2013/07/01 - 2013/07/04
749位(同エリア1699件中)
まさとしさん
ポーランドから空路アイスランドへ。
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【7月1日(月)】
ワルシャワからポーランドへ移動する。ワルシャワからレイキャビックのケブラビーク空港までは所要3時間40分。LCCなので機内サービスは有料でアイスランドの物価のためメニューを見たらすべてが恐ろしく高い。 -
アイスランドの陸地が見えてきた。
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着陸態勢。世界最大の露天風呂といわれるブルーラグーンが見える。
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ケプラビーク空港に到着。
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風が冷たい。日差しは強いが半袖では無理な気候だ。たぶん10度くらいだ。
レイキャビック・ケプラビーク空港は結構大きなターミナルを持つ空港だ。木をふんだんに使った建物は山小屋にいるような雰囲気だ。アイスランドを離れる際、早朝の便なので空港へ行くのが心配だったが前日の夜に空港へ行って夜更かしすれば良さそうだ。 -
市内までバスで向かうことにした。往復で3500クローネ(2800円)だ。アイスランドでは対応する人すべてが感じがいい。フライバスと呼ばれる空港バスはレイキャビックへ頻発している。
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レイキャビックまでは50キロ離れていて45分ほどかかる。
海の向こうがレイキャビックだ。 -
道路は整備され快適だ。
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町はずれのBSIバスターミナルに到着。バスターミナルからは徒歩でホステルで向かうことにした。
追加料金で宿泊施設までのピックアップもあったがたいした距離ではないので歩いた方が街を知るためにもよい。 -
レイキャビックの中心部。清潔感があり、のどかな街だ。
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レイキャビックで滞在するホステルは「Hlemmur Square」といい、街のメインストリートに面している。中心部から少し離れているが便利な場所だ。1泊2800円ほどでここで3泊することになる。
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部屋は白に統一されていて清潔かがあり、スタイリッシュだ。
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目の前がスーパーがあったのでのぞいてみたらあらゆるものが高い。でもキャビアだけ400クローネ(320円)と安さが際だっている。朝のマクドナルド以来何も食べていないので明日の朝食なども含めて少し買い物しておくことにした。
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夕食はスモークサーモンとキャビアの贅沢な組み合わせになった。
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レイキャビックの街を散策。
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坂の上には教会が。
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町中のケバブ屋。ポーランドなら300円だったのだが。ちなみに1アイスランド・クローネ=0.8円だ。
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いつまでたっても日が暮れなかったの気づかなかったがもう11時だ。
レイキャビックは深夜11時になっても日差しが強い。
ほとんど日は沈まず白夜と大差ない。
【7月2日(火)】
アイスランドに来たなら行くべき場所としてゴールデンサークルが有名だ。地球の割れ目といわれる断層、間欠泉(ゲイシール)、そして地割れ部分に流れ込む滝(グトルフォス)の三カ所を回るツアーをゴールデンサークルという。レイキャビックを拠点に日帰りで回ることができるがツアー代金は食事なしで9100クローネ(7300円)と高額だ。
値段はさておきこの自然遺産にはどういうわけか魅力を感じない。間欠泉はイエローストーンに比べ小振りだし、滝は写真や映像を見た限りではたいしたことはない。地球の割れ目と呼ばれる断層もプレートが地上に出てくる場所ということで興味はあるが眺め的にはただの岩場だ。もし今日の天気が曇りか雨だったら行くのはやめるつもりだった。
でも朝起きたら強い日差しに青い空が広がっていた。雲も多いがすぐに崩れる雰囲気ではなさそうだ。レイキャビックにいても仕方ないのでツアーに参加することにした。
とりあえずツアーが出発するBSIバスターミナルへ行ってみた。当初ガイド付きのツアーで行こうかと思っていたが路線バスの往復ツアーもあるらしい。値段は200クローネ(160円)安い。なので値段はどうでもいいのだが路線バスも観光地では十分な停車時間があり、名所では入場料などはかからないので運賃だけで観光できる。ガイド付きは説明を聞く時間がもったいないので見所で丸々自由行動になる路線バスでの往復の方が利用価値が高いと判断した。 -
ちょうど8時にバスが出発するようでチケットを買ってすぐに乗り込んだ。
レイキャビック出発してしばらくすると湖が見えてきた。 -
まず向かった先はシンクヴェトリルの断層。地球の割れ目と称される場所だ。断層に到着したバス。今日はこのバスを利用する。
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シンクヴェトリルの展望台からの眺め。
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シンクヴェトリルの断層。地球の割れ目と称される場所だ。
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シンクヴェトリルの断層。地球の割れ目と称される場所で地球の内部から上がってきたマントルがアイスランドの下で左右に分かれ、ユーラシアプレートと北米大陸プレートに分かれる。
普通このような溝は海の底にあるのが普通だが、アイスランドでは唯一地上で見ることができる。 -
岩の壁が延々と続いているが左の壁はユーラシアへ、右は北米へと何億年もかけて移動していく。そう考えるとここかすごい場所なんだと感じる。ちなみにここで生まれたプレートが再び地中に潜り込むのが日本近海の地震を起こすやっかいな海溝ということになる。
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遠くに見える岩場はすべて断層だ。
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周辺には地熱発電の工場も見られる。
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次に向かったのはゲイシールという間欠泉だ。
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ただアメリカのイエローストーン辺りだと素通りされる規模かもしれない。しかも間欠泉は一カ所しかない。
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間欠泉は5分おきくらいに吹き出すので暇をもてあまさずに済む。ただし一度の吹き上げは数秒で終わってしまうので見物客はみんな固唾をのんで見守っている。
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もう一回。
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周辺には鮮やかな青い水たまりがある。
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ゲイシールのビジターセンターで昼食を食べることにしたが唐揚げが890クローネ(720円)べらぼうに高い。
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でも空腹には勝てず1690クローネ(1400円)だチキンカレーを食べることにした。ドリンクは水道水だ。
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最後に向かったのはグトルフォスという滝だ。
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駐車場からは彼方に氷河が観測できる。
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グトルフォスはどこにでもありそうな滝だが断層の地割れに流れ込むという事を踏まえて眺めると違った見方ができる。滝は水量も多く見応えがある。
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グトルフォスからゲイシールを経由してレイキャビックに戻ることになる。帰りもシンクヴェトリルの断層で時間があったので少し散歩してみた。
断層にたまった水。 -
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シンクヴェトリルのこぢんまりとした教会。
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レイキャビックに戻ったら午後4時半だ。
結果として今日のツアーには行ってよかった。天候にも恵まれた。充実した1日を過ごしホステルに戻ったら夕方5時だ。
レイキャビックの教会。 -
湖の畔にて。
【7月3日(水)】
今日はブルーラグーンに行く。ここには絶対行くつもりだった。しかし入場料込みのツアーで9800クローネ(8000円)もする。でもアイスランドに来てブルーラグーンに行かないのはあり得ない。 -
今日は雲一つない天気だ。水着になるので暖かいに越したことはない。
歩いてBSIバスターミナルへ向かった。 -
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教会の横を通過。
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バスターミナルに到着し、ブルーラグーンまでの入場料込みのバス料金を支払った。
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バスは1時間毎に出ている。バスターミナルからブルーラグーンへは1時間ほどだ。9時のバスで向かった。
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ブルーラグーンはケプラビーク空港の近くにある。蒸気が上がっているので近づいているのがわかる。
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ブルーラグーンの入場券。
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正面ゲート。
ブルーラグーンはアイスランド自慢の観光施設で最大の見所だ。なので設備は整いロッカールームなども清潔だ。
しかしタオル(5ユーロ)やバスローブ(10ユーロ)は有料だった。支払ったお金に含まれているのは入場料だけだった。高すぎる。
こんな事もあろうかとタオルは自前のを持ってきたのだ。しかし露天風呂なので風が冷たく結構寒い。晴れててよかった。 -
世界最大の露天風呂といわれるブルーラグーン。世界的な名所で必ず行ってみたい場所としてリストアップしていた。
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世界最大の露天風呂といわれるブルーラグーン。世界的な名所で必ず行ってみたい場所としてリストアップしていた。
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入浴できる露天風呂は遙か彼方に見える地熱発電所の施設までつながっているのかと思っていた。しかしほかの湖とはしっかり砂利で仕切られている。その範囲はそこまで広くない。水温調整の問題などもあるのだろうが少し残念だ。でも来てみたかったので満足といえば満足だ。
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泥パックを塗っている人も多い。
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間欠泉に近づくと水温が40度を超えるので熱い。
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午後から人が増えて来たので午前中に来て正解だった。
ブルーラグーンのレストランのランチはサーモンの寿司の食べ放題だが4600クローネ(3700円)もするので断念。カフェテリアではハムとチーズしか入っていないサンドウィッチにドリンクを付けたら1000円を越える。
何も食べずに13時15分のバスでレイキャビックに戻ることにした。
レイキャビックに到着後、BSIバスターミナルから宿泊先までは送迎も料金に含まれているので利用してみた。しかし満員のミニバスに乗せられ同じところをぐるぐる回って宿まで30分くらいかかった。歩いた方が早かった。
レイキャビックに戻ったが、今日は天気がいいのに加えて気温も暖かいのでさわやかで気持ちがいい。町中でレストランは高すぎるので何が安く食べられるのか。 -
いろいろ探したが295クローネ(240円)でホットドッグが食べられるくらいだろうか。コーヒーは200クローネ(160円)だ。
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夕食は近くのタイ料理のファーストフードに入ってしまった。カオパット(焼きめし)が1150クローネ(1000円弱)と思ったより安かった。
もっとこの店を早く見つけていればと思ったが明日出発。後悔先に立たず。 -
この日とんでもないことになってしまった。勘違いをしていたのだ。
グリーンランドのクルスクへは13時がフライトだと思っていた。しかし出発前に航空券を確認したら午前の便になっている。午後便だと思いこんでいた。予約していたのは10時15分発だがもうすでにこの時間は過ぎていた。
いつかはやると思っていたが今まで一度もなかったのは意外だ。旅慣れてきただけか。単にいい加減にになってきただけか。
一応空港へ向かうことにした。グリ-ンランドへのフライトはレイキャビックの町はずれにある国内線空港からなので歩いていける。とりあえず空港に行ってダメ元で午後便に変更をお願いしてみよう。結局空港に着いたのは出発1時間後。もしかしたら遅延などしているのではと期待したがクルスク行きは定刻通り出発していた。 -
グリーンランドへ行くのをあきらめるか。航空券を買い直してでも行くか究極の選択に憂鬱になりながら空港まで歩いて来た。最悪500ユーロほどの正規運賃で航空券を買い直す羽目になることも想定していた。でも結果として正規運賃から事前に支払った航空券代金を差し引いた154ユーロ分の支払いで変更に応じてもらえた。わかりやすく言えば事前に購入した航空券は払い戻し変更不可のFIX運賃にもかかわらず全額払い戻しに応じてくれ新たに正規運賃で購入した形だ。予約していた航空券で乗るに越したことはない。でも自己都合で乗り遅れたにもかかわらず、代金全額を払い戻してくれたことはうれしい限りだ。LCCだとこうはいかなかっただろう。
おかげでグリーンランドに行かないという選択は消え去った。行かない場合、帰りの航空券も無駄にしてしまう事になる。グリーンランドにわざわざ行く機会など下手をした一生ないかもしれない。結果として往復558ユーロが712ユーロになってしまった。でもここまで来ているのだから500ユーロだったとしても出すべきなのかもしれない。それがわずか154ユーロですんだのだ。プラス思考で行こう。そして今後は気を付けよう。 -
搭乗手続きは30分前からだ。
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レシートのような搭乗券を受け取った。
グリーンランド東部のクルスクへのフライトは13時30分発だ。国内線は荷物検査がないがグリーンランド行きだけは通常通りのX線検査が行われた。 -
機材はプロペラ機のフォッカー50だ。なぜか中国人の団体客が同じフライトに搭乗していて機内の半分以上が中国人だ。ちょっとうるさいのが気になる。
アイスランドとグリーンランドの時差は2時間。所要時間は1時間50分だ。
機内サービスのサンドウィッチが出た。
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