2020　Go to JAPAN COVID19回復プログラム　週末長崎しま旅　壱岐の休日　

2020/10/17 - 2020/10/19

長崎県の未踏の離島の1つである壱岐へ行って来ました。
長崎しま旅わくわく乗船券というお得なチケットがあり、さらにキャンペーンもあって、もう行くしかありません。

今回は中学校時代からの幼なじみの友達と二人旅。
2月にオーストラリア、6月に北海道へ行って以来、というと久しぶりのような気もするけど、還暦過ぎたおっさん同士にしては、まぁそこそこ一緒に行っている方かもしれない。

さて、どんなチケットやパッケージがお得なのか。
検討し始めるときりがないし、実は毎週のようにお出かけしていると、比較している時間もあまりなく、もう馬鹿の一つ覚えのように、航空機＋ホテルのパッケージをベースに組み立てました。

本来は全体スケジュールを考えながら、航空機の時間も決めるのが本筋なんだろうけれど、私の場合は、先に航空便を決めてしまうことが多く（お値段と時間を勘案しながら）、それに合わせて後から現地のスケジュールを決めるというお粗末さは、いつも後悔の念がつきまとってしまいます。


■スケジュール
10/17土　羽田－福岡　福岡（泊）
10/18日　博多港－壱岐芦辺港　壱岐観光　壱岐湯本温泉（泊）
10/19月　壱岐観光　芦辺港－博多港　福岡－羽田


■フライト
ANA　羽田－福岡－羽田＋福岡の宿　1泊3日
航空券＋宿泊 　JTBダイナミックパッケージ
20,100円－7,035円＝13,065円（地域クーポン3,000円）


■ジェットフォイル（高速船）
九州郵船　長崎しま旅わくわく乗船券
博多港－壱岐往復　8,780円（航路運賃）＋負担金100円＝8,880円


■やど
10/17　福岡　ホテルエリアワン　パッケージに込み（食事なし）
10/18　奥尻湯本温泉　千石荘（2食付）
　楽天トラベルで予約　24,320円－8,512円＝15,808円（地域クーポン4,000円）→2人分　※1人分は半額

エリア 壱岐(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

10/17（土）

旅立ちはANA福岡ゆき。
なんでこんな中途半端な時間帯のフライトを選んだのか記憶にないんです。
幹線なのに機材はB737-800、座席数少ないから当然のように満席近い運航でした。

JALとANAで搭乗順や降機する時の案内など、微妙に異なるのはそれぞれの航空会社の考え方なんでしょう。降機時は座席番号××の方は席を立たずに～～～みんな守っています。

ホテルはパッケージで交通至便とお値段見ながらの格安ホテル。
博多駅博多口から歩いて5分くらい、ホテルエリアワン。

ツインなんだけど、狭い部屋にベッド2台入れて遊びスペースほとんどありません。1泊だからお値段相応ってことかな。

ユニットバス。

このホテル、夕方から夜9時まで1Fレストランを無料開放してソフトドリンクやお菓子などを提供しています（ラウンジみたいなものではありません）。冷たい飲み物など少し飲みたい時はありがたいサービス。カレーライスも無料提供って書かれていたけれども、見当たりませんでした。

夕食はgotoイートで予約して黒かつ亭。
お店は並んでいたけど予約の効果なのか、すぐに入れました。
飲まずに食事、って意外とお店ないんですよね。

特上ヒレカツ定食　2,079円
釜で炊き上げたご飯も美味しい。

10/18（日）

博多在住時代に朝食は外食で、曜日ごとに行く店を決めていました。博多駅構内にも行きつけのお店があり、ひょっとしたら今でもあるかな・・と探してみましたけど、見当たりませんでした。

別の適当な喫茶店でモーニングを食べ、駅前から西鉄バスに乗って博多港ターミナルへ。ここは昨年、上五島へ行った時に来たので勝手がわかっています。

勝手がわかっているつもりだったけれども、高速船は別ターミナルでした。
予約して座席も指定しているので慌てることはなく、購入の列が途切れるのを待っていたものの、いつまでたっても列が途切れず、結局並ぶ羽目になりました・・。

今回は往復ともにジェットフォイル（高速船）。
気持ちとしては、フェリーに乗りたかったけれども、往復ともに同一港帰港かつ同一船種じゃないとクーポンもらえないので、クーポンの誘惑に負けて、高速船になりました。

長崎しま旅 わくわく乗船券
往路4,620円＋復路4,160円+100円＝8,780円（100円のみ現金、船賃はクレジット払い）

乗船します。

団体客は並んで座っていましたが、個人客は適度に間隔開けて、隣は空席って感じでした。

壱岐芦辺港まで1時間10分、あっという間に到着しました。

現在は壱岐島は全島壱岐市となっています。
以前は、郷ノ浦町・勝本町・芦辺町・石田町の4つの町から存在し、メインの港も郷ノ浦港（博多航路）、芦辺港（同）、印通寺港（唐津航路）の3つあります。

高速船の乗り場から、フェリーの到着するターミナルへ。
ここに観光案内所があります。

誘惑に負けたクーポンはこれ。

往復運賃に100円加算すると、長崎しま旅 わくわく乗船券になり
・体験クーポン　3,000円分（各種体験メニューに使える）
がもれなくついてきます。そして、その中に引換券があり、観光案内所で
・行っ得クーポン　5,000円分（島内の飲食、宿泊等に使える）
と引き換えることができます。

体験クーポンはともかく、行っ得クーポンはお得です。

当初、体験クーポンを利用してＥＶスクーターを借りようかと思っていました。ただ、充電式で途中でバッテリーを気にしながらも面倒なので、レンタカーにしました。港に配車してもらって（軽自動車、24時間5,280円）スタート。

出発してすぐに昼食。
店頭に予約うんぬんって書かれていたので、恐る恐る入っていく感じ。

ちゃんぽん（いなりずし）付き。

店主によると、ソースはちゃんぽん用らしい。
ちゃんぽんにソースかけるのが正道なのかなぁ？

お腹もくちて、島を回ります。
計画も特にないので、観光案内所でもらったパンフレットを見ながら一周します。

芦辺からすぐ近く、清石浜。
ざっと眺めただけ。

左京鼻

地元の人なのか、凧揚げで遊んでいました。
海の近くで風も強いので凧が高く舞い上がっていました。

はらぼけ地蔵。
台風で一部流されたと聞いていたものの、修復したようです。

橋を渡って青嶋公園へ行ってみましたけど、発電所があるだけですぐにUターン。

壱岐空港見学。

オリエンタルエアブリッジ（ORC）便が発着、コードシェアでANA便名もあるので、ANAの看板もカウンターに掲げられています。

1日2便朝夕発着。

長崎県壱岐市
船舶は博多（福岡県）に向いて、航空機は行政府のある長崎に向いて
うまくできているようにも思えます。

経済的には福岡なんだろうか、実際、長崎よりも近いし。

ターミナルビル屋上に上がってみました。
航空機の来ていないただ広い敷地、って感じかしら。

滑走路の反対側へ行って、戻る道路は冠水していました。
滑走路下のほんのわずかの区間だけなので、水深を棒で確認して車を進め、無事に通過。

空港近くの大浜。
きれいな海岸です。

松永安左エ門記念館　入館料100円

電力の鬼と言われる人物だそう。
無知なので全く存じ上げておりませんでした。展示品を見ていると電中研とか仕事上で訪問したところもあって、いろいろなところで結びついているもんだと思った次第。

この電車が展示してあるから行ったというのが実はホンネのような。

福岡市内を走っていた市内電車が壱岐に展示してあります。

初瀬の岩脈を見学。

実物は案内板とおりの景観です。
案内がないと、全くわかりません。

宿は湯本温泉の千石荘。

2食付　12,160円→Gotoキャンペーンで7,904円
行っ得クーポン5,000円使用　支払額2,904円＋入湯税150円＝3,054円
地域クーポン　2,000円ゲット

部屋は和室6畳なので狭いです。

布団2組敷くと、部屋のスペースほとんどありません。

体験クーポンは、サンセットクルーズ（3,500円）に使用します。

たまたま予約していた宿が湯本温泉、そしてクルーズが宿の近くから出発という条件だったのでえらびました。差額500円は宿に支払いしました。

まだ陽も高いけれども、やや早めに出発するそう。
港へ向かいます。

本日のクルーズ参加者は私たち2人だけのようです。
モーターボートで出発します。

湯本を後にスピードを上げてグングン湯元湾沖の方へ。

湯元湾に浮かぶ小島の上に夕陽が沈むそう。
じゅうぶん余裕もって出発するように責任者から言われた、と本日の担当船長談。面白い船長で、ぷかぷか浮きながらいろいろな話をしたもらい、楽しいひと時を過ごすことができました。

しばらく待っていたものの、どうやらお日様は雲に隠れてしまい、きれいなサンセットはおあずけになりました。

残念だけれども、夕方の海を見られたので満足。
もし次回来ることあって、天気よければ水平線に沈む太陽見たいところではあります。

宿に戻って夕食。
海鮮てんこ盛り、壱岐の魚介満喫コース
と銘うっているだけあって、十分すぎるほど。

上の画像、中心部下の蓋を開けると、これなんだったか・・物忘れ激しくて何を食べたか覚えていない。

魚の加工品だろうか、全部食べたことだけは覚えているが。

茶碗蒸しとデザートが出ておしまい。

ここの温泉、小ぶりながら良いお湯で、相棒は気に入ったらしく何度も入っていました。例によって、布団の中でくだらない話をしながらいつの間にかお互い高いびきで夢の中へ。

10/19（月）

旅館の朝食
干物や卵、豆腐、海苔、納豆など。

これだけあるとご飯が1杯では足りなくなって、朝からおかわり。

珍しく朝風呂を浴びてから出発。
前日、遠目で海上から眺めた猿岩へ。

朝一の時間に、大型観光バスのツアーもここで観光中でした。

猿岩近くの海岸へ行ったみたところ、怖いほどの絶壁。
怖くて近寄れません。

車を走らせ勝本園地へ。

水がきれいな海水浴場も、10月の今、誰もいません。

観光スポットと思われるようなところへは適当に足を運んでみます。
赤瀬鼻

風力発電をプロペラを真下から見上げられます。
遠目で眺めるのとは、また違った景色。

日本は土地が狭いし、大規模な風力発電の施設少なく、ここもこれ1機だけです。

男嶽神社。

敷地内には相当数の石猿が並んでいました。

山上の小さなお寺の入口に、なにやら場違いのような茶室があったので入ってみました。

ジンジャーエールをもじって、神社エール（ワッフル付き）500円。
面白いネーミングです。

おみやカフェ　omiyacafe

占いを勉強している関西出身の彼女が一人で切り盛りしています。
ぜひお越しを・・と彼女談。
お話好きの彼女としばらく雑談してから帰ります。

※ご本人の許可を得てアップしています。

神社とは別に男岳という道案内があったので行ってみました。

駐車場から歩道を歩くと、なんとさっきの神社の裏手に・・。
2度も行くことになってしまいました。

鯨の墓
の案内があったので行ってみました。

まぁ、思っていたとおり、こんなもんです。

ぐるぐる回って、あっという間にお昼の時間帯に。
レンタカーは芦辺港近くの駐車場に置きっぱなしです。
近くの喫茶店のようなお店で昼食。

ガソリンは1L145円でした。
セルフではないから店員に、注ぎ足し給油しないで欲しい、と話したところ、レンタカー会社から満タンにするように言われている、とか。オートストップ＝満タンだろうに・・。

ランチは焼肉、コーヒー付きで900円。

食後は近くのイオンでお買い物。
地域クーポンは、イオン本体は紙クーポンだけ、専門店は電子クーポン使えたりとまちまちでした。

対馬からのジェットフォイルがやってきました。

座席は指定だけれども、空席も多数あったのでゆったりと着席。
1時間ちょっとの船旅は、高速船だからフラフラ出歩けないし、座席でうつらうつらするのにちょうどよい。

博多港。

バスで博多駅へ、駅構内のお店でお土産を購入してから空港へ行きます。

空港近くの天ぷらひらおへ行くつもりで、余裕を持った接続時間の航空機を予約していたものの、荷物も増えて、そして混雑している中で並ぶのもかったるくなり、結局コンビニおにぎりをラウンジで食べる結果になってしまいました。

面倒だと思わずに、お店に行くくらいの気持ちを持ちたいものです。
帰りもA320小型機なので満席状態でした。

お土産の数々
地域クーポンなければ買わなかったものがほとんど、そういう意味では地域クーポンの価値あるんだろうけれども、使える店が限定されていて、地場のお店で使いづらいってところがなんとも・・。

左上　さが錦3本　個人的には九州一のお菓子だと思う。博多駅構内の村岡屋で購入、電子2,000円＋268円

右上　スティックコーヒー4点　壱岐で買わなくてもどこでも買える品　イオン壱岐店で購入　紙1,000円＋28円

左下　ANAスープ2箱＋ラー油明太　買うものなくて空港で選んだ品　ANAフェスタで購入　電子1,000円＋紙1,000円＋200円

ふだんお土産をほとんど買わないので、何か買うとなると困ってしまう。正直なところ持ち帰るのも面倒だし・・・。


長崎の主だった離島も壱岐で一通り行きました。
しかし、まだ上陸してもいない小さな島も多々あるので、いつの日か訪れてみたいと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• れいろんさん 2020/11/17 08:08:19

  それは鰻饅頭～。

  tanupamさん
  
  千石荘の夕食。豪華でしたよね。壱岐は魚が美味しくて大満足！
  （でも、私はtanupamさん達より、（たぶん）１ランク上の料理にしたの。）
  で、これはたぶん鰻饅頭よ。（少なくとも私のお膳では鰻饅頭だった。）
  　　　　　↓
  上の画像、中心部下の蓋を開けると、これなんだったか・・物忘れ激しくて何を食べたか覚えていない。
  
  今、大分～壱岐～沖縄　の旅行記にとりかかったので、もうすぐ壱岐編もアップします。
  千石荘の洋室、紹介するからね～。
  
  それから、「わくわく乗船券」は高速船またはフェリー、どちらか片方で往復しなければならないけれど、港は郷ノ浦と芦辺のどちらでも良いんです。
  私は行きは郷ノ浦へ、帰りは芦辺からでした～。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん
  

  tanupamさん からの返信 2020/11/18 22:28:43

  RE: それは鰻饅頭?。

  れいろんさん
  
  
  こんばんは
  
  壱岐は十分満喫だったでしょうか・・
  旅行記楽しみにしています。
  
  
  > 千石荘の夕食。豪華でしたよね。壱岐は魚が美味しくて大満足！
  > （でも、私はtanupamさん達より、（たぶん）１ランク上の料理にしたの。）
  > で、これはたぶん鰻饅頭よ。（少なくとも私のお膳では鰻饅頭だった。）
  > 　　　　　↓
  > 上の画像、中心部下の蓋を開けると、これなんだったか・・物忘れ激しくて何を食べたか覚えていない。
  
  男2人で食にそんなにも興味ないし、たぶん予約時に気にもせずフツウ
  のプランだったかと思います。それでも、お互い満足でした。
  これ以上豪華、ってどんな料理だったんだろう〜〜〜と興味しんしん
  ではあります。
  
  鰻饅頭だったかなぁ
  ホント覚えてないんですよね、私は鰻が好きなので、鰻だったら覚えて
  いそうなのに、覚えていないということは、ひょっとしたら普通のプラン
  は、もう少しグレード低い材料かも（笑）
  
  
  > 今、大分?壱岐?沖縄　の旅行記にとりかかったので、もうすぐ壱岐編もアップします。
  > 千石荘の洋室、紹介するからね?。
  
  洋室あったんだ
  私の時は、6畳の和室しか選択肢なかったんです。
  お風呂は古びていたけど、れいろんさんはどんな感じを受けたのかしら。
  
  >
  > それから、「わくわく乗船券」は高速船またはフェリー、どちらか片方で往復しなければならないけれど、港は郷ノ浦と芦辺のどちらでも良いんです。
  > 私は行きは郷ノ浦へ、帰りは芦辺からでした?。
  
  わくわく乗船券も予定数終わってしまったようですね。
  フェリーと高速船での片道ずつでも対応してくれればいいのに・・
  私も片道はフェリー乗りたかったので、同じ船種だけはちょっと残念でした。
  
  港はたまたま、良い時間帯が芦辺発着でした、私の場合。
  
  しかし、いろいろなキャンペーン、無くなった後どうなるのかなぁ。
  
  
  tanupam