HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスで行く入場券集めの旅（3日目：日高本線：静内、浦河、様似）　【鉄道旅行】

2020/08/30 - 2020/09/06

HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスで行った
北の40入場券と北の大地の入場券集めの旅。
特急乗り放題を良いことにフリーダム特急反復横跳び。
GoToサイコー！！！

0,1日目：北海道入り、留萌本線、宗谷本線
2日目：深名線バス、新十津川駅
3日目：日高本線（静内、浦河、様似）　←ココ

エリア 北海道

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日は早めに寝て、たっけえ栄養ドリンクを飲んだから元気満杯。
さて今日はレンタカーで日高本線周りをすっぞ！

と言うのもフリーパスの特典で駅レンタカーが安く借りられるためです。
1日分フリーパスの効力を破棄するようなもんですが、そもそもが12,000円のパスです。

もう、元取れてるから全然OK！！！

苫小牧駅横の交番から入って、レンタカーを借りていざレッツゴー。
駅レンタカーらしく支払いはSuicaOKなのが嬉しいですわい。

北海道の道幅広々4車線に慄きつつ、日高自動車道に乗ってかっ飛ばすこと小一時間

ナビ「ポーン！間もなく右折です」

このナビ、ちょっと古くて日高厚賀まで開通していないな？？？
気にせず山の中を突っ切りやっと厚賀IC近くで正気を戻したナビに従い、道の駅新冠へ。
やはり事前シミュレーションまじ大事。やべえところでした。

ここは前の入場券でも販売箇所になっていたところ。
迷わずお土産売り場に向かい、サクッと入場券を買って静内駅へ。
時間があれば楽しめるんですけどね。時間がきつい。
札幌駅では、売り切れだったハッカスプレーが山ほど売っていて田舎を感じました。

写真は新冠駅。入場券が売っているのは奥に見える塔のところの道の駅。

新冠からは10分ほどで静内駅到着！
駅前にはちょうど代行バスが来ていました。

バスターミナル兼お土産売り場兼駅の静内駅。
すみっこにひっそりとある窓口で入場券と駅スタンプをゲット。
桜にちなんだ駅スタンプは珍しピンク色なんですわ。

ちょうど代行バスの時間と言うこともあり、自分の他に数人が窓口に来ていました。

もう光ることはない、静内駅ののりば案内。
光っていた時に降りれば良かった。
今更後悔したところで何の意味もないのですが、昨今の状況考えるとマジで旅が一期一会になってしまってくやしい。

赤茶色に錆びてしまった線路。
色褪せた駅名標。

今は一応駅のためホームに入れますが、廃止になった後はどうなることやら。

この青空に日高本線カラーの列車が走っている光景見たかったぜ。

もう列車が来ない朽ちかけのホームと生きている駅舎。

居ようと思えばいつまでも居られそうな気持ちの良い風ですが、先を急ぎます。

新冠～静内間は土木工事の大型トラックやらお馬さんの乗ったトラックやらが多かった印象ですが、静内～浦河はこんぶ取りのトラックの路上駐車が多い感じ。

海沿いの気持ちの良い道を走らせ次の目的地は浦河駅。
大地の入場券自体は10分ほど先に行った町の中心部の観光案内所での発売。
なぜかと言えば、この駅めっちゃ営業時間が短いから。

週に2回の営業日と言うこともあり、窓口開始時刻には駅前には車が数台。ひえっ。

今のところ、しばらくすれば静寂な駅に戻りますが、これからラストスパートの時期になったらどうなるんですかねえ…

駅舎のすみっこにはかつてホームを飾っていたと思われる馬の形の花壇。
馬の形なのはやはり日高本線だからなのでしょうか。
蹄鉄やら手綱がついていて芸が細かい。

浦河駅のみどりの窓口に掲げてある営業時間。
みじけええええええ。
あえての水曜日の訪問だったのですが、土曜日とかどうなるんですかねえ。

それでも営業している以上、お客様の声ボックスやポスターパンフレット、掃除の行き届いた駅舎は健在。

普段締め切っているせいかちょっと湿っぽい感じはしますが、こう見ると生きている駅なんですよね。

普通にマルスで入場券や乗車券は発券できますが、改札は無いため（そのとおりなのですが）改札スタンパーは無いとのことでした。

しかし、駅スタンプはあり！
柄が長く押しやすいスタンプでした。印字も明瞭。
大地の入場券に印刷はされている駅スタンプですが現物見ると感動しますわ。

と言うか…営業時間短いということは駅スタンプの入手難易度も高くね？

ホームに出てみます。
国道側に出る長いこ線橋が特徴的。
国道挟んで向かい側は町役場。
役場が近いせいなのか「青色申告と諸税完納宣言の町」となんとも役所じみたスローガンがこ線橋にペイントされていました。

駅事務室のカーテンが風にはためいていて、こうしてみると列車が来そうな雰囲気。
ホーム間近でぐねっと曲がっているレールはかつて交換可能駅だった面影ですかね。

駅舎には地元高校美術部が描いた絵が掲げられています。
廃止後この駅が生き残りそうな気はしないので、この絵だけでも保管されてほしいですわ。

代行バスのバス停との距離感はこんな感じ。
この距離だったらわざわざ駅に行って切符を買って乗車の需要はなさそうっすね。やはり。

バス停側（国道側）より駅舎全景。
やはり開いている窓があると生きている駅らしさが違いますな。

近くの踏切にて。
「快適な旅をJRで」のメッセージが悲しい。

というか市外局番5桁？？？
2005年2月以前に建てられてそれ以降お手入れなしってことですね…
そりゃJRの文字も色褪せてしまいますわ。

再び車を走らせ様似駅へ。
運転していなかったらめっちゃ写真を撮りたいくらいの風光明媚な道でした。
運転中なのでよそ見せず運転に集中。
海沿いの道を走り、左折したら様似駅到着！

？？？駅前の車、浦河駅で見たような気がする…

様似駅の窓口がお昼休憩終わるまでしばし待機。
だがしかし、ベンチに座っている人たち浦河駅で見た人達ばかり・・・
みんな考えることは同じかー！！！

窓口は1つだけのため、併設の観光案内所にて暇をつぶします。
と共に観光案内所に設置の駅スタンプをゲット。
様似駅も浦河駅と同様に柄が長いタイプで押しやすい。

様似駅の駅名標。
JR北海道の駅名標は北海道の黄緑色もあってなんか退色しやすい印象ですわ。
そして退色が進むと悲しさ倍増。

アポイ岳を望んでレールはここでおしまい。
取ってつけたような曲がった停止位置表示。錆び錆びレール。
終着駅の雰囲気ですね。
レールのその先に建物が迫っていて、ちょっと情緒には欠けますが。

注意すべき列車はもう二度とと来ないけどまだまだ健在の注意看板。

しわしわになった注意喚起の標識。

ホームで観察していたらすっかり出遅れたー！！！
急いで戻って購入しようと思ったら、丁度代行バスが到着したようで。
地元のおっさん優先でしばし待ちます。

バスの乗車券売り場兼用のため、それなりの需要はある・・・のか？
慣れた手つきで委託のお姉さんがパパっと発券してくれました。
忘れずに入場券もゲット。

思いのほか時間がかかってしまったぜ！
ナビ「到着予定時刻は17時10分です」
古いナビを信じていいのか悪いのか。
とりあえず急いで戻ります。

夕焼けの海岸線に目もくれず頑張って苫小牧まで戻り、レンタカー返却！
なんとかセーフ！！！
とりあえず日高本線が無くなる前に日高本線の大地の入場券はコンプリート！
廃線になったらどうするんですかね。夕張パターンですかね？

長時間ドライブでヘトヘトになったので、苫小牧駅に新しく出来た
苫小牧いぶりカレーさんでカレーをいただく！
喫茶店？から業態変更してテイクアウト専門店になったみたいです。
喫茶店ブースは休憩所として開放中。

ほっきカレー1,000円。
いただきます！＠休憩所スペース

普通にうまい！
カレーはバターのコクが強い欧風カレー。
そこにコリコリとしてくせが強くないホッキ貝があいますな～。
カレーはどうしても噛まずに食べて量を食べちゃうこと多数なのですが、これだとしっかりホッキ貝を楽しんで咀嚼して、満腹感が得られます。

自分自身がカレー好きなこともあり、ほっきめしよりこっちの方が好きかも知れない。

食べていると何人かの旅行客のマダムたちが「ほっきめしは売り切れ～」と嘆いていましたが、カレーうまいよ！カレー！！！

苫小牧駅で忘れず入場券を買っていざ今日の初乗車。
苫小牧駅は窓口が1つしかないこともあり、時間帯によっては並ぶこともありなので注意ですわ。
丁度サラリーマンが経費の切符を購入しに来ていてちょっと時間がかかりました。あぶねえええええ。

千歳線の列車はちょうど通勤通学時間帯だけあって車内は混雑。
来た列車が721系の転換クロスシート仕様と言うこともあり、余計に混雑している感じ。
コロナの換気対策と言うことで中扉を開放扱いにしているのですが、冬が来たらどうするんですかね。。。開いたままだと結露がヤバそうな気が。

ほぼ満席状態で列車は出発。
滑るように進み、次の駅は沼ノ端駅。
ここでアナウンス「本日、沼ノ端駅では駅員による改札を実施しております。」

WAO。不正乗車防止か。
そんな沼ノ端駅では結構な人数が下車。
相席状態は解消です。

列車はあっと言う間に千歳駅に到着。
今日はここでおしまい。

今日の行程
3日目
レンタカー
苫小牧18:44　千歳19:09 2799M 千歳線・函館本線　手稲行き　クモハ721-2

ゲットした北の大地の入場券
新冠駅、静内駅、浦河駅、様似駅、苫小牧駅