晩秋のお散歩②　湖東三山めぐり（滋賀）By　定期観光バス

2020/12/01 - 2020/12/04

2日め

今日は楽して観光バスで湖東三山めぐりをチョイス。
旅行者にとって滋賀は何と言っても交通の便が悪い、でもいいお寺さんが多くあり、いつもは電車や自転車で回ります。

思った以上の参加者、30名。
老若男女、1人だったり、3人組だったり、でも高齢夫婦が多いのはバスツアーのお決まり。
3日前のツアーは42名のMAXだったとガイドさん。
でもバス会社さえ設定ミスの今年の紅葉シーズン、東京もんは尚更難しい。2か月も先の天候は運次第（笑）

三井ガーデンホテル京都四条…高木珈琲…四条駅→京都駅→永源寺→百済寺→一休庵→西明寺→金剛輪寺→京都駅→烏丸御池駅…わたつね…三井ガーデンホテル京都四条

本日は21,921歩
それにプラス石段の大さ（笑）

エリア 滋賀

7:45　四条駅近くの高木珈琲さんで朝食
高辻通りを小学生が集団登校する姿も見れました

前回の京都駅前のコーヒー店でもそうだったけど、タバコが吸えるのはなぜだろう？？

ホットドックセット＠850
プリプリのウインナー！

Aセット＠720で腹ごしらえし、烏丸線で京都駅へ

8:45　京阪八条口バスターミナルでベルトラでネット購入したバウチャーとチケット交換＠9350

しばし案内のアナウンス待ち

9:25　京都駅前出発

京都東ICから名神高速道路に入りました
きれいなお山は近江富士の三上山

10:18　黒丸PAでトイレ休憩

黒丸パーキングエリア 道の駅

10:50　永源寺到着
臨済宗永源寺派総本山、1361年開山
近江の領守佐々木氏頼ゆかりのお寺

永源寺 寺・神社・教会

和泥水

永源寺の裏山から愛知川にそそぐ『蟠桃渓（ばんとうけい）』にかかる大歇橋（だいけつきょう）を渡ると境内霊域

羅漢坂
ここまで来るのに、約120段の石段を上がります

紅葉は最終版というものの空気が澄んでいていい感じ

昨日の山科もこんな感じだと思ってました（笑）

井伊家の霊廟（立入禁止）

総門手前の洗耳水（手水鉢）は「仏道を求める者は、耳にこびりついた世俗の考え方を洗え（捨てよ）」という意味

総門を入ると拝観料500＠が必要
今回は、料金込み込みです

山門横のもみじがきれい
山門楼上には釈迦三尊（釈迦如来・月蓋長者・善財童子）と十六羅漢が祀られているそうです

飛泉水
手水が多いお寺ですね

方丈：本堂
自由に登壇参拝できます

龍の噴水

観音菩薩さま

開山御手植の楓樹

風穴,
現在は安全のためふさがれていました

茶筅塚（ちゃせんづか）

永源寺ダムへ向かう道沿い、ここでUターン

同じツアーの人がいないな…みんな見るの早い（笑）

永源寺の滞在時間は55分、充分かと思いましたが、足りない（笑）

大歇橋の欄干
ディズニーのスティッチにも見えません？

門前のお店、集合時間にはまだ間があるので、

大好きな赤こんにゃくをゲット＠500
日本橋の滋賀の物産館までなかなか行けない

11:45　永源寺を出発

12:05　百済寺（ひゃくさいじ）到着
推古14年（606）に聖徳太子の誓願で建立されたお寺
ここでの滞在時間は55分

百済寺 寺・神社・教会

鈴鹿山系の中腹に位置する山深い参道を上がります

う～長いな（笑）
湖東三山巡りは足腰を鍛えなければお参りできませんぬ
マスクをしていると尚更きつい

息を継ぎ、頭上を見上げればモチジ

やっとこさ、仁王門！
五木寛之さんが奉納した大わらじがドーンとお出迎え

ご本堂では住職さんによる解説があり、秘仏の十一面観世音菩薩（別名：植木観音2.6ｍもある巨像）はお厨子のみ、でも今だけ特別に聖観音坐像・如意輪観音半跏思惟像の扉を開けてくれていました

鐘楼は自由につくことができました
なかなか良き余韻、強くついてはだめですね

天下遠望の名園と言われた喜見院の庭園は撮影のため見学できず
あとで、拝観料の半額を戻されましたが、周りのおじさんはブーブー文句（笑）
あ、私はお庭より仏像重視なので気にしませんでしたけど…
本坊にいた猫で気持ちも和み、

しばし、ごろにゃんで触り放題（笑）

矢印の方向にうっすら延暦寺！
湖東の小比叡と称される天台宗のお寺（平安時代から）
そしてその延長線上には朝鮮半島、今はなき百済とな、う～ん壮大

ここも有名な石垣で

赤モミジの絨毯のはずでしたが…
表参道は赤門まで続いています

13:20　昼食：一休庵

一休庵 本店 グルメ・レストラン

西明寺門前で近江牛鍋と豆腐御膳をいただきました
牛鍋だけでも良いな（笑）
＊鴨・鯉そして訳の分からぬヌタは口に合いませぬ

わら細工の亀、近江では伝統工芸となっています

14:10　西明寺
承和元年（834）仁明天皇勅願の天台宗のお寺
ここの滞在時間は65分

西明寺(池寺) 寺・神社・教会

総門をくぐると、

開放感のある参道、ガイドさんから庭園入口まで歩いてくださいと…

ん？目の端に動くものが…

野ザルだ！！

10頭ほどの群れの移動中に遭遇

日向では何か食べていますね？

あ、気が付いた！
離れているといえども、わいわい人間が騒いでいるんだものね（笑）

深遠なる山域と言った所でしょうか

このお寺も本堂への石段が長い…

ん～、長い（笑）

最澄さんの銅像のまえに受付、拝観料＠600

蓬莱園を経由して本堂へ

説明がなく素通りといった感じでしたが、薬師三尊像をあらわす立石などがある名勝庭園

回遊式のお庭を通り、

二天門へ

本堂では特別公開の刀八毘沙門天を拝することができました
今まで見たことがないお姿！には目を奪われました
また後陣も特別公開中でした

国宝の三重塔
特別拝観の内部の壁画は必見ものらしいのですが、団体行動なのでスルー（笑）

鐘楼は紅葉に彩られていました

さて、戻ります
またまた人影なし（笑）

苔も美しいお庭です

ちょうどこの下は名神高速道路

行く時に通り過ぎた不断桜を見学

総門まで戻ってきました

15:25　金剛輪寺
天平13年（741）聖武天皇の勅願で行基が開山
ここの滞在時間は65分

金剛輪寺 寺・神社・教会

観光バス特権で自動車道、半分以上の石段をパスして、途中から石段に合流
黒門から上がってきたらどうなることやら（笑）

とはいえ、急な石段

二天門到着

ご本堂で由緒などを伺い、秘仏の聖観音菩薩「生身の観音」のお厨子をお参り
一刀三礼、行基菩薩が彫刀を進められると、木肌から赤い血が一筋流れたので、粗彫りのまま本尊として安置されたとの事

疫病退散・景気回復祈願で日本最古の大黒天（頭上に冠を戴き、甲を着けて忿怒の相）も特別公開中
で、ご利益に与ろうと大黒天さまのお守り＠300をいただきました！

ここは血染めの紅葉として名高い場所ですが、もうちょっと早く訪れていたなら…なぁ

う～、また最後みたい、急いで千体地蔵の参道を下ります

途中のお地蔵さま

参道入口まで戻ってきました

おっとお庭も見るんでした！

趣があるお庭ですが、夕方で暗くなり始め

もう、すっかり「わび・さび」の世界

これで本日のお寺まわり、終了です

黒門までまだまだ参道が続いていました

集合時間に間に合いました！が、ここでもなにも購入できず…

一路、京都駅へ

18:00　京都駅八条口到着
烏丸線で烏丸御池に向かいます

18:30　烏丸御池駅から近いわたつねさんはお気入りの定食屋さん

京味菜 わたつね グルメ・レストラン

日本酒、祝と亀の尾で乾杯
今日もよく歩きました

めかぶとおひたし

季節の野菜天

けいらんうどん

きのこせいろうどんで〆て4640円

三条通りから

烏丸通りを経由してホテルへのんびり歩いて20分