20年ぶりの青春18きっぷ　首都圏から九州まで　4日目　島根県から山陰本線経由で福岡県まで

2020/08/25 - 2020/08/25

20年ぶりに18きっぷの旅にチャレンジしました。

と言ってはみたものの、若い頃に比べて体力も忍耐力も時刻表の読解力も落ちています。
どうなることやら…

1日目　橋本（神奈川県）→和田山（兵庫県）
2日目　竹田城跡→城崎温泉→松江（島根県）
3日目　一畑電鉄、レンタカーで石見銀山
★4日目　レンタカーで三江線跡、益田（島根県）→小倉（福岡県）
5日目　関門海峡

エリア 島根

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食は湯豆腐その他。

今日は午前中はレンタカーを利用します。
写真はホテル近くの海。

江津方面へ戻ります。

目的は三江線跡。
ここは江津本町駅跡付近。

踏切跡。
江の川の上流方向。
川の流れは海とはまた違う雰囲気があります。

自分が三江線に乗ったのは十数年前のこと。
車窓からゆっくり流れる川を眺めた記憶があります。
今、同じ川を眺めています。
あのときは、途中の駅で学生2人が下車すると、乗客は自分ひとりに…
終点近くまでその状態のままでした。

江津本町駅跡

江津本町駅 駅

国道9号を益田へ向かいます。
途中立ち寄った公園から見た海。

島根県立石見海浜公園 公園・植物園

12時に益田駅北店でレンタカー返却。ガソリン代は1544円（11.70l）。
駅まで送ってくれました。結構距離がありました。

食事出来る場所がないかな～と思いながら駅前を歩いていたら、地元民らしきおっさんに「そこに○○、そこにそば屋があるよ」と声をかけられました。おっさん、超能力者か!?　読心術があるのか!?(；ﾟДﾟ)
おっさんに教わった出雲そばの店「竹の家」で昼食。割子そば。3種の薬味が味わえるもの。美味しかった。おっさん、ありがとう！

■益田→山陰本線→長門市
益田13:11発長門市行き。
18きっぷ3日目の使用となります。

益田駅 駅

益田駅

再びキハ40の世界に入ります。

ここから先、山陰本線はほぼ日本海沿いに進みます。
しかし、ここまで一緒に走って来た国道9号線は山口線とともに瀬戸内海方面へ向かいます。津和野や山口市を通るルートですね。
鉄道にしてみても、特急列車は山口線を走り、山陰本線の益田以西を走る定期の特急は現在1本もありません。
本線とは名ばかりのこの区間ですが、鉄旅を楽しむには最高の区間でもあります。
「偉大なるローカル線」…紀行作家の宮脇俊三さんは、かつて山陰本線をそう呼びました。

車窓

飯井駅。
イイ！(・∀・)

飯井駅。
イイ(・∀・)雰囲気でしょ。

長門市15:02着。
長門市は4方向の路線が出会う駅です。
ここから仙崎まで一駅だけ伸びる路線も実は山陰本線です。

■長門市→山陰本線→小串
長門市15:20発小串行き。
向こうに入線してきたのは美祢線の車両。平成世代の若造。

繰り返しますが、現在、この区間に定期の特急列車は走っていません。
もし小倉まで走る特急があれば、仙台から鹿児島中央まで在来線特急を乗り継いで旅が出来るのですが。（ちょっとやってみたい）

有名な難読駅。
明らかに観光客と思われるお客が何人か乗ってきました。

小串16:35着。
写真はここまで乗って来た車両。
暇な人は写真を拡大して運転席下のプレートを見てください。
「日本国有鉄道」

■小串→山陰本線→山陽本線→下関
小串16:45発下関行き。
右の列車です。
ここを過ぎると、談笑する学生のグループを見かけたりして少し街の匂いがしてきます。そう言えば益田からここまで複数人の若い人を見かけませんでした。

下関17:25着

ん、この車両は…!?

車番はクモハ123-4！
荷物電車を改造した車両です。

105系。パンダと呼ばれる車両。
この車両も関東の鉄道ファンにとっては縁遠い車両です。

■下関→山陽本線→門司
いよいよ九州に向かいます。
本州と関門トンネルは直流、九州は交流。そこでその両方を走れる車両が必要です。国鉄型の415系です。
下関17:38発。

トンネルを潜り、デッドセクションを通り、九州へ。思えば遠くへ来たもんだ。
今日の宿は小倉ですが、余力があるのでちょっと先に行ってみます。

■門司→鹿児島本線→小倉
門司17:54発普通列車荒尾行き。

■小倉→鹿児島本線→黒崎
小倉18:11発快速羽犬塚行き。813系だったか？　ホームに並ぶ帰宅客を見ると都会に来たと感じます。…と言うか無理やり都会に引き戻されたようで戸惑いすら覚えます。
黒崎18:26着。

その昔、日本には「そごう」というデパートがたくさんあった時代がありました。そごうの店内には、日本中いや世界中のそごうの店舗を紹介するパネルがありました。我が家の生活圏にもそごうがあり、そのパネルの中に黒崎店を紹介するものもあったと記憶しています。

■黒崎駅前→筑豊電鉄→筑豊直方
筑豊電鉄初乗車です。
Suica使用可です。

筑豊直方駅。
世田谷線がそのまま神奈川や多摩地区まで走ったらこんな感じかなぁ…とか妄想しちゃいました。

JRの直方駅までは少し歩きます。
ゆっくり歩いていたら予定の便に乗り遅れそうになりました。

■直方→筑豊本線→折尾
19:24発。
折尾駅は絶賛工事中でした。

■折尾→鹿児島本線→小倉

■小倉→北九州モノレール→旦過
モノレールの小倉駅はJRの駅ビルに突っ込むような形になっています。見た目も凄いし、天候を気にせずに乗換可能。これは是非一度見て欲しい。
駅の設計や駅周辺の街づくりにはいろんな視点があるのは分かりますが、多摩都市モノレールの多摩センターの京王・小田急との乗換動線を見るたび、どうにかならなかったかなぁと思います。

今夜の宿
ホテルクラウンヒルズ小倉
朝食付き3300円のところ、じゃらん夏クーポンとやらを使い2800円。

小倉駅からも歩ける距離ですが、この区間のモノレールが100円だったので。
夕食は街の焼き鳥屋。