2020/11/07 - 2020/11/14
209位(同エリア441件中)
タブラオさん
東京オリンピックで今年は相方が8月に夏休みを取れないため、当初、ミャンマー・ラオス辺りに一人で行こうかと考えていました。ところがコロナでそれもままならなくなり、結局、普段なかなか行きづらいところということで、九州に1週間、一人で行くことしました。
最大の目的は、九州の極上泉巡りをすること。それとせっかくですから、ご当地グルメを楽しむこと。更に名のある景勝地も興味があるところを中心に回ってみることでした。
で、どうだったかというと、まず温泉ですが、約1週間の滞在で合計26湯に入り、気になっていたところはほぼ制覇しました。それとご当地グルメは、お目当てのところは全て予約していきましたが、どれも期待以上でした。天気は初日以外は全て快晴。「見に来て良かった!」「食べに来て良かった!」と何度思ったことか。
一人旅のメリットを生かすため、宿泊は基本的に素泊まりにしましたが、これが大正解でした。朝は6時に出発し、夕方も比較的に遅い時間にチェックインしましたが、朝方の空いた時間に長距離を移動出来たため、時間的な余裕が生まれ、結果として計画していた以上に多くの場所を回ることができました。また宿代も節約出来たため、食べたいもの、やりたいことはケチらずに楽しめました。総走行距離1,783.5km。充実&大満足の九州一周旅行となりました。
1日目 正午過ぎに大分空港着。別府で温泉巡り。別府泊。走行距離77.0km。3湯入湯。
2日目 大分の温泉巡り。九重“夢”大吊橋観光。熊本県・わいた温泉泊。走行距離170.4km。6湯入湯。
3日目 阿蘇山観光。高千穂峡でボート。鹿児島・粟野岳温泉泊。走行距離367.1km。2湯入湯。
4日目 指宿で砂風呂。桜島で小噴火に遭遇。鹿児島・霧島温泉泊。走行距離288.8km。3湯入湯。
5日目 柳川でムツゴロウ&ワラスボ刺身。長崎・雲仙温泉泊。走行距離277.8km。2湯入湯。
6日目 竹崎でカニ堪能。祐徳稲荷神社観光。佐賀・呼子泊。走行距離234.2km。2湯入湯。
7日目 大分に移動。温泉巡りの日。別府泊。走行距離303.6km。6湯入湯。
8日目 午後便で帰京。走行距離64.3km。2湯入湯。
⑤は5日目の旅行記です。この日のメインは福岡県柳川市の夜明茶屋のランチでした。ムツゴロウとワラスボの活造りを頂きましたが、味はともかくとしてとてもインパクトがありました。この日は霧島温泉から雲仙温泉への移動でしたので、柳川市まで行くと大回りになりますが、行った甲斐がありました。この日泊まった雲仙温泉はお湯がいいと聞いていたため期待して行きましたが、期待が大き過ぎたのか、印象はイマイチでした。
この日の主なイベントは次の通りです:
●熊本城の近くまで行く
●森高千里の出身校をチラ見
●夜明茶屋でムツゴロウ・ワラスボ活造り
●柳川の町を散策
●有明フェリーで多比良港へ
●雲仙小地獄温泉館で日帰り入浴
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6時00分に前日宿泊した霧島湯之谷山荘を出発しました。この日は11時30分に福岡県柳川市の夜明茶屋でランチの予約があり、他に熊本市内に寄る予定でした。当初は夜明茶屋に行ってから熊本市まで戻り、そこから雲仙にフェリーで渡ろうかと考えていましたが、朝6時00分に出発できたため、先に熊本市に寄ってから夜明茶屋に向かうことにしました。
写真は高速道路からの景色ですが、朝もやがとても綺麗でした。 -
熊本市内に寄ったのは、森高千里の出身校を見に行くためでしたが、少し時間的に余裕があったため、せっかくですので熊本城も見に行くことにしました。先に熊本城を目指しましたが、高速を下りてから道が全然進まなくなり、市内は通勤ラッシュのためこの通り大渋滞でした。
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熊本城の目の前まで何とか辿り着けましたが…
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下調べをせずに行きましたので、取り敢えず最初に見つけた熊本城稲荷神社近くの駐車場に車を入れました。
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熊本城の入口を目指して、当てもなくお堀沿いを歩きました。入口っぽいところに着きましたが、そこにあった地図で確認したら入口は遥か遠くにあることがわかり、流石に嫌気が差して駐車場に引き返しました。もっと調べて行けば良かった…
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森高千里が通っていた学校(だそうです)。門の横まで来て写真を撮っただけで、そのまま通り過ぎました。
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「夜明茶屋」
ランチの予約は11時30分からでしたが、10時40分前に着いてしまいました。 -
夜明茶屋のレストランは開店前でしたが、お土産屋は営業中でしたので覗いてみました。
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中を覗いてみたら、私好みのお土産ばかりでした。ムツゴロウ、ワラスボ関連グッズが溢れていました。
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「むつごろうセット 3,000円」
正直、それほど美味しいものではないと思いますが、インパクトは抜群だと思います。喜ばれるかどうかは別ですが… -
「エイリアン(ワラスボ)セット 3,000円」
これもインパクトがあります。エイリアンエナジードリンクは結局買いませんでしたが、一本だけでも買っておけば良かったかな。 -
柳川の名物と言えばうなぎ。うなぎラーメンも売っていました。
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むつごろうラーメンとエイリアンラーメンのセット。それぞれ4袋入りで2,000円でした。
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むつごろうラーメン、エイリアンラーメン、うなぎラーメンのセットで3,000円でした。このセットは買いませんでしたが、バラでも売っていましたのでいくつか買っていきました。でも余り喜ばれなかったような…
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他にも、ふりかけ、甘露煮等々、色んな加工食品が売られていました。
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真ん中のムツゴロウの手ぬぐいが可愛かったため、自分用のお土産にしました。
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「北原白秋生家・記念館」
開店まで時間がありましたので、付近を散歩してみました。外から写真を撮っただけで、中には入りませんでした。 -
お土産屋の前に置いてあった青いムツゴロウ像。目立っていました。
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「有明海のオススメ料理」
お店には開店の少し前に戻ってきました。写真は店先に掲示してあったメニュー。とても魅力的な料理が並んでいました。 -
開店直後の店内の写真ですが、一番乗りでしたので他のお客さんはまだいませんでした。
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先にオーダーだけして、出来上がるまで店内を見学させてもらいました。上はムツゴロウで、下はワラスボだと思われます。
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カニは竹崎カニです。翌日、太良町で食べた竹崎カニと同じカニでした。結構大きなサイズのカニでしたが1,500円でした。竹崎で食べるより安いと言われましたが、さあどうだか?
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夜明茶屋御膳とムツゴロウ・ワラスボ活造りをオーダーしました。全部揃ったら、テーブルの上がいっぱいになってしまいました。
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ムツゴロウ・ワラスボの活造り
お味はともかく、インパクトは絶大です。九州でなければ食べられない珍しい物を探して、ここに辿り着きましたが、わざわざ大回りして来た甲斐がありました。 -
で、そのお味ですが、両方とも特に特徴のある味ではありませんでした。不味くはないけど取り立てて美味しいわけでもない、まあそんな感じでした。それよりもムツゴロウもワラスボも、身を切り取られているにも拘わらず、刺激を加えると口を開けて反応していました。特にワラスボの方は箸を口に入れると激しく食い付き、自分の方へと強く引こうとします。指を入れたら食いちぎられそうでした。生命力の強さを感じたというのか、目の前で自分の身体の一部が食べられているのを見るというのは、どういう気持ちなんだろうかと想像してたら恐ろしくなって、美味しく食べる気分も失せてしまいました。
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上がムツゴロウの甘露煮。下の右側はクチゾコの煮付けで左側はマジャクの唐揚げです。
ムツゴロウの甘露煮は骨が多くて食べづらいです。正直お味もイマイチでした。クチゾコはカレイとかその種の魚ですが、これは普通に美味しいです。マジャクはヤドカリのようなものだそうです。ボリボリかじりましたが、これもまあ1回食べればいいかなって感じでした。 -
ムツゴロウとワラスボの骨は素揚げにしてくれましたので、骨も残さずに全て食べました。
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お店を出る頃には店内は満席になっていました。種類も豊富ですし、お値段も手頃ですので、人気があるのも頷けます。
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「かば印 アイスキャンデー」
夜明茶屋のお土産屋でアイスキャンディを売っていることを思い出し、これを買って食べました。とても濃厚で美味しかったですが、ビニールが張り付いて手がベトベトになってしまいました。 -
食後に川沿いをくるっと歩いて回ってみました。小舟に乗って観光することも出来るようです。何人かで乗ったら楽しそうです。
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川沿いの柳の並木が、風情がありました。時間があったらゆっくりと散策してみたい町です。
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柳川のことは全く知らずに来ましたが、うなぎでも有名な町のようです。川沿いはうなぎ屋だらけで、町全体にうなぎの香ばしい匂いが漂っていました。この町がとても気に入りました。
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見事な位、うなぎ屋だらけでした。今回はムツゴロウ&ワラスボ目当てで来ましたが、うなぎを食べにここに来るのもいいかも知れません。
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柳川を13時00分前に出て、長洲港の有明フェリーターミナルに向かいました。この日の宿泊地の雲仙温泉へは、佐賀県を経由して陸づたいに行く方法と長洲港からフェリーで行く方法の2通りありましたが、翌日に同じ道を使って佐賀県に行くため、フェリーで行くことにしました。
写真は長洲港に行く途中で見かけた干潟。有明海というと干潟のイメージですが、ここでちょっと見られただけでした。 -
14時15分発のフェリーを目指して行きましたが、ギリギリセーフで乗船することが出来ました。
前日に貰った地域クーポン券を使うのをすっかり忘れていて、フェリー乗り場近くになって気が付きました。途中のファミマで聞いたら使用不可でしたが、有明フェリーターミナルの目の前のローソンで何とか使うことが出来、助かりました。夕食のパンと他にあれこれ買って何とか1,000円分使い切りました。 -
桜島フェリーと違って、甲板に出ることはできませんでした。観光色は余り強くなく、みなさん、席に座って到着を待っていました。
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多比良港には15時10分に着きました。
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「雲仙地獄」
雲仙温泉には15時45分頃に着きました。まずは雲仙地獄に行きました。 -
この手の地獄は色んなところで散々見ていますので、特に感じることはありませんでしたが、取り敢えず見に行ってきました。
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「小地獄温泉館」
続いてマニアの間でも評判の良かった小地獄温泉館に行ってきました。 -
写真はホームページから拝借したものです。
左右に仕切られていますが、右側が熱くて、左側がちょうど良い温度でした。硫黄の香りは強くなく、パンチのあるお湯ではありませんでした。お湯が真っ白であったことは印象に残っていますが、それ以外、特に特徴のあるお湯ではありませんでした。何人か人がいたため、さっさと出ました。 -
「青雲荘」
評判の良い旅館であったため、最初はここに泊まろうと思い、電話で聞いてみましたが、修学旅行客で満室とのことでした。修学旅行?とは思いましたが、これを見て理解できました。大規模旅館は好きではありませんので、満室で良かったと思いました。 -
「雲仙いわき旅館」
口コミを見ると余り良いコメントがなかったため、躊躇しましたが、日本温泉協会オール5点の湯とのことで、お湯はとても期待できそうであったため、ここにしました。実際に行ってみると、「温泉審査最高点の宿」と表示がありましたので、期待したんですが… -
素泊まりで6,050円でした。GoToは適用不可と言われ、通常料金で宿泊しましたが、とても綺麗な部屋で広さも充分でした。この日の夕食はフェリーに乗る直前にローソンで買ったパンが夕食になりました。
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露天風呂です。誰も入っていませんでしたが、余り入る気が起こらなかったため、取り敢えず写真だけ撮って内風呂に向かいました。
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内風呂に行ったのは18時00分過ぎでしたが、食事時のためか誰もいませんでした。それなりの規模の旅館ですので、その内に誰か入ってくるだろうと思いつつ、誰か入ってきたら出ようと思いながら結局誰も入って来なかったため、根負けして19時40分に出ました。どうしてなんだろ?
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肝心のお湯ですが、温泉審査最高点という割には何だかイマイチなお湯でした。硫黄の香りは弱めで、湯口付近で少し香る程度でした。お湯の濃さも感じられませんでした。お湯を口に含んでみたら酸っぱかったため、確認したらphは2.8でした。正直インパクトの薄いお湯でしたが、一人で長いことゆっくり出来たため、満足できました。
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ずっと湯口の近くにいましたので、この景色を眺めながらくつろいでいました。
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翌日の出発前に撮ったものですが、この日の走行距離は277.8kmでした。翌朝の朝食は、10時00分にランチの予約がありましたので、食べませんでした。
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