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 残っている国が(ベラルーシ、アイスランド、アイルランド、マルタ)と広範囲に散らばり島国が大半なので移動は空路中心となる。

2013年 欧州未訪問国とグリーンランド-A(ベラルーシ編)/ミンスクとブレスト

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2013/06/24 - 2013/06/28

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まさとし

まさとしさん

 残っている国が(ベラルーシ、アイスランド、アイルランド、マルタ)と広範囲に散らばり島国が大半なので移動は空路中心となる。

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  • 【6月24日(月)】<br /><br /> 成田空港出発は21時20分でアラブ首長国連邦のアブダビへ向かうことになる。航空会社はアブダビに拠点を持つエティハド航空で中東三大航空会社の一つだ。エミレーツとカタール航空とともにサービスは定評があると紹介されることは多い。<br />エティハド航空はバーレーンのガルフ航空から分離した航空会社で歴史は長くない。路線網もまだまだ多くないが、今回この航空会社を選んだ理由はベラルーシのミンスクにフライトを持っていたのと単に値段が安かったからに他ならない。最終目的地のミンスクにはアエロフロートよりも安く、スターアライアンスのトルコ航空と4万円の差があったのでもはや選択の余地はなかった。<br /><br /> エティハド航空の出発は第一ターミナルでスターアライアンスの南ウイングの一番奥で細々と手続きが行われていた。出発の2時間半前に到着したが、客はほとんど並んでいない。アブダビまですいているのならありがたい。

    【6月24日(月)】

     成田空港出発は21時20分でアラブ首長国連邦のアブダビへ向かうことになる。航空会社はアブダビに拠点を持つエティハド航空で中東三大航空会社の一つだ。エミレーツとカタール航空とともにサービスは定評があると紹介されることは多い。
    エティハド航空はバーレーンのガルフ航空から分離した航空会社で歴史は長くない。路線網もまだまだ多くないが、今回この航空会社を選んだ理由はベラルーシのミンスクにフライトを持っていたのと単に値段が安かったからに他ならない。最終目的地のミンスクにはアエロフロートよりも安く、スターアライアンスのトルコ航空と4万円の差があったのでもはや選択の余地はなかった。

     エティハド航空の出発は第一ターミナルでスターアライアンスの南ウイングの一番奥で細々と手続きが行われていた。出発の2時間半前に到着したが、客はほとんど並んでいない。アブダビまですいているのならありがたい。

  • 21時10分。10分早く出発するらしい。機材は少し古めのA330。でも液晶モニターなどは最新のものが使われている。アブダビまでは10時間以上と結構遠い。機内食は日本製ということもあるがおいしい。夜行便なのですぐに寝ること<br /><br />ができる。

    21時10分。10分早く出発するらしい。機材は少し古めのA330。でも液晶モニターなどは最新のものが使われている。アブダビまでは10時間以上と結構遠い。機内食は日本製ということもあるがおいしい。夜行便なのですぐに寝ること

    ができる。

  • 現地時間の午前4時。夜明け前のアブダビ国際空港に到着した。ジメッとした雨交じりの天候で不快指数は相当高い。アブダビでの乗り継ぎは4時間と結構ある。空港内はWi-Fiフリーでサービスはいい。<br /><br />アブダビ空港のエティハド航空の機体。

    現地時間の午前4時。夜明け前のアブダビ国際空港に到着した。ジメッとした雨交じりの天候で不快指数は相当高い。アブダビでの乗り継ぎは4時間と結構ある。空港内はWi-Fiフリーでサービスはいい。

    アブダビ空港のエティハド航空の機体。

  • 8時15分。ミンスクに向け出発した。エアバス320型機で搭乗率は3割ほどでガラガラだ。3人掛けの席の肘掛けを上げ横になることにした。

    8時15分。ミンスクに向け出発した。エアバス320型機で搭乗率は3割ほどでガラガラだ。3人掛けの席の肘掛けを上げ横になることにした。

  • 所要6時間。機内食もまともだ。<br /><br /> ミンスクには午後1時に到着した。日本との時差は6時間。<br /><br />ミンスク第二空港は一見モダンなターミナルビルだがソビエト時代の名残を強く感じてしまう構造になっている。飛行機を降りてから入国審査場へ続く通路は照明が暗く、突然階段が現れ足を踏み外しそうになってしまう。入国審査場も狭い。でも今回到着客が少ないから問題なさそうだ。<br /> 入国審査の前にベラルーシの医療保険に入らなくてはならず5日分で3ユーロ払うことになった。この保険に入ることによってベラルーシで何か病気や事故にあったら医療費は無料になるようだ。<br /><br /><br /> 訪問ビザでの入国は何の問題もなく到着ロビーに出た。ベラルーシにはATMもあるようだがとりあえず20ユーロ両替することにした。ベラルーシはインフレが激しく硬貨がないようだ。

    所要6時間。機内食もまともだ。

     ミンスクには午後1時に到着した。日本との時差は6時間。

    ミンスク第二空港は一見モダンなターミナルビルだがソビエト時代の名残を強く感じてしまう構造になっている。飛行機を降りてから入国審査場へ続く通路は照明が暗く、突然階段が現れ足を踏み外しそうになってしまう。入国審査場も狭い。でも今回到着客が少ないから問題なさそうだ。
     入国審査の前にベラルーシの医療保険に入らなくてはならず5日分で3ユーロ払うことになった。この保険に入ることによってベラルーシで何か病気や事故にあったら医療費は無料になるようだ。


     訪問ビザでの入国は何の問題もなく到着ロビーに出た。ベラルーシにはATMもあるようだがとりあえず20ユーロ両替することにした。ベラルーシはインフレが激しく硬貨がないようだ。

  • ミンスク第二空港の空港ターミナル。<br /><br />

    ミンスク第二空港の空港ターミナル。

  • 市内へはタクシーで30ドルだが、バス乗り場はすぐに見つかり20分ほどで次のバスが来るようなので待つことにした。ほかの到着客もタクシーは使わずバスを待っている。

    市内へはタクシーで30ドルだが、バス乗り場はすぐに見つかり20分ほどで次のバスが来るようなので待つことにした。ほかの到着客もタクシーは使わずバスを待っている。

  • バスはミンスク中央駅に直行する。値段は19000ループル(200円)。

    バスはミンスク中央駅に直行する。値段は19000ループル(200円)。

  • 緑の多いミンスク近郊の町並みを抜け町の中心部へ。

    緑の多いミンスク近郊の町並みを抜け町の中心部へ。

  • メインストリートを突っ切って1時間弱でミンスク中央駅に到着した。

    メインストリートを突っ切って1時間弱でミンスク中央駅に到着した。

  • ガラス張りのミンスク駅舎内と駅前の建造物。<br /><br />ミンスクでの宿泊先は早朝の列車での出発が楽なように駅の近くを選んだ。場所は駅の南側の住宅地にある。

    ガラス張りのミンスク駅舎内と駅前の建造物。

    ミンスクでの宿泊先は早朝の列車での出発が楽なように駅の近くを選んだ。場所は駅の南側の住宅地にある。

  • 駅に近いと思ったが共産主義時代に整備されただだっ広い道路に高層建築が立ち並ぶ町並みは目的地まで遠く感じる。<br /><br />駅の裏に当たる南口を出てからから10分ほどで目的の宿に到着した。

    駅に近いと思ったが共産主義時代に整備されただだっ広い道路に高層建築が立ち並ぶ町並みは目的地まで遠く感じる。

    駅の裏に当たる南口を出てからから10分ほどで目的の宿に到着した。

  • 名前はビバホステルで高層住宅の一階部分に入っている。値段はドミトリーで1泊18ドル(1800円)。

    名前はビバホステルで高層住宅の一階部分に入っている。値段はドミトリーで1泊18ドル(1800円)。

  • 部屋はこんな感じの10人ドミトリーだ。最近ドミトリーは避ける傾向にあるが、ヨーロッパではさすがにそうは言っていられない。いろいろな部分で物価が高いので節約できるものは節約した方がいい。

    部屋はこんな感じの10人ドミトリーだ。最近ドミトリーは避ける傾向にあるが、ヨーロッパではさすがにそうは言っていられない。いろいろな部分で物価が高いので節約できるものは節約した方がいい。

  • 駅前のスターリン建築。<br /><br />ミンスクは観光名所的な場所は少ない。坂の多いキエフの町に比べて町全体がだだっ広く、ソビエト時代の雰囲気が色濃く残っているのが最大の見所ともいえる。

    駅前のスターリン建築。

    ミンスクは観光名所的な場所は少ない。坂の多いキエフの町に比べて町全体がだだっ広く、ソビエト時代の雰囲気が色濃く残っているのが最大の見所ともいえる。

  • 精霊大聖堂。

    精霊大聖堂。

  • ここからの見晴らしは開放感があってよい。

    ここからの見晴らしは開放感があってよい。

  • 左側は聖母マリア教会。

    左側は聖母マリア教会。

  • 旧市庁舎などもあるこの一角がミンスク唯一の見所といってもいい。

    旧市庁舎などもあるこの一角がミンスク唯一の見所といってもいい。

  • 川沿いにはトラエツカヤという唯一歴史的な町並みを保存した場所があるが、修復された雰囲気が強いのであまり惹かれるものはない。

    川沿いにはトラエツカヤという唯一歴史的な町並みを保存した場所があるが、修復された雰囲気が強いのであまり惹かれるものはない。

  • ミンスクのメトロ。ほかの旧ソ連諸国と同じ構造だが、ここではあまり豪華な内装ではない印象だ。<br />値段は1回2000ループル(22円)のジェトンという切符を購入して改札を通る。

    ミンスクのメトロ。ほかの旧ソ連諸国と同じ構造だが、ここではあまり豪華な内装ではない印象だ。
    値段は1回2000ループル(22円)のジェトンという切符を購入して改札を通る。

  • ホステルの最寄り駅。

    ホステルの最寄り駅。

  • 【6月26日(水)】<br /><br />ミンスクはカフカスや中央アジアでありがちな老朽化して崩れかけたような建物はまったく見あたらない。建物はソビエト時代の無機質な建物だがメンテナンスが行き届いていて清潔感がある。ウクライナのキエフでも同じような印象を受けたがヨーロッパに近い旧ソ連諸国は生活水準が高いと感じさせられる。この国がアメリカに悪の枢軸扱いされたヨーロッパ最悪の独裁国家であることを忘れさせてくれる。この国の大統領であるルカシェンコの肖像も全く見かけない。

    【6月26日(水)】

    ミンスクはカフカスや中央アジアでありがちな老朽化して崩れかけたような建物はまったく見あたらない。建物はソビエト時代の無機質な建物だがメンテナンスが行き届いていて清潔感がある。ウクライナのキエフでも同じような印象を受けたがヨーロッパに近い旧ソ連諸国は生活水準が高いと感じさせられる。この国がアメリカに悪の枢軸扱いされたヨーロッパ最悪の独裁国家であることを忘れさせてくれる。この国の大統領であるルカシェンコの肖像も全く見かけない。

  • ネザレージナスツィ広場のシモン・聖エレーナ大聖堂。

    ネザレージナスツィ広場のシモン・聖エレーナ大聖堂。

  • ネザレージナスツィ広場の巨大建築。

    ネザレージナスツィ広場の巨大建築。

  • ここではレーニン像も健在だ。

    ここではレーニン像も健在だ。

  • 駅まで歩いてむかった。スターリン建築の間からミンスクの駅舎が見える。

    駅まで歩いてむかった。スターリン建築の間からミンスクの駅舎が見える。

  • ミンスクの駅はソビエト時代のものだがガラス張りで近代的だ。

    ミンスクの駅はソビエト時代のものだがガラス張りで近代的だ。

  • 切符売り場に改めて立ち寄った。朝に比べれば行列は少なくなっているものの行列は結構長い。でもどうせ買わなくてはならないので並ぶことにした。

    切符売り場に改めて立ち寄った。朝に比べれば行列は少なくなっているものの行列は結構長い。でもどうせ買わなくてはならないので並ぶことにした。

  • 手にした切符。次の目的地のブレストまでは30150ルーブル(330円)でバスよりは安いはずだ。<br />しかも列車は車内でうろうろできて居住性が高く、旅情もかき立てられるのでできる限り列車を使いたい。出発は明日の朝6時だ。

    手にした切符。次の目的地のブレストまでは30150ルーブル(330円)でバスよりは安いはずだ。
    しかも列車は車内でうろうろできて居住性が高く、旅情もかき立てられるのでできる限り列車を使いたい。出発は明日の朝6時だ。

  • 午後メトロで「ニド」というベラルーシの民族料理を食べられるカフェテリアへ行ってみた。

    午後メトロで「ニド」というベラルーシの民族料理を食べられるカフェテリアへ行ってみた。

  • しかしメニューがロシア語のみで何が有名なのかよくわからない。肉料理などそれなりにボリュームがあり値段も高くなかったので満足だ。

    しかしメニューがロシア語のみで何が有名なのかよくわからない。肉料理などそれなりにボリュームがあり値段も高くなかったので満足だ。

  • 周辺にはツム百貨店(旧国営)もあり、中心部のものより規模が大きい。

    周辺にはツム百貨店(旧国営)もあり、中心部のものより規模が大きい。

  • メトロで十月広場へ。ここはソビエト時代の巨大建造物が建ち並んでいる。ちなみにこれは共和国宮殿。

    メトロで十月広場へ。ここはソビエト時代の巨大建造物が建ち並んでいる。ちなみにこれは共和国宮殿。

  • 戦争博物館。一応入ったがロシア語表記でさっぱり。<br />ミンスクが激戦地だったのはよくわかったが。

    戦争博物館。一応入ったがロシア語表記でさっぱり。
    ミンスクが激戦地だったのはよくわかったが。

  • 神殿風の建物。

    神殿風の建物。

  • 水浴びをする人々。

    水浴びをする人々。

  • ミンスクの街角にて。

    ミンスクの街角にて。

  • 駅前のスターリン建築。<br />モスクワ以外でもラトビアのリガ、ポーランドのワルシャワなど旧共産圏で目にする。<br /><br />この刺々しい雰囲気は嫌いではない。

    駅前のスターリン建築。
    モスクワ以外でもラトビアのリガ、ポーランドのワルシャワなど旧共産圏で目にする。

    この刺々しい雰囲気は嫌いではない。

  • 【6月27日(木)】<br /><br /> ホステルを5時半にチェックアウト。今日は昨日までと違い肌寒い。気温は20度ないくらいだろうか。歩いてミンスク駅の南口に向かった。

    【6月27日(木)】

     ホステルを5時半にチェックアウト。今日は昨日までと違い肌寒い。気温は20度ないくらいだろうか。歩いてミンスク駅の南口に向かった。

  • ミンスクの駅舎内。

    ミンスクの駅舎内。

  • ブレスト行きの列車は5時30分にすでに到着している。

    ブレスト行きの列車は5時30分にすでに到着している。

  • ホームに上がり指定された車両に向かった。ソ連製の機関車。

    ホームに上がり指定された車両に向かった。ソ連製の機関車。

  • 列車はどこから到着したのかはわからないが寝台車で車内では大半の人が眠っている。

    列車はどこから到着したのかはわからないが寝台車で車内では大半の人が眠っている。

  • 列車は6時5分にミンスクを出発した。<br /><br /><br />ブレストまでは4時間半だ。せっかくなので寝台で横になることにした。ただシーツのたぐいはない。バスだとこうはいかない。

    列車は6時5分にミンスクを出発した。


    ブレストまでは4時間半だ。せっかくなので寝台で横になることにした。ただシーツのたぐいはない。バスだとこうはいかない。

  • ブレストには10時半に到着した。ミンスクより肌寒い。ブレストはベラルーシ第二の都市ですぐ西隣はポーランドだ。<br /><br />ブレストの駅舎はなぜか町と反対側の北側にそびえ立っている。とりあえず町に出たいので駅舎には向かわず橋を渡って南側に出ることにした。

    ブレストには10時半に到着した。ミンスクより肌寒い。ブレストはベラルーシ第二の都市ですぐ西隣はポーランドだ。

    ブレストの駅舎はなぜか町と反対側の北側にそびえ立っている。とりあえず町に出たいので駅舎には向かわず橋を渡って南側に出ることにした。

  • そして線路の南側に沿っている道路沿いのブークという宿に泊まることにした。ソ連式の宿だが部屋は清潔だ。ちなみに値段は300000ルーブル(3300円)。<br /><br /> ブレストはポーランド国境の町だ。なのでポーランドとの交易はある程度盛んなのかと思っていた。しかしそうではないようだ。<br /><br /> バスターミナルからポーランド方面にバスがたくさんあるのかと思っていた。しかしポーランド方面に行くバスは見あたらない。首都のワルシャワに行くバスが午後の遅い時間に3本あるのみだ。午前中に移動したい性分なのであまり利用価値はない。ちなみに列車もポーランド行きは数本しかない。

    そして線路の南側に沿っている道路沿いのブークという宿に泊まることにした。ソ連式の宿だが部屋は清潔だ。ちなみに値段は300000ルーブル(3300円)。

     ブレストはポーランド国境の町だ。なのでポーランドとの交易はある程度盛んなのかと思っていた。しかしそうではないようだ。

     バスターミナルからポーランド方面にバスがたくさんあるのかと思っていた。しかしポーランド方面に行くバスは見あたらない。首都のワルシャワに行くバスが午後の遅い時間に3本あるのみだ。午前中に移動したい性分なのであまり利用価値はない。ちなみに列車もポーランド行きは数本しかない。

  • 中心部で見かけたカラフルな大聖堂。

    中心部で見かけたカラフルな大聖堂。

  • バスターミナルの裏は市場になっていて野菜や肉が売られ庶民的な雰囲気を醸し出している。

    バスターミナルの裏は市場になっていて野菜や肉が売られ庶民的な雰囲気を醸し出している。

  • 市場のドーム上の屋根はタシケントのチョルスーバザールを思い起こさせる。

    市場のドーム上の屋根はタシケントのチョルスーバザールを思い起こさせる。

  • ブレストの町は区画整備された町に一方通行の道路がしかれ、交通量も少なく静かで落ちついた雰囲気だ。<br />歩行者天国が南北に貫き、南の端にはインツーリストやグム百貨店などがある。

    ブレストの町は区画整備された町に一方通行の道路がしかれ、交通量も少なく静かで落ちついた雰囲気だ。
    歩行者天国が南北に貫き、南の端にはインツーリストやグム百貨店などがある。

  • カトリック教会。

    カトリック教会。

  • 鉄道技術博物館。

    鉄道技術博物館。

  • ソ連の蒸気機関車が展示されている。タシケントなど同様に屋外型の博物館で保存状況はあまりよくない。

    ソ連の蒸気機関車が展示されている。タシケントなど同様に屋外型の博物館で保存状況はあまりよくない。

  • 遅めの昼食は公園の中にあるベラルーシの民族料理を食べられるレストランへ行くことにした。<br /><br /> ベラルーシではドラニキという料理が有名でどこでも食べられると聞いていたが、ここまでありつくことができずこの店で始めて食べることができた。ドラニキとはジャガイモのパンケーキだ。<br />これにロシア風のチキンスープを食べることにした。最後に洗練されたベラルーシ料理を食べられてよかった。ロシア風のスープは風味が癖になるがこれが最後になりそうだ。<br />

    遅めの昼食は公園の中にあるベラルーシの民族料理を食べられるレストランへ行くことにした。

     ベラルーシではドラニキという料理が有名でどこでも食べられると聞いていたが、ここまでありつくことができずこの店で始めて食べることができた。ドラニキとはジャガイモのパンケーキだ。
    これにロシア風のチキンスープを食べることにした。最後に洗練されたベラルーシ料理を食べられてよかった。ロシア風のスープは風味が癖になるがこれが最後になりそうだ。

  •  ロシア風のチキンとトマトのスープと揚げパン。

     ロシア風のチキンとトマトのスープと揚げパン。

  • ドラニキ。ハッシュドポテトみたいな感じ。<br />値段は1200円ほど。ベラルーシは思ったほど安くない。

    ドラニキ。ハッシュドポテトみたいな感じ。
    値段は1200円ほど。ベラルーシは思ったほど安くない。

  •  バスでポーランドへ行くのはあきらめたので列車の切符を買うためブレスト駅へ向かった。駅舎は現在大規模な工事中だ。

     バスでポーランドへ行くのはあきらめたので列車の切符を買うためブレスト駅へ向かった。駅舎は現在大規模な工事中だ。

  • 一部完成した駅舎の中に国際列車の切符売り場があり、ここでワルシャワへの切符を購入した。距離は200キロほどだが値段は3000円と結構高い。さらに車内で7ユーロの追加料金がかかるらしい。国境駅で買い直したらもっと安いのかもしれないが面倒なのでよけいなことは考えない方が良さそうだ。<br /> ワルシャワ行きのおすすめの列車は5時半と14時半の2本しかないらしい。追加料金を払うということはモスクワやサンクトペテルブルグからヨーロッパ各国に直行する国際列車の可能性は高い。<br /> ベラルーシの出国はブレスト駅で乗車前に行われるらしく明日の朝5時までに駅に来なくてはならないらしい。

    一部完成した駅舎の中に国際列車の切符売り場があり、ここでワルシャワへの切符を購入した。距離は200キロほどだが値段は3000円と結構高い。さらに車内で7ユーロの追加料金がかかるらしい。国境駅で買い直したらもっと安いのかもしれないが面倒なのでよけいなことは考えない方が良さそうだ。
     ワルシャワ行きのおすすめの列車は5時半と14時半の2本しかないらしい。追加料金を払うということはモスクワやサンクトペテルブルグからヨーロッパ各国に直行する国際列車の可能性は高い。
     ベラルーシの出国はブレスト駅で乗車前に行われるらしく明日の朝5時までに駅に来なくてはならないらしい。

  • ちなみにブレスト駅では線路の幅が変わるため台車交換が行われる。なのでこのような二つの軌道幅を持つ線路がみられる。<br /><br />(ちなみにロシアは1520mmでヨーロッパは標準機の1435mm)

    ちなみにブレスト駅では線路の幅が変わるため台車交換が行われる。なのでこのような二つの軌道幅を持つ線路がみられる。

    (ちなみにロシアは1520mmでヨーロッパは標準機の1435mm)

  • ベラルーシ第二の都市ブレスト。

    ベラルーシ第二の都市ブレスト。

  • 町を散策中、本屋に入ったらルカシェンコ大統領の肖像画が売られていた。ここまでベラルーシ滞在中全くお目にかかれなかったのだ。

    町を散策中、本屋に入ったらルカシェンコ大統領の肖像画が売られていた。ここまでベラルーシ滞在中全くお目にかかれなかったのだ。

  • わず購入してしまった。<br /><br />ヨーロッパ最後の独裁者といわれている。<br /><br /><br />【6月28日(金)】<br /><br />4時起床。5時には駅に行かなくてはならない。とはいえ時差ボケのおかげで朝早く起きられるので朝は快適だ。空が少し明るくなりかけた4時半過ぎに歩いて駅へ向かった。ベラルーシには野犬がいないので早朝の徒歩移動も安心だ。<br /> ポーランドへの列車に乗る前、駅で税関と出国審査をすませることになる。

    わず購入してしまった。

    ヨーロッパ最後の独裁者といわれている。


    【6月28日(金)】

    4時起床。5時には駅に行かなくてはならない。とはいえ時差ボケのおかげで朝早く起きられるので朝は快適だ。空が少し明るくなりかけた4時半過ぎに歩いて駅へ向かった。ベラルーシには野犬がいないので早朝の徒歩移動も安心だ。
     ポーランドへの列車に乗る前、駅で税関と出国審査をすませることになる。

  • 5時から手続きが始まるようなのでそれまで駅の24時間営業のカフェで朝食を済ますことにした。

    5時から手続きが始まるようなのでそれまで駅の24時間営業のカフェで朝食を済ますことにした。

  • チキンカツレツと挽肉の入ったドラニキっぽいのを食べてコーヒーを飲んで手持ちのルーブルを使い切った。

    チキンカツレツと挽肉の入ったドラニキっぽいのを食べてコーヒーを飲んで手持ちのルーブルを使い切った。

  • 出国審査をすませ出発待合室を経てホームに進んだ。ポーランド方面の列車は駅舎の裏手にホームがあり、ここからの出発だ。どうやらここはヨーロッパで採用されている標準軌の列車が入線できるホームらしい。すでに到着している列車はモスクワからの国際列車で台車交換は済んでいるようだ。ちなみにロシア(1520mm)とヨーロッパ(1435mm)の台車交換はここブレスト駅で行われる。

    出国審査をすませ出発待合室を経てホームに進んだ。ポーランド方面の列車は駅舎の裏手にホームがあり、ここからの出発だ。どうやらここはヨーロッパで採用されている標準軌の列車が入線できるホームらしい。すでに到着している列車はモスクワからの国際列車で台車交換は済んでいるようだ。ちなみにロシア(1520mm)とヨーロッパ(1435mm)の台車交換はここブレスト駅で行われる。

  • モスクワからの列車はヨーロッパ使用の客車で中はコンパートメントになっていて快適だ。列車は定刻通り5時32分に出発した。昼間の運行だがなぜかシーツが配られたのでベッドメイクして横になることにした。

    モスクワからの列車はヨーロッパ使用の客車で中はコンパートメントになっていて快適だ。列車は定刻通り5時32分に出発した。昼間の運行だがなぜかシーツが配られたのでベッドメイクして横になることにした。

  • 水をパンがサービスされた。しかし優等列車代とはいえ7ユーロの追加料金を取られたのでこの列車移動は距離の割に高く感じる。217キロで約4000円だ。

    水をパンがサービスされた。しかし優等列車代とはいえ7ユーロの追加料金を取られたのでこの列車移動は距離の割に高く感じる。217キロで約4000円だ。

  • 15分ほど走りポーランド側のテレスポル駅に到着した。ここでポーランドの入国審査を受けることになる。ポーランドはすでにシェンゲン条約に加盟している。なのでここから西の国はイギリスとアイルランドをのぞいて国境審査なしで移動できることになる。

    15分ほど走りポーランド側のテレスポル駅に到着した。ここでポーランドの入国審査を受けることになる。ポーランドはすでにシェンゲン条約に加盟している。なのでここから西の国はイギリスとアイルランドをのぞいて国境審査なしで移動できることになる。

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