反省の旅・四国／おまけ編「ほんま、おおきによ！」

2020/11/20 - 2020/11/22

先月の試験で弱点が露呈した四国。クリアしても悔しいものはやっぱり悔しい。そこで私は反省の旅に出ることにしました。今回は淡路島経由で徳島に入り、その後四万十へ。翌日は坂本さんにご挨拶。「まっことよう来たね～」と言ってくれたかどうかは分かりませんが、やっぱり龍馬は格好え～がやき！そして土佐の塩カツオも青さのりの天ぷらも美味しいでぇ！高知を訪れた後は香川に入り、弘法大師生誕の地などを見学。再び徳島に戻り、最終日は散歩を兼ねて眉山へ行ってきました。朝の清々しい空気を胸いっぱいに吸い込み、その後「新型コロナウイルスなんかに負けるものか～～～」と心の中で叫びながら下山。気付けば反省の旅が、いつの間にかうまいもん探しの旅になっていました。

エリア 兵庫

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5

• 交通手段: 自家用車

『反省の旅・四国』も、ようやく最後の旅行記となりました。
ここまで根気よくお読みいただいた読者の皆様には本当に感謝しております。

さて今回は、旅先で見掛けたクールな車からスタートしましょう。
真っ赤な車はイギリス車。
ピカッと光るユニオンジャックのテールランプがとても格好良いですよね。
この車のテールランプは横長でしたが、縦長タイプはもっとはっきりユニオンジャックだと分かります。
お洒落な車で旅に出る…良いですね～！

オレンジの簾は干し柿。
自分の物なら毎日眺めて、「甘くな～れ、甘くな～れ～！」と念じていたことでしょう。

うだつの町並みを見学した後はランチ。
この日はランチ難民となり、ウロウロしている内に藍住インターチェンジ近くまで来てしまいました。
最近困ると何故かインド料理。
店が変わっても、インド料理ならラーメンほどアタリ・ハズレの差が少ないと考える私です。
この日は板野にある『ニューナンカレーハウス』を訪れました。

天井部分を良く見ると、キリマンジャロ・マンデリン・ブルーマウンテンなどコーヒーの名前が並んでいます。
この店が建てられた時は、カフェだったのかもしれませんね。

インド料理店へ行くと何の躊躇いもなくナンを頼む私たち日本人ですが、実はインドの人々は殆どナンを食べません。
小麦粉はインドの人々にとって贅沢品なので、その代わりに出てくるのがチャパティやライスです。
良く北インドの人々の主食がチャパティで、南インドの人々はライスと言われていますが、出張でインドへ行く友人の話ですと東の人々はチャパティもライスも食べるそうです。

こちらがそのチャパティ。
全粒粉・水・塩を混ぜて焼いたもので、発酵していないピザ生地に近いかなーという感じ。

おやつ用のチャパティには具が入っていたり或いは蜂蜜と一緒に食べたりしますが、いずれにせよライスを除けば日本ではナン、インドではチャパティが主流です。
勿論日本にあるインド料理店でも、チャパティを提供している所がありますので、富裕層のナンと庶民のチャパティを食べ比べてみましょう。

ニューナンカレーハウスのランチセットは、Aセット・Bセット・Cセット…などいろいろありますが、写真はバターチキン＋本日のカレー＋ナン(ライスも選択可)＋サラダ＋チキンティッカ＋ドリンク(ラッシー・コーヒー・ウーロン茶・ミルクティーから選択)のセット。

同僚が頼んだほうれん草とカッテージチーズのカレーは『パラックパニール(Palak Paneer)』。
むかし友人が、「インドにはカレーと付くものはない。理由は食べる物全てがカレー味みたいだから。」と言っていましたが、皆さんも何となく想像できるのではないでしょうか。
カレーの代わりに良く目にするのが、香辛料を混ぜ合わせたマサラ(MASALA)の文字。
まぁマサラ自体がカレーに使われる香辛料ですから、日本人にとってはカレーの味になるのでしょう。
量も多く懐にも優しいニューナンカレーハウス。
学生も喜びそうです。

帰りは板野インターチェンジから高速を利用。
先程のカレーハウスに近いのは徳島自動車道の藍住インターチェンジですが、私たちはそのまま淡路島方面に向かいますので、少し遠回りになる徳島自動車道ではなく最短距離の高松自動車道・板野インターチェンジから高速を利用しました。

鳴門ジャンクション。
いよいよ四国ともお別れです。

大きな島から、大塚国際美術館がある大毛島へ。

渦潮観察の高速観潮船に乗船するなら、鳴門北インターチェンジで高速を下りましょう。
私もむかし渦潮体験をしましたが、結構迫力がありますよ。
視界が真っ白になるナイアガラの滝とはまた違った船体験ができますので、皆さんも渦潮観察に出掛けてみませんか？

高速走行中に助手席から撮影。

離れた位置からでも、潮が動いているのが良く分かります。
川のような流れでも、ここは海。

続いては南あわじ市の『沖の島』。
頂上の古墳には海人族の長が葬られているようですが、島に渡る手段もないので観光資源の問題で取り上げられることはないと思いますが…。

上り下りが自由に行き来できる淡路サービスエリアまであと２kmという所まで来ました。
美しい明石海峡大橋を一望したければ、このサービスエリアに寄ってみましょう。
スタバもありますので、同僚のようなスタバ派にもお勧めですよ。
ちなみにミスドはありますが、マックはありません。

写真は明石海峡大橋。
ANAから送られてきた2021年のカレンダーに、この明石海峡大橋の写真がありましたね。
それと同じ構図で見る橋も非常に美しいのですが、走行中に流れていく橋の直線と曲線も素晴らしいですよ！
青空や夕焼け空ならパーフェクトだったのに…と思いましたが、きっと「また来なさい！」ということなのでしょう。

明石海峡大橋 (淡路島側) 名所・史跡

枝の間から見えていたタンカーがこちら。
バイバイタンカー、バイバイ四国、そしてバイバイ淡路島…ということで、橋を渡れば本州です。

♪神～戸～、泣いてどうなるのか～♪
私の年齢で言えばこの歌ですが、関西を訪れた時に聞いた神戸女子大のCM♪最後の青(関取花)♪も良い曲ですね。
彼女の曲を聞くと、もう一度学生に戻りたいと思うおばば。
青春って良いな～！
車は神戸淡路鳴門自動車道から山陽自動車道へ。
最近はいろいろな高速がジャンクションで繋がっていますので、何処へ行くにも楽になりました。

新名神から名神。
大阪の文字を見たら頭の中に豚まんが浮かび、京都の文字を見たら無性に豆大福が食べたくなった私です。

久しくこのインターチェンジも利用していませんが、今年はエクスプレスカードの出番も無し。
この状態はいつまで続くのでしょうか…。

２泊３日の『反省の旅』が終わりました。
今回もアルコール入りスプレー＆アルコール入りウェットティッシュの減りが尋常ではなかったのですが、今はこの様なグッズがないと不安ですね。
今年の冬は旅行好きにとって色々な意味で厳しい冬となりそうですが、皆さんも感染症対策を施して苦境を乗り越えてください。