紅葉の北海道道東・絶景ハンティングの旅（子連れ）2/3～標津、羅臼、知床～

2020/10/17 - 2020/10/19

私自身は初の北海道で、家族（5歳児子連れ）で道東を2泊3日で訪問。
GoTo利用で、かなりお得に旅行できました。

10月半ばは紅葉の時期で好天にも恵まれ、絶景ハンティングには最高の旅になりました。
子連れ（5歳児）ではありますが、いつも通り（？）大人が楽しむ旅をしてしまい、子どもには少し我慢を強いたかもしれません。。。

また、我が家の旅行でのセオリー「メジャーなガイドブックには載ってないor 大きくは載ってないスポットが、実は一番見応えがあることもある」を部分的に実現できた旅行でもありました。

10/17（土）
・羽田空港から釧路空港（9:30頃）レンタカーをレンタル。
・釧路湿原の細岡展望台。
・湖近くのイタリア料理レストランで昼食。
・摩周湖の裏摩周展望台。
・中標津の開陽台。ソフトクリームなどおやつ。
・ミルクロードを走り、一気に野付半島まで。
・標津川温泉ぷるけの館ホテル川畑で宿泊。

10/18（日）←【この旅行記】
・標津町内にある、ポー川史跡自然公園（散歩道、古代遺跡などがある）を散策。
・国後島をくっきり見ながら、羅臼方面へ。
・道の駅・知床らうすで昼食。
・知床峠を越え、知床五湖まで。
・知床自然センターからフレペの滝まで散策。
・網走湖近くの宿・北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートに宿泊。

10/19（月）
・網走監獄博物館へ。
・能取岬の灯台～能取湖畔ドライブ。
・サロマ湖畔。
・レストハウス華湖で昼食。
・女満別空港から羽田空港。

レンタカー総移動距離は約600km！

エリア 標津(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日は、宿泊先の標津川温泉からすぐのところにある、標津町ポー川史跡自然公園へ。
この施設、メジャーなガイドブックには載っていないのですが、超見ごたえがある、穴場中の穴場スポットでした！！！
今回の2泊3日の中でもベストスポットの一つでした。
人も少なく、観光しやすい！

標津町ポー川史跡自然公園 名所・史跡

少しさびれた雰囲気が、また良い感じです。

ポー川史跡自然公園 公園・植物園

これから、湿原や古代遺跡を散策していきます。
行き帰りトータル30分くらいのちょうど良い散歩道。
スタッフの方から、この日の朝、周辺で熊の糞が見つかったことから、鈴を持って注意して歩くよう言われます！
北海道が初めての私は、怖い！ドキドキしながら散策します。

観光客が皆無で、秋の色合いも相まって、これ以上ないくらい哀愁漂う寂しい散歩道。
こういうの、大好物です（笑）。
熊避けの鈴を、ちりんちりんと鳴らして進みます。

子どももそれなりに楽しんでしました。

湿原から、林、丘陵へと、徐々に変化していきます。
本当にきれいです。
何より他の観光客が、皆無！！！で独り占め！
こういうのは、「ザ・観光地」ではないところの魅力ですね。
正直、この後に訪れる世界遺産の知床よりも、総合的には楽しめました。
（知床はやはり「ザ・観光地」で人が多いですね。）

あり得ない大きさのキノコがありました。

古代の遺跡に到着。

古代の遺跡の、再現だそうです。

カリカリウス堅穴群 名所・史跡

竪穴式住居の内部。

30分ほど散策して博物館まで戻り、館内を見物します。
古代の土器などが、ケースなどなく、展示されていて、余計なお世話ですが誰かがいたずらしてしまわないかと心配になってきます。

動物群のはく製もあり、子供も大興奮！

駐車場に戻って出発しようとしていたところを、施設のおっちゃんに呼び止められ、この地方に自生している「こくわ」という果物をくれました！！
超親切！！こういうのは観光客が少ないマイナーな地域ならではで感動します！
味は、キウイのような感じ（大きさはもっと小さい）でおいしかったです。体に良さそうな味でした（笑）。

羅臼方面に海沿いにむかいますが、すぐに「標津ニコライ亭」という建物の廃墟があります。
個人的には、廃墟にはけっこう惹かれるので、これは私が大興奮。当然、妻も息子も全く興味がありません（笑）。

「ニコライ」と言っても、ロシアに直接関連するわけではなく、昔のドライブインのような場所の廃墟でした。
こういうの面白いです！

国後島を右手に見ながら、羅臼へ。
道の駅 知床・らうすに到着。

道の駅にあるレストランで、少し早い昼食をいただきます。

知床食堂 グルメ・レストラン

知床名物らしい、黒ハモ丼。
ウナギ丼のようでしたが、もう少し、歯ごたえがある感じでした。
ハモというと、京料理しかイメージがなかったので、意外でした。

昆布ラーメン（！）もいただきます。
どれもおいしい！

この、道の駅 知床・らうすからは、北方領土の国後島が幅広く見えます！！

施設内には、こんな熊も。

この後、知床峠を越えてウトロ方面に向かいます。
とにかく、絶景のドライブで感動しきり！

知床峠に到着！
人工物が何もなく、ありえない絶景です！羅臼岳がくっきり見えます！

知床峠 自然・景勝地

ここからも、当たり前のように、国後島が見えます！

白樺の紅葉の道をひた走ります！
この時期に来て良かった！と、つくづく思いました。

羅臼側から知床峠を越えて、オホーツク海側に到着し、まずは、知床五湖へ。

ここも、本州ではありえない絶景で言葉もありません！

知床五湖 自然・景勝地

良い感じの散歩道（木道）。
ただ、やはり、世界遺産で人気も高く、人は多いです。
先の標津町のポー側周辺のスポットとは違い、特別感は若干減じられます。

続いて、知床自然センターへ。
しっかりした建物で、さすが世界遺産と思います。
そのかわり、やはり観光客は多いです。

知床自然センター 美術館・博物館

知床自然センター内のカフェで休憩。

知床自然センター グルメ・レストラン

子どもはソフトクリームに大感動！

続いて、フレペの滝に向かうため、散歩道を歩いて行きます。
片道でも1kmちょっとということで、子連れでも大丈夫か少し不安がありましたが、決行します！

そうすると、なんと！！！野生のエゾジカに遭遇！
近くにいたガイドさんらしき人も、これは珍しいと言っていました！
当然、うちの子は大興奮で、歩く疲れも、これだけで一気に吹き飛んで機嫌が直りました！

散策中、本当に珍ししい木々もあり、見ごたえがあります。

散歩道が続きます。これ以上望みようがない天候で、素晴らしい絶景。言葉もありません！

ついに、フレペの滝に到着。

フレペの滝(乙女の涙) 自然・景勝地

かなり深い切り立った崖でものすごい風景です！
何メートルくらいあるか分からないくらい、すさまじく深い崖です！

その後、知床エリアを後にし、本日の宿泊地である、網走湖に向かいます。
約1時間半のドライブ。
その間、斜里岳を左に見て、ひたすら進みます。
広大すぎる風景に、ただドライブするだけでも興奮！

本日の宿、北天の丘あばしり湖鶴雅リゾートに到着。
良い旅館ですが、GoToトラベルの恩恵でリーズナブルに宿泊できました。

北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート 宿・ホテル

良い雰囲気の宿！

夕食はバイキングなのですが、コロナの影響で、このようにビニール手袋をつけて料理をピックアップするよう指示されます。

特に、やはりサーモン、ホタテがおいしい！