2020/07/22 - 2020/07/25
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夏への扉さん
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2日目の今日は、利尻島からフェリーで礼文島へ。
礼文島の路線バスは少ないし、定期観光バスも休止中です。13:00フェリーターミナルからどこへ行けるか調べてみると・・・
・午後のスコトン岬行は16:50のみ・・帰りはありません。
・桃岩登山口行は午前だけ。
桃岩登山口まで歩いて行き、桃岩展望台コースを歩いて終点の知床へ行っても、学校のない日は最終バスが早くて間に合いません。そのためフェリーターミナルまで戻るには車道を1時間歩かなければなりません。
逆回りはと言うと、知床行は14:41と、待ち時間長すぎ。桃岩展望台からフェリーターミナルへ徒歩で戻るのも1時間ぐらいかかる。
他の手段を探した結果、礼文ガイドサービスのHPで送迎付きのお花ガイドツアーを見つけました。一人だと割高ですが、礼文に行く目的は花を見ながらのハイキングなので費用を惜しまずお願いすることにしました。
表紙写真:
右側に写っている駐車場まで礼文ガイドサービスの車で送ってもらい、フラワーガイドさんと歩き始めてすぐ、振り返って撮影。
8月7日、利尻島、礼文島は50年に一度の大雨で、土砂崩れなどの被害があったそうです。
※礼文島トレイルオフィシャルウェブより転載(8月8日)
自然歩道の通行注意について
昨日の雨により、島内の自然歩道の侵食が予想され、今後の復旧には時間がかかるものもあります。
観光などでおいでの皆様を含め、通行には最大の注意をお願いいたします。
なお、急遽通行止めを行う場合がありますのでご理解とご協力をお願いいたします
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 タクシー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
フェリーは13:00に香深に到着しました。
-
フェリーを降りて、名札を持って待っていてくれた礼文ガイドサービスの川村さんを発見!
あれ?もう一人出迎えてくれている・・それはそうですね。出発点に戻るのではないので、運転する人とガイドさんは別ですね。 -
車は、どんどん坂道を登って(後から地図見ると路線バスの桃岩登山口も過ぎて)、桃岩展望台のすぐ下のレンジャーハウスとトイレのある場所に到着。ここでガイドの吉川さんと私は下車しました。
-
さて、どの花が咲いているかな?
-
桃岩展望台のあたり。
この岩が「桃岩」。
車で来る途中から見た形のほうが先が少し尖っていて桃に見えるそうです。 -
前の写真の左隅に小さく写っている岩を拡大すると、先が2つ尖っています。
これが「猫岩」!
ここからが一番「猫」に見えるそうです。この先近くへ行きますが、ちょっと形が崩れてしまうそうです。 -
ガイドさんがお花の名前を教えてくれますが、
たくさんありすぎて覚えきれません。
また調べながら旅行記書いているのでなかなか進みません。
これは、キタノコギリソウ
葉にノコギリのようなギザギザが入っているからだそうです。
あちこちで、たくさん咲いていました。 -
エゾノコギリソウ
こちらもノコギリソウです。
こちらも葉に細かいギザギザが入っていると教えてもらい、よく見るとほんとに!
ズームで撮影したので、わかりますね。 -
ミヤマキンポウゲ
-
ミソガワソウ
-
エゾイブキトラノオ
-
大文字草
花弁の長さが大小あって、大 の字にみえるところからだそうです。 -
レブンソウ
見るからにマメ科 -
島の西側の海に面した斜面には、ピンクのトラノオや白いセリ科の花が咲いています。
-
ガイドさんが、レブンウスユキソウを教えてくれました!
-
レブンウスユキソウをアップで。
ものすごく風の強い日で、花をズームで写そうと思うときに限ってますます強くなって写しにくい~
後ろにちらっと写っているピンクの花はエゾカワラナデシコ -
背の高い白い花は、セリ科の(エゾノ)ヨロイグサ。
ヨロイグサと言っていたのを、ヨロイヅカと聞き間違えて、ケーキ屋さんがいっぱい!と思ってしまいました。(笑)
セリ科の花はいろいろあり、エゾニュウ(一本前の旅行記で紹介)は、大きくてびっくりしました。 -
クサフジ
-
ちょっとくたびれているので、見分け付けにくいのですが、
ツリガネニンジンでいいと思います。
もう少しすると、たくさん咲きます。 -
素敵な景色の端に、元地の集落が見えました。
香深から新しくできたトンネルで、いっきに行けるようになりました。
でも礼文島の西側は断崖絶壁なので、この集落の付近だけしか道路はありません。 -
ここまで、ゆっくり40分歩いています。
-
ネコ岩の近くに来ましたが、猫の形はさっきに比べて少し崩れています。
しいていえば、右上を見上げているような感じ。 -
リシリグサ
礼文なのに、リシリグサ。
礼文で先に発見されたそうです。
ガイドの吉川さんは、この花がお気に入りなのか、見つけるたびに教えてくれました。 -
ガイドさんの後ろ姿
-
なだらかに登っていくので、全然疲れません。
雨が続くと、道がドロドロになるそうです。(参考:トラッキーさんの旅行記) -
レブンシモツケ
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ヤマブキショウマ
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シオガマギク 花びらが風車のようになってます。
-
エゾノウメバチソウ
-
チシマフウロ
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西側の海岸線が見えるのも、このあたりまで。
-
元地灯台が見えました。
灯台まで行って、後は下るだけ。 -
だんだん人里が近くなり、ここへ出てきました。
-
桃岩バス停15:50
急いで歩いていたら15:45のバスに間に合ったかな?・・・いいえ、それは無理。
フェリー到着13:00、桃岩展望台近くのスタート地点に車がついたのが13:20。もし歩いてたら、その地点には14:00過ぎでないと到着できませんでしたから。
それに、夢に見たお花のコースを焦って歩きたくありませんしね。 -
この近くの北のカナリアパークまで、行きたかったら案内しますよと言われましたが、映画見ていないしホテルでゆっくりしたいので、すぐ迎えに来てもらいました。
-
ホテルのエントランスまで送ってくれました。
お花のガイドツアー頼んで、ほんとに良かった♪
三井観光ホテル
ツイン(海側・1名)/2食付 23100円 -
香深港近くのホテルは他にホテル礼文、花れぶんとありますが、1部屋1人で予約できたのは三井観光ホテルだけでした。HPに予約フォームがなかったのでJTBで予約。
-
ここは温泉大浴場。
窓際の浴槽は窓を開けられ、ちょっと露天風呂になります。 -
ツインでソファーもあるので、ゆったりしています。
-
窓からの景色。
晴れていれば、利尻富士が正面に見えるはずでした。残念。 -
窓から、最終のフェリーが入港するのが見えました。これは「アマポーラ」ですね。
そうだ! 明日、ターミナルビル内のロッカーに荷物を入れてからスコトン岬に行く予定なので、ターミナルビルが何時に開くか電話して聞かなければ。今電話しないと、最終フェリーがついてしばらくすると、誰もいなくなってしまうに違いありません。
電話がやっと繋がりました。
ターミナルビルは6時半頃開くとのことで、6:30のバスは無理。
6:30のバスだと朝食も食べられないので、次の7:05のバスで行くことにしました。
このすぐ後、フェリーターミナルまで歩いて、約10分かかることを確認。既にターミナルビルは閉まっていました。 -
夕食は7時にお願いしました。
タラバガニが半身もついているので、食べるのが一苦労。
でも北海道でカニは必須ですね♪ -
海鮮の陶板焼き
-
刺身の盛り合わせ。大好きなボタン海老・・ちょっと小さい。
バフンウニも少し出ました。わずかにツブ感があって昼に食べたバフンウニ丼の方が美味しかった。 -
ホッケのチャンチャン焼き。
これ、フェリーターミナル近くのお店で食べた人の旅行記を見て、食べたいけれど時間なくて無理と思っていました。宿で出てきてうれしかったけれど、味が薄くて骨っぽくって…ちょっと残念。 -
ゆり根の茶わん蒸し。デザートは赤肉メロン。
お腹苦しい~
明日の朝は7:45のバスに乗るので朝食を急いで食べてチェックアウトしなければなりません。フロントに寄って明日の朝は早いので先に清算をお願いしたところ、7時からの朝食、10分早く用意しますと言ってくれました。
翌日はスコトン岬の近くをハイキングの予定です。
続く
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この旅行記へのコメント (7)
-
- 銭形幸一さん 2021/06/15 20:59:02
- 憧れ
- 利尻礼文いいですね、利尻山はやんごとなき事情で行けずですか?
本州なら3,000m峰の森林限界越えでなければお目にかかれない花がトレッキングで見れるうえ、海まで見れ…ちょっと日本離れした風景に憧れています。
百名山には執着全くないのですがこの時期の利尻や礼文はいずれ行ってみたいものです。
青森にも海とキスゲの黄色いお花畑一緒に拝める場所があったような。
ANAのマイル、有効期限延長されてますが北海道辺り行って消化しようと思ったのですがなかなか時代が許してくれませんね。
早く海外も自由に行けるようになって欲しいものです。
- 夏への扉さん からの返信 2021/06/16 22:02:51
- RE: 憧れ
- 銭形幸一さん、こちらにもカキコミいただきありがとうございます。
> 利尻礼文いいですね、利尻山はやんごとなき事情で行けずですか?
利尻山、登ってみたいけれど私にはちょっと無理です。
銭形さんなら朝飯前・・は時間的に無理ですが昼食前に登れますね。
> 本州なら3,000m峰の森林限界越えでなければお目にかかれない花がトレッキングで見れるうえ、海まで見れ…ちょっと日本離れした風景に憧れています。
> 百名山には執着全くないのですがこの時期の利尻や礼文はいずれ行ってみたいものです。
昨年、思い切って行ってほんとに良かった!
今年も6月の初めに咲く「レブンアツモリソウ」を見に行こうか計画練っていたのですが、7月でも寒いのに6月初めは寒すぎると思ってやめました。もし航空券買っていても北海道のコロナ感染者が多くなってしまったためか、稚内から羽田に戻る飛行機2便のうち遅い便が欠航になってしまっていたので、計画変更する必要がありました。
> 青森にも海とキスゲの黄色いお花畑一緒に拝める場所があったような。
霧降高原のキスゲは見に行きました。1000段越えの階段をバスに間に合うように一気に下って膝が壊れました。
海とキスゲの風景も良いですね。
> ANAのマイル、有効期限延長されてますが北海道辺り行って消化しようと思ったのですがなかなか時代が許してくれませんね。
> 早く海外も自由に行けるようになって欲しいものです。
私もANAのマイル国際線で使いたかったのですが、それまでに有効期限がきてしまうので、国内で少しずつ使います。それから昨年のGWに乗れなかったイベリア航空、航空券の値段分のバウチャーがまだ有効みたいです。とにかく行けるようになったらマドリード行きます!
今年の夏は、千畳敷カール〜木曽駒ケ岳へ行けたらいいなと思っています。
ではまたよろしく。
なつ
-
- ねもさん 2020/08/13 07:04:33
- お久しぶりです
- 夏さん
利尻・礼文とはやりますね。元道民の私ですが、こちらはまだです(><)
このころは日本中ドツボな天気でしたが、北のほうはまあまあの予報でした。私も北海道まで行けば……とチラッと考えましたが、夜行バスで行ける秋田にしました。
色とりどりのきれいな花がいっぱいです(^^) 知っている花もありますが、見たこともない花も(・□・;) 遠出の甲斐がありましたね。
続編も楽しみにお待ちしています。
- 夏への扉さん からの返信 2020/08/15 10:56:10
- RE: お久しぶりです
- ねもさん、こんにちは。
> 利尻・礼文とはやりますね。元道民の私ですが、こちらはまだです(><)
この時期に4連休があるのは今年限りですし、外国行けないし、ツアーも出てないので個人で行くチャンスでした!
利尻礼文は小学生の時、国定公園の切手で知りました。今、その切手を検索してみると、礼文からみた利尻岳の絵柄で、レブンウスユキソウやレブンシオガマ、ヨロイグサらしき植物が描かれていました!
> このころは日本中ドツボな天気でしたが、北のほうはまあまあの予報でした。私も北海道まで行けば……とチラッと考えましたが、夜行バスで行ける秋田にしました。
そうでしたね。行きの礼文行き飛行機が欠航になったけれど大正解でした。
利尻島に戻ってからは天気が良くなってきてオタトマリ沼から利尻富士がはっきりみえました!
今、仕事がとても忙しくて週末にしか旅行記が作れませんが、あと3篇ほど作る予定なので、また見に来てください。
なつ
-
- falcon38さん 2020/08/10 19:56:52
- お花の名前
- >ガイドさんがお花の名前を教えてくれますが、
>たくさんありすぎて覚えきれません。
大雪山でガイドさんをお願いし、高山植物をたくさん教えてもらいました。やはり後から写真を見直して「なんだったっけ?」と思うことがありました。
デジカメに画像と対応した録音機能が付いていれば備忘録としては最高なんだけどな~と思ったものです。録音機も使ってみましたが、整理が面倒。PCで処理するときに画像ファイルの次に音声ファイルが来てくれれば一番有り難い。今のところこのような時は、動画モードを使うしかありませんが。
- 夏への扉さん からの返信 2020/08/10 21:40:58
- Re: お花の名前
- falcon38さん、こんばんは。
カメラかスマホを録画モードにして、花を写しながら花の名前を言えば良かったかな?と後から思いました。 でも撮るのも整理もほんと面倒くさそうですし、バッテリーも消費が激しいかも。
そこまでしなくても自分が納得すればいいのだから・・とは言っても、この旅行記UPするまで2週間もかかってしまいました。
大雪山もいいですね~、
次に行きたいのは千畳敷カールですが、やっぱり7月頃が一番いいんでしょうね・・・
9月の4連休どこかへ行きたい!
- falcon38さん からの返信 2020/08/10 22:30:19
- Re: お花の名前
- はい、スマホがどんどん良くなってデジカメ市場は縮小。静止画に録音を付けられる機種が出れば欲しいです。アウトドア用に防塵、防水(水深15mまでOKならなお良い)ならもっと魅力的。
千畳敷ですか。7月は勿論いいと思いますが、10月上~中旬の紅葉&初雪も人気みたいです。冬の格好が必要で、平日でないとメチャ混みと思います。小生が登ったのはまさに9月の連休。山小屋は側臥位で寝る状態でした。大雨で寒かったうえ何も見えませんで、雨の中のチングルマがけなげだったです。あれは40年前、キャハハハ、25才でした。今はも~、体重増えて登れまへん!(>_<)
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