馬場花木園散歩　６月の花（３３種）　２０２１年

2021/06/01 - 2021/06/30

「withコロナ」で感染を予防しながら日常生活を送る。
毎日、散歩で訪れる馬場花木園の花レポートも２年目。
いつまでコロナ禍が続くやら。
今回は2021年６月の花をレポートする。
例年より、早く咲く花が多く種類も多かった。

馬場花木園の2021年６月の花。（３３ 種の花を掲載）

ハナショウブ、タチアオイ、ナツツバキ、キキョウソウ、ビワの実、テッポウユリ、クレマチス、ヒメツルソバ、タイサンボク、ギボウシ、ヤブラン、キキョウ、イロハモミジ(青紫）、イロハモミジの花、ナンテン、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、コクチナシ、八重クチナシ、ネジバナ、アガパンサス、ムラサキシキブ、ヒトエニワザクラの実、ヤマユリ、カンナ、リョウブ、ボケの実、ネムノキ、モナルダ、ヒメヒオウギズイセン、ハギ、ミソハギ、マーガレット

エリア 鶴見(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 徒歩

ハナショウブ（花菖蒲）

ハス池とあずまやをバックに。

近づいて

ハナショウブ（花菖蒲）　

いろいろな色。

ハナショウブ

ハナショウブ

タチアオイ(立葵)　

真っすぐに伸びる。

タチアオイ(立葵)　

まっすぐに伸びる草姿からタチアオイ（立葵）。

タチアオイは梅雨と共に

梅雨入りごろ、下から咲き始めて順々に咲き上がり、花が終わるころに梅雨が明ける。

ナツツバキ（夏椿）

沙羅双樹（さらそうじゅ）とも言う。
平家物語の冒頭。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」
ただし、この沙羅双樹の花はナツツバキでは無いらしい。

ナツツバキ

朝に開花し、夕方には落花する一日花。

ナツツバキ

樹高は10mにも成る。

キキョウソウ（桔梗草）

雑草？
花には名前が有る。
聞かれて調べたのだが、キキョウソウみたいだ。
小さな青紫の花。ドクダミより小さい。

キキョウソウ

下から順次上に咲いていく。

ビワ(枇杷)の実

美味しそう。

ビワ(枇杷)の実

いっぱい成っている。

シオカラトンボ

テッポウユリ（鉄砲百合）　

鉄砲、ラッパがいっぱい。
色が付いたテッポウユリ。

テッポウユリ

本来は純白で清楚。

テッポウユリ

色のついた鉄砲百合は珍しい
純白と並んで咲いている。

クレマチス　

「鉄線（テッセン）」 「風車（カザグルマ）」 の和名でも親しまれる。
「カザグルマ」の名前が似合う

クレマチス

家紋に似合いそう。

ヒメツルソバ（姫蔓蕎麦）

金平糖のよう、ピンクや白。

ヒメツルソバ

いっぱいだ。

タイサンボク（泰山木）に花が咲いた

樹高が20mにもなるモクレン科の常緑高木。
大きな木のタイサンボクにも花が咲く。
どこに？

タイサンボク

上の方に咲くので見過ごしやすい。
モクレン科モクレン属で、ハクモクレンの花の様。

タイサンボク（泰山木）に花が咲いた

通常、上の方の枝に花が付くが、珍しく下の方にも咲いたのでこの写真。
「大山木」とも書き、大きな花や葉を付け大木になる、山のような泰然とした姿。
なにより名前が良い。

タイサンボクの蕾

ギボウシ（擬宝珠）

日陰でもよく育つ。

ギボウシ

つぼみの姿が橋の柱の先端についている擬宝珠(ぎぼし)に似ている。

ギボウシ

下を向いている。

ヤブラン（藪蘭）

キジカクシ科ヤブラン属、ラン科ではない。

ヤブラン

日なたから日陰まで幅広い環境に適応する。

キキョウ（桔梗）

普通の青紫。

白も

半分青い

桔梗があった！！

2色のキキョウ　珍しい！　

青紫に白が。源平咲きとは違うが。

青、白、青白

青紫のイロハモミジも　珍しい！　

青紫、こんな色に成るの？

青紫のイロハモミジ

イロハモミジの花

花も咲く。

イロハモミジの花

可愛い花だ。

ナンテン（南天）の花

冬には赤い実をつける。

ナンテン

「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木。

ノカンゾウ（野萱草）

ヤブカンゾウと同じワスレグサ。
一重咲きがノカンゾウ。

ノカンゾウ

一斉に咲いている。

ノカンゾウ

鮮やかな黄色。

ヤブカンゾウ（藪萱草）

オレンジ色が鮮やか。
ヤブカンゾウは八重咲き。

ヤブカンゾウ

ノカンゾウと同じくどちらも一日花。

ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ

あずまやをバックに。

コクチナシ（小梔子）

クチナシより小さめの白い花。

コクチナシ

背が低く生け垣 に向いている。

コクチナシ

コスモスと。

八重クチナシ　

甘い香りが漂う。
実が裂開しないため「口無し」の表記も。

八重クチナシ

八重咲きものは実がならない。

ネジバナ（捩花）

らせん状に小さな花をたくさんつける。

ネジバナ

アップで。

ネジバナ

雑草みたく見過ごされる

アガパンサス　

さわやかな涼感のある花。
君子蘭に似ていることから「紫君子蘭（ムラサキクンシラン）」という和名も持っている。

アガパンサス

アガパンサスはギリシア語のアガベ(愛)とアンサス（花）の2語からなり、「愛の花」という意味。

ムラサキシキブ(紫式部)　

薄紫色の花、秋には実をつける。

ムラサキシキブ

平安時代の女流作家・紫式部にたとえて、ムラサキシキブという名を付けたといわれている。

ヒトエニワザクラ（一重庭桜）　

真っ赤な実が成った。

ヒトエニワザクラ

花が終わり実をつけて来た。

ヤマユリ（山百合）

早くもユリの女王が。
黄色い筋と赤い斑の入った、ゴージャスな花。

白い大きなユリ

ヤマユリ

ノカンゾウと。

カンナ　

白いカンナ
暑い日差しの中に。

リョウブ（令法）

高い木に白い花が咲く。

リョウブ（令法）

令法とは
飢饉時の備えとして、リョウブの植栽と貯蔵を農民に命ずる官令が発せられ、この『官令＝令法』が名前の由来とされる。

リョウブ

ボケ（木瓜）の実

真っ赤な大きな実が熟した。

ボケ（木瓜）の実

生で食べると下痢や腹痛を起こしてしまうことがあるため、ボケ酒やジャムに加工して食べる。

ネムノキ（合歓木）

ふわふわとした淡いピンク。

ネムノキ

葉は夕方になると閉じ、その姿が眠りにつくように見えるところからネムノキ。

モナルダ（松明花）

タイマツバナとも呼ばれるのは赤い花。
これは紫。

モナルダ

紫も涼しげで良い。

モナルダ

ヒメヒオウギズイセン（姫檜扇水仙）

鮮やかな朱色が目立つ。

ヒメヒオウギズイセン（姫檜扇水仙）

下を向いている。

ヒメヒオウギズイセン　下から

アヤメ科ヒオウギズイセン属。
水仙とは違う。

ハギ(萩)　

ハギのトンネルになっているのだが。

ハギ

秋の七草だが夏から咲く。

ハギ

トンネルの上の方。

ミソハギ（禊萩）　

蓮の花をバックに、池の畔に。
禊萩は盆花で蓮の花は極楽浄土の花。

ミソハギ

盆花や精霊花とも言い、お盆には欠かせない花。

ミソハギにチョウ

マーガレット（木春菊）

デージーより大きい。
デージーが終わってから登場。

マーガレット

少女まんが誌「マーガレット」を思い出してしまう。

マーガレット

仲よくね。