2020/09/20 - 2020/09/20
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トンガリキさん
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このシルバーウィークの4連休に長崎北部の対馬・壱岐・平戸・外海を巡ってきました。前半の壱岐・対馬は神社めぐり、後半の平戸・外海はカトリック教会めぐりのテーマで旅をしてきました。
二日目は対馬から壱岐に渡って島内をほぼ一周してきました。対馬と同様に壱岐島も神社が数多く点在しており、また海岸沿いにも辰の島などの雄大な風景が広がっていて、一日で周るのは厳しいくらい見どころ満載の島でした。
9/18(金) 新大阪→(新幹線)→博多→夜行フェリー
9/19(土) 対馬(金田城跡→和多都美神社→烏帽子岳展望台→住吉神社→厳原八幡宮→万松院→小茂田濱神社→椎根石屋根倉庫群)
9/20(日) 対馬→(ジェットフォイル)→壱岐(郷ノ浦→島内観光→印通寺港)
9/21(月) 壱岐(印通寺港)→唐津港→(レンタカー)→平戸→生月島→九十九島
9/22(火) 九十九島→佐世保(展海峰展望台)→外海(教会めぐり)→長崎空港→関空
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早朝の厳原港。6時過ぎにホテルを出発し、厳原港に向かいます。6時45分発の壱岐行きのフェリーに乗り込みます。本来は芦辺港到着の予定でしたが、台風の影響で芦辺港が使用できなくなり、郷ノ浦港到着に変更されました。
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フェリーからの対馬。
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フェリーからの朝日。
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郷ノ浦港に到着。バフェットレンタカーに迎えに来てもらいました。
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まずは郷ノ浦の塞神社からスタート。郷ノ浦の繁華街の真ん中に位置しています。
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この塞神社は男根を祀る神社で有名です。猿女命(サルメノミコト)が祀られています。
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本殿脇に設けられた巨大な男根のオブジェが目を引きます。
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巨大な男根のオブジェ。
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本殿内部は男根だらけ。
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壁に巨大な男根が突き刺さっていました。
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男根を手にもって踊る猿女命。天照大神が天の岩戸に隠れた時に、岩戸の前で舞を踊った最古の踊り子です。
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次に國津井加美神社に向かいます。塞神社の御朱印はこの神社の宮司からいただくようです。
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國津井加美神社の本殿。この神社の狛犬が有名だそうですが、見落としてしまいました。
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御朱印をいただくために宮司に電話すると、家に来るように言われて車で向かいますが、近くまで来ても家の場所がわからず、再び電話して教えてもらうと手を振って迎えてくれました。こちらでは、國津井加美神社、塞神社、爾自神社の三社の御朱印をいただくことができます。家の庭にゴマの実が枝につけられた状態で干されていました。
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御朱印をいただいた後、爾自神社に向かいます。
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爾自(にじ)神社に到着。
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本殿の裏には高さ2.7mの玄武岩の東風石(こちいし)が祀られています。神功皇后が三韓征伐時に出航の順風を祈った際に、この石が二つに割れて東風が吹き出し、嵐が止み、無事に渡航ができたと伝えられています。
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爾自神社の次に島の西岸に位置する猿岩に向かいます。
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猿岩は壱岐のシンボルとされる名所です。
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この位置から見ると猿の髪の毛、目、鼻、口がいづれも表現されており、非常に完成度の高い自然岩です。
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猿岩を左方向から見ると、猿がビーバーの風貌に変わりました。
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間近で見る猿岩。
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この絶景の広がる場所で、対馬で購入した「かすまき」をいただきました。
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猿岩からの海岸風景。
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猿岩もこの場所まで来ると、猿の面影もありません。
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猿岩からの海岸の風景。
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猿岩から北部に向かうのが順当なルートですが、満潮の小島神社を見たかったので、一転して東岸にむかいます。途中にある天手長男神社に立ち寄りました。ついでに住吉神社にも寄ればよかった。
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天手長男神社の参道。
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竹やぶが参道脇に広がっています。
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天手長男神社。壱岐國一之宮の神社です。御朱印は書き置きでした。
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本殿内に壱岐伝統の凧の鬼凧(おんだこ)が飾られていました。
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11時頃に小島神社に到着しました。小島神社は「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれていて、潮の満ち引きにより干潮時は道が現れて島まで歩いて行くことができます。満潮時と干潮時の小島神社を見るために、満潮時のこの時間帯に訪れました。干潮は夕方時なので後ほど再訪します。
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満潮時の小島神社。干潮時は海が割れて道が現れるそうですが、この風景からは想像できません。
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海中にそびえ立つ鳥居。
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小島神社の御朱印は寄八幡神社でいただけます。電話で宮司さんに連絡すると、神社まで来ていただけました。
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寄八幡神社。ここの宮司さんはメディアでもたびたび登場する有名な方で、宮司さんが掲載されているパンフレットをいただきました。ここでは、寄神社、小島神社、高御祖神社、兵主神社の四社の御朱印をいただきました。
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寄八幡神社のある八幡浦の漁港。青空が映りこんで美しかったです。
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八幡浦には壱岐の有名なスポットのはらほげ地蔵があります。満潮時なので、六体のお地蔵さんが海中に浸かっていました。お供え物が海に流されないように、丸い穴が赤い胸掛けの下にあいており、そのため「はらほげ」と呼ばれるようになったそうです。
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海に浸かるはらほげ地蔵。
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島の東岸に位置する八幡半島の先端の左京鼻まで来ました。沖に立つ奇岩は観音柱と呼ばれるものです。
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観音柱。玄武岩が柱状節理状になっており、先端の白く見えるものは海鵜の糞です。
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半島の先端にある左京鼻龍神神社。この後、ウニ丼を食べるために、近くのはらほげ食堂に向かいますが、残念ながら予約でいっぱいでした。そのため、北端の勝本漁港に向かいます。
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1時前に勝本漁港に到着。目指すはウニ丼で有名なお食事処大幸。
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漁港の近くではイカが物干し竿に天日干しされていました。
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漁港からすぐ近くにある大幸に1時頃に入りましたが20分ほど待ちだったので、名前を書いてから勝本の町を散策しました。
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勝本は古くから栄えた漁港なので古い建物か結構残されています。
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お食事処大幸でウニ丼にご対面!量は50gと70gの二種類あり、3~4000円と結構なお値段ですが、この濃厚な生ウニの旨さは格別で、頬も緩んでしまうほど幸せなひと時でした。
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ウニ丼をいただいてから辰の島クルーズのチケットを乗り場で購入した後、出航の時間まで聖母宮を観光しました。
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加藤清正が築いた石塀が残されています。
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お手水はパラオから譲り受けた大シャコガイ。
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聖母宮。神功皇后を祭神とする神社です。
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宮司さんに拝殿の奥の本殿まで案内していただきました。江戸時代に建造された極彩色の装飾に彩られた美しい本殿です。
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チケット購入済みの辰の島クルーズの出航時間に5分前に到着し何とか間に合いました。14時半出発。
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雲一つない青空が広がっていて、辰の島クルーズ日和です。
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辰の島に近づくにつれて、海の色がエメラルドグリーンに変化していきます。
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エメラルドグリーンの海が広がる辰の島を反時計回りに一周します。
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辰の島の断崖。
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この断崖の奥まっている所が海の宮殿と呼ばれるポイントです。
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海の宮殿と称される断崖。神殿の柱のように侵食されています。
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海の宮殿。海の透明度は抜群です。
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エメラルドグリーンの海。
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辰の島と向かいにある若宮島の間を進みます。
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島の水道から沖に出ると一気に波が高くなり、クルーズ船も上下に揺れ始めました。
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右手に見えるのが、マンモス岩。
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辰の島の北側は約50mの高さの断崖が続いています。
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圧倒的な迫力の断崖が続きます。
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辰の島の迫力満点の断崖。中々、ここまで迫力のある断崖の風景は日本でもそうはありません。
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辰の島の北端の羽奈毛崎の断崖。
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辰の島の北端の羽奈毛崎の断崖。
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断崖の地層はまるでミルフィーユのように何層も積み重なっています。
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蛇ヶ谷の断崖は奥にある鬼の足跡と呼ばれる大穴と繋がっています。
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狭い隙間からは奥の大穴を覗くことができます。
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辰の島の断崖。
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辰の島の砂浜。この遊覧船は辰の島にも上陸できますが、時間がないのでそのまま勝本港へ戻りました。所要1時間ほどのクルーズでした。
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勝本から男嶽神社に向かいます。
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男嶽神社の本殿。猿田彦命(サルタヒコノミコト)が御祭神として祀られています。御朱印は書き置きでしたが、男嶽神社のものはすでに品切れで、女嶽神社の朱印をいただきました。
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男嶽神社には御祭神にちなんだ猿の石像が数多く奉納されています。
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男嶽神社の猿の石像群。
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猿の石像。
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牛の石像も祀られていました。
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神社の入口に展望台が設置されており、男嶽からのパノラマを望むことができます。手前のダム湖の上の山が女嶽です。女嶽神社にも行きたかったのですが、登り口からの道が細すぎたので、無理をせずにあきらめました。
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次は月讀神社に向かいます。
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月讀神社の本殿。御祭神は月讀命(ツクヨミノミコト)です。御朱印は常駐の方に書いていただけます。
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古墳群に向かう途中、國方主神社に立ち寄りました。
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夕暮れ時ですが、壱岐の古墳群を駆け足で巡りました。壱岐は古墳時代に築かれた280基以上ある古墳の宝庫の島として知られています。まずは、國方主神社からほど近い、鬼の窟古墳からスタートです。残念ながら、内部は途中までしか入れませんでした。
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次は壱岐風土記の丘の隣にある掛木古墳。
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掛木古墳の内部。
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奥には石棺が残されていました。
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双六古墳。長崎県最大の前方後円墳です。
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夕方近くになり、小島神社に再び向かいます。17時半に到着しましたが、この時間帯は干潮のため、神社の島までの道が海中に現れていました。壱岐のモンサンミッシェルと呼ばれる所以です。満潮時を午前中に見ましたが、この干潮時の姿は想像できませんでした。
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干潮時の小島神社。もう少し、海に浮かぶ道が細いほうが絵になったなあ。
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小島神社までの道を歩いて行きます。
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小島神社の鳥居。柱が満潮時に沈むラインまでコーティングされています。
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小島神社の鳥居と夕陽。
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島を一周し、島の頂上にある神社の本殿まで登りました。
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夕方6時頃に印通寺港の旅館網元にチェックインしました。
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旅館網元の部屋からの印通寺港。
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印通寺港の唐人神の祠に立ち寄りました。
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唐人神。かつて、壱岐では中国、朝鮮の人を唐人と呼んでおり、中世の頃に若い唐人の下半身が流れつき、土地の漁師が祀ったのが起源だそうです。
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この祠に参ると性の病気に霊験あらたかとされて、男根などの性のシンボルを奉納するようになったそうです。
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旅館網元の料理は和食のフルコース!新鮮なお刺身や壱岐牛の鉄板焼などどれも大変美味しく、ボリューム満点でお腹いっぱいになりました。
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