晩秋のお散歩③　正伝永源院・長楽館・金戒光明寺・北野天満宮御土居　in 京都

2020/12/01 - 2020/12/04

3日め

京の朝ごはんを食べに2回めとなるいまりさんまでお散歩、そしてついこの間知ったばかりの御金神社へお参り。

そして、特別拝観スタート！
「秋の…」「非公開文化財…」括りで何ヶ所かある中で、入ったことにない場所を４か所チョイス。
①正殿永源寺②長楽館③金戒光明寺の山門④北野天満宮の御土居

指折り数えてみたら35回も京都に来ていたのに、まだまだ入ったことにない寺院が多いなあ（笑）

三井ガーデンホテル京都四条…いまり…御金神社…新町バス停→四条京阪前…建仁寺…禅居庵…正伝永源院…八坂神社…中村楼…知恩院…長楽館…祇園→岡崎道…岡崎神社…金戒光明寺…岡崎道→北野天満宮前…北野天満宮/御土居…北野天満宮前→四条西洞院…チャコール…三井ガーデンホテル京都四条

本日は19,171歩

エリア 京都

8:00　ホテルからいまりさんまで路地を歩いて15分

旬菜 いまり グルメ・レストラン

京の朝ごはんは炊き上がりに合わせて予約＠1500
しみじみ京都を味わいます（笑）

いまりさんから御池通りを渡り、15分で
8:45　御金神社さん到着

主祭神は金山毘古命(かなやまひこのみこと)、金・銀・銅をはじめとする全ての金属類、鉱山、鉱物（鉱石）を護り給う神さま

住宅街にひっそりと、でもご縁日にはすごい人出らしい
なんとご神徳は、私たちの生活のあらゆる場において深く関わりがあるものばかり

9:03　新町御池バス停から京阪四条へ
京都でバスを乗りこなせば達人なんですけど、なかなか（笑）

9:15　京阪四条　出雲の阿国さん像

その斜め前に南座の「當る丑歳 吉例顔見世興行」のまねき看板
京都で一度くらいは歌舞伎も観たい

京都四條 南座 (阿国歌舞伎発祥の地) 名所・史跡

9:30　建仁寺到着
予定より早いので、境内をちょっと散策

建仁寺 寺・神社・教会

9:40　禅居庵「日本三大摩利支天」の一つ
イノシシが使役

禅居庵 寺・神社・教会

10:00　正伝永源院特別拝観料＠600

正伝永源院 寺・神社・教会

建仁寺の塔頭の一つ
織田信長の弟であり茶人の織田有楽斎が再興した｢正伝院｣と熊本藩主･細川家の菩提寺｢永源庵｣が、明治期に合併

既に紅葉シーズン終了のためか閑散
襖絵は細川護熙元首相が奉納

ゴロゴロしてお抹茶いただきたいお座敷（笑）

新しめの杉戸絵

正伝如庵は平成8年完成

有楽斎さんの肖像画や

紅葉を透かして見せる下地窓、

有楽窓、暦貼りや鱗板などを覗き見

10:35　八坂神社
予定より早く進行、昼食後の長楽館を前倒しと思ったら、今日は午後からとの事
お昼は予約時間がずらせないので、神社内経由で円山公園へ

八坂神社 寺・神社・教会

春ともなれば、人だかりの祇園枝垂桜の下に、

ノラ猫さん発見、囲いの中には人は入らないのを知っているので、

余裕のノラ猫さんらしい眼差し（笑）

ひょうたん池も観光客がチラホラ
ここでも結婚式用の撮影をしていましたよ

11:00　困ったときの知恩院さん！
行きは知恩院三門前から御影堂前まで、無料シャトルバスで楽々
平成の大修理が今年の4月に終了したばかりの御影堂を見学

知恩院 寺・神社・教会

時代劇で使用される男坂（石段）、帰りはゆっくり下ります

山門もコロナ禍でひっそり

扁額はたたみ2畳以上とな

11:45　中村楼到着

中村楼 グルメ・レストラン

老舗ならではの腰の低い対応が◎

田楽弁当＠3850

吸い物も上品で美味しい

名物の祇園豆腐(田楽)

次はじっくりと夜に訪れたい♪

13:00　長楽館
伊藤博文さんが名づけたそうです

長楽館 宿・ホテル

明治の煙草王の村井吉兵衛氏が贅を尽くして、国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建築

特別拝観料＠1000を支払い、３・４階の茶室「長楽庵」や御成の間などを見学
残念ながら撮影不可

1・2階はカフェやレストランで利用可、またホテル長楽館またでの宿泊はかなりラクジュアリー

https://www.chourakukan.co.jp/

祇園バス停から岡崎道まで約10分

14:00　岡崎神社に到着

岡崎神社 寺・神社・教会

狛うさぎとグータッチ

もともとここ一帯は野うさぎが多く、多産なうさぎは古くから神の使いとされたことと、ご祭神の速素盞鳴尊と奇稲田姫命が多産で子授け安産の神様で、いつしかうさぎ神社となったそうな

岡崎神社の横の細道を上がると金戒光明寺への近道

五劫思惟阿弥陀仏は墓地の一角に、江戸時代のもので可愛らしい石仏♪

目の前の観光トイレがきれいです

コロナ対策で事前ネット予約制＠1600
御影堂・方丈・紫雲の庭・山門を見学します

金戒光明寺(黒谷さん) 寺・神社・教会

金戒光明寺は法然上人が比叡山の黒谷を下り、初めて草庵を結ばれた地
御影堂内部は撮影不可、中山文珠と呼ばれる文殊菩薩さま（渡海文殊形式）が素敵

紫雲の庭は法然上人と浄土宗の広がりを枯山水で表現したもの

その奥に亀島や

係りのおじさんが作っていたハート

山側の散策路はモミジと、

こうゆう風景が京都っぽくてほっこりしちゃう

今回のメイン、山門へ急ぎます
残念ながら急な階段・楼上から周辺の風景・釈迦三尊像と十六羅漢像の写真撮影は禁止

15:45　高麗門から出て、岡崎道バス停へ

16:00　岡崎道バス停前のファミリーマートで休憩
コンビニでコーヒーが飲めるから喫茶店がなくなったのか、喫茶店がないからコンビニが流行るのか？
旅行者とすれば格安なので助かりますが（笑）

岡崎道から北野天満宮まで30分強

17:05　日が暮れたので、夜の特別拝観開始です

北野天満宮 (天神さん) 寺・神社・教会

夜の拝観は初めて、日中とは別世界です

手水舎もやはり牛さん

何とも言えぬ幻想的な雰囲気が醸し出されています

17:15　御土居見学＠1000
春と秋に開催していましたね、北野天満宮と言えば梅！なので、意識していませんでした（笑）
青もみじの頃も格別の清々しい美しさのようです

コロナ禍なのでお菓子はお持ち帰り
最後にある茶店でほうじ茶（？）がふるまわれました

豊臣秀吉公が洛中洛外の境界、水防のための土塁を築いたことは知っていましたが、今もその遺構を歩けるのは感慨深い

京都市内も紅葉が枯葉になりかけていますが、

夜空に浮かぶ風景は必見

足元に気を付けながらの散策です

ご本殿を横目で見ながらまずは北へ

もう夜の帳が下り切ってしまいます

この階段分が御土居に高さ
ここから折り返しで南へ

鶯橋①

鶯橋②

ここでお茶の振る舞いがありました
冷え切った身体に染み渡ります

18:15　北野天満宮前からバスで四条西洞院へ

バス停から1分、本当に狭い路地にあるイタリアンバル
18:50　チャコールさん
ちょっと京料理にも飽きた頃、カウンター席で楽しくお話しながら、ワイン片手に舌鼓の一夜

お店の人いわく、観光のお客さんが来ないのとコロナに罹るのを天秤にかけると、コロナのほうが益しかなとの事、なので来ていただいてうれしいと言ってもらえてほっとしました
クリームチーズの味噌漬け、ワインに合うんです

サラダもグレープフルーツが入っていてさっぱり

焼き枝豆は初めての体験でしたが、めっちゃうまい！
本当にワインが進むものばかり…

アヒージョは好きな具材（エビ・タコ・イカ・ホタテ・チョリソー・ソーセージ・マッシュルーム・トマト）を3つチョイスできます
バケットも美味しい（ハーフで良かったかも）

最後に魚介たっぷりのスパゲッティーニを食べて、〆て9,460円
ここからホテルまでは5分
きょうも大浴場へは行けませぬ（笑）