20年ぶりの青春18きっぷ　首都圏から九州まで　2日目　兵庫県から竹田城、城崎温泉、すなば珈琲経由で島根県まで

2020/08/23 - 2020/08/23

20年ぶりに18きっぷの旅にチャレンジしました。

と言ってはみたものの、若い頃に比べて体力も忍耐力も時刻表の読解力も落ちています。
どうなることやら…

1日目　橋本（神奈川県）→和田山（兵庫県）
★2日目　竹田城跡→城崎温泉→松江（島根県）
3日目　一畑電鉄、レンタカーで石見銀山
4日目　レンタカーで三江線跡、益田（島根県）→小倉（福岡県）
5日目　関門海峡

エリア 兵庫

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

■和田山→播但線→竹田
和田山8:10発寺前行き。
竹田城跡に向かいます。和田山に宿をとった理由の一つはこれです。

キハ40系。国鉄型です。
2両編成のうちの1両が写真のこれ。キハ41と記載されています。
播但線にキハ40系が走っていることは知っていましたが、この顔は知りませんでした。かつての食パン電車（419系等。寝台電車を普通列車用に改造したやつ）を連想します。
ちなみに写真の車両は両開き扉、もう1両は普通の顔で片開き扉でした。

一駅目の竹田で下車。
竹田城跡の楽しみ方は人それぞれなので、詳しい説明は他に譲りますが、写真でよく紹介される山の上に行くのには、

①竹田駅から歩く（高低差240m程度！）
②タクシーを利用する。（日によってはバスの運行もあり）

の選択肢があります。
登山道もあり、決して①も無謀ではありません。

そう言えば、ラオスのバンビエンで40分かけて絶景の山に登ったなぁ…
…迷います。

往路だけタクシーを使うことにしました。
駅前に待機しているタクシーはおらず、何社かのタクシー会社の電話番号が掲示されています。
1社目は予約でいっぱい。2社目を利用することに。

これが楽しいことになりました。
運転手さんが「鉄分」の高い方で、お互い鉄道トークが止まらない止まらない。
タラコなんて単語が自然にやり取りされる状態でした。タラコ…さっき乗ったキハ40の塗色のことです。

タクシー料金は1600円くらい。

竹田城跡 名所・史跡

竹田城跡直前までは車は入れません。よって多少は登山が必要です。
500円払って入場。

雲海を見るには、早朝にやって来ることが必要です。

山を降りていきます。

街へ降りました。
山の上にチラリと見えているのが竹田城跡です。
ね、歩いて登れそうでしょ。

などと書いていますが、実は下山時に足をグキッとやってしまったことを白状します。帰宅後、何回か通院しました。皆様も気をつけて…

こんな模型が

■竹田→播但線→和田山
竹田10:28発和田山行き。
再びキハ40

和田山駅。
キハ40は国鉄時代に全国に配備されました。そのためいろいろなバリエーションがあり、しかも長い歴史の間に改造を受け、さらに多様な顔ぶれになっています。

和田山駅前には弁当屋さんがあり、弁当を頼もうとしたら、時間が足りず断念。

和田山は鉄道の拠点でもありました。
興味のない方には、崩壊寸前の危険な廃工場に見えるかも知れませんが…

■和田山→山陰本線→城崎温泉
223系だったかな。
城崎温泉11:33着。

昼食&温泉にしましょう。
城崎は駅前から温泉（外湯）があり、観光客向けの店が続き、ついでに言えばJRのダイヤ上の拠点なので、鉄旅にはいい街です。

写真は昼食。駅前の「響（きょう）」で。但馬牛のランチ。2千円超の昼食は自分にとっては珍しいことです。でも満足。

次に温泉へ。
一の湯に入浴。他にも日帰り入浴可能の温泉がたくさんあります。

君はいったい!?

温泉むすめ
あらゆる有名温泉で見かける気がします。いったい全国に何人いるのか分かりません。

別物？

■城崎温泉→山陰本線→浜坂
城崎温泉13:17発浜坂行き。キハ40。1両。後ろの特急とのギャップよ…
山陰本線は、京都からここ城崎温泉までは電化していますが、この先はしばらく非電化区間が続きます。
キハ40はわずかな登り坂でもエンジン音が高まるのが分かります。

餘部駅。
ここで半分くらいの乗客が下車しました。びっくり。そんなに人気スポットなんですか！餘部鉄橋。

写真右の標識に注目。「瑞風」の二文字が。

浜坂14:12着

■浜坂→山陰本線→鳥取
浜坂14:20発鳥取行き。キハ121。平成世代の高性能気動車です。
鳥取15:05着。

ラッキーなことにここで結構な待ち時間があります。
すなば珈琲に行きましょう。改札から数分の場所にあります。

すなば珈琲 鳥取駅前店 グルメ・レストラン

コーヒーの他に、こんなのを注文してしまいます。
これも広義の「旅の恥はかき捨て」

すなば珈琲 新鳥取駅前店 グルメ・レストラン

■鳥取→山陰本線→松江
鳥取16:00発快速鳥取ライナー出雲市行き。
キハ126。名探偵コナンのラッピングが施されています。
山陰本線の高速化のために導入された高性能の気動車です。JR西日本は転換クロスシートが大好き！って印象がありますが、この車両はボックスシートとなっています。
今回は縁がありませんが、このあたりを走る特急は単線非電化の割に結構かっ飛ばします。

歓迎してくれます。
同じ鳥取県の境線には鬼太郎列車が走っています。
両者並ぶことはあるのかな。

松江18:16着。
バスで松江しんじ湖温泉駅方面へ向かいます。

今夜の宿
松江しんじ湖温泉　ホテル一畑
7000円　朝食付き

宍道湖沿岸のホテルです。
おまかせプランなので、部屋は湖とは反対側で、湖はわずかに見えるのみ。そのかわり……一畑電鉄が見えます。
温泉は上階にあって宍道湖の眺めがいい！
もし、街中のビジネスホテルに少し追加するくらいの料金で泊まれるのなら、ここまで来るのもいいでしょう。

夕食はホテル近くの居酒屋で海鮮丼。

こんなルートで島根県まで辿り着きましたが、米原からそのまま東海道山陽を進み、岡山県内で一泊し、伯備線芸備線木次線で松江周辺に来ることも考えていました。それでもこのルートとぼぼ同じ時刻に松江に着きます。