2020/09/21 - 2020/09/21
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トンガリキさん
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このシルバーウィークの4連休に長崎北部の対馬・壱岐・平戸・外海を巡ってきました。前半の壱岐・対馬は神社めぐり、後半の平戸・外海はカトリック教会めぐりのテーマで旅をしてきました。
三日目は壱岐から唐津にフェリーで渡り、レンタカーで平戸・生月島を周りましたが、壱岐・対馬の神社三昧から打って変わってカトリック教会三昧の旅となりました。
9/25(金) 新大阪→(新幹線)→博多→夜行フェリー
9/26(土) 対馬(金田城跡→和多都美神社→烏帽子岳展望台→住吉神社→厳原八幡宮→万松院→小茂田神社→椎根石屋根)
9/27(日) 対馬→(ジェットフォイル)→壱岐(郷ノ浦→島内観光→印通寺港)
9/28(月) 壱岐(印通寺港)→唐津港→(レンタカー)→平戸→生月島→九十九島
9/29(火) 九十九島→佐世保(展開展望台)→外海(教会めぐり)→長崎空港→関空
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印通寺港に昇る朝陽。
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旅館網元からの印通寺港の朝の風景。
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印通寺港8時半発のフェリーで唐津に向かいます。
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壱岐を出発。
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フェリーからの佐賀県の風景。
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唐津城が見えてきました。
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10時に唐津港に到着しました。タクシーで唐津駅に向かい、タイムズでレンタカーを借りて出発。
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平戸に向かう前に、旧唐津銀行の辰野金吾記念館に立ち寄りました。
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東京駅を設計した辰野金吾は唐津出身で、辰野金吾監督の下で弟子の田中実が辰野式と呼ばれる様式で設計し、明治45年に竣工しました。
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旧唐津銀行。
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記念館なので中にも入ることができます。
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さすが銀行だけあって金庫は頑丈でした。
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1時間半ほどで平戸に到着しました。
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古くから残る幸橋。車窓からの観光です。
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平戸交流前駐車場て車を停めて、平戸を観光します。
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平戸城の天守閣。現在改修中なので入場できません。
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平戸オランダ商館。大航海時代の1639年に建造された倉庫を復元したものです。
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ジャックスペックス肖像画。初代の平戸オランダ商館長。
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徳川家康の朱印状。
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当時の東アジアの地図。
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地球儀。
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伊能忠敬作成の平戸島と生月島。
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オランダ井戸。
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オランダ塀。
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オランダ塀と平戸の街並み。
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平戸のオランダ商館通り。
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平戸ザビエル記念教会まで歩いてむかいます。近づくにつれて、教会の尖塔が目に入ってきます。
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寺院と教会の見える道を歩きます。まずは瑞雲寺。
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石畳の坂道を上ると、ザビエル記念教会の尖塔と寺院が見えてきました。
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平戸の代表的な景観である「寺院と教会の見える風景」です。
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カトリック教会の尖塔と、瑞雲寺、光明寺の瓦屋根が重なりあって見えるスポットです。
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「寺院と教会の見える風景」
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「寺院と教会の見える風景」
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石畳の道。
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光明寺の山門は南国の木々が手迎えてくれます。
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光明寺から坂を少し上り、平戸ザビエル記念教会に到着しました。
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平戸ザビエル記念教会。
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平戸ザビエル記念教会。残念ながら、内部の拝観はできませんでした。
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平戸を2時過ぎに出発し、宝亀教会に向かいます。左手には平戸島と九州本土を隔てる平戸瀬戸がみえます。
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宝亀教会に到着しました。
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平戸瀬戸を見渡せる小高い丘の上に位置しています。
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宝亀教会。1898年に竣工した平戸で現存する最古の教会です。
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白い漆喰と赤いレンガのコントラストがとても美しい教会です。
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宝亀教会。
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宝亀教会。
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宝亀教会。内部に入場することができました。
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宝亀教会の側面のステンドグラスは床面までの窓となっており、外のテラスに続く出入り口も兼ねています。
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次は紐差教会に向かいます。
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1929年に竣工した東洋でも指折りのロマネスク様式の大天主堂です。長崎で多くのカトリック教会の建築に携わった鉄川与助によって作られました。
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紐差カトリック教会。残念ながら、内部の拝観はできませんでした。
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生月島に行く途中、根獅子地区の平戸市切支丹資料館に立ち寄ります。
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マリア観音。この資料館で踏み絵とマリア観音のレプリカを購入しました。
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根獅子浜。沖に見える岩場が昇天石と呼ばれる聖地です。キリシタン弾圧時に70人ほどの信者が根獅子浜で処刑されて浜辺が真っ赤に染まったそうですが、この浜で殉教した者はこの岩から天国に昇ること信じられるようになり、聖地となったそうです。
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生月島に向かいます。
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生月島の滞在時間がごくわずかのため、生月島の博物館の島の館だけ観光しました。ここの博物館は生月島で今でも残る「かくれキリシタン」の信仰の内容が数多く展示されています。
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生月島ではクジラ漁が盛んであった時期があり、クジラ漁のジオラマが大きく展示されています。
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急ぎ足でキリシタン展示に向かいます。まずはキリシタン禁制の高札。
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踏み絵。
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生月島のかくれキリシタンが信仰対象とするお掛け絵。聖母マリアと幼児イエスキリストを描いた聖母子像です。
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かくれキリシタンと潜伏キリシタンの違いもよく知りませんでしたが、「潜伏キリシタン」は禁教の時代は潜伏し明治になって禁教が解かれてからカトリックに復帰した信者を指し、「かくれキリシタン」は禁教が解かれた以降もカトリックに復帰せずに潜伏期以来の儀礼や慣習を守り続けている人々を指すそうです。
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「かくれキリシタン」の信仰は生月島では今でも守られていますが、平戸島の根獅子地区のかくれキリシタンは既に解散したそうです。
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ちょんまげ姿の洗礼者ヨハネのお掛け絵。これは実物展示ではなく写真での紹介です。
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かくれキリシタンの信者の家の一部が復元されており、奥の納戸の部屋からはオラショと呼ばれる祈りの言葉が流されていました。
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生月島をもっと周りたかったのですが、残念ながら時間切れ。生月島から見える中江ノ島。キリシタンの処刑が行われた場所のため、かくれキリシタンの聖地とされています。
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平戸島から本土に戻り1時間ほどで田平天主堂に到着しました。長崎の教会の一部はネットを通じて予約する必要がありますが、4時半訪問で予約していて何とか間に合いました。内部の拝観はできず、敷地内の入場のチェックもありませんでした。
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田平天主堂。鉄川与助の設計施工により1918年に竣工しました。多彩なレンガ積みの手法がとられた美しい赤レンガの建築です。鉄川与助のレンガ造教会の最高峰とも言われています。
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田平天主堂。ちょうど、西陽が当たる時間帯のため赤レンガの美しさがより際立っていました。
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田平天主堂。
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田平天主堂の鐘楼。
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下から見上げた鐘楼。
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十字架と鐘楼。
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残念ながら内部の拝観はできませんでした。
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田平天主堂。
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天主堂の側面の入口。玄関アーチの上部に十字架がレンガ積みで表されています。
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レンガ積みで表現された十字架。田平天主堂はレンガの積み方や色使いに多くの工夫が施されています。
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鬼瓦には十字架の紋章が銘打たれています。
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田平天主堂に隣接する墓地越しに見た夕陽。カトリック教徒の墓石の上部には十字架が据えられていました。
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6時過ぎに九十九島を見下ろす民宿海の幸に到着しました。
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宿の部屋からは九十九島の絶景を眺めることができます。夕陽が沈む前に何とか間に合いました。
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九十九島の夕陽。こんな美しい夕陽を部屋からゆっくり眺めれるなんて、素敵です。
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九十九島の夕陽。
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九十九島の夕陽。
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九十九島の夕焼け。
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夕陽鑑賞後にお風呂から戻ってきたらもう既に暗くなる手前でした。
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この民宿海の幸のもう一つの名物はお刺身のどデカ盛りです。新鮮なお魚を存分に堪能させていただきました。食べきれないお刺身は、残りを翌日の朝食に漬けで出していただけます。
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