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2017年夏休みのオランダ旅行2日目後半。<br /><br />デン・ハーグの美術館、マウリッツハイス美術館とエッシャー美術館での作品鑑賞を終え、観光初日の残りの時間はフェルメールの街デルフトへ。<br /><br />駅から近い中心市街地は、運河が張り巡らされ、建物も趣があって、街歩きに心が弾む感じ。<br /><br />街いちばんの建物、高さ109mの新教会からの眺望も、天気に恵まれて素晴らしい景色を楽しめ、上々の旅のスタートを切ることができた一日となりました。<br /><br /><旅程表><br /> 2017年<br /> 8月10日(木) 成田→台北→<br />〇8月11日(金) →アムステルダム→デン・ハーグ<br />          →デルフト→デン・ハーグ<br /> 8月12日(土) デン・ハーグ→アイントホーフェン<br />          →マーストリヒト<br /> 8月13日(日) マーストリヒト→リエージュ→ナミュール<br />          →ディナン→ナミュール→リエージュ<br />          →マーストリヒト<br /> 8月14日(月) マーストリヒト→アーヘン→アムステルダム<br /> 8月15日(火) アムステルダム→ザーンセ・スカンス<br />          →アムステルダム<br /> 8月16日(水) アムステルダム→<br /> 8月17日(木) →台北→成田

涼しきオランダ・ベルギーの夏(2) デルフトの眺望

111いいね!

2017/08/11 - 2017/08/11

4位(同エリア172件中)

2

69

エンリケ

エンリケさん

この旅行記スケジュールを元に

2017年夏休みのオランダ旅行2日目後半。

デン・ハーグの美術館、マウリッツハイス美術館とエッシャー美術館での作品鑑賞を終え、観光初日の残りの時間はフェルメールの街デルフトへ。

駅から近い中心市街地は、運河が張り巡らされ、建物も趣があって、街歩きに心が弾む感じ。

街いちばんの建物、高さ109mの新教会からの眺望も、天気に恵まれて素晴らしい景色を楽しめ、上々の旅のスタートを切ることができた一日となりました。

<旅程表>
 2017年
 8月10日(木) 成田→台北→
〇8月11日(金) →アムステルダム→デン・ハーグ
          →デルフト→デン・ハーグ
 8月12日(土) デン・ハーグ→アイントホーフェン
          →マーストリヒト
 8月13日(日) マーストリヒト→リエージュ→ナミュール
          →ディナン→ナミュール→リエージュ
          →マーストリヒト
 8月14日(月) マーストリヒト→アーヘン→アムステルダム
 8月15日(火) アムステルダム→ザーンセ・スカンス
          →アムステルダム
 8月16日(水) アムステルダム→
 8月17日(木) →台北→成田

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
3.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
鉄道 徒歩
航空会社
チャイナエアライン
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8月11日(金)<br />今回の観光の始まりはオランダの事実上の首都デン・ハーグ。<br /><br />13時40分、エッシャー美術館での作品鑑賞を終え、次の目的地、フェルメールが生涯のほとんどを過ごした街、デルフトへ向かいます。

    8月11日(金)
    今回の観光の始まりはオランダの事実上の首都デン・ハーグ。

    13時40分、エッシャー美術館での作品鑑賞を終え、次の目的地、フェルメールが生涯のほとんどを過ごした街、デルフトへ向かいます。

  • 13時50分、賑やかな商店街を通り抜け、デン・ハーグ中央駅へ。<br /><br />駅への道には、ヨーロッパの街らしく、トラムも走っています。

    13時50分、賑やかな商店街を通り抜け、デン・ハーグ中央駅へ。

    駅への道には、ヨーロッパの街らしく、トラムも走っています。

    トラム (ハーグ) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)

  • 自動券売機で切符を買い(往復6ユーロ+カード使用手数料0.5ユーロ=6.5ユーロ、約860円)、デルフト行きのSprinterへ。<br /><br />ちなみにデン・ハーグ中央駅とデルフト駅を結ぶ列車は10分ごとに頻発。<br /><br />所要時間は15分ほどです。

    自動券売機で切符を買い(往復6ユーロ+カード使用手数料0.5ユーロ=6.5ユーロ、約860円)、デルフト行きのSprinterへ。

    ちなみにデン・ハーグ中央駅とデルフト駅を結ぶ列車は10分ごとに頻発。

    所要時間は15分ほどです。

    デンハーグ中央駅

  • 14時06分、列車はデン・ハーグ中央駅を出発。<br /><br />車内はこんな感じで、いたって普通。<br /><br />イタリアと違ってヘンな人は乗ってきません。

    14時06分、列車はデン・ハーグ中央駅を出発。

    車内はこんな感じで、いたって普通。

    イタリアと違ってヘンな人は乗ってきません。

  • 14時21分、デルフト駅に到着。<br /><br />出口には自動改札機がこんなにたくさん。<br /><br />東京でもこんなに並んでいるのを見たことがないのに、人口9万人程度の街でコレとは、過剰投資なのか、ゆったり好きの国民性ということなのか・・・。

    14時21分、デルフト駅に到着。

    出口には自動改札機がこんなにたくさん。

    東京でもこんなに並んでいるのを見たことがないのに、人口9万人程度の街でコレとは、過剰投資なのか、ゆったり好きの国民性ということなのか・・・。

  • 未来的なデザインのデルフト駅を出て、まずは、“地球の歩き方”に載っている、フェルメールが“デルフトの眺望”を描いたとされる場所まで歩いて行きます。

    未来的なデザインのデルフト駅を出て、まずは、“地球の歩き方”に載っている、フェルメールが“デルフトの眺望”を描いたとされる場所まで歩いて行きます。

    デルフト駅

  • 運河に架かる橋を渡り、14時40分、それらしき場所へやってきました。<br /><br />うーむ、建物も変わってきてしまっているし、ここが“デルフトの眺望”を描いた場所とは、すぐには分かりませんねえ・・・。

    運河に架かる橋を渡り、14時40分、それらしき場所へやってきました。

    うーむ、建物も変わってきてしまっているし、ここが“デルフトの眺望”を描いた場所とは、すぐには分かりませんねえ・・・。

  • こちらがマウリッツハイス美術館で観た“デルフトの眺望”。<br /><br />雲の感じはそっくりなんですが・・・あまり証拠にならないか。

    こちらがマウリッツハイス美術館で観た“デルフトの眺望”。

    雲の感じはそっくりなんですが・・・あまり証拠にならないか。

  • 角度を変えてパチリ。<br /><br />当時からそこにあるのか分かりませんが、教会の塔だけが、往時の面影を偲ばせるものでしょうかね・・・。

    角度を変えてパチリ。

    当時からそこにあるのか分かりませんが、教会の塔だけが、往時の面影を偲ばせるものでしょうかね・・・。

  • さて、これから運河に沿って北上し、デルフトの街の中へ行ってみたいと思います。

    さて、これから運河に沿って北上し、デルフトの街の中へ行ってみたいと思います。

  • 14時45分、運河沿いの道をてくてく。<br /><br />運河の水は、街の高さ近くまで増量し、あと少しであふれんばかり。<br /><br />これでも水かさはコントロールされているのでしょうかね。

    14時45分、運河沿いの道をてくてく。

    運河の水は、街の高さ近くまで増量し、あと少しであふれんばかり。

    これでも水かさはコントロールされているのでしょうかね。

  • こちらの水面は水草でいっぱい。<br /><br />きれいな景観を維持するのも大変なのでしょうね。

    こちらの水面は水草でいっぱい。

    きれいな景観を維持するのも大変なのでしょうね。

  • 運河沿いにはフェルメールの“小路”を思わせるようなオシャレな家々が。

    運河沿いにはフェルメールの“小路”を思わせるようなオシャレな家々が。

  • ちなみにこちらがフェルメールの“小路”(View of Houses in Delft, Known as The Little Street、1660年)。<br /><br />(この後、アムステルダム国立美術館で撮影)<br /><br />350年前の作品ですが、今のデルフトにも、当時の雰囲気は間違いなく伝わっていますね。

    ちなみにこちらがフェルメールの“小路”(View of Houses in Delft, Known as The Little Street、1660年)。

    (この後、アムステルダム国立美術館で撮影)

    350年前の作品ですが、今のデルフトにも、当時の雰囲気は間違いなく伝わっていますね。

  • こんな運河沿いの道を北上していきます。

    こんな運河沿いの道を北上していきます。

  • 向こうに見えるのは旧教会。<br /><br />ちょっぴり傾いているので有名な教会ですが、外壁改修中なのが少し残念・・・。<br /><br />それにしても停車している車が多いこと。<br /><br />この車さえなければ、より昔っぽい、絵になる景観となるのでしょうに・・・。

    向こうに見えるのは旧教会。

    ちょっぴり傾いているので有名な教会ですが、外壁改修中なのが少し残念・・・。

    それにしても停車している車が多いこと。

    この車さえなければ、より昔っぽい、絵になる景観となるのでしょうに・・・。

    運河 (デルフト) 滝・河川・湖

  • 14時55分、旧教会の近くまでやってきました。<br /><br />このあたりは駐輪中の自転車が多いこと。<br /><br />なかなか海外でこんなにたくさんの自転車にお目にかかることはありませんね。<br /><br />さすがは“自転車の国”オランダ。

    14時55分、旧教会の近くまでやってきました。

    このあたりは駐輪中の自転車が多いこと。

    なかなか海外でこんなにたくさんの自転車にお目にかかることはありませんね。

    さすがは“自転車の国”オランダ。

  • まずはその旧教会(Oude Kerk)に入場(新教会とその塔と合わせて8ユーロ=約1,060円)。<br /><br />外壁改修中ということもあって、入場者は少ない感じ。

    まずはその旧教会(Oude Kerk)に入場(新教会とその塔と合わせて8ユーロ=約1,060円)。

    外壁改修中ということもあって、入場者は少ない感じ。

    旧教会 寺院・教会

  • この旧教会の名物はステンドグラス。<br /><br />白を基調とする壁の間に、イエス・キリストの生涯など、聖書の様々な物語が刻まれています。

    この旧教会の名物はステンドグラス。

    白を基調とする壁の間に、イエス・キリストの生涯など、聖書の様々な物語が刻まれています。

  • 青、赤、黄、様々な色がモザイクのように混ざり合い、本当に美しいステンドグラスですね。<br /><br />この旧教会、1050年に建てられた小さな石造りの教会が元となっており、13世紀から増築が始められ、1563年に現在のかたちになったのだそう。

    青、赤、黄、様々な色がモザイクのように混ざり合い、本当に美しいステンドグラスですね。

    この旧教会、1050年に建てられた小さな石造りの教会が元となっており、13世紀から増築が始められ、1563年に現在のかたちになったのだそう。

  • こちらのステンドグラスには近代風の様々な人物と、それぞれに名前が。<br /><br />この教会の建設に寄附をするなどして携わった人々でしょうか。

    こちらのステンドグラスには近代風の様々な人物と、それぞれに名前が。

    この教会の建設に寄附をするなどして携わった人々でしょうか。

  • こちらには“JOHANNES VERMEER DELFT 1632-1675”と刻まれた床石が。<br /><br />そう、あのフェルメールの墓石です。<br /><br />生涯のほとんどをこのデルフトで過ごしたと言われるフェルメール、死後も当然、デルフトで眠っているのですね・・・。

    こちらには“JOHANNES VERMEER DELFT 1632-1675”と刻まれた床石が。

    そう、あのフェルメールの墓石です。

    生涯のほとんどをこのデルフトで過ごしたと言われるフェルメール、死後も当然、デルフトで眠っているのですね・・・。

  • 15時25分、30分ほどで旧教会の見学を終了。<br /><br />運河沿いの道を歩き、次の目的地へ向かいます。

    15時25分、30分ほどで旧教会の見学を終了。

    運河沿いの道を歩き、次の目的地へ向かいます。

  • こちらは道端にあった魚屋。<br /><br />オランダは海運の国らしく、魚介類の消費量も多そうですね。

    こちらは道端にあった魚屋。

    オランダは海運の国らしく、魚介類の消費量も多そうですね。

  • 15時30分、次にやってきたのは高い尖塔が目印の新教会(Nieuwe Kerk)。<br /><br />こちらもやはり駐輪中の自転車が多いこと。

    15時30分、次にやってきたのは高い尖塔が目印の新教会(Nieuwe Kerk)。

    こちらもやはり駐輪中の自転車が多いこと。

  • 高さ109mの尖塔を持つ新教会を正面からパチリ。<br /><br />1381年に建造が開始され、約270年後の1655年に完成した教会で、内部にはスペイン(ハプスブルク家)からの独立戦争で活躍したオラニエ公ウィレム(1533-84年)など、現代のオランダ王家でもあるオラニエ家代々の墓があります。

    高さ109mの尖塔を持つ新教会を正面からパチリ。

    1381年に建造が開始され、約270年後の1655年に完成した教会で、内部にはスペイン(ハプスブルク家)からの独立戦争で活躍したオラニエ公ウィレム(1533-84年)など、現代のオランダ王家でもあるオラニエ家代々の墓があります。

    デルフト新教会 寺院・教会

  • 新教会が面しているマルクト広場は、かわいらしい建物が並び、まるでおとぎの国のよう・・・。

    新教会が面しているマルクト広場は、かわいらしい建物が並び、まるでおとぎの国のよう・・・。

    マルクト広場 (デルフト) 広場・公園

  • そのマルクト広場のグロティウス像(1583-1645年、“国際法の父”として有名)の近くでは、何やら人だかりが。<br /><br />どうやら大道芸人が芸を披露しているところのよう。<br /><br />このへんも、ヨーロッパの平和な風景ですね・・・。

    そのマルクト広場のグロティウス像(1583-1645年、“国際法の父”として有名)の近くでは、何やら人だかりが。

    どうやら大道芸人が芸を披露しているところのよう。

    このへんも、ヨーロッパの平和な風景ですね・・・。

  • マルクト広場を挟んで新教会の向かい側には市庁舎。<br /><br />こちらはガイドツアーのみで入場可能なため、今回はパス。

    マルクト広場を挟んで新教会の向かい側には市庁舎。

    こちらはガイドツアーのみで入場可能なため、今回はパス。

    市庁舎 建造物

  • さて、まずは早めに閉館してしまう新教会の塔に上ります。<br /><br />376段あるという階段を上っていき・・・。

    さて、まずは早めに閉館してしまう新教会の塔に上ります。

    376段あるという階段を上っていき・・・。

  • 途中、こんな時計の歯車も見つつ・・・。

    途中、こんな時計の歯車も見つつ・・・。

  • 15時45分、10分ほどで頂上へ。<br /><br />目に飛び込んできたのはおとぎの国のようなデルフトの街並みと、遥か彼方まで続く地平線の大絶景。<br /><br />階段がたいへんでしたが、上ってきてよかった・・・。

    15時45分、10分ほどで頂上へ。

    目に飛び込んできたのはおとぎの国のようなデルフトの街並みと、遥か彼方まで続く地平線の大絶景。

    階段がたいへんでしたが、上ってきてよかった・・・。

  • カメラをヨコにしてパチリ。<br /><br />天気も良く、陽光が家々の屋根や広場に映えて美しいですね。

    カメラをヨコにしてパチリ。

    天気も良く、陽光が家々の屋根や広場に映えて美しいですね。

  • 視線を右にずらすと先ほど訪れた旧教会。<br /><br />雲でちょっぴり陰っているのが惜しいと思っていたら・・・。

    視線を右にずらすと先ほど訪れた旧教会。

    雲でちょっぴり陰っているのが惜しいと思っていたら・・・。

  • 少ししたら雲が流れて、陽光に映える美しい姿を見せてくれました。

    少ししたら雲が流れて、陽光に映える美しい姿を見せてくれました。

  • そして正面にどっしり構えているのは、先ほど地上から見た市庁舎。<br /><br />17世紀に一度大火で焼け落ちてしまったそうですが、塔だけは唯一焼失を免れ、14世紀のオリジナルのものが現在も残っているそうです。

    そして正面にどっしり構えているのは、先ほど地上から見た市庁舎。

    17世紀に一度大火で焼け落ちてしまったそうですが、塔だけは唯一焼失を免れ、14世紀のオリジナルのものが現在も残っているそうです。

  • 市庁舎と反対側の街並みも、赤とグレーの屋根の家々と、どこまでも続く地平線。<br /><br />やはりオランダは平坦な国ですね。

    市庁舎と反対側の街並みも、赤とグレーの屋根の家々と、どこまでも続く地平線。

    やはりオランダは平坦な国ですね。

  • 16時、塔の上で15分ほど景色を楽しんだ後、帰途へ。<br /><br />降りる途中も、ところどころに設けられた窓から外の景色を楽しめます。

    16時、塔の上で15分ほど景色を楽しんだ後、帰途へ。

    降りる途中も、ところどころに設けられた窓から外の景色を楽しめます。

  • このくらいの高さで見る景色もいいものですね。

    このくらいの高さで見る景色もいいものですね。

  • 本当に天気に恵まれていい写真が残せました。

    本当に天気に恵まれていい写真が残せました。

  • 16時10分、塔から下りた後、新教会のすぐ近くにあるフェルメールセンターへ。<br /><br />17時が閉館時間ということで、新教会よりも先に見て回りたいと思います。<br /><br />デルフトの画家ギルドがあった場所に建てられたというこの建物、文字通り、この街の偉人、フェルメールに関する博物館となっています。

    16時10分、塔から下りた後、新教会のすぐ近くにあるフェルメールセンターへ。

    17時が閉館時間ということで、新教会よりも先に見て回りたいと思います。

    デルフトの画家ギルドがあった場所に建てられたというこの建物、文字通り、この街の偉人、フェルメールに関する博物館となっています。

    フェルメール センター 博物館・美術館・ギャラリー

  • 入場料9ユーロ(約1,200円)を払って入場。<br /><br />1階は土産屋とカフェ、2階が展示室となっています。<br /><br />日本語の解説ペーパー(要返却)を渡されて、早速見学開始。

    入場料9ユーロ(約1,200円)を払って入場。

    1階は土産屋とカフェ、2階が展示室となっています。

    日本語の解説ペーパー(要返却)を渡されて、早速見学開始。

  • 階段を上がると、待ち受けていたのは、フェルメールの全ての作品(真偽が不明なものも合わせて37点)の解説掲示。<br /><br />ホンモノはひとつもありませんが、フェルメールの全作品が一堂に会するのは、なかなか壮観です。

    階段を上がると、待ち受けていたのは、フェルメールの全ての作品(真偽が不明なものも合わせて37点)の解説掲示。

    ホンモノはひとつもありませんが、フェルメールの全作品が一堂に会するのは、なかなか壮観です。

  • 掲示はこんな感じで、こちらの作品、“恋文”(The Love Letter、1669-70年)では、“成就しない愛”(unattainable love)などと、解説がドラマチックに綴られています。

    掲示はこんな感じで、こちらの作品、“恋文”(The Love Letter、1669-70年)では、“成就しない愛”(unattainable love)などと、解説がドラマチックに綴られています。

  • こちらはフェルメールが使った絵具の展示。<br /><br />青いのは“フェルメールブルー”と呼ばれる宝石、ラピスラズリですね。

    こちらはフェルメールが使った絵具の展示。

    青いのは“フェルメールブルー”と呼ばれる宝石、ラピスラズリですね。

  • こんなふうにフェルメールの作品が製作順にズラリ。<br /><br />いちばん左の“窓辺で手紙を読む女”(1657年頃)はドレスデンのアルテ・マイスター絵画館で鑑賞しましたね。

    こんなふうにフェルメールの作品が製作順にズラリ。

    いちばん左の“窓辺で手紙を読む女”(1657年頃)はドレスデンのアルテ・マイスター絵画館で鑑賞しましたね。

  • こちらの右端、“取り持ち女”(1656年)もドレスデンのアルテ・マイスター絵画館に収蔵。<br /><br />この絵の左端に立っている黒い帽子の人物は、フェルメールの自画像とも言われています。

    こちらの右端、“取り持ち女”(1656年)もドレスデンのアルテ・マイスター絵画館に収蔵。

    この絵の左端に立っている黒い帽子の人物は、フェルメールの自画像とも言われています。

  • こちらは見た覚えのない作品、“中断された音楽の稽古”(girl interrupted at her music、1660-61年頃)。<br /><br />解説を見ると、ニューヨークの美術館“フリック・コレクション”(The Frick Collection)に収蔵されているとのこと。<br /><br />新大陸の美術館はいまだ行ったことがないからなあ・・・。

    こちらは見た覚えのない作品、“中断された音楽の稽古”(girl interrupted at her music、1660-61年頃)。

    解説を見ると、ニューヨークの美術館“フリック・コレクション”(The Frick Collection)に収蔵されているとのこと。

    新大陸の美術館はいまだ行ったことがないからなあ・・・。

  • こちらは英国、バッキンガム宮殿のロイヤル・コレクションから、“音楽の稽古”(the music lesson、1662-64年頃)。<br /><br />この作品も初めて見ました。

    こちらは英国、バッキンガム宮殿のロイヤル・コレクションから、“音楽の稽古”(the music lesson、1662-64年頃)。

    この作品も初めて見ました。

  • こちらは、“真珠の首飾りの女”(1664年頃)と“手紙を書く女”(1665年頃)。<br /><br />同じ人物を描いたものでしょうか、衣装や髪型がたいへんよく似ていますね。<br /><br />ちなみに左の作品はベルリンの国立美術館(絵画館)で鑑賞しましたが、右の作品があるのはワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー、なかなか行けそうにありません・・・。

    こちらは、“真珠の首飾りの女”(1664年頃)と“手紙を書く女”(1665年頃)。

    同じ人物を描いたものでしょうか、衣装や髪型がたいへんよく似ていますね。

    ちなみに左の作品はベルリンの国立美術館(絵画館)で鑑賞しましたが、右の作品があるのはワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー、なかなか行けそうにありません・・・。

  • こちらの2作品、両方ともワシントンD.C.のナショナル・ギャラリーにある作品で、左は“赤い帽子の女”(girl with a red hat、1665-66年頃)、右は“フルートを持つ女”(girl with a flute、1665-70年頃)。<br /><br />その顔かたちから、同一人物を描いた作品と思われますが、右の方はフェルメールの作品では珍しく板に描かれており、しかも出来が悪いとのことで、本当にフェルメールが描いたものか、疑問が呈されているそうです。

    こちらの2作品、両方ともワシントンD.C.のナショナル・ギャラリーにある作品で、左は“赤い帽子の女”(girl with a red hat、1665-66年頃)、右は“フルートを持つ女”(girl with a flute、1665-70年頃)。

    その顔かたちから、同一人物を描いた作品と思われますが、右の方はフェルメールの作品では珍しく板に描かれており、しかも出来が悪いとのことで、本当にフェルメールが描いたものか、疑問が呈されているそうです。

  • 最後は個人蔵の“ヴァージナルの前に座る若い女”(a young woman seated at the virginals、1670年)。<br /><br />こちらも絵画のタッチが他の作品と違うため、本当にフェルメールの作品か議論されているとのこと。<br /><br />うーむ、真作であってほしいですが、350年も昔の作品なだけに、なかなか結論は出ないのでしょうね・・・。

    最後は個人蔵の“ヴァージナルの前に座る若い女”(a young woman seated at the virginals、1670年)。

    こちらも絵画のタッチが他の作品と違うため、本当にフェルメールの作品か議論されているとのこと。

    うーむ、真作であってほしいですが、350年も昔の作品なだけに、なかなか結論は出ないのでしょうね・・・。

  • 1階に下りてきてこちらはカフェの部分。<br /><br />閉館時間の17時近いのでもう客はいませんが、フェルメールの名画に囲まれながら飲むコーヒーは格別の味がしそうですね。<br /><br />・・・以上でフェルメールセンターの見学を終了。

    1階に下りてきてこちらはカフェの部分。

    閉館時間の17時近いのでもう客はいませんが、フェルメールの名画に囲まれながら飲むコーヒーは格別の味がしそうですね。

    ・・・以上でフェルメールセンターの見学を終了。

  • 17時、マルクト広場に戻ってくると、だいぶ雲が広がって、辺りは暗い感じに。<br /><br />日が出ているうちに塔に上っておいてよかった・・・。

    17時、マルクト広場に戻ってくると、だいぶ雲が広がって、辺りは暗い感じに。

    日が出ているうちに塔に上っておいてよかった・・・。

  • 先ほどは塔だけだったので、今度は新教会そのものの内部へ。<br /><br />旧教会と同じく飾り気の少ない、オランダらしい質素な空間ですね。

    先ほどは塔だけだったので、今度は新教会そのものの内部へ。

    旧教会と同じく飾り気の少ない、オランダらしい質素な空間ですね。

  • 先にも紹介したように、この新教会には、スペインからの独立以来、オランダを代々統治してきたオラニエ家の君主の棺が収められています。<br /><br />こちらはナポレオン戦争後に王国となったオランダの初代国王ウィレム1世(1773-1843年)の棺。<br /><br />よく見ると順路を示す床の色がオランダカラーの“オレンジ”(オラニエの英語形)になっていますね。

    先にも紹介したように、この新教会には、スペインからの独立以来、オランダを代々統治してきたオラニエ家の君主の棺が収められています。

    こちらはナポレオン戦争後に王国となったオランダの初代国王ウィレム1世(1773-1843年)の棺。

    よく見ると順路を示す床の色がオランダカラーの“オレンジ”(オラニエの英語形)になっていますね。

  • そしてこちらはオランダ王室の祖とも言うべきオラニエ公ウィレム(1533-84年)の棺が安置されている廟。<br /><br />彼はスペインからの独立戦争(1568-1648年)のさなか、このデルフトにあるプリンセンホフ宮でカトリック教徒の銃弾を浴び暗殺されましたが、その子孫は代々オランダの総督や国王を務め、まさにオランダのシンボル的存在として活躍し続けています。

    そしてこちらはオランダ王室の祖とも言うべきオラニエ公ウィレム(1533-84年)の棺が安置されている廟。

    彼はスペインからの独立戦争(1568-1648年)のさなか、このデルフトにあるプリンセンホフ宮でカトリック教徒の銃弾を浴び暗殺されましたが、その子孫は代々オランダの総督や国王を務め、まさにオランダのシンボル的存在として活躍し続けています。

  • 17時30分、新教会の見学を終え、外へ。<br /><br />マルクト広場はまだまだたくさんの人々でいっぱいですが、だいぶ日が陰ってきましたね。

    17時30分、新教会の見学を終え、外へ。

    マルクト広場はまだまだたくさんの人々でいっぱいですが、だいぶ日が陰ってきましたね。

  • 土産物屋街をぶらぶらしていて見つけたのがこちらのデルフト焼のお店。<br /><br />イタリアのマヨルカ焼の影響を受けて、16世紀以降、オランダの一大産業となった陶器生産ですが、18世紀以降は英国やドイツの陶磁器に圧されて衰退していきます。<br /><br />そんな中でも質の良いデルフト焼はブランド物として生き残り、少量ですが、現在でもこうして土産物などとして取引されるに至っています。

    土産物屋街をぶらぶらしていて見つけたのがこちらのデルフト焼のお店。

    イタリアのマヨルカ焼の影響を受けて、16世紀以降、オランダの一大産業となった陶器生産ですが、18世紀以降は英国やドイツの陶磁器に圧されて衰退していきます。

    そんな中でも質の良いデルフト焼はブランド物として生き残り、少量ですが、現在でもこうして土産物などとして取引されるに至っています。

  • 17時40分、駅への戻りがてら、プリンセンホフ博物館(Museum Prinsenhof)へ。<br /><br />先ほど新教会で棺を見た、独立戦争の英雄オラニエ公ウィレムの居城だったところで、現在は彼の暗殺現場などを展示する博物館となっています。<br /><br />この日は17時を過ぎて閉館してしまったので、外観だけを見て終了。<br /><br />他の方の旅行記を見ると、オラニエ公ウィレムの暗殺現場だけが売りではなく、オラニエ家の肖像やオランダ独立戦争の歴史など、各種展示が充実しているようだったので、またデルフトに来る機会があれば、そのときはぜひ立ち寄って見学してみたいですね。

    17時40分、駅への戻りがてら、プリンセンホフ博物館(Museum Prinsenhof)へ。

    先ほど新教会で棺を見た、独立戦争の英雄オラニエ公ウィレムの居城だったところで、現在は彼の暗殺現場などを展示する博物館となっています。

    この日は17時を過ぎて閉館してしまったので、外観だけを見て終了。

    他の方の旅行記を見ると、オラニエ公ウィレムの暗殺現場だけが売りではなく、オラニエ家の肖像やオランダ独立戦争の歴史など、各種展示が充実しているようだったので、またデルフトに来る機会があれば、そのときはぜひ立ち寄って見学してみたいですね。

    プリンセンホフ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • プリンセンホフ博物館の敷地を出て、駅に向かって歩いて行きます。<br /><br />自転車道の向こうにはオランダ名物の風車が見えますね。

    プリンセンホフ博物館の敷地を出て、駅に向かって歩いて行きます。

    自転車道の向こうにはオランダ名物の風車が見えますね。

  • こんな風情のある運河の景色とはお別れ。<br /><br />と言っても、アムステルダムでも似たようなものを見るか・・・。

    こんな風情のある運河の景色とはお別れ。

    と言っても、アムステルダムでも似たようなものを見るか・・・。

  • 18時、未来的なデザインのデルフト駅に戻ってきました。<br /><br />ここから電車に乗ってデン・ハーグに戻ります。

    18時、未来的なデザインのデルフト駅に戻ってきました。

    ここから電車に乗ってデン・ハーグに戻ります。

  • 18時30分にデン・ハーグ中央駅に到着し、そこからてくてく歩いて19時、荷物を預けていたノールドアインデ宮殿近くの宿、“ホテル・ルーム11”(Hotel Room 11)にチェックイン。<br /><br />その後、一日の終わりに美味いビールを飲もうと出かけますが、通りや広場のオープンテラスの飲食店はどこも人がいっぱいでたいへんな賑わい。<br /><br />しかも見渡すところ白人ばかりで、東洋人の旅行者がその中に混ざるには気が引ける感じ・・・。<br /><br />そんなこんなで旅行者が入れそうな店を探し回った挙句、20時、ベトナム料理店のNgonという店に入ります。<br /><br />注文したのはフエ風牛肉のフォー(Pho Bo Hue)14ユーロ(約1,860円)にハイネケン(Heineken)2.8ユーロ(約370円)。<br /><br />ハイネケンはともかく、フォーの高いこと!

    18時30分にデン・ハーグ中央駅に到着し、そこからてくてく歩いて19時、荷物を預けていたノールドアインデ宮殿近くの宿、“ホテル・ルーム11”(Hotel Room 11)にチェックイン。

    その後、一日の終わりに美味いビールを飲もうと出かけますが、通りや広場のオープンテラスの飲食店はどこも人がいっぱいでたいへんな賑わい。

    しかも見渡すところ白人ばかりで、東洋人の旅行者がその中に混ざるには気が引ける感じ・・・。

    そんなこんなで旅行者が入れそうな店を探し回った挙句、20時、ベトナム料理店のNgonという店に入ります。

    注文したのはフエ風牛肉のフォー(Pho Bo Hue)14ユーロ(約1,860円)にハイネケン(Heineken)2.8ユーロ(約370円)。

    ハイネケンはともかく、フォーの高いこと!

  • フォーはベトナムで食べたものとは違う感じでしたが、完食できるくらい、まあそこそこの味だったかな。<br /><br />食後にはコーヒーも注文(2.3ユーロ=約310円)。<br /><br />こちらはベトナムコーヒーを使っているのか、コンデンスミルクも付いて、濃厚な味わいでした。

    フォーはベトナムで食べたものとは違う感じでしたが、完食できるくらい、まあそこそこの味だったかな。

    食後にはコーヒーも注文(2.3ユーロ=約310円)。

    こちらはベトナムコーヒーを使っているのか、コンデンスミルクも付いて、濃厚な味わいでした。

  • 21時30分、食事を終え、まだうっすらと明るさの残るデン・ハーグの街をぶらぶら。<br /><br />ビネンホフは相変わらず荘厳な佇まいを見せています。

    21時30分、食事を終え、まだうっすらと明るさの残るデン・ハーグの街をぶらぶら。

    ビネンホフは相変わらず荘厳な佇まいを見せています。

    ビネンホフ  城・宮殿

  • 少しすると、ライトアップが始まりました。<br /><br />静かな池の雰囲気とも相まって、黄色い光で照らされた薄暮のビネンホフも素敵ですね。

    少しすると、ライトアップが始まりました。

    静かな池の雰囲気とも相まって、黄色い光で照らされた薄暮のビネンホフも素敵ですね。

  • 池の水鳥も、興味深そうにライトアップされたビネンホフを眺めています。

    池の水鳥も、興味深そうにライトアップされたビネンホフを眺めています。

  • だいぶ暗くなってきた21時50分、この辺りで観光初日の街歩きを切り上げ、ホテルに戻ります。<br /><br />日本を発ってから34時間半、一度も横になっていないですが、酷暑の日本と比べれば過ごしやすい気候、何とか持ちこたえることができました。<br /><br />さて、翌日はベルギーとドイツに挟まれたオランダで最も古い街、EU発祥の地でもあるマーストリヒトへ向かいます!<br /><br />(オランダ旅行3日目~マーストリヒト観光に続く。)

    だいぶ暗くなってきた21時50分、この辺りで観光初日の街歩きを切り上げ、ホテルに戻ります。

    日本を発ってから34時間半、一度も横になっていないですが、酷暑の日本と比べれば過ごしやすい気候、何とか持ちこたえることができました。

    さて、翌日はベルギーとドイツに挟まれたオランダで最も古い街、EU発祥の地でもあるマーストリヒトへ向かいます!

    (オランダ旅行3日目~マーストリヒト観光に続く。)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 川岸 町子さん 2020/09/03 22:38:01
    平坦な国
    エンリケさん、おばんでした(^-^)

    デルフトは陶器よりフェルメールで有名なのですね!
    イメージではポルトガルのように、街中や建物の一部にデルフト焼が使用されているのかと思いました。 
    無知で恥ずかしいです(*_*)

    落ち着いた穏やかな街ですね。
    人も多くなく、過ごしやすそう。
    タイミング良く塔に登られ、良かったです。

    私は、実はオランダは空港のみ、ベルギーも踏み入れてない国です。
    恥ずかしながら、オランダは風車やチューリップ、ミッフィーちゃん、運河をやはり思い浮かべます。
    確か王室の人気も高いと評判ですよね。

    そう言えばベトナムで出会ったオランダ人が、自転車が市民の足だと話していたことを思い出しました。
    旅行記を拝見し、その理由が伝わりました。
    町子

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2020/09/06 23:43:56
    自転車の国
    川岸 町子さん

    続けてデルフト旅行記に訪問いただきありがとうございます。

    > デルフトは陶器よりフェルメールで有名なのですね!
    > イメージではポルトガルのように、街中や建物の一部にデルフト焼が使用されているのかと思いました。 

    先日の“美の巨人たち”でも放送されていましたが、デルフトは今や“フェルメールの街”といった感ですね。

    デルフト陶器は一部のコレクターには人気のようですが、一般の観光客にはそれほど人気というわけでもないようです。

    > 私は、実はオランダは空港のみ、ベルギーも踏み入れてない国です。

    世界中を旅している町子さんにして意外でした。

    ベルギーはシメイやデュベルなどビールが美味しく、独特の食文化があって、チャンスがあればまた訪れたい国ですね。

    > そう言えばベトナムで出会ったオランダ人が、自転車が市民の足だと話していたことを思い出しました。
    > 旅行記を拝見し、その理由が伝わりました。

    これからもあちこちでその自転車を見ることになりますよ(笑)。

    また楽しみにしていてください!

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