2020年の夏休み！名機を求めて避暑にサロマ湖へ（１日目）

2020/08/08 - 2020/08/10

2020年6月、４トラの旅行記を見ていると我家と同じJBLのスピーカーが出て来て、他のJBLについて調べているとパラゴンという怪獣のような名前のスピーカーを置いている宿を発見。パラゴンは名前に似合わずフォルムが美しいことで有名。これまで直接見たり聴いたりしたことがなくて一度は直接音色を味わいたくなり、おいている宿を調べると、北海道の鶴雅グループのしこつ湖とサロマ湖など３館に設置されていることが判明。
7月の連休に沖縄に行くけど、今年は外出を控えてきたので家族旅行の第２弾で行っちゃえと8月8日(土)から10(月)の3連休で計画開始。季節限定で伊丹から女満別への直行便があって往路はマイルを使って特典航空券、帰りは特割で3人分予約できちゃいました。宿は、もちろんサロマ湖鶴雅リゾートをネットから2泊目を予約して、1泊目は網走の予定だったけど、奥さんに却下されてサロマ湖に連泊する事になりました。
付近には食事できる場所やコンビニもなく、レンタカーに乗らない我家はホテル周辺をのんびりする予定で、決まっているのはワッカ原生花園をサイクリングする事。それからサロマ湖は、夕日が有名だけど見られるかな。

※8/8(土)　伊丹空港→女満別空港→北見→サロマ湖(泊)
　8/9(日)　サロマ湖ワッカ原生花園（サイクリング）　サロマ湖（泊）
　8/10（月）　サロマ湖→女満別空港→伊丹空港

エリア サロマ湖・湧別(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

持っている古いJBLのカタログを調べてみると1980年のものにパラゴンがのってました。当時のJBLの代理店はアンプが有名だったSANSUIで、右がプロ用、左が民生用カタログでこの表紙がずばりパラゴンです。英語で「模範」という意味だそうです。

まずは、我家の古～いおんぼろオーディオセットを紹介。ほとんど学生時代か社会人になってすぐに中古で購入したものです。これはJBLのスピーカー（ユニット構成は4343と同じ）。昨年、3回目のエッジ貼り替えを行っており、従来のウレタン製の寿命が10年程なのでもう張り替えなくても良いようにラバーに変更しました。貼り替え費用だけでも立派なスピーカーが購入できます。

パワーアンプはマッキントッシュMC2300。

プリアンプはマッキントッシュC40。これは社会人になってから。ターンテーブルはビクターTT-71。オルトフォンのロングアームにカートリッジはオルトフォンSPU-AE。CDプレイヤーは買い替えたいなと思いつつ修理しながらフィリップスLHH500Rを使い続けてます。

さて、本題のサロマ湖です。位置を確認すると北海道の東北部、オホーツク海側にあり、知床の西、近くで有名なのは網走、大きな町は北見。一番近い空港はマイナーな女満別空港。
北海道へは2000年以前に札幌や小樽、富良野、帯広へ、最近では2014年に大沼に行ったきりで久しぶり。奥さんは、若い時に毎年北海道に行っていたらしい。

出発はいつもの阪急電車

山田駅 駅

山田駅でモノレールに乗り換え

山田駅 駅

ANAの格納庫が見えて、もうすぐ大阪空港に到着。搭乗するのはJAL便

大阪空港駅 駅

今日は1Fに降りて機内で食べるおにぎりをコンビニで購入。昼食が14時近くなる予定なので。これから2Fの手荷物検査場に向かいます

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

手荷物検査場を抜けるとショップがリニューアルオープンしてました。お店がずらっと並んでいたりして便利そうだけど、飛行機の利用者も少ない現在やっていけるのかな。ちょっと見て回ってJALのサクララウンジへ。

伊丹空港3階サクララウンジ 空港ラウンジ

ビールサーバーは4社の主力銘柄。

これは一番搾り。今日のおつまみはソフトサラダでした。2杯目は黒ラベルにすると途中でなくなっちゃいました。

女満別行きの便は定時運航で一安心

機内に乗り込みます。片側2名ずつの小さな機体で、連休なのでほぼ満員。

飛行時間は2時間ほどで北の大地に

女満別空港に着陸です

ゲートに着きました

暑い大阪に比べると涼しいです

女満別空港 空港

北見行きのバスに乗車します。大阪からの便に連絡してます

乗車したのは我々3名のみ。殆どの人はやっぱりレンタカーだよね。広い北海道は足がないと動けない。

女満別空港を後に

我家で貸し切り状態

バスの横をバイクが

ジャガイモ畑が広がってます

小麦畑も多い

収穫したジャガイモが入れてあるのかな

フェンスの向こうに電車が

40分ほどで北見のバスターミナルに。時刻は13：30過ぎ。

これがバスターミナル。隣が北見駅。荷物の一部をコインロッカーに預けて昼食場所に歩いて向かいます

これは何の建物かな？

歩いて10分ちょっとで到着で～す！

オホーツクビアファクトリー。事前に調べて昼食はここに決めてました

オホーツクビアファクトリー グルメ・レストラン

ビールサーバーが並んでます。お店の中に醸造設備がありました

ビールの説明書

14時までのランチメニューにはサラダとスープが付いてます。

ビールは各自グラスで。左から、エール、ヴァイツェン、エールろ過前。

わたくしは五目あんかけ焼きそば

奥さんはビーフシチューオムライス

息子はＯＫＢ特製エスカロップ

ビールは配送してくれるようです

お腹も満たされてところで、近くにピアソン記念館があるようなので、とりあえず行ってみることに

5分ほどで到着

ピアソン記念館 美術館・博物館

こじんまりとした一軒家。丘の上に立っていて、ビルが無かった昔はさぞかし眺めが良かった事でしょう

入ってみます。入口で氏名や熱の有無、連絡先を記入。コロナ禍対策の一環らしいです

北見市のホームページによると「1914年（大正3年）ウイリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計により建設され、アメリカ人宣教師のピアソン夫妻が15年にわたり生活をされた木造2階建の西洋館」とのこと

ピアソン夫妻の写真

オルガン

記念館の絵

ピアソン夫妻以外にもその後の居住者や設計者の資料なども展示されていました。写真はピアソン夫妻の後に8年間入居された唐笠何蝶医師の書。

公園側から

木に囲まれたピアソン記念館。次は北見ハッカ記念館に向かいます

途中で蒸気機関車が展示されてました

Q太郎というお店。４トラでフォローしてくださる方に同名の方がいらっしゃるので撮ってみました

ひまわりが咲いてました

北見ハッカ記念館に到着。

薄荷蒸溜館 美術館・博物館

庭にハーブが

ここでも、氏名等を記入します

戦前は出荷量が世界一だったとか

こちらはハッカの蒸留館。時間がなかったので外から見るだけ

北見駅です。駅の反対側にホテルの送迎バス乗り場があります。でも駅に入ってみると線路の向こう側に行けない。売店の人に聞いてみると駅の隣に連絡通路があるとの事。

北見駅 駅

連絡通路の中ほどに玉ねぎのオブジェ

玉ねぎの反対側は椅子になってました。ホテルのバスの出発時刻は16：15で10分前の16：05頃に到着した我々が最後で、乗車するとすぐに出発。マイクロバスには我々3名含めて乗客は6名でした

女満別空港方面の道路を途中で左に入ると30分以上信号のない道が続きます。ジャガイモ畑と小麦畑が多いです。ようやくサロマ湖が見えてきました

ちょうど1時間でホテルに到着

サロマ湖鶴雅リゾート 宿・ホテル

念願のパラゴンとご対面。パラゴンはフロントの真ん前に設置されていて、フロント前は吹き抜けになっており、ジャズがBGMとして流れていました

パワーアンプはマッキントッシュのMC275

プリアンプはC22かな。CDプレーヤーはパイオニア

CDやレコードが飾ってました。

別角度のパラゴン

チェックインして部屋へ。エレベーター前に今日の夕陽の見ごろが18：20であると。曇り空だけどどうかな

部屋は4Fの奥の方

427号室と

428号室のコネクティングルーム

こちらは428号室で奥のドアで427号室とつながってます

こちらも428号室

窓の外はサロマ湖

こちらは427号室

427号室の窓からの眺め

雲が厚くてお日様が出てません。夕日は無理かな？

部屋のユニットバス。お風呂は館内の天然温泉「ワッカの湯」を利用したので部屋のは使いませんでした

冷蔵庫にはお水のみ

サービスのお茶

アメニティー

外へ出てサロマ湖を眺めます。この写真覚えておいてください、最後に古い写真が出てきます

錆びたイカリをオブジェとして置いてます。正面は少し明るい

もう夕方でかがり火がともってます

泊っている部屋は４Fの左から4番目と5番目。一番右側の部屋は窓が大きくて眺めがよくなっています

屋根の上には風見鶏

腰掛けられるように木が。何処をみても空には雲

雲の薄い所が湖面に反射してよく見える

ホテルのエントランスにまわって来ました

レンタルサイクル。一人500円で、翌日利用しました

18時を回っても夕日は全く見られず

散歩を続けてましたが

雲の合間がうっすらとピンクに染まるだけ

夕陽鑑賞は諦めて部屋に戻り、館内の温泉「ワッカの湯」で一風呂浴びました

さて、19時に夕食です。魚介類を中心とするバイキング。わたくしの最初のチョイス

奥さんのチョイス

ビールとワインで乾杯！

バイキングとは別にホタテ、牡蠣、ボタン海老、タコなどの海鮮盛が付きます

奥さんは牡蠣に火を通してもらいました

ビールの後は日本酒「常呂川」。料理は何回も取りに行って最後はお腹がパンパン

満腹ではあったけど、飲み足りなかったので部屋に戻って北見駅で購入した網走ホワイトエールを寝酒にして1日目は終了です

この旅行記へのコメント （2）

• baraさん 2020/09/23 09:22:45

  おはようございます

  shinさん
  おはようございます。
  パラゴンを聞きに北海道まで旅行に。　素晴らしいですね。
  サロマ湖は涼しかったでしょうね。
  
  学生の頃、大学近くのjazz喫茶でパラゴンよく聞きました。朗々となる感じがした記憶です。その隣の4343のほうが僕は好みでした。音の定位が明確だったような感じがして。コルトレーンのサックスが好きでした。
  
  若いころからの趣味はやっぱり一生続くのですね。
  結婚したり子供が生まれたり家が手狭になったりで大きなシステムは今ではなくなってしまいました。国産なんですけどね(笑)
  
  今では小さなスピーカーでLine audioになっちゃいました(泣)
  素敵な旅でしたね～。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　bara

  shinさん からの返信 2020/09/23 21:36:30

  こんにちは

  baraさん
  書き込みありがとうございます。
  
  オーディオは昔に買った中古をずっとメンテナンスしながら使ってます。
  今ではパラゴンが聴ける場所は少ないようです。
  
  鶴雅ホテルチェーンでは3か所にパラゴンを置いているようでしたが、
  館内のBGMに使用しているだけで、滅茶苦茶もったいない使い方です。
  
  サロマ湖は涼しいかと期待しましたが、2日目のサイクリングでは
  晴天で紫外線が強くて日焼けしました。
  
  海外旅行に行けないので、今年の夏は沖縄と北海道の旅となりました。
  思いがけずGoToトラベルでお金も戻ってくるようで助かります。
  
  自分の旅行はあっという間に終わってしまうので、皆さんの旅行記で
  楽しまさせて頂いています。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  shin