2020/11/07 - 2020/11/14
1332位(同エリア2425件中)
タブラオさん
東京オリンピックで今年は相方が8月に夏休みを取れないため、当初、ミャンマー・ラオス辺りに一人で行こうかと考えていました。ところがコロナでそれもままならなくなり、結局、普段なかなか行きづらいところということで、九州に1週間、一人で行くことしました。
最大の目的は、九州の極上泉巡りをすること。それとせっかくですから、ご当地グルメを楽しむこと。更に名のある景勝地も興味があるところを中心に回ってみることでした。
で、どうだったかというと、まず温泉ですが、約1週間の滞在で合計26湯に入り、気になっていたところはほぼ制覇しました。それとご当地グルメは、お目当てのところは全て予約していきましたが、どれも期待以上でした。天気は初日以外は全て快晴。「見に来て良かった!」「食べに来て良かった!」と何度思ったことか。
一人旅のメリットを生かすため、宿泊は基本的に素泊まりにしましたが、これが大正解でした。朝は6時に出発し、夕方も比較的に遅い時間にチェックインしましたが、朝方の空いた時間に長距離を移動出来たため、時間的な余裕が生まれ、結果として計画していた以上に多くの場所を回ることができました。また宿代も節約出来たため、食べたいもの、やりたいことはケチらずに楽しめました。総走行距離1,783.5km。充実&大満足の九州一周旅行となりました。
1日目 正午過ぎに大分空港着。別府で温泉巡り。別府泊。走行距離77.0km。3湯入湯。
2日目 大分の温泉巡り。九重“夢”大吊橋観光。熊本県・わいた温泉泊。走行距離170.4km。6湯入湯。
3日目 阿蘇山観光。高千穂峡でボート。鹿児島・粟野岳温泉泊。走行距離367.1km。2湯入湯。
4日目 指宿で砂風呂。桜島で小噴火に遭遇。鹿児島・霧島温泉泊。走行距離288.8km。3湯入湯。
5日目 柳川でムツゴロウ&ワラスボ刺身。長崎・雲仙温泉泊。走行距離277.8km。2湯入湯。
6日目 竹崎でカニ堪能。祐徳稲荷神社観光。佐賀・呼子泊。走行距離234.2km。2湯入湯。
7日目 大分に移動。温泉巡りの日。別府泊。走行距離303.6km。6湯入湯。
8日目 午後便で帰京。走行距離64.3km。2湯入湯。
①は1日目の旅行記です。12時35分に大分空港に到着。日帰り温泉に2ヵ所入った後、夕食は奮発して関サバを食べました。宿泊先の別府温泉保養ランドはイマイチでした。
この日の主なイベントは次の通りです:
●かまど地獄三丁目の湯に日帰り入浴
●かまど地獄見学
●奥みょうばん温泉に日帰り入浴
●割烹平家で関サバを堪能
●別府温泉保養ランド入浴
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10時50分羽田発のソラシドエア091便で大分に向かいました。Go To適用前に申し込んだため、往復で26,080円でしたが、高かったのか、安かったのか?
座席は、コロナ対策のため、得意の最後列・窓側を往復とも予約しました。行きは6、7割の搭乗率でしたが、コロナの観点からは危険と感じることはありませんでした。 -
大分空港には12時35分に到着し、すぐにレンタカーをピックアップしました。車を借りた時には小雨がぱらついていました。
今回もまたノートe-power君にお世話になりました。燃費良し、走り良しで言うことありません。8日間合計で1,783.5km走りましたが、平均燃費は約22kmでした。高速道路をちょっとハイペースで走ると燃費がぐんと落ちるようですが、遠慮なく踏んだ割には大満足の燃費でした。 -
最初に向かったのが、かまど地獄です。14時20分に着きました。3年前の3月にもここを訪れましたが、今回の目的は「かまど地獄三丁目の湯」に入ることでした。ここのお湯はコバルトブルーだと聞き、とても楽しみにしていました。地獄の入場料400円を払えば、ただで入れるとのことで、早速行ってみることにしました。
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受付で聞いてみたらすぐに入れるとのことで、入口の鍵を貰いました。受け取った鍵には「源泉にはシリカが多く含まれています」と書いてありました。別府から湯布院に掛けて見られるコバルトブルーのお湯は、シリカ成分によるものだと知っていたため、これで期待が一気に膨らみました。
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「かまど地獄三丁目の湯」は、かまど地獄の入口を入ってすぐ左にありました。
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最初に見えたのがこれです。今まで見たことのないような、このお湯の色に感激! 入ってみると、お湯はトロトロ・ヌルヌルで化粧水のようなお湯でした(化粧水には触れたことがありませんので想像ですが…)。
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これで硫黄の香りがしていたら完璧だったんですが、臭いは特にしませんでした。
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お風呂はこれだけで、小屋には他に着替え用の狭いスペースがあるだけです。そのため貸切での使用となりますが、追加料金なしで30分も貸切出来るのは有難い限りです。まあ、ほとんどの人は知らないんでしょうが…
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2回目ではありましたが、せっかく入場料を払いましたので、サッと中を回ってみました。
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こちらは本物の「かまど地獄三丁目」です。同じお湯かどうかわかりませんが、外の方が明るいため、より神秘的な青に見えました。
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足湯までがコバルトブルーのお湯でした。前回来た時には、お隣の国の方々が占拠していましたが、今回は日本人だけのようでした。
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かまど地獄を出てすぐのところにある地獄蒸しのお店。最終日にここのお店で買って食べる予定でしたが、結局食べられずじまいでした。
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前回、ここのお店で買ったカボスドリンクが美味しかったため、今回もここで「つぶらなカボス」を買いました。つぶつぶオレンジのカボス版でした。
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「奥みょうばん山荘」
次に向かったのはここです。15時30分過ぎに着きました。元々宿泊候補でしたが、電話したらコロナのため宿泊客は受け入れていないと言われ、断念しました。 -
内風呂と露天風呂のどちらかを選ぶように言われましたが、露天風呂の方にしました。貸切ではありますが、こんな感じの簡単に仕切られた貸切露天風呂でした。
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中はこんな感じでした。マニアにも人気の温泉のようですが、お湯が濃いわけでもなく、硫黄の香りも弱めでした。
その後、ここの温泉のオーナーの方と長々と話し込んでしまいました。オーナーの方も温泉好きのようで、元々は別のところに住んでいたところ、ここが売りに出た時に買い取り、そのまま移り住んだそうです。温泉施設を経営する傍ら、あちこちの温泉を巡っているそうですが、特にオススメだったのが、長湯温泉と塚原温泉火口乃泉でした。 -
奥みょうばん山荘を出たのが16時20分。17時30分に別府市内で夕食を予約してありましたが、時間が余ったため、有名な「竹瓦温泉」に寄ってみようと思い、別府中心部を目指しました。ところが、途中で渋滞に巻き込まれため断念。そのままレストランに向かいました。
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「割烹 平家」
特に食べたかったわけではありませんでしたが、せっかくですので「関サバ」が食べられるお店を探しました。座席が広そうなところで禁煙のお店を探しましたが、なかなか見つからず、結局ここにしました。コロナ対策もあり、人が少ない時間帯ということで開店時間の17時30分に予約をしました。
17時30分前に着きましたが、入口には予約者の名前が書かれた札がデーンと掲げられてあり、その中に私の名前もありました。名前を知られたら困る人もいるだろうにと思いつつ、名前が掲示されているのもなかなかいい気分でした。 -
一人でしたので、カウンター席に案内されました。生け簀を囲って、コの字にカウンターの座席が配置されていましたが、この生け簀にはなぜか魚はいませんでした。
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座ったところから、右手に見える生け簀。こちらは水族館の水槽のように魚が沢山泳いでいました。
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左側はこんな感じでした。斜めではありますが、向かい合って座るのは嫌だなと思いましたが、時間が早かったせいか、席が埋まることはありませんでした。
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関サバと関アジの両方とも食べたかったんですが、それぞれ一匹単位でさばくため、両方とも食べたい場合、一匹づつオーダーする以外ないとのこと。関サバが約10,000円で関アジが約6,000円。関サバは3,000円~5,000円位と聞いていたため、関サバだけでも完全に予算オーバー。ただここでケチったら後で後悔すると思い、思い切って関サバにしました。それにしてもフグ刺しが4,400円なのに、関サバが9,980円って高過ぎでは。
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生け簀の中から取り出したサバをその場でさばきますので、とても新鮮です。
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朝もやが掛かったような状態で出てきました。余計な仕掛けにお金を掛けずに、その分もっと安くしてくれればいいのに…
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お味はというと、もちろんそれなりに美味しかったんですが、コリコリしていて、身がとても締まっていたことが印象的でした。結構な量がありましたので、途中から飽きてしまいましたが、やはり2人以上で来て、関サバ、関アジの両方をオーダーし、シェアできれば良かったのかなと。ちょっともったいない食べ方をしてしまいました。九州滞在中でも、群を抜いて高価な夕食でしたが、値段対比の満足度は一番低かったような…
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全て揃ったところで記念撮影! この時、既に関サバを一キレつまんでいました。定食を付けて、9,980円にしてもらいましたが、それにしても高いなあ。
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「別府温泉保養ランド」
旅館というより、健康ランドに宿舎が付いている感じでした。素泊まりで6,500円でしたが、ちなみにここはGo Toの対象外でした。それはともかくとして、宿泊施設としては、予想はしていましたが、それ以上にガッカリな宿でした。まあ、温泉重視で決めましたので、最初から期待していませんでしたが… -
お部屋ですが、まあ一人ですし、寝るだけですのでこれで充分でした。汚いと口コミには散々書かれていましたが、室内はそれほどでもありませんでした。ただ、廊下でゴキブリを見た時には流石に閉口しました。
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ここはお湯が良いと聞いていたため、それなりに期待して行きました。泥湯と普通の硫黄泉とがありますが、泥湯が20時00分まででしたので、19時00分頃にまずは泥湯に向かいました。
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泥湯ですが、お湯はというと、岩手県の藤七温泉の泥湯と似たようなお湯でした。匂いは全く一緒だったような。ただ風情とか趣とか空気の爽やかさとか、そういったものは感じられず、不潔さが気になってしまいました。お湯は入れ替えしてるのだろうかとか、日中は大勢の人がここに入っていたのだろうかとか、そんなことを考えていると何だか嫌な気持ちになりました。
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こんな感じのだだっ広い泥湯でしたが、逆に落ち着かずに、入ってすぐに出ました。
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建物内の泥湯です。ここもなぜか居心地が良くなく、サクッと出ました。腰を下ろして涼むスペースがないからなのか?
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打たせ湯付きの露天風呂です。奥の方で右側に続いていて、見た目以上に広いです。お湯はいい感じの硫黄泉でした。
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この露天風呂が居心地が良く、ずっとここにいました。ただ、泥湯が20時00分までというのは知っていましたが、この露天風呂も20時00分までだったようで、管理人のおじさんから小言を言われてしまいました。
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「コロイド湯」と呼ばれる内湯です。
ここのお湯もオーソドックスな硫黄泉で香りも濃さもいい感じでした。他は20時00分まででしたが、ここだけ24時間利用可でした。24時間利用可なのは有難い限りでしたが、何とここはシャンプーも石鹸も使用不可のため、宿泊中、洗髪できませんでした。テント泊じゃあるまいし… -
翌朝、出発前に撮ったものです。朝食は前日にコンビニで買っておいたパンをかじり、6時20分に保養ランドを出ました。期待はしていませんでしたが、それ以上に何だかイマイチな宿でした。
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2日目の朝に撮ったものですが、1日目の走行距離は77.0kmでした。
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