2020/07/23 - 2020/07/23
174位(同エリア639件中)
ゆんこさん
10年ほど前に「ウニ」のおいしさに目覚めてから、幾度となく訪れた積丹。
積丹以外でうにを食べたのは、つい先日の「道の駅あぷた」(ここもウニが有名)での事。
あの独特の苦みが苦手だったのが、知人の「美味しいウニを食べたらきっと変わる!」の言葉にのせられたのが積丹のウニとの感動の出会い。(笑)
それ以後、私のウニ修行ウニ遍歴が始まる。
過去のウニ遍歴をまとめた旅行記→https://4travel.jp/travelogue/11370811
積丹のウニは美味しい!
というのは誰もが知るところだけど、積丹と言っても場所場所でウニの味が違うという事を食べ歩いて知ることに。
今回の美国の「田村岩太郎商店」のお兄さんも、半島の先の方や、余市、小樽でも全然違う説明してくれたけど、私でもわかるのは、美国のウニは甘い!という事。
甘い、というか、味がしっかりとしている。
ちなみに美国では「美国観光ハウス」「ふじ鮨」でいただきました。
あちこちのおいしいウニを食べ歩いて比べてみたいけど、やっぱり美国のウニになっちゃうな~^^;
美国のウニはお醤油いらずで食べられます!
さらにさらに、今回訪れた「田村岩太郎商店」さん
お客さんのことを考えた接客に感動!
来年悩むな~、新規開拓するべきか、再び「田村岩太郎商店」にすべきか。
1年じっくり考えよう。(笑)
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
-
目指すは積丹半島の美国町。
余市町まで高速道路はできたけど、急ぐ旅でもなしのんびり下道。
今日の目的地「田村岩太郎商店」の開店は10時なので、札幌の自宅を午前8時に出発。
途中9時過ぎに小樽の街中を通ったら、なんと人っ子一人歩いていない。
いや、話には聞いていたけど、あの観光地小樽がこんなんなの? -
ほら、いつもなら人でごった返している「Letao」の前にもだれ一人いない。
いくら、9時を過ぎたばかりと言っても、朝早いうちに運河辺りを散策しようという観光客はいそうなもんだよね~。
4連休、GOTOキャンペーンも始まったのに大丈夫? -
さてさて、美国に到着したのは午前10時半。
きゃ~、なにこれ、並んでる~。
しかも雨だし。田村 岩太郎商店 グルメ・レストラン
-
ソーシャルディスタンスのせいもあるけど、列が駐車場からはみ出ています。
開店10時、10時半にしてこの行列です。
当初、到着して早々に食べられるかな~、朝ごはん食べていくとせっかくのウニがもったいないから、朝ごはん抜きにしようと、すきっ腹抱えてこの行列に並ぶことに。^^; -
待っている間、うろうろ情報収集。
ほうほう、まあお値段は予想通り?
積丹半島、岬の方のお店ではだいたい3000円前後のお値段なので、美国はちょっと高めです。
その分うにのおいしさは別格だと思いますが。 -
順番が近くなると、テントの中の椅子席となります。
う~ん、まだ並び始めて10分ちょっと。
まだまだ先は長い? -
駐車場は、この並んで待っている側と向かい側にもあります。
我が家は、どっちもいっぱいだったため、近くの町営駐車場(無料)を教えてもらい、夫はそこに停めに行きました。
その駐車場の誘導整理されているお兄さん、てきぱきと冗談も交えながら、笑顔での対応、見ていてとても気持ちのいい接客です。
って、建物の看板に描かれているのってお兄さん?
聞いたら、そうです、社長が描きました、似てますか?と。
どっちも凛々しいいい男です。 -
40分くらい待ってやっと座れるテントの下に来ました。
それまでも、待っている間に車の誘導の合間にはいろんな話をしてくれていました。
なので、まっている時間も苦にならず。
この時の話も、ウニにまつわる話や漁の話などなど、ためになる話面白い話をたくさん聞けました。
こちらのお店は、漁師さんがやっているので、自分たちで採ったウニを提供できるので、もちろん自信をもって提供出来ます。
今日のウニも昨日からの漁でとったものだし、魚もその時に取れたものを出すので、毎日同じものになるとは限らないとか。
「今日は雨だけど、昨日は漁に出れたのでウニはあります、それもたっぷりあるから皆さん心配してないでね、でも明日は今日のこの天気だからどうかわからないよ、今日来たお客さんはラッキー」なんて言われて、そうか、前の日の天気が決め手なんだとかいろんなことがわかり楽しかった~。
お兄さんお話上手。 -
一般的なムラサキウニとバフンウニ。
バフンウニの方がおいしいと思うでしょ~。
そりゃ確かに濃厚だけど、漁師さんはじめ地元の人はバフンウニは丼では食べないそうです。
味が濃厚すぎて、飽きちゃうんだそうです。
だからバフンウニを食べるなら軍艦巻きで食べるとのこと。
お客さんにも、本当は丼で食べるならムラサキウニを食べてほしいけど、せっかくここまで来たんだからバフンウニも食べたいよね~、食べるまでに考えてね、と。(笑)
それと、「海美王」と名前の付いたプレミアムのウニ。
今日はありません、なぜなら名前の通り希少なウニなので、競争も激しく今日はセリ落とせなかったから~、と笑ってました。
これは1人前1万円以上はするそうです。
とにかく、ウニにまつわるいろんな話が聞けて、あっという間の待ち時間でした。 -
並び始めて1時間、やっと席に案内されました。
という事は時刻は午前11時半、なんとお昼ご飯にちょうどいい時間となりました~。(笑) -
注文は、ムラサキウニの生うに丼と、「社長の赤」というネーミングのバフンウニの生うに丼。
そうです、せっかくだから食べ比べをしようと思って。
そうしたら、お店の方が半分ずつ盛り付けますか?と願ってもないことを言ってくれるじゃありませんか。
いや~、そうしていただけると本当にうれしいなんてもんじゃないです~、ケンカしないで済みますから~。ってケンカはしませんが。(笑)
食べ比べするんだろうなとお客の意図をちゃんとわかってくれる接客、素晴らしいですね~。 -
豪華な眺めでしょう?(笑)
丼ではなく、なんと升に入ってきます。
おみそ汁も、エビの頭の出汁が効いてほっとするおいしさ。
ムラサキウニの生うに丼4500円、バフンウニの生うに丼6000円、合計10500円なり!
でも、このウニを待ってたんだから気にしませ~ん。 -
イチオシ
はい、ドアップで。(笑)
手前がバフンウニ、奥がムラサキウニ、そしてなんとなんとボタン海老まであるじゃありませんか~\(^o^)/
ウニも、身が解けてないしっかりとしたウニ。
色の違いは一目瞭然。
まずはお醤油をつけないで食べてみてくださいね、と言われたのでまず一口。
うわ~、濃厚~。
これなら、お醤油なくても全然いけるね、という事で最後までお醤油はかけませんでした。
そしてそして、ムラサキウニとバフンウニ、もう全然味が違います!
バフンウニは本当に濃厚でしっかりとした味。
でもお兄さんが行ったように丼で食べるなら、ムラサキウニの方がいいかもという事がよ~くわかりました。
もう滅茶苦茶大満足、今まで食べた中で一番おいしいウニでした! -
テーブルの上にはお醤油が置いてありますが、全く使わず美味しくいただきました。
あら、ウニ用と小女子丼用とでお醤油が違うのね。
さっきお兄さんの話を聞いていたら、小女子丼も気になっていたんだよね~。
今度は子女子丼もいいかも。 -
帰り道、対向車線はびっくりするほどの車の長い列。
皆さんお目当てはやっぱりウニだよね~。
いいときに来たのかも。
車もソーシャルディスタンス?(笑) -
せっかくだから、余市に寄って行くことになり、ニッカウヰスキー工場の前を通りかかります。
-
あらあら、見学は完全予約制なのね。
今日は見学する予定もないからよかった。 -
今日のお目当ては、先日テレビで見た「フルーツパーク仁木」
あ、リポーターの人が乗っていた滑り台が見えてる! -
総合案内板、地図が描かれていますが…
残念、あまりにもボロボロすぎる。
★農村公園フルーツパーク仁木★
https://fruit-park.com/農村公園フルーツパークにき 公園・植物園
-
まずは、こちらメインの建物へ。
建物外のテントで、農作物や、手作りのものや、はては足つぼマッサージなんかもありました。 -
こちらで、コレを借りていきます。
そう、今日の一番の目的はこれですからね~。
2人だけど、子供じゃないしかわりばんこに使えばいいので1枚です。(笑) -
まず、ワイルドフラワーっぽい花壇がありますが、素晴らしいガーデン巡りが好きな我が家にとっては、まぁこんなものでしょう、とスルー。
-
わ~、ブルーベリーがこんなになってる!
それも木が大きい!
我が家で作ってたのはとっても貧弱な木だったな~。(笑)
思わず一つまみとって食べたくなりますが、なっている実は取らないでくださいというとのことなので我慢です。
その代わり帰りに買って帰ろうっと。 -
丘の中腹、いろんな果物の木の中にコテージがあります。
宿泊できるコテージのようですね。 -
もともと、サクランボの木は防風林として植えられたんですね。
入植当時に植えられた樹齢100年以上のサクランボの木。
途中で幹が二手に分かれたことから、双子の木と言われているようです。 -
これがその双子の木。
さすがに支えてありますね。 -
実はほとんど終わっていますが、まだちらほら残っているものも。
という事は現役なんだね。 -
余市の街が見渡せます。
あちこちにビニールハウスが点在していますね。
さすが、果物の街「仁木町」 -
コテージを通り過ぎ、さらに上に向かうと、来る途中から見えていた滑り台がすぐそこに見えてきました。
先日「旅コミじゃらん 北海道」でリポーターの女性が滑っているのを見て楽しそう~、と、年甲斐もなく滑りたくて来ました。^^; -
全長153mとか。
傾斜は緩めなので、そんなにスピードは出ないかな。 -
お尻に敷くボードで100円かかりますが、滑り台自体は無料です。
まずは、夫から滑ってもらい、様子見。(笑)
途中で一回途切れて、乗り直しするみたいで、一気に153mを滑り降りるわけじゃないんですね。
傾斜が緩いせいか?滑りが悪いせいか?途中で何度も突っかかって止まってしまいます。 -
では、安全を確認したので私も。(笑)
途中まで録画したりする余裕もありましたが、やっぱり漕がなくちゃならない場所があり、結構大変。
のちに股関節が筋肉痛のような感じになり、普段使わない筋肉を酷使したようです。^^;
それでも、久々に童心に帰って楽しみました。 -
プルーンもなってます。
へえ~、プルーンって元はこんなのなんだ。
その他りんごやら、ブドウ、ナシ、スモモなど秋の果物が着々と実をつけていましたよ~。 -
区切られた向こうも広大なサクランボの果樹園。
どうやらこちらは売り物のサクランボ、出荷用? -
こんなに身を付けてる~。
今年は珍しくサクランボを早々にいただきもので食べたもんね~、と自慢げにつぶやく私。(笑)
そうそう毎年食べるわけじゃないので~。 -
滑り台でも遊び、外通り果樹園の散策もしたので、メイン棟に戻って来ました。
仁木町のイメージキャラクターはサクランボの「ニキボー」 -
お出かけした時のミッション、ソフトクリームを食べる!
ここは「ブルーベリー」がおすすめなのかな。 -
凄い紫!(笑)
ブルーベリーの味?と言えばそんな感じ?^^;
でもあっさりして普通においしかったですよ。 -
レストラン入り口にあったショップを覗くと、「訳ありグルメ」としてお買い得品が並んでいます。
やっぱり「旅コミ北海道」で放送されたものは、売り切れですね~。
2個残っていたブルーベリーソースを購入。
通常980円のところ600円とお買い得! -
帰りに建物外のテントの中で売っていたブルーベリーを2パック購入。
1パック500円。 -
続いて、フルーツパークから車で数分のところにある「余市ワイナリー」に立ち寄ります。
余市ワイナリー 名所・史跡
-
工場も併設していて工場見学もできるようですね。
-
1974年創業なのかな。
今はいろんなワイナリーがあるけど、昔は、余市ワインか十勝ワイン(1966年創業)くらいしかなかったよね~。 -
祭日のせいか、工場はお休み。
見学場所も、この窓ともう一つの窓があるくらいで、正直工場見学としては物足りない感じ。 -
それではショップを覗いてみましょうか。
正直余市ワインはあまり好きじゃないんですが。^^;
それは以前の話で、もしかしたら変わったかもしれないという事もあるし~。
せっかくだから、ここにしか売っていない限定品を買っちゃう? -
ここにしか売っていないのは2種類。
ピノノワールと、アルモノワール。
どっちにしようかと悩んで、ピノノワールを購入。
久々の赤です。
最近白しか飲んでないからな~。 -
アルコールがダメな方にはジュースもありますよ。
ジュースにしてはちょっとお高いですが。^^; -
さ~、最後はやっぱりアイスでしょう!
って、さっきフルーツパーク仁木でもブルーベリーソフト食べたんじゃなかったっけ?^^;
まぁその辺は置いといて。(笑)余市ワイナリーカフェ グルメ・レストラン
-
だって、ここには珍しいというか、ここ余市ワイナリー限定の「ナイアガラソフト」があるんですもの。^^;
食べないわけにはいかないでしょう?(笑)
一口いただくと、まさしくナイアガラワインの味!
甘すぎずいい感じに仕上がってます。 -
レストランもあり、結構お客さんが入っています。
皆さんワイン召し上がるのかな?
なかなかおいしそうなメニューです。 -
帰り道、はじめてウニを食べに来たお店「柿崎商店 海鮮工房」の前を通りかかりました。
来るときも通ったけど、その時は行列はもうちょっとあったかな。
午後2時半、一段落したところかな。柿崎商店 海鮮工房 グルメ・レストラン
-
朝、積丹に向かう途中で見かけていたお魚屋さん。
「朝いか入荷」というのを見かけていたから帰りに寄ろうと思ってきてみれば売り切れ。
おばさんに「注文してお金払っておけばよかったのに、取っておいてあげたのに」ですって。
そうかその手があったか!
クーラーボックスとか持ってきてなかったから帰りにと思ったけど、その手があったんだね~、今度からそうしよう。 -
小樽の街中に入ると…
あっ、人力車に乗っている人がいる!
良かった、観光客、来てるんだね~。 -
ほら、それなりに人がいるよ。
朝のがらんとした様子を見て心配していたけど、いつもの小樽と比べると全然人出は少ないけど、今のこの時、これだけでもお客さんが来てくれて街が息を吹き返した見たい。
みなさん、お互いにいろいろと気を付けて、楽しみましょうね。 -
ここは、大型バスの駐車場。
いつもならここにバスがひしめき合っているのに、1台もありません。
ツアーが再開されるのもまだまだ先なのかな。
GOTOキャンペーンとか始まったばかりだけど、観光客に来てほしいような来てほしくないような、これからもみんな複雑な思いを抱えながらも、前に進むしかないんですよね。
今回の我が家も、2月以降久々のお出かけ。
まだまだ、大掛かりな旅行に出るには勇気がいるけど、少しずつ様子を見ながら地元や近場の観光地に貢献出来たらいいなと思っています。
ちょっぴりリフレッシュできた感じの「うに修行」でした。(笑)
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