馬場花木園散歩　９月の花（２７種）

2020/09/01 - 2020/09/30

「withコロナ」で感染を予防しながら日常生活を送ります。
しかしながら、遠出はあまり出来ずに家の近くの馬場花木園まで散歩を続けている。
馬場花木園は花が一杯、古民家もできて素晴らしい和風庭園だが、アクセスが悪いことも有りいつも空いている。
普段から訪れているところだが、今年はコンデジ片手にじっくり花との会話が出来ている。
今まで、見過ごしていた小さな花々の開花にも目を奪われ、毎日新しい発見もあり、毎日の散歩を楽しく過ごしている。
これまで、1月から８月まで毎月レポートしたが、今回は９月の花をレポートする。

馬場花木園の９月の花。（ ２７種の花を掲載）

シュウメイギク、コミカンソウ、カラマツソウ、ワレモコウ、カライトソウ、ヒヨドリバナ、シロヤマブキ実、ムラサキシキブ実、モナルダ花後、ナツグミ実、サルスベリ実、トウテイラン、ナツメ実、マユミ実、ガマ穂綿、ツルボ、コスモス、トクサ、ヒガンバナ、ヒオウギ実、ワタ実、シモバシラ、ホオズキ実、スズラン実、イワシャジン
デュランタ、ガウラ

生物
ヤマトシジミ、シジミチョウ、オナガ、アキアカネ、ザリガニ、錦鯉

エリア 鶴見(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 徒歩

9月の花は　シュウメイギク（秋明菊）から

秋の風情を感じさせる。3種類の色、白、薄ピンク、紫が有る。

白

薄いピンク

裏から

紫

ハチが寄ってきた

コミカンソウ（小蜜柑草）

上から見ると実も見えずに、ちょっと気が付かない花。
数ミリの小さな小さなみかん。

小さな花

裏側に実がなる

カラマツソウ（落葉松草）

花が「からまつ（落葉松）」の葉に似ている。夏山の代表的な植物。
パチパチと線香花火を連想する。

花が「からまつ（落葉松）」の葉に似ている

ヤマトシジミ（大和小灰蝶）が登場

シジミチョウも種類が有るが。大きさ9～16mmの小さなチョウ。

ワレモコウ（吾亦紅）

（新しい）秋の七草に入っている

「われもこうありたい」と名付けられたとか。

すぎもとまさとの同名の曲が良い

ユーチューブから
https://www.youtube.com/watch?v=TbCH7ZvmipY
あなたに　あなたに　謝りたくて♪
山裾の秋　ひとり逢いに来た♪
ただ　あなたに　謝りたくて♪

花の名前は誰が付けるのだろう

意味付けが面白い。

カライトソウ（唐糸草）

バラ科ワレモコウ属
純国産の高山植物。

カライトソウ

ヒヨドリバナ（鵯花）

ヒヨドリが鳴く頃に開花すると。
花の名前、謂れを聞くと面白い。

ヒヨドリバナ

可憐な花。

シジミチョウ

全世界に15,000-20,000種いるチョウのうち、40%ほどをシジミチョウが占めている。

シロヤマブキ(白山吹）の実

赤から黒になった。

シロヤマブキ(白山吹）の実

見事な黒。

ムラサキシキブ(あざやかな紫色）の実

あざやかな紫色。
これで紫式部だ。

ヒオウギと

モナルダ（タイマツバナ）花後　

松明が消えて。

まあるい

7月1日撮影のタイマツバナの花

ナツグミ (夏茱萸）実

夏に実が熟すのでナツグミ。

ナツグミ (夏茱萸）実

サルスベリ（百日紅）の実

サルスベリ（百日紅）の実

オナガ（尾長）がやってきた

黒い帽子をかぶって、尾は長い鳥。

オナガ（尾長）

尾が長い。

トウテイラン（洞庭藍）


中国の有名な洞庭湖の美しい水の色にちなんでその名が付いたと言われている。

トウテイラン（洞庭藍）

ナツメ（棗）の実

赤くなってきた。
食べても健康に良いそうだ。

ナツメ（棗）の実

マユミ （檀､真弓）の実

鳥が好む赤い実。

ガマ（蒲）

白いワタが見えている。
かつてはガマの穂などがふとん（蒲団）の中身として使われた。

ガマ（蒲）

「大黒様」の歌に有る。
因幡の白兎の治療をした。

蒲の穂綿にくるまれば♪
兎は元の白兎♪

ツルボ（蔓穂）

9月3日の誕生花、秋口に咲く可憐な山野草。

ツルボ（蔓穂）

コスモス（秋桜）

馬場花木園では少ないが、いろいろな色のコスモス。

コスモス（秋桜）

コスモス（秋桜）

コスモス（秋桜）

トクサ（砥草）

表面がザラザラしているため、「天然のヤスリ」となる。

白い彼岸花が咲き始めた

赤い彼岸花の仲間の一種で、シロバナマンジュシャゲという種類。

なんとかお彼岸に間に合った

赤いヒガンバナも

定番の彼岸花。

曼殊沙華

山口百恵の歌では曼珠沙華（マンジューシャカと発音）。

赤と白

白と赤

ヒオウギ（檜扇）に実

黒い種子は射干玉（ぬばたま）と呼ばれ、和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞として使われる。

万葉集では

「居明かして 君をば待たむ ぬばたまの 我が黒髪に 霜は降るとも」

どんどん実が出てきた

ワタ（綿）の実

フカフカの綿毛が出てきた。

本当に綿が取れるんだ

ワタの花

シモバシラ （霜柱）

花の姿が霜柱に見えるではなく、枯れた茎の根元に霜柱が出来るので。

茎の根元に霜柱が出来るのを観察したい

ホオズキ（鬼灯）の実

提灯の中に実が見えてきた。
今年の浅草「ほおずき市」はコロナで中止になった。来年は出来ることを願っている。

赤い実がはっきりと

ドライフラワーにすると「透かしほおずき」が出来る。

綺麗なオレンジの果実

スズラン（鈴蘭）の実

毒が有るらしい。

イワシャジン（岩沙参）

中国の漢方薬「沙参」に由来し岩場に自生する様子から付いた名前。
沙参はツリガネニンジン（釣鐘人参）の漢名。

イワシャジン（岩沙参）

アップすると綺麗。

下から見ると

アキアカネ（秋茜）

赤とんぼがようやく登場。

赤とんぼ

赤とんぼ、全国的に激減している。

散歩道の入江川せせらぎ緑道

ザリガニ獲り。
https://www.youtube.com/watch?v=vSlLDUF6mXQ
(動画）　ザリガニが小魚を捕まえようと・・・
果たして・・・

入江川せせらぎ緑道には

錦鯉も。

デュランタ　　（入江川せせらぎ緑道）

あまり見かけない花だが。
調べて名前が分かった。
夏の暑さに強い。

ガウラ(ハクチョウソウ)　（入江川せせらぎ緑道）

白鳥に似ているかな。
花は咲いてから3日ほどで散ってしまう。

ガウラ(ハクチョウソウ)　（入江川せせらぎ緑道）

ピンクも。
9月の花はこれで終わり。
暑かった夏が過ぎてようやく秋の花の出番が来た。