2018/08/21 - 2018/08/28
107位(同エリア1176件中)
じんべいさん
いつかはマチュピチュを訪れたいと思っていました。
一人の日本人男性が、マチュピチュが観光資源になると確信し、貧しい村に宿泊施設を作り、政府を動かし村まで鉄道を引き入れた功績のある地に。
同じ年、2018年1月にオーロラを見にカナダへ行った時、帰りのエコノミーがとんでもなくしんどかったのです。急病人が出てアンカレッジに緊急寄航というタイムロスがあった事もあるのですが、満席だし、ピッチは狭いし、後ろ座席の外国男性が大きくて、1ミリもリクライニングが出来ずに機内で過ごしたためです。
そのため、歳をとってこれ以上南北アメリカ行きがしんどくなる前にまずは一番行きたかったペルーへ行っておこうと決意。
前年度マチュピチュとイグアスの滝に行った職場の男性に、滝は見た方がいい?と聞くと是非と即答。
う~ん、ブラジルにも行くとマチュピチュ村に2泊はしたい旅程では、休みの関係上8日間がMAXの私には無理。仕方ない。イグアスの滝は諦めよう。
マチュピチュの周りの遺跡も見て回りたいが、何せ自力で手配する力も日々の余裕もなく、一人旅の長距離移動が多い中では手配をすべてお願いすると予算が合わないし、初南米の一人旅に不安もある。コアなツアーを扱う所も日程が合わない。
こうなるとJALのビジネスで行くスタンダードなツアーがめちゃ安く見えてくる。泣く泣く周りの遺跡巡りも諦める事に。
皆さんのように自力手配出来る能力があればと旅行に行く度に思うのであります。
行くまでになんだかんだと思い悩みながらでしたが、天候に恵まれツアー仲間にも恵まれ良い旅でした。
マチュピチュ村では、一人歩いているとチャイナ?って聞かれて日本人だと言うと途端に笑顔になってくれる。
ツアーメンバーの若い女性は、遠足や修学旅行の学生達に一緒に写真撮ってとアイドル並みの人気ぶり。たった一人の日本人のおかげで日本人全員が好印象を受けているのを壊さないようにしないとダメだと痛感した旅でした。
さて、8月24日、マチュピチュでは世界ニュースになる事が起きたのです。大々的なニュースではありませんが、日本でも見られたようです。自由行動中の事なので、全員無事を確認した添乗員さんはへたりこみ、泣いていました。最後まで安否確認が出来なかったのが私という笑えないオチつき。心配させてごめんなさいなのでした。
2年前なのでちゃんと旅行記になるだろうか心配ですが。。
8月21日 関空→ロス 夜リマに向けて飛ぶ旅程だったが、事前にラタム
航空会社の都合(旅行会社曰く)でロス泊となる
ロサンゼルス市内観光
8月22日 ロス→リマ深夜着 リマ泊
8月23日 リマ→クスコ クスコ市内観光
オリャンタイタンボ駅→マチュピチュ駅 マチュピチュ村泊
8月24日 マチュピチュ遺跡 マチュピチュ村泊
8月25日 マチュピチュ駅→オリャンタイタンボ駅→バスでクスコへ→
リマ
リマ歴史地区観光 リマ泊
8月26日 リマ→バスでイカへ ナスカの地上絵遊覧 その後リマへ
8月27日 リマ→ロス→JALで帰国の途へ
8月28日 夕刻関空着
4日目。念願のマチュピチュへ。午前中遺跡の観光をし、午後のフリータイムに再度遺跡に入場して心ゆくまで遺跡を眺めました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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いきなりの乗り合いバスからの眺めですみません。。
マチュピチュ遺跡が見えてきました。 -
車内で誰も何も言わないけど、一人でワクワクしてます。30分ほどバスに揺られて到着。
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遺跡に入りましょう。
マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡
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道は一方通行。つづら折りの道を登っていきます。標高2400m。登りはなかなかのものです。。
最初に見える景色です。 -
眼下のウルバンバ渓谷の眺め。ウルバンバ川も見えます。
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ワイナピチュ山も良く見える。
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マチュピチュの全景が見えてきました。
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標識が。上はマチュピチュ山、インティプンクへ、右へ行き見張り小屋(RESINTO DFL GUARDIAN)を目指します。
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リャマもお出迎え
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反対方向を望みます。石積の規模が大きいですね。
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遠くに雪を抱いたアンデスの山が見え、遠景も素敵です。
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儀式の岩。インカ道を通ってマチュピチュに入る人からの捧げ物が置かれたと考えられています。左側が太陽の門へ右側がインカ橋へ通じる場所です。
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遠くにインティプンク(太陽の門)が見えます。
太陽の門 自然・景勝地
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見張り小屋から
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見張り小屋の外からの眺めです。ここが全景を見る事が出来る良い場所です。
普段、既読だけで滅多に返信のないエエ歳の息子に送ると「すげー何度も見たアングル」と返事が来ました(笑)「だしょ」と自慢げに返信。
これを見にやって来たのですから。 -
ずっとたそがれていたいですが、写真スポットのため順番に。。
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山裾からは、その存在を確認できない「空中都市」
未だになぜここに、なんのためにが解明できていないのがロマンですね。
諸説ありますが、太陽神を崇めるためにより近い場所を選んだというのは納得できます。
山も聖なるものとして崇拝したインカ帝国。
アンデスの山の中、ワイナピチュとマチュピチュ山に挟まれて。 -
周りはアンデネス(段々畑)が広がります。
この遺跡から見つかったものから、スペイン人に見つかる前に自ら火を放って放棄し、この場所を守ったという話も。 -
ワイナピチュをちょっとだけズーム。人影分かるかな。
ワイナピチュ 山・渓谷
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本当に良い眺めです。
全景だけで大満足。
市街地とアンデネスの間には溝と壁で仕切られていますね。 -
リャマも今では立派な観光資源。
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一番上にあるのが見張り小屋。
見張り小屋 史跡・遺跡
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ガイドさんが持参していた古いコイン。説明内容は忘却の彼方です。。
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真ん中はペルーの国旗ですね。
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さあ、入って行きましょう。市街地入り口と呼ばれています。
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入り口を入って振り返ると門の上に杭のように出た部分があります。扉がつけられていたと聞いたと思います。
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アンデネスの段ごとに一頭ずつ。絵になる。
段々畑 (アンデネス) 史跡・遺跡
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入り口入ってすぐの広い部屋。
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石積みは時間がかかりますよね。台形の形をした窓やニッチのようなものが特徴的です。
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ルートを外れたり不適切な行動があると大きな声がかかります。あちこちでしっかりと見張っておられます。大事な遺跡ですからね。ペットボトル禁止と言われていましたがこの頃にはOkになっていました。
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作業小屋
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屋根を支える土台も石。
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石切り場からの眺め
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石切り場から
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曲線の建造物は別格だと分かります。太陽の神殿。真正面に見える窓から夏至の光が差し込みます。冬至は右側の窓から。
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夏至の日の写真をガイドさんが。太陽が山の頂から見えるというのも計算されている気がします。凄いなあ。
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北東を見ています。遺跡の端。
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インカ人もこうやって外を眺めていたのでしょうか
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ワイナピチュ山がなかったら、また違った風景になっていた気がします。
開けた辺りはメイン広場。 -
石切り場を下から。澄んだ青空が気持ちいい。というか焼けます。
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少し歩いた先に植物が咲いているエリアがあります。アンデス固有の植物が植えられているそうです。あまり、注目せずに通っちゃいました。
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遺跡の中で一番高い場所が見えています。大きな石がごろごろ。
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聖なる広場にやってきました。主神殿、三つの窓の神殿、神官の館という宗教的な建物に囲まれた広場です。。これは広場の奥の主神殿。一般住居と違い、石の形が整っています。
地盤が下がって歪みましたが、崩れそうで崩れない。。 -
巨石が積まれています。三つの窓の神殿を外側から。
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人の往来があったはず。今は昔。
三つの窓の神殿と主神殿の間から観ています。 -
三つの窓の神殿
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三つの窓の神殿。外が見えるのは三つの窓ですが、両端にも窓らしきものが。
手前にある石柱と横にチャカナと言われる石があります。神聖な広場と3つの窓の神殿 史跡・遺跡
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三つの窓は日の出の東を向いており、そこから差し込む光で薄く貯めた水面に映り込む姿をガイドさんが見せてくれました。その儀式?の意味は何だったかな。。
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本当に奇麗な石積みです。主神殿の外側から
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主神殿の外のこの部屋は祭具置き場だったと考えられているようです。
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インティワタナがある一番高い所に上がってきました。良い眺めです。
遺跡の端の切り開いた場所、コンドルの羽の部分が見えます。
ワイナピチュ山から眺めれば遺跡全体がコンドルの形をしていると言われます。何度かテレビで見ましたが、そう考えて造ったと思うとロマンですね。 -
高台からワイナピチュ山の方を眺めます。
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右手前に少しだけ写っているのが、ワイナピチュの岩。全景を撮ったものがなさそうです。ワイナピチュ山を模したというより、後ろの山の向こうヤナンティン山を模したとも。
後ろはメイン広場と技術者の居住区。 -
どこをとっても良い風景。
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インティワタナ。ケチュア語でインティが太陽の意味。ワタナは縛るもの結ぶものという意味だそうです。花崗岩一枚岩でできています。
マチュピチュ遺跡の中で一番高い所にあるため、神聖な場所だったことが伺われます。石の角は東西南北を指しているとか。そこにはインカ時代の街があったようです。天体を利用した正確な知識、凄いですね。インティワタナ (日時計) 史跡・遺跡
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ワイナピチュ山が近くなってきました。
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美人さん。
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山岳信仰の証。山を模した聖なる岩。巨石ですね。後ろの山、ヤナンティ山を模していると言われています。雲がかかってる。。
ただし、クイ(モルモット)の形とも言われているらしく。
これだけ大きいのですから、山だと思いたいですね。 -
山のひだまで彫ってあります。
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ここからだと羽の端にあたる土地は見えなくなってますね。高台ですべてを見渡せたことにも意味があるのでしょう。
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ワイナラ(準備室)です。ワイナピチュ山の入り口に近いのでその管理をしていたとも。藁ぶきを近くで見る事ができます。
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ワイナピチュ山への入り口です。せっかく来たなら登るべきだったか。。
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技術者の居住区へやってきました。
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居住区の一番前にある建物を見上げます。
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何を置いていたのでしょうね。
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出入口の柱にあたる部分でしょうか。
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修復しながら遺跡を守っていって、、
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2階建ての家。壁にある段に板を渡して二階の床にしていました。
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2階の入り口。さすがに室内に階段はなかったようです。
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居住区の感じが伝わってきます。お隣さんと近いですね。
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以前のルート。足を滑らせて怪我をした人が出て通行禁止になったそうです。一枚岩の階段。何か所かありますが、意味があるのかな。
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学校もあったようです。
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天体観測の石。水を張って星の観測に使っていたそうです。屋根のない部屋の中にあります。
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天体観測の石のある部屋です。周りの壁はニッチがたくさん。特別な場所だったのでしょう。
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アンデネスが良く見えて奇麗です。何度も写してます。。
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コンドルの神殿。
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コンドルの神殿。人を入れ込まず撮れなくて、片方の羽だけしか写っていませんが、充分コンドルに見えます。
翼の上が神殿に。石を見てコンドルを連想し、それを生かしたのでしょうね。 -
そういえば太陽の神殿を近くで見なかったな。
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遺跡歩きも終わりです。一本の高い木がシンボル的。いつまでもあるといいな。
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貯蔵庫が近いです。
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午後も見に来ます。
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一旦遺跡を出て、ここのレストランで昼食をいただきます。
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バイキング。種類もたくさんあり、普段ならもっとおかわりするのですが、気分でお腹いっぱい。
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午後は自由行動。添乗員と共に乗り合いバスで村に帰る人、ガイドとインティプンクまで歩く人、それ以外の人達と別れます。再度、遺跡に入場します。
遠く眼下に列車が見えました。 -
この景色を満足するまで眺めていました。街にも入ります。
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そろそろ村まで帰って散策します。バスに乗る人の列が。30分以上待ちました。短い方なのかな。
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