2020年弥生　唯一の未踏県鳥取と島根東部にこっそりお出かけ　③松江城で国宝天守5城＆現存天守12城コンプリート。その後文学＆鳥を愛で帰路へ

2020/03/19 - 2020/03/21

2020年3月弥生の三連休。例の渦中になりかけてた時期であったものの、予約キャンセルし損切できずに、行ってしまった鳥取～島根東部への2泊3日の旅。

最後は、島根県の県庁所在地「松江」に一泊し、そのまま国宝天守5城の1つであり、かつ現存天守12城の1つでもある名城松江城を訪れます。
この松江城を持って、前に挙げた国宝5城、現存天守12城を全て訪れた事となり、とうとう俺もここまで来たか（どこ？）と感慨深いものがあります。

城訪れた後はとりあえず観光スポットと言われるような所をサクッと周り、最後は一畑鉄道に乗ってどこか行ってみようという事で、後から考えれば終点の出雲大社まで行ってもよかったのですが、「フォーゲル」という単語に妙に惹かれてしまい、松江フォーゲルパークを訪れる事に。
ここが案外面白かったので、旅行記大分長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

ちなみにフォーゲル（Vogel）はドイツ語で「鳥」の意味です。

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2020年弥生　唯一の未踏県鳥取と島根東部にこっそりお出かけ
①初鳥取ですが行くのはいつもと変わらず城と当然砂
https://4travel.jp/travelogue/11640760

②米子に泊まり、翌日は県を跨いで安来にて城＆芸術＆庭園を愛でる
https://4travel.jp/travelogue/11643702

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ ANAグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

安来から普通列車で4つ目、時間にして23分、島根県の県庁所在地「松江」に到着です。
安来からもっと時間かかるかと思ってたが、意外と近かった。中国地方って自分にとってほんと馴染がないので、街と街の間の距離感が今一つわからんな。

松江駅 駅

改札へ向かう階段正面に松江城の姿。明日行くのでよろしく。

松江駅 駅

駅ビル内のドラッグストアで、捻った足の湿布薬を購入し、本日宿泊するホテルへのある松江しんじ湖温泉方面へ向かう。
行けるバスは色々あるみたいだが、松江初心者にはこの1番乗り場から出る北循環線が良さげな感じ。

松江市バス(路線バス) 乗り物

バス停降りた目の前が宍道湖。
風が強いので湖なのにこんなに波が高い。水も濁ってるし。

本日のホテルは、バス停（宍道湖大橋北詰）の向こうに見える「松江ニューアーバンホテル」。

本館と別館の2棟あって、チェックインまでどっちに行くかわからんかった。別館の方が新しそうでいいかな思ってたけど、割り振られた部屋は本館。
廊下や部屋の中に古さが残っているのは否めないが、まぁ値段考えれば十分といった所かな。神経質な人は気になるかもね。

松江しんじ湖温泉 ニューアーバンホテル本館・別館 宿・ホテル

それにしてもこの景観は・・・
松江市民の生活、完全覗けちゃいますよ。まぁそんな楽しいシチュエーションなどあるはずもないが。

松江しんじ湖温泉 ニューアーバンホテル本館・別館 宿・ホテル

朝から山道歩いて、脚ひねって、それでもまだ観光してと案外ハードだったこの日。部屋でしばらく休んだ後、食事をしに夜の街へ。
松江堀川沿い、いい雰囲気なのだが閉まっている店多し。

堀川沿いにあるライトアップされたこの建物は、カラコロ工房といい、旧日本銀行松江支店の建物を利用した工芸館との事。
「カラコロ」の語源は、小泉八雲の作中にあった下駄の音から名付けられたそうな。この時間もう閉まっていたので、川越しに写真撮るのみで退散。

カラコロ工房 名所・史跡

なかなか手頃な店が見つからず、裏道の方彷徨っていたら、雰囲気良さげな小料理屋があり、ドアにほろ酔いセットと貼られていたのでここで落ち着く事に。

いわくありげの女将（推定40歳と勝手に妄想）が一人でやってるカウンター＋αの店で、和風な感じと思いきや、メニューにオムハヤシ等もあってコンセプトがようわからん。まぁ美味しかったですけどね。

途中常連らしき客が入ってきて、店内あわただしくなってきたので、独り身の旅行者はとっとと退散します。

宿泊した本館1階にコンビニ（それもポプラ）があるのはGoodでした。
買い物して部屋に戻り、温泉浸かってとっとと就寝。
明日はとりあえず松江城行って、そこからどうするかはその場で考えます。

松江しんじ湖温泉 ニューアーバンホテル本館・別館 宿・ホテル

松江の朝～でございます。
フロントそばにあった雛人形。独り身には全く縁のない代物なので、その姿を久々じっくりと見たような気がする。

松江しんじ湖温泉 ニューアーバンホテル本館・別館 宿・ホテル

こちら私が宿泊した本館側、内部はきっちり整えられていましたが、外壁に歴史を感じざるを得ません。
こちらの屋上で朝食なのですが、宍道湖を見ながらの食事はなかなか良かったです。食事も美味しかったし。ただ腹いっぱいになったタイミングで、のどぐろ追加しましたと言われてもなぁ・・・残念でした。

松江しんじ湖温泉 ニューアーバンホテル本館・別館 宿・ホテル

これが別館、フロントはこちらの１Fです。
チェックアウトし、こちらに荷物を預け松江城へ向かいます。

松江しんじ湖温泉 ニューアーバンホテル本館・別館 宿・ホテル

その前にちらっと宍道湖をという事で、宍道湖大橋に。

宍道湖大橋 名所・史跡

日本で7番目に大きな湖である宍道湖（約80平方キロメートル）。距離はありますが中海経由で日本海とつながっているので、淡水湖ではなく汽水湖です。
その影響もあって魚種が豊富なのが特長で、ここで捕れるスズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シジミ、コイ、シラウオは宍道湖七珍と呼ばれているとの事。

宍道湖大橋 名所・史跡

左にある建物（県立美術館）辺りから見る宍道湖に沈む夕日が、日本の夕日百選に選ばれているそうな。
真ん中には宍道湖唯一の島、嫁が島。悲しい伝説があるらしいが、長くなりそうなので省略。

宍道湖大橋 名所・史跡

このまままっすぐ進めば松江城。バスに乗るほどの距離でも無さそうなので、歩いて行きます。

宍道湖大橋 名所・史跡

途中にあったこの看板。これは見て行かなければ。

島根県庁第3分庁舎の2階にある竹島資料室。庁舎入口の警備の目が、心なしか厳しい感じだったような気が。まぁ色々あるのでしょう。
ここで頂いた資料には「日本の領土なのに行けない島」と書かれております。

部屋2つ位のスペースに、多数の資料や展示と大変充実した内容で、係員と色々話したくなる位勉強になる場所でした。

この問題の経緯等、細かい事書いたら切りがないので省略致しますが、あえて一言言うのであれば

「火事場泥棒」

まぁそんな気持ちです・・・

では今日の本題、松江城に向かいます。
島根県庁の向こうに見える辺りが、松江城址を含む松江城山公園の一帯。

県庁前にある岸清一氏の銅像。
最初、岸清一って誰？と思ったけど、大河ドラマ「いだてん」に描かれている著名人でしたね。嘉納治五郎の後を継いで日本体育協会会長に就任し、オリンピック委員も務めた日本スポーツ発展に寄与した人物。岸記念体育会館って、この人の功績を称えて造られたものでしたね。
ちなみにいだてんでは、岩松了が演じてました。

いよいよ松江城の領域へ。
堀の向こう高い石垣の上に、左：南櫓、右：中櫓と狭い範囲に2つの櫓という防御力の高い造りになっています。

松江城入口にはまた銅像。松江城の建築主である堀尾吉春公のもの。秀吉・家康両名に仕え、松江市の礎を築いた人物です。

堀尾吉晴公の像 名所・史跡

国宝の文字が誇らしげなピッカピカの石碑。多分後ろにある小さい石碑が元々あったものであろう。

では城の中へ。この辺りに恐らく大手門があったのだろうが、今その面影は無し。
ただどうやら復元事業が進められているらしく、懸賞金を掛けて図面や古写真などの史料を探していると、松江市公式サイトに掲載されておりました。

http://www1.city.matsue.shimane.jp/bunka/bunkazai/matsuejyou/otemon.html

石段上がった所にあったのは洋風の建物「興雲閣」。
明治天皇行幸時の御宿所として建設された擬洋風建築の迎賓館で、無料で入れるっぽかったが、松江城とはあまり関係なく、興味もそそられなかったので外観だけ。

興雲閣 美術館・博物館

同じく敷地内にあった松江神社。
皆さん参拝しておりましたが、私は他色々参拝しているので外観だけ。罰当たりですみません。

松江神社 寺・神社・教会

一ノ門をくぐって本丸内へ。門をくぐったすぐの所に入場券売場があります。

ようやくお目にかかる事ができました松江城天守。
現存天守12城中、敷地面積で2番目、高さで3番目の規模を誇る大型の城。

ここまで2013年年末の犬山城に始まり以後、松本城→彦根城→丸岡城→丸亀城→宇和島城→松山城→備中松山城→姫路城→弘前城→高知城と巡り、今回の松江城で
7年越しで全12城コンプリートとなりました。ありがとうございます。

松江城 名所・史跡

これぞ日本の「城」といった佇まいでいいですな。
外観4層、内部5層、地下1階の構造で、入口に附櫓（つきやぐら：入口の防御を固めるための櫓）が設けられております。

入口でチケットチェックし中へ入った所に百名城のスタンプがあったはずです。（うろ覚え）

松江城 名所・史跡

この祈祷札、「慶長十六」「正月吉祥日」と書かれていて、地階の柱に打ち付けられていたのが発見された事で、国宝指定につなかったとの事。本物は博物館にありこれはレプリカ。
※慶長十六＝1611年

松江城 名所・史跡

頂いたパンフレットには、天守内は、2階分の通し柱が各階に相互かつ均一に配した「互入式通し柱」と上層の果汁を下層の柱が直接受けず梁を通して横方向にずらしながら伝える二つの工法を用いて作られたと書かれており、望楼型天守の到達点に位置付けられるとも書かれております。

確かに、張り巡らされた柱の数が凄ぇ～。

松江城 名所・史跡

城内には、かつて城にて使われていた鬼瓦や太鼓等が展示されており、この鯱もその一つで昭和の解体修理時に外された物。ちなみに現在城のテッペンにある鯱は現存天守12城では最大のものだそうな。

松江城 名所・史跡

天守最上階に到着「密」だね。まぁ3月下旬はこんなもんだったって感じ。
現存天守らしく最上階には、板張りの床と額の絵位しかありません。

松江城 名所・史跡

ここは眺望を楽しむんです。四方見たけど、やはり一番は宍道湖を望む南側の窓からの風景。

松江城 名所・史跡

昔の鬼瓦発見。鬼瓦には家紋等の紋様が使われる事が多い中、松江城は鬼面の瓦が用いられている珍しい例だそうな。外出たとき見てみよ。

松江城 名所・史跡

城内にあった石垣。大きな石に赤い文字で「９」と修復工事の跡が残っておりました。石垣のメンテナンスは、順番通りに積み上げないといけないからとても大変。熊本城や弘前城の修復に年単位の時間がかかるのも納得です。

松江城 名所・史跡

城外へ。テッペンの鯱そんなにでかいんだ（高さ2.1m）。
後、小さいですが鬼瓦が鬼面しているのも見えました。

松江城 名所・史跡

城と言えば桜、という事でここ松江城もさくら100選に選ばれているらしく、こういった角度で撮れば、桜と城の美しいコントラストとなるわけですが、あれ？今3月下旬だよな。桜どうした？

※2020年松江の桜開花は3/23で満開日が3/30と、この時は少し早かった模様。

松江城 名所・史跡

後付けですが、一ノ門をくぐった所にある入場券売場。
城単体だと680円ですが、他観光スポットと合わせた3館共通入場券（1,100円）だと松江城に関しては540円に割引されます。まぁ他の2つ行かないと意味がないんですが。

松江城山公園 花見

本丸の外に出て少しまったり。この後は共通入場券で行ける他の2スポットに向かいます。

松江城山公園 花見

入城した大手門からではなく、天守の横を通って裏側へと進みます。
途中ちょうど天守を見上げられるポイントがあったので、思いっきり見上げてみます。こうしてみると松江城の石垣もなかなかの高さ。

松江城山公園 花見

大手門の方とは打って変わって、人通りも少なく静か。時代劇のロケができそうです。

松江城山公園 花見

本来であれば城の裏側からも天守の方に入れるのですが、この時はご覧の通り立入禁止の文字。

ちょっと遠いけど裏側？から見た松江城天守。立入禁止で行けない箇所もあり、もう少し様々な角度から城を見たかったのですが、まぁこればっかりは仕方ありません。それだけ修復する価値のある歴史的な建造物という事で自分を納得させて、城を後に他の場所へ移動します。

少し歩いたと凝りにある松江護国神社。鳥居が銀色っぽく見えて、ちょいと洒落乙。

松江護国神社 寺・神社・教会

その先には城山稲荷神社と神社祭り。こちらは正統派の赤い鳥居・・・本当に正統派？と思い検索してみると、色によって意味が違うなんて書かれているサイト発見。赤（朱色）には仏教の考え、魔除け、神への領域の目印なんて意味があるらしく、後は虫食い防止という狙いという事もあるらしい。他の色は・・・もういいや。

城山稲荷神社 寺・神社・教会

先に進むと遊覧船が通る松江城の堀。
堀ではあるが、近くの川や薄らと宍道湖ともつながっていて水の流れがあるので、流れ無し水草たっぷり鯉たっぷりといった城の堀とは比較にならない程味な風景。

堀というか完全に川ですな。この辺りも含め約50分の遊覧コースがあったそうで、今考えれば乗っておけばよかったと後悔。

堀沿いにあるこの建物が小泉八雲記念館。
小泉八雲＝ラフカディオ・ハーンは、ここ松江で英語教師として働き、並行して執筆活動を行っていました。結婚したのも松江の士族の娘で同時に日本人に帰化したとの事。

小泉八雲記念館 美術館・博物館

そういや熊本にも小泉八雲の博物館なかったっけ？と思い、展示（年表）を見ると、松江の後に熊本に赴任していました。その後神戸クロニクル（英字新聞）勤務を経て、帝国大学英文科講師となったとの事。
そして帝大講師を解雇されることになるのだが、その後任が「夏目漱石」なんだって、勉強になるわ～。

小泉八雲記念館 美術館・博物館

館内撮影禁止の為、これが限界。
小泉八雲に関する展示だけでなく、小泉八雲というかラフカディオ・ハーンを慕った二人のアメリカ人という企画展も行われていて、なかなか充実した内容でした。

小泉八雲記念館 美術館・博物館

小泉八雲記念館から堀沿いに続く、昔ながらの街並みを維持しているこの通りは塩見縄手と呼ばれる一帯。

記念館隣にあるのが小泉八雲旧居。これで3館共通入場券ノルマ達成。

小泉八雲旧居 名所・史跡

松江にて1年3か月暮らした内、この家で約5か月程を過ごしたそうです。中はいかにもと言った日本家屋。元々は武家屋敷だったそうな。

小泉八雲旧居 名所・史跡

ここのパンフレットには、住居部よりも庭を見て欲しいとの記述あり。小泉八雲は日本家屋の庭を重要な作品の対象にしており、見学者にもそれを感じとって欲しいというような事なので、感じとろうと思いますが、文学的才能の無い私は感じ取る事ができません。

小泉八雲旧居 名所・史跡

鈍感なまま小泉八雲旧居を後に、次のスポットへ。
ただ今の時刻12:20、神代そばの前にはご覧の行列。

手打 神代そば グルメ・レストラン

行列を横目に先に進んだ所にあるのが松江堀川地ビール館。景気づけ（何の？）に地ビールで一杯やろうという魂胆です。

松江堀川地ビール館 特産品館 地ビールカウンター グルメ・レストラン

地ビール館の奥は堀川遊覧船乗り場。
後から考えてみれば、ここから遊覧船乗ればよかったな。

松江堀川地ビール館 特産品館 地ビールカウンター グルメ・レストラン

2階はビアレストランで、1階が特産品売り場と地ビールカウンター。
ランチするほど腹減ってないので、地ビールだけ頂きましょう。

松江堀川地ビール館 特産品館 地ビールカウンター グルメ・レストラン

6種類ある中から適当に1つ選び、松江での休日に乾杯です。
ちなみにこの時、4traトラベラーのへけけさんも松江におり、ニアミスしていたそうな。松江駅隣接の一畑百貨店でカツカレーを食べられていたそうです。

ご参考↓
https://4travel.jp/travelogue/11611982

松江堀川地ビール館 特産品館 地ビールカウンター グルメ・レストラン

一杯飲んで気分爽快！松江城見られたし、後は一畑電車にでも乗ってみるかねという事で、地ビール館出た所のバス停（堀川遊覧船乗所）から、松江の観光ループバス「ぐるっと松江レイクライン」に乗り、ホテルに戻り荷物をピックアップします。

これがレトロな雰囲気のするレイクラインの車両。20分間隔（冬は30分間隔）で運行しているループバス。主だった松江の観光スポットはこれで網羅できそうな感じです。

ホテルで荷物を受け取った後、5分程歩いて松江しんじ湖温泉駅へ。
一畑電車乗ってどこかに行こうと思うんだけど、いい所ないかな？

松江しんじ湖温泉駅 駅

駅の側には足湯ありましたが、入っている人は無し。特にコロナでどうこうという事もなかったので、単に人が少なかっただけと想定。

松江しんじ湖温泉 温泉

切符買う寸前までどこまで買うか悩んでましたが、なんか名前の響きがいいので「松江フォーゲルパーク」に向かう事とします。

で、切符買った後で『そういや出雲市駅からも空港行きのバス出てるんだよな。だったら、出雲大社まで行ってもよかったな』との考えが頭の中に。

松江しんじ湖温泉駅 駅

そんな邪念を振り払い、電車に乗り込みます。おばちゃん、急がんでも余裕で座れるよ。

松江しんじ湖温泉駅 駅

2，3駅停まった後、窓の外には宍道湖の姿。相変わらず波高いな。このまま目的地までずっと宍道湖沿い並走します。

約15分で松江フォーゲルパーク駅に到着。

松江フォーゲルパーク駅 駅

一畑電鉄のロゴマーク。第一勧業銀行のマーク（赤地に白のハート）みたいだな。ところで第一勧業銀行って今の何銀行だっけ？（みずほです）

松江フォーゲルパーク駅 駅

そんな感じで、乗ってきた電車を見送りMATH！（流行らない）

松江フォーゲルパーク駅 駅

目的の松江フォーゲルパークは駅の裏にあるという感じ、徒歩0分です。人の気配無いけど大丈夫なんか？

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

大丈夫でした。入場料大人1,500円PayPayで払います。
入場券買わなくても、奥にいるフクロウだけは見られそう。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

ではフォーゲルパークの中へ。
パークのコンセプトは「湖畔に広がる花と鳥の楽園」との事。

まずは花から、受付入ってすぐ沢山のカラフルな花々に迎えられます。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

パークの定めた順路通りに進みます。
ハウスを出て、動く歩道で上の方へ。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

そして鳥という事で、動く歩道から孔雀発見。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

動く歩道登り切った所にあるのは展望台。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

展望台からは宍道湖を一望できます。こうしてみると宍道湖広いねぇ。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

しばらくボーっと宍道湖の姿見ていたら、湖左の方から飛んできた飛行機発見。右の方にある出雲空港にこれから着陸します。どこの機かは不明。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

建物の間はこのような屋根付きの通路があり、雨が降っても大丈夫な感じ。通路には周辺を飛んでいる野鳥の説明板あり。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

野鳥はなかなか見えないので、建物内にいる鳥を見ます。
ここはウォーターフォールエイビアリーと長い名前が付けられておりますが、日本語だと水鳥温室と4文字。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

中は鴨？雁？どっちかよくわかりませんが、様々な水鳥のいる温室となっております。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

恐らくこの温室の目玉は真ん中にいる赤いトキ。トキといっても佐渡ヶ島で野生が絶滅した朱鷺ではなく、南アメリカの沿岸部に住むショウジョウトキ。

wikiさんみたらトキだけがトキ科の鳥で、このショウジョウトキ等はトキ亜科という種類に属するのだそうな。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

まぁそんな細かい事はどうでもいいですね。ご覧の通り、人の通る所も構わず自由に歩いています。気合い入れれば捕まえられそう。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

トキの餌やりなんていうのもあります。餌を持ったおばさん、完全ロックオンされております。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

お約束
♪フラミンゴパラダイス！（荻野目洋子）

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

そういや入口に、上から降って来るものに気を付けろって注意書きあったんだけど、と思い出し上を見たら、こんなにいた。
こりゃヤバいと撤収準備。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

次の建物へ。こちらはトロピカルエイビアリー、日本語だと熱帯鳥温室と5文字です。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

文字通り熱帯地域に住む鳥たちがいる温室となっています。ここは上を警戒する必要は無さそう。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

鳥類の卵展示に、混ざりこんでる広島東洋カープ。
一番前にある髭面のが菊池という事位しかわからん。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

ここの温室の鳥は、基本ガラスに覆われた小屋の中にいる模様。とりあえず目に着いた派手なのだけ写真に撮ったので名前は不明。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

こんなのも。
色々知っていればもっと楽しめるんでしょうけど、まぁ前知識入れなくてもそこそこ楽しめます。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

コロナの影響が少しずつ出てきた時期で、主要な鳥のショーは中止になっておりましたが、写真撮影や鳥と触れ合うような小さなイベントは開催しており盛況でした。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

結構近くまで鳥が接近していました。子供は喜びそうだね。

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

園内にある水鳥池にいる水鳥が餌に群がる様子を横目に

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

池の畔にあるこちらのソバ屋にて遅い昼食。
この二泊三日の旅行、昼飯は全てソバでした。

不昧庵 グルメ・レストラン

入口の温室に戻ってきました。
本当だったらこの時間、このスペースにてフクロウショーが行われていたはずなのだが中止。今はやってるのかな？

松江フォーゲルパーク 公園・植物園

そんな感じで一時間程、園内を周ってきました。想像していたよりも、楽しめたな。いい感じで時間潰すことができました。一畑電車乗ってしんじ湖温泉駅に戻ります。

松江フォーゲルパーク駅 駅

駅待合室で宍道湖を見ながら電車を待っていたら、またも着陸する飛行機発見。

松江フォーゲルパーク駅 駅

オレンジ鮮やかな一畑電車乗り込みます。

松江フォーゲルパーク駅 駅

終点、松江しんじ湖温泉到着。
ここからも空港行きのバスは走っているのだが、周りに暇を潰せるような場所がないので、松江駅までバスで向かう。

松江しんじ湖温泉駅 駅

一畑百貨店で買い物しても良かったんだけど、駅ビルの中に良さげな喫茶店見つけたのでそこで空港バスまでの時間、まったり過ごします。

喫茶店の対面にあった、一畑トラベルサービスの営業所で空港行きバスのチケットを購入（1,050円）。

空港までは30分ちょっと。途中、宍道湖に夕日が落ちる風景が見えるのだが、なぜか写真は一枚も無し（寝てたという事）。

おかげで降車の時にミラーレス車内に忘れて、後から降りた客に届けてもらいました。ありがとうございます、これも縁ですね。という事で出雲縁結び空港到着。
ただ建物の看板はまだ「出雲空港」のまま

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

他写真NGがあったかどうか忘れたが、こちらは写真OKの空港内にある出雲阿国像。

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

離陸まで空港内レストランでとりあえずビール。
島根県にあるブルワリー「石見麦酒」が作っている、ベルジャンホワイト307でこの旅最後の乾杯。

レストラン 至誠 やくも グルメ・レストラン

そしてのどぐろ寿司＆出雲そばという、折角松江・出雲に来たのに名物食べられなかったという人向けのセットを注文。ここのレストラン当たりだな。

レストラン 至誠 やくも グルメ・レストラン

美味しいもの食ってご機嫌なまま、展望デッキにて、これから羽田に向け乗って帰る便の着陸を確認。

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

保安検査場前にあった垂れ幕には「JAL出雲ー羽田線　開設40周年」
まぁその時はJALじゃなくてJAS or 東亜国内航空の頃だろうけど、結構な歴史があるという事ですね。

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

最近、地方空港で私が乗る便、遅延が当たり前のようになってますが、この時は珍しく定刻となる模様。ありがとうございます。考えてみればこの時以来飛行機乗ってないってことだなぁ～。

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

羽田には定刻10分前に到着。
半年前の旅行記をようやく書き終えたわけですが、これを書いていたらボチボチ飛行機乗ってどこか行きたくなりました。

そんな感じで鳥取・島根旅行記ようやく終了です。ご覧頂きありがとうございました。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

この旅行記へのコメント （2）

• travelさん 2021/06/01 12:42:18

  島根

  winningさん、松江を楽しまれたようで良かったですね。
  私は先月下旬に島根旅行予定で飛行機のチケットもホテルも取って用意していましたが緊急事態宣言でキャンセルして残念でした。
  少し様子をみて再度計画しようと思います。
  
  ウシュアイアの旅行記に訪問頂き有難うございます。
  既に数年経過しましたが思い出深い旅先で今でも昨日の事のように鮮明に思い出されます。
  自然がいっぱいのアルゼンチンは惹きつけられます。
  
  　　travel

  winningさん からの返信 2021/06/04 18:49:31

  RE: 島根

  travelさん
  メッセージありがとうございます。
  
  訪れた昨年春の段階では、島根県の感染者0だったんですよね。
  私が訪れた後に感染者が出てしまうのではないかと恐れてましたが、その後感染者がしばらく出る事も無く安堵してました。
  とは言え、気を付けないとですね。
  
  アルゼンチンの景色素晴らしいです。
  是非とも行ってみたいのですが、いつ行ける事やら・・・
  待つしかありません。
  
  
  > winningさん、松江を楽しまれたようで良かったですね。
  > 私は先月下旬に島根旅行予定で飛行機のチケットもホテルも取って用意していましたが緊急事態宣言でキャンセルして残念でした。
  > 少し様子をみて再度計画しようと思います。
  >
  > ウシュアイアの旅行記に訪問頂き有難うございます。
  > 既に数年経過しましたが思い出深い旅先で今でも昨日の事のように鮮明に思い出されます。
  > 自然がいっぱいのアルゼンチンは惹きつけられます。
  >
  > 　　travel