが、関西圏に朝一で届けるように、15時にセリが行われるとのこと。
時間を合わせて行ったはずが、今日は風が強くて船が出られず、セリもなし。少し準備した動画を観たが、残念ながら漁師の皆さんと雑談会になってしまった。動画はセリの様子を流してほしかった・・・。
写真は事前に配られた背景写真。

上灘水産にワープして、鱧の小骨切の実演。
鱧と言えば、高級魚。京都の高級料亭のものというイメージだが、ここではまさに売るほどある。なんと、一尾600円くらいじゃないか？とあっさり。楽天で一尾800gが5千円で売っとるぞ。
今回送ってもらった鱧は200g。鍋ではなく、湯引きにして食べたがこれはうまい！田舎に帰っても鱧は食べたことなかったが、やはり地元民は食べないそうで。

次はミカン畑へ。移動時は電波状態が良くないということで、事前準備した動画を流す。山道を登っていく動画はそれなりに面白いのだが、いつまでたっても終わらない。なんと編集なしで10分以上ある。途中で飽きてきて、各自トイレ休憩。

富田さんのミカン農家へ。このあたりから、サヤちゃんの本領発揮？友達感覚でどんどん進む。
昔はミカンと言ったら愛媛だったが、今では和歌山に抜かれている。愛媛の戦略は、ミカンのブランド化で勝負だとか。甘平と紅まどんなが高級ミカンの二大巨頭。
最初にハウスミカン（すでに収穫完）を見てから、紅まどんなへ。ハウスミカンは、夏に食べられるミカンで激甘。こんなに甘いみかん食べたことない。

次は閏木醤油へ。大正時代から続く地元の醤油工場で、伊予市のふるさと納税でも返礼品として並ぶほど有名。いまだに木樽を使って醤油を作るのはなかなかにすごい。
今回のセットには、鱧しゃぶ用にゆずぽん酢しょうゆがついていました。

下灘の旧商店街にある芳我ベーカリー
パン屋だが和菓子も作っていて、「ますます、いよし。ブランド」に認定された「ふたみ恋しぐれ」を販売。ういろうのようなもちもち感のお菓子。

そのまま商店街を歩き、酒屋へ。商店街がさびれても、酒屋だけは残るものですよね、と、双海のビーチボーイズの冨田さん考。
下灘ものがたりのラベルを張ったお酒も販売。
今回送付品に酒がなかったのは、酒蔵がないから。酒税法上、酒屋から送ることはできないのだろう。

トゥクトゥクに乗って、下灘駅の隣、伊予上灘駅へ。台風が近くて、風が強い。Zoomってすごいのかなんだかよくわからないが、ノイズキャンセラが働いて、独特のエンジン音が聞こえない。残念。
伊予上灘駅は現在無人駅だが、犬猫駅長がいる。伊予灘ものがたりにあわせて、駅に来るそうだ。

伊予上灘駅 駅

伊予灘ものがたり（道後編）を出迎える。

伊予上灘駅 駅

列車交換の時間を狙って、車内を見学。結構ぎりぎりまで粘って、危うく降りそびれるところだった。

伊予灘ものがたり（道後編）をお見送り。前と後ろで色が違う。

伊予上灘駅 駅

昔からある地域のスーパーで、双海のビーチボーイズのサヤちゃんのおばあさんのお店。伊予上灘駅前にある。

次は、「米ぬか酵素風呂酵素まる」へ。過疎の村に似合わない、おしゃれなカフェ併設の酵素風呂。砂湯みたいな感じ。せっかく酵素風呂も見せてもらったのに、写真を撮り忘れた。

最後に「ふたみシーサイド公園」に行って、夕陽が海に落ちるのを見ながら、二グループに分かれて懇親会。なんだかんだで、今回も楽しい旅でした。
あうたび代表唐沢さんも、ほとんど打ち合わせなしで大丈夫かと思っていたそうですが、サヤちゃんの暴走気味のガイドながら、無事旅を終えられました。結局のところ、オンラインツアーは、現地のガイドの方の力量にかかっているな、と思いました。
夕日が沈むのは19:01。暗くなるので、ビーチボーイズの秘密基地へ移動し、宴会は続く。終わりが見えなくなってきたので、20時に退散。

ふたみシーサイド公園 公園・植物園