2020/09/01 - 2020/09/01
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ドクターキムルさん
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蛇居ヶ谷切通跡(蛇居ヶ谷の大堀切)では相当な数の木々(杉か檜)が倒木している。しかし、瓜ヶ谷側の切通を埋める形でその倒木を処理している。おそらくはこうしたハイキングコースの修復は鎌倉市では観光課が担当しているようだ。天園ハイキングコースで開通している部分(明月谷から天園・亀ヶ淵の間)はボランティアが整備したもので、昨年から通れていた。しかし、ここ葛原岡ハイキングコースは市が予算を計上した後に復旧工事を行って復旧・開通までこぎ着けたのであろう。
蛇居ヶ谷切通跡(蛇居ヶ谷の大堀切)を踏破した(https://4travel.jp/travelogue/11475889)際に旧道に出た場所にも渦高く倒木が積まれている。瓜ヶ谷やぐら群の脇にある切通であるのであるから、観光課の職員はこの切通は中世に遡るもので、それを倒木処理のために埋めてしまっているのはさすがに鎌倉を知らなさ過ぎる。ここでも鎌倉市のお役所仕事には呆れてしまう。それでも、世間では考えられないほど遅い6月30日に開通させたことは幾ら遅すぎると言っても、鎌倉市がやるとそんなもんでは済まなく、もう始まっている今年の台風シーズンにさえ殆どが間に合わないのであるから全くのところ情けない。
そして、蛇居ヶ谷切通跡(蛇居ヶ谷の大堀切)の5、60mの間を、倒木を処理し、切通の底の草を刈れば、瓜ヶ谷やぐら群への行くのも、あるいは瓜ヶ谷通りから葛原岡ハイキングコースへも昔のように不自由なくなるはずであったのだが、そうした観光資源の活用はさらに遅れてしまうことになった。
(表紙写真は蛇居ヶ谷切通跡(蛇居ヶ谷の大堀切)で倒木を処理した跡)
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平成になって付け替えられた山を越えるハイキングコース。右に旧堂があるが、それを遮るように道標が設置されている。
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旧道の崖。
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檜の根元に折れた倒木。
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玉紫陽花。浄智寺裏では多く咲いていたが、葛原岡ハイキングコースの山道には1株もなかった。しかし、ここ蛇居ヶ谷切通跡(蛇居ヶ谷の大堀切)の手前には玉紫陽花が咲いている。
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倒木の跡。
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根こそぎの倒木の跡。
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蛇居ヶ谷切通跡(蛇居ヶ谷の大堀切)で倒木を処理した跡。
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葛原岡ハイキングコースの迂回路の階段。左側は土嚢を積んで修復している。
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道標。白木の道標の方が古い道標だ。
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蛇居ヶ谷の大堀切(浄智寺側)の崖の縁にも倒木が。
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蛇居ヶ谷切通跡。
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蛇居ヶ谷切通跡には朝顔の花が咲いている。
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蛇居ヶ谷切通跡。周りが倒木して木立がまばらだ。
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蛇居ヶ谷切通跡。瓜ヶ谷側の山の裾野のこちら側に瓜ヶ谷やぐら群がある。
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蛇居ヶ谷の大堀切の崖の下に海蔵寺が見える。
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蛇居ヶ谷の大堀切を塞いで5、6mの上を葛原岡ハイキングコースが通っている。
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蛇居ヶ谷の大堀切(神社側)の倒木。
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葛原岡ハイキングコースの迂回路と左側には蛇居ヶ谷切通跡。
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葛原岡ハイキングコースの神社側にも根こそぎの倒木の跡。
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戦前の地図(「鎌倉市及近傍明細地図(1941年)」(昭和拾六年八月拾日発行、初版、(有)横須賀書籍共立社))(https://stroly.com/viewer/_ATRP_Nichibun_002415669_O/)には海蔵寺裏の蛇居ヶ谷と蛇居ヶ谷の大堀切を結ぶ道がある。この道が昭和16年(1941年)まであったかどうかは不明であるが、かつてはここに道が通っており、尾根は切通になって瓜ヶ谷に通じていたことが分かる。
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