2019/04/26 - 2019/04/26
861位(同エリア1792件中)
TMBSさん
この旅行記のスケジュール
2019/04/26
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電車での移動
徳島→(特急うずしお12号)→高松
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電車での移動
高松築港→(高松琴平電気鉄道琴平線一宮行き)→太田
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電車での移動
太田→(高松琴平電気鉄道琴平線琴電琴平行き)→仏生山
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電車での移動
仏生山→(高松琴平電気鉄道琴平線高松築港行き)→高松築港
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電車での移動
高松→(快速マリンライナー44号)→岡山
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電車での移動
岡山→(のぞみ42号)→新大阪
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この旅行記スケジュールを元に
平成から令和への改元に伴う大型連休。
そもそもシフト制の職場で国の祝日など全く関係のない生活を送っており、さらにシフトの問題が解決していても、長丁場かつ長距離の海外旅行をする予算はない状況でした。
しかし、「それでも平成の最後に、日帰りでいいから思い出の場所を巡りたい」ということでふと思い立ち一人で出かけることに。
続いては、徳島駅から高松市を経て帰阪した際の道中を。
前編(南海四国ライン)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11636950
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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徳島駅のみどりの窓口で大阪市内までの乗車券と、特急「うずしお」・山陽新幹線「のぞみ」の特急券を購入。
ここからは鉄道の旅の始まりです。
徳島駅から列車に乗るのは、1999(平成11)年以来20年ぶり。徳島駅 駅
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イチオシ
地下のお土産物屋さんで飲み物を調達した後、2番線から11時31分発の特急「うずしお12号」高松行きに乗車。
車輌は明石海峡大橋をはじめとする高速道路網の整備が進んでいた1998(平成10)年に登場した、N2000系特急型気動車です。徳島駅 駅
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自由席車の1号車に乗車。
最前列には先客さんがいたので、前から3列目の座席に座ることになりましたが、それでも前面展望は存分に楽しめました。特急うずしお 乗り物
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時間の都合で徳島ラーメンを食べ損ねたのですが、せめて徳島らしい何かをと思い、徳島駅の地下で特産の柚子チューハイを購入。特急「うずしお12号」車中でいただきます。
特急うずしお 乗り物
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1駅目の佐古駅で徳島線と分かれると、ほどなく吉野川を渡ります。
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2つ目の停車駅、板野駅。
あくまで名前が同じというだけですが、平成時代に人気を博したアイドルグループの一つであるAKB48の主力メンバー・板野友美さんを思い出してしまいました。板野駅 駅
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高馬力のエンジンを震わせて大坂峠を越えた特急「うずしお12号」は、香川県に入ります。
この日の天候は快晴、香川県の引田や三本松のあたりでは美しい瀬戸内海を拝むことができました。特急うずしお 乗り物
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徳島駅を発車してまもなく1時間。
特急「うずしお12号」は高松市の市街地に入っていました。 -
終点の高松駅に到着。
隣のホームでは、7200系の予讃線普通電車が発車を待っていました。
もとは国鉄末期にデビューした「121系」。
平成時代を通して、讃岐平野で長く活躍していた車輌です。高松駅 駅
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高松駅の片隅では、3月のダイヤ改正で役目を終えたピンク色の113系電車が休んでいました。
もともと旧国鉄→JR東日本で活躍していた車輌ですが、2000(平成12)~2001(平成13)年に大規模なリニューアル工事を受けた上でJR四国に転籍、2019(平成31)年春まで香川県と岡山県を中心に活躍していました。高松駅 駅
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8000系特急「いしづち」松山行きと7200系の普通電車。
高松や岡山と松山を結んで活躍する8000系もまた、平成時代のJR四国を代表する特急型車輌の一つです。高松駅 駅
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高松駅前の再開発地域「サンポート高松」
昭和末期の瀬戸大橋開通に伴い宇高連絡船が廃止された後、高松駅は西側の新駅に移転し、もともとの駅の跡地では大規模な再開発事業が実施されました。
新生高松を象徴する斬新なデザインのビル群を見ていると、あたかもベルリンのポツダム広場にいるかのように感じるぐらいです。サンポート高松 名所・史跡
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少し歩いた先、玉藻公園(高松城跡)の脇に高松琴平電気鉄道(琴電)の高松築港駅があります。
高松駅周辺の再開発に合わせて高架化される計画があった名残で、現在も仮設に近い駅舎で営業しています。高松築港駅 駅
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琴電には3つの路線がありますが、今回利用するのは本線格の琴平線。
元京急旧1000形の1080形が入線してきました。
車体の黄色は、平成時代に制定された琴平線のラインカラーに由来しています。高松築港駅 駅
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高松自動車道のすぐ南、5つ目の太田駅で下車します。
反対方向の電車は、元京王旧5000系の1100形でした。太田駅 駅
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太田駅の駅名標。
2020年度には、隣の三条駅との間に新駅・伏石駅が開業する予定です。太田駅 駅
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太田駅からは初夏の日差しの中、東へ約1Km歩き、旧高松空港跡近くにある骨付鳥の名店「一鶴」の支店にたどり着きました。
骨付鳥 一鶴 太田店 グルメ・レストラン
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イチオシ
「一鶴」では、お勧めの骨付鳥とおにぎり、生ビールを注文。
骨付鳥と、骨付鳥の油を付けていただくおにぎりで遅めの昼食としました。骨付鳥 一鶴 太田店 グルメ・レストラン
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来た道を延々歩いて再び太田駅へ。
「サイクルトレイン」の広告に、懐かしの30形(元京急230形)のイラストが使用されており、思わず反応してしまいました。
すでに全車引退した30形ですが、1999(平成11)年に初めて琴電を訪問した時に乗車した思い出の車輌だったりします。太田駅 駅
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「次の電車は三条を発車しました」と表示される行灯式の電車到着案内が、古き良き地方私鉄らしい旅情を演出しています。
太田駅 駅
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1100形の普通琴電琴平行きで、1駅先の仏生山を目指します。
太田駅 駅
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仏生山駅には車両基地・車両工場が併設されているので、降りてしばし撮影を楽しむことにしました。
元京急旧600形の1070形。仏生山駅 駅
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元名古屋市営地下鉄250形の600形。
琴平線の他の車輌と車体のサイズが異なっているため、出番は平日のラッシュ時のみとなっています。仏生山駅 駅
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電動貨車のデカ1形もいました。
仏生山駅 駅
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仏生山駅の駅舎。
近年、近くに大きな病院が移転したこともあり、利用者が増えてきているようです。仏生山駅 駅
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ホームに戻ると、琴平方面から思わぬ珍客がやってきました。
レトロ電車20形23号と1000形120号の試運転列車です。仏生山駅 駅
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実は、琴電では今なお戦前製の電車を4両保有しており、2019年時点では基本的に毎月1回程度のペースで琴平線で特別運行を実施していました。
平成から令和への改元に合わせた大型連休は、この特別運行を普段にもまして大々的に実施することになっており、それに先立って念入りな試運転を実施していたようです。
なお、このレトロ列車の特別運行ですが、私も2012年に乗車したことがあります。
https://4travel.jp/travelogue/10668031仏生山駅 駅
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クリーム色と茶色のツートンカラーを纏っているのが120号、クリーム色とピンク色のツートンカラーを纏っているのが23号。
仏生山駅 駅
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試運転列車はしばらく仏生山駅に停車していたものの、やがて琴電琴平方面へと戻って行きました。
なお、この大型連休の特別運行の際、琴電から「2021年までにレトロ電車4両全てを廃車する」旨が発表されました。保守部品の入手が年々難しくなっているわけで苦渋の決断だったものかと思われますが、4両ともかけがえのない産業遺産なので、たとえ動態保存が不可能になっても末永く大切に保存して欲しいと思うばかりです。仏生山駅 駅
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琴電にはカラフルな広告電車も複数在籍しています。
こちらは「金比羅さん」こと金刀比羅宮の広告で黄色に塗られた1200形(元京急700形)。仏生山駅 駅
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最近、日本全国の私鉄や路面電車に登場している京浜急行電鉄(京急)の広告電車も見かけることができました。
琴電では、元京急旧1000形である1080形1083Fが京急の広告電車という大役を担うことに。ただし、この広告のデザインは、1080形が京急時代に纏っていたものとは大きく異なっています。仏生山駅 駅
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本当はもう少し高松で過ごしたかったのですが、時間がないので一宮から折り返してきた1083Fの高松築港行きに乗車し、高松駅に戻ることに。
高松琴平電気鉄道 琴平線 乗り物
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再び高松築港駅に戻ってきました。
高松築港駅 駅
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1083Fの先頭には、京急ラッピングの1080形と琴電塗装の1080形、琴電の「ことちゃん」・「ことみちゃん」、京急の「けいきゅん」があしらわれたヘッドマークが取り付けられていました。
なお、琴電琴平線には、このほかに鉄道ファンのクラウドファンティングで京急時代の塗装に復元された1080形が在籍していますが、今回の旅ではそちらを見かけることは叶わずじまい・・・高松築港駅 駅
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高松駅では僅かな乗り継ぎ時間の間にお菓子や日本酒を調達。
写真は「アンパンマン」をあしらった駅構内のゴミ箱。
原作者の故やなせたかし氏が高知県出身ということで、JR四国は平成時代を通してアンパンマンとのタイアップを積極的に実施してきました。高松駅 駅
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イチオシ
名残惜しいですが、高松15時40分発の快速「マリンライナー44号」で岡山へ。
車輌は2003(平成15)年に導入されたJR西日本223系5000番台・JR四国5000系です。高松駅 駅
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「さぬきうどん駅」の副名称を付した高松駅の駅名標。
高松駅 駅
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イチオシ
快速「マリンライナー44号」は1駅目の停車駅である坂出を発車すると、予讃線と分かれて瀬戸大橋へのアプローチ線に入ります。
瀬戸大橋線 乗り物
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瀬戸大橋から眺める、春の穏やかな瀬戸内海の風景は格別です。
ふいに、20年ほど前に寝台特急「サンライズ瀬戸」や特急「しおかぜ」で瀬戸大橋を渡った時のことを思い出しました。瀬戸大橋 名所・史跡
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16時32分、終点の岡山駅に到着。
隣のホームには松山行きの特急「しおかぜ」が停車していました。岡山駅 駅
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あと4日で平成の世も終わります。
岡山駅は橋上駅舎に改築され、快速「マリンライナー」の車輌も213系から223系5000番台・5000系に置き換わりましたが、山陽本線の普通列車の大半は今なお昭和時代に製造された113系・115系で運用されています。岡山駅 駅
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223系5000番台と5000系が投入されるまで、快速「マリンライナー」として活躍していた213系の多くは、山陽本線や赤穂線、伯備線、宇野線で普通列車として運用されていますが、中には観光列車「La Malle de Bois(ラ マル ド ボア)」に改造された車輌もいます。
観光列車 ラ マル ド ボァ 乗り物
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岡山駅からは16時53分の「のぞみ42号」東京行きに乗り換え。
幾度となく旅行の際に乗り継ぎで利用した岡山駅ですが、平成時代にこの駅を利用するのは笑っても泣いても今日が最後です。岡山駅 駅
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アニメ映画「あさがおと加瀬さん」にも登場した山陽新幹線23・24番ホーム。
岡山駅 駅
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N700系の「のぞみ42号」が到着しました。
岡山駅 駅
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新大阪までは45分程度の道中ですが、学生時代に新幹線の中でよく聴いた浜崎あゆみさんのアルバムを聴きながら、車内販売のアイスコーヒーと生もみじを楽しみました。
山陽新幹線 乗り物
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イチオシ
17時38分、「のぞみ42号」は新大阪に到着。
新大阪駅 駅
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車輌はJR西日本のN700系4000番台でした。
新大阪駅 駅
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この夜は大阪市内で家内が当てた映画の試写会に参加してから帰宅。
地元の商店街にも新元号を祝う垂れ幕が掲出されていました。
明治以降初となる天皇陛下の生前退位による改元で始まった令和の時代。
1年後の今、まさかこのような状況になっているとは思いもしませんでしたが、世の中の現状と向き合いつつそれなりに旅を楽しめる時代にしていきたいと思うばかりです。
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