2018/06/15 - 2018/06/24
50位(同エリア57件中)
tonaさん
リフレッシュ休暇で一番行きたいロマネスク旅へ!
ロマネスク教会の中でも、コンクはちょっと特別
名前を聞いただけで胸がときめくような、行きたいけど行かずにとっておきたいような・・・
まあ、アクセスの大変さ的にも遠い~先の話かな、っと思ってた
今回、ポワティエ&ナント行きを決め、あとどこを巡れるかな?
ロアール地方を自転車で城めぐり(お目当てはサン・ブノア・シュル・ルワール修道院)なんていいね~。が、城好きの姉はすでに巡り済み
フワッと「コンク」が浮ぶ。けど、付き合ってもらうにはアクセスが・・・
試しに現地ツアーを見てみると、姉が好きそうなコルド・シュル・シェルと一緒に巡るツアーがトゥールーズから出てる!
TGVでビューンと行けば、薔薇色の街トゥールーズ、ありじゃない?
(大ストライキで飛行機で行くことに)
選りすぐった美しい風景のリンクを姉に送り、快諾ゲット
夢のコンクへ!
~Conques コンク~
Occitanie オクシタニー地域圏
フランスの'最も美しい村'のひとつ
ロマネスク様式の建物や中世の金銀細工でも世界的に知られる
サント=フォワ修道院とドゥルドゥ川に架かる巡礼者の橋は、フランスのサンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路の1つ「ル・ピュイの道」として世界遺産に登録
ポワティエ(ショーヴィニー)
ナント
アンジェ
トゥールーズ
★コンク&コルドシュルシェル:トゥールーズ発着ツアー
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 自転車 徒歩
-
ホテル(Best Western Toulouse Centre Les Capitouls)でモーニング
マカロンもあるっ
旅の終盤は、ちょい贅沢に楽ちんドライブ・ツアー(Toursud)
7:50 ホテル・ピックアップホテル レ キャピトゥール トゥールーズ サントル - ハンドリッテン コレクション ホテル
-
まずはコンク
ドライバー&ガイドのアルノーさんがスケジュール等を英語で説明してくれるんだけど、これが非常~にわかりやすい
英語力上がったかなぁ~、っと思ってたけど、実は単にゆっくりってだけじゃなく、難しくない単語で話してくれてる
プロだね~
トゥールーズから182km、約3時間ほどのドライブで到着
と、その前に、ビュー・ポイントへ
これこれっ!車ならではの特典。以前、ニースから現地ツアーでロカブリュヌに行ったのを想い出すなぁ~
たまには贅沢もあり、だね -
イチオシ
コンク
緑の谷間、そっとしまっておいた大切な宝石箱を見つけたような
これがコンク・・・
言葉が出ない。溜息しか出ない -
フランスの最も美しい村の条件の1つは、人口2000人未満
「唯一の小学校も2年前に廃校になった」と語った後、アルノーさんも大切なものを守るようにじっと見つめている
しばし忘れていた言葉を思い出して
「静かですね、鳥のさえずりだけですね」と言うと、アルノーさんはうんうん、とうなずいて、
「Just birds」と -
村の名前は、貝殻(=ラテン語でconcha)のような形の谷に位置していることからきている
ホタテ貝は聖ヤコブ(どちらもフランス語でサン・ジャック!)のシンボル、巡礼の印等々、まさにぴったり
ではいよいよ村へ -
イチオシ
抜けるような青空の下、本で繰り返し見てきた灰色の三角屋根が、もうそこに!
何か泣きそう -
その前にinformationへ
案内リーフレットの英語版を、と思ったら係のお姉さんが「日本語版あるわよ」と
教会のティンパヌムを大きくイラスト化して、細かい解説まで付いている!すごいっ
アルノーさんが見どころ、道順、レストランを教えてくれ、解散
「僕はHotel Sat.Jacquesのバーにいるから、何かあったらいつでもどうぞ」と
D'accord! -
緑とお花と石の教会
これぞロマネスク、穏やかな風景 -
教会の東側(後陣)
周歩廊、放射状祭室をやさしく包容する美しいフォルム -
ラベンダー鈴なり
-
◆Abbatiale Sainte-Foy サント・フォワ修道院付属教会
8世紀末、隠修士ダドンが建てた聖堂が起源
のちにSante Foy聖女フォアを祀る
聖フォアの聖遺物の霊験で奇跡が続発。巡礼路がアジャンからコンクへ移り、1050~1120年にかけて大きな修道院附属教会を建設
宗教改革、フランス革命で破壊、閉鎖。19世紀、歴史記念物監督官Prosper Mériméeプロスペル・メリメの訴えで修復、復元
2つの塔がずど~んと伸びる独特のファサード
お、大きいっ!サント フォワ教会 寺院・教会
-
年配のグループ、ご夫婦etc.、訪れる人々が足を止めしばし仰ぎ見ては中に消え、またやってくる
-
待ってましたのティンパヌム!(楣とアーチで形づくられる半月形の部分)
ロマネスク旅の大トリを飾るのにこれ以上ない珠玉のロマネスク
見上げていると、いつしか人の声が消え、紡ぎだされる物語の世界へ吸い込まれていく -
いたいた、聖女フォア!
と、その前に、コンクの宝を所蔵する宝物殿へ -
◆Le Toresor 宝物館
どこだどこだ、とちょっと迷いつつ、翼廊を右に出たところに回廊がこれがコンクの黄金像! by tonaさん宝物館と博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
Tresorの案内板がある、ここだね
チケット売場の女の子が日本語で「6.50ユーロ(?)です」。え?日本語!??
なんでも勉強中で、照れながら「私の日本語まだまだです」と。コンクで日本語が聞けるなんてびっくり
聖フォアの聖遺物を収めた聖遺物箱は、歴史的な貴重さと豪華絢爛な装飾でも名高い
その強烈なビジュアルは「グロテスク」、「悪趣味」etc.という感想も
確かにロマネスクの素朴なイメージ枠からは大きく逸脱した感じで、なにって、ぐっと見上げてくる目玉焼きのような目が・・・ね~
見るけど! -
回廊の柱頭
草飾り風(コリント柱のアカンサス風)に、ニュッと顔が3つ
石積みの塔(?)から身を乗り出し、見張りをするように外を眺めている -
イチオシ
同様
角の人は手にノミみたいなのを持ってる。石工かな~
「絶賛、聖堂建設中」みたいな?
面白~い! -
回廊の柱頭
こっちは立像
槍と盾を持ってる -
イチオシ
回廊の柱頭
グリフォン(?)が向かい合ってにシンメトリーにポーズ
キョトン顔がかわいい~ -
宝物館(リーフレットより)*撮影×
部屋の奥まったところで、黄金がスポットライトを浴びているのが、聖遺物箱
こ、これか~。噂に違わぬ豪華絢爛ぶり。金・金・金・他にもエメラルド、サファイア、水晶etc.があちこちに埋め込まれている
金は指で撫でたような温かい滑らかさ、そして「信仰」の力、みたいなのが漲っているというか宿っている。悪趣味・・・じゃない
巡礼者の祈りを一身に受け続ける聖フォアの聖遺物
前に伸ばされた両手も、本で見たときは「せんだみつおナハナハみた~い」と思ったけど、実物はどこか心もとなく、小さな体から満杯になった祈りが溢れる寸前でプルプル震えているよう
にしても幼い聖女のイメージとは違う気が・・・
腑に落ちないでいたら、頭部は4~5世紀ローマ皇帝説、黄金仮面説(『フランスの聖者たち』『フランス ロマネスクを巡る旅』など)が濃厚らしい
にゃるほどっ!
肝心の聖遺物(頭蓋骨)は、お腹の前の四角の中
誰もいない、いつの間に姉の姿もない
潤んだような瞳が生々しく生きているみたいで、視線を外せない。宇宙人というか、見たことがない生命体というか・・・。金の塊に信仰の宇宙が渦巻く圧倒的な異次元
中世を閉じ込めたような谷間に佇む村。その深部に眠る少女。信心が1つまた1つと集まり、マグマのように熱を持ち、噴火するほど力に満ち溢れている
これがコンクの聖遺物。すごい
入口で先生に連れられたちびっこたちの声で、ふっと我に返る。黄金の像に黄色い声が上がる。聖女もお友達が来て、きっとうれしいね -
ではではサント・フォワ修道院附属教会へ
シンプルなステンドグラス(1994年)は、コンク近郊ロデス生まれの抽象画家、Pierre Soulagesピエール・スラージュによるもの -
堂内(身廊)
広い、そして高いっ!
大アーケードとトリビューン(階上廊)というシンプルな二層構造で、視線が気持ちよく天に導かれる -
トリビューンの柱頭にはロマネスクのレリーフたち
が、高すぎて見えない・・・
ガイドツアー(要予約)でトリビューンに上がれると知ったのは帰国後
シーズン中(4~10月?)には夜オルガンコンサートやライトアップもあるし、次は泊まりだ! -
側廊
-
まるで天使の羽根のように、ロマネスクの半円アーチが舞う
-
トランセプト(交差部)
八角形のリブヴォールト(ゴシック) -
トランセプト(交差部)の要石
-
トランセプト(交差部)
スキンチには大天使
その下、柱頭に青い色彩が残ってる -
内陣と錬鉄製の門(12世紀)
聖女フォアは、巡礼者、兵士、囚人の守護聖人。この門は聖フォアの霊験を授かった囚人たちの足枷で作られた、んだそう
ロマネスク=石で、鉄門ってあまり見ない気がするけど、プリミティヴなデザインで、ケルトっぽくもあっていいね~ -
周歩廊の放射状祭室(3つ)
巡礼路沿いの教会に多く見られる内陣構造
外観の花びらのようなザ・ロマネスクな後陣フォルムを形成しているのはここ -
交差ヴォールト
この薄っすら浮かび上がる稜線(2つのトンネルヴォールトを交差)がたまらないっ!
柱頭、後陣フォルムに次ぐロマネスク三大美だな~
後期~ゴシックではリヴ(骨組み)でより強く、存在感がぐっと増す -
柱頭(身廊)
聖女フォアが、前を行く男に手を捕まれている。後ろにはシャベルを持った男
斬首への道のりシーンが描かれている -
柱頭(トリビューン)
カメラのズームでなんとか・・・
隅に翼を閉じた鳥さん、かな -
側廊の先に、階段が
これがトリビューンへの階段だったのかな -
周歩廊祭室の窓から内陣に、あたたかな光が注ぎ込む
次はいよいよティンパヌム巡り
https://4travel.jp/travelogue/11633558
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