2018/06/15 - 2018/06/24
33位(同エリア53件中)
tonaさん
リフレッシュ休暇で、一番行きたいロマネスク旅へ!
日曜の朝
教会はミサ中だったので、ブロサック公園でのんびり時間つぶし。そろそろ終わったかな
ポワティエは、サンティアゴ・デ・コンポステーラ(フランス語だとサン・ジャック)を目指す巡礼路のうちの1つ「トゥールの道」の上にある
4つある「道」と巡礼に関するモニュメントは世界遺産にもなっていて、この教会もそのモニュメントに加えられている
~ポワティエ~
Viennne ヴィエンヌ県、Nouvelle-Aquitaine ヌーヴェル=アキテーヌ
フランス西部、ポワトゥー・シャラント地方のクラン川に囲まれた高台にある都市で、ガリア・ローマ時代に開かれた古都
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地(オルレアンからスペインに向かうトゥールの道)として世界遺産に登録
★ポワティエ(ショーヴィニー)
ナント
アンジェ
トゥールーズ
コンク&コルドシュルシェル
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
-
どれどれ
-
◆Eglise Saint Hilaire le Grand 聖ティレール・ル・グラン教会
ポワティエ最初の司教Saint Hilaire 聖ティレール(315年頃ー368年頃)に献堂
368年、お墓に礼拝堂が建てられたのがはじまり。現在の教会は11世紀のもの
ロマネスク様式のファサードは革命時に破壊され、19世紀にネオ・ロマネスクで再建
世界遺産(サンティアゴ・コンポステーラの道)
昨日訪れたノールダム・ラ・グランデ教会のものとは似ても似つかないシンプルなファサード
残っていたら、どんなんだったんだろう~巡礼路沿いの教会。外観の柱頭群も見ごたえあります! by tonaさんサン ティレール ル グラン教会 寺院・教会
-
ファサード二層目(向かって右)
ネオといってもそこはロマネスクな半円アーチ
柱頭にも、体を二つ折りにして尻尾を噛む犬っぽいのが -
下部のモディロンにもいろんな顔が並ぶ
うさぎ~っ! -
ファサード二層目(向かって右)
柱頭の草飾りから、にゅっと顔
上下歯がびっしり生えて、猿ぐつわのように草を噛んでる
いいねいいね -
身廊
ではでは聖堂内へ
広いっ
一見ゴシックと見紛う柱の森。けどアーチの先はツンツン尖らず、ロマネスクのまろやかな半円アーチ
幾重にも伸びる柱は、木造の天井を石に建替えた際(12世紀)、補強のため付け足されたもの -
入って右手ビュー(南側)
-
入って左手ビュー(北側)
半円アーチが描く層が美しい -
ロマネスクなエブラズマン(小さな窓の開口口からより多くの光を取り入れるために、隅切りにすること)から穏やかな光が降り注ぐ
柱頭は草飾り・・・と思ったら何者かに変化しつつある -
柱頭(翼廊・南側)
獣が口から伸びた蔦(?)がぐるっと巻いている
コリント柱からの変化途上系
これ系がたまらない
「草飾りばっかりじゃつまんないなぁ・・・
ここんとこを顔にしちゃえっ。高いとこならバレないっしょ」的な? -
アプシス
半地下(鉄柵の向こう)になっているクリプトには聖ティレールのお墓 -
イチオシ
放射状祭室付周歩廊
(アプシス外側に周歩廊を設け、さらにその外側に小アプシスを放射状に配置する形式。巡礼沿いの聖堂に多く見られる)
11、12世紀に最盛期を迎えたサンティアゴ巡礼。アプシスでの礼拝を妨げることなく、たくさんの巡礼者が小アプシスを参れるよう考えられているんだね
昨日のノートルダム・ラ・グランド教会にもあったね。いままさに「トゥールの道」にいるんだね、感涙だぁ
ちなみにここの周歩廊の祭室は4つ
お香漂う中、列を成して円を歩む。神秘的というか呪術的というか独特な感じ -
アプシス(内陣)と祭壇
-
イチオシ
アプシス天井部分
スパンドレル(天井下、アーチ上部の三角形の小壁)に残るフレスコ画は、なんと11世紀末のもの -
白い馬に乗る人が薄っすら
リーフレットによると、描かれているのは聖人、半円ドームには黙示録、勝利のアーチにはゾディアック
聖堂の深みに広がる宇宙
何世紀分もの信じる心が染み込んで、淡い暖色に輝いている -
周歩廊
12世紀に最盛期を迎えたサンチアゴ・デ・コンポステーラ巡礼
大勢の巡礼者が、まさにここを歩いたんだね -
(放射状)祭室
聖ヨセフと幼子イエスの像
なんか珍しいツーショット -
(放射状)祭室
聖ティレールに捧げられた礼拝堂 -
イチオシ
周歩廊からの側廊ビュー
複雑で、まるでエッシャーの描く迷路みたい
柱(手前、下)に薄っすら聖人のフレスコ画 -
アーチの上に二つ並んだかわいい小アーチ
やっぱりアーチは半円がいい -
柱頭
あまり情報がなくて(この教会、というかポワティエ全般)、柱頭あるかな・・・と見上げていると、あったあった
一頭二身の、獅子(?)
まさかの蝦ぞりでの一頭結合!
その間で、尻尾が百合の紋章のようにかわいく結ばれている~ -
説話柱頭「聖ティレールの死」
限られた立体キャンバスに、天使たちが聖ティレールの魂を運んでゆく姿が描かれる -
柱頭
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柱頭
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側廊ビュー
補強の柱が側廊を分ける -
八角形のクロイスターヴォールト(身廊の天井)
見どころ満載だね
ではお次は外観巡り -
鐘楼
翼廊(北側)の上 -
4つのアーチの中に人物のレリーフ
二人には光輪が
両サイドは四福音書記者かな? -
アーチの迫石
三連の串団子みたいになっていてかわいい! -
大小、様々な石が積み上げられた壁
小さく穿たれた窓、
内側にまるまるっと、柘榴のようなレリーフがかわいい -
イチオシ
アプシス外観
放射状に配置された4つの祭室を内包する、美しいフォルム
これぞロマネスク美巡礼路沿いの教会。外観の柱頭群も見ごたえあります! by tonaさんサン ティレール ル グラン教会 寺院・教会
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そしてここはロマネスク・レリーフの宝庫!
シャンシャンシャ~ン
モディロン(持ち送り)、柱頭にレリーフ鈴なりっ -
柱頭
身を反らせ舌を出す獣
柱頭という小さな立体キャンバスには、一頭二身といった奇怪な生き物が誕生したり、ここが聖堂ということを忘れてしまうようなゆるく自由な世界が広がる
聖堂内にも、昨日のノートルダム・ラ・グランデ教会にもいたけど、身を反らせ胸をくっつけたシンメトリー系が多いね -
イチオシ
柱頭
仲良く鼻をくっつけ合うのは狐かな?
さっきとはタッチが違ってかわいらしい
くるっと伸びてた尻尾は、そのまま草飾りに変化
真ん中で、草飾りに擬態するようにちょこんと出した手もかわいい! -
モディロン
なんか視線を感じる・・・
と思ったら目が会った
もうなんだかわからない生き物。これまた異なるタッチで、妖しさが半端ない -
柱頭
クワッと開いた口から舌を出す顔、顔、顔 -
柱頭
ここも草飾りから舌をベロ~~~ン
レリーフには、魔除け、威嚇などの意味がある、という説がある
そういえばラグビー試合前のハカで、力強く舌を出すパフォーマンスが。あれも威嚇されるもんね -
鈴なり鈴なり
-
イチオシ
モディロン
お馬さんかな
激し目なのが続いたけど、やっぱりゆる目なレリーフがかわいい
よくみると、間の平面にもレリーフが
左から、尻尾を咥える獣、鳥、小さな生き物を咥える獣。空間恐怖芸術というか、隙あればレリーフ -
モディロン
さっきとは時代が違うのかな、ラインがすっきりきれいに残っている
草飾りががたてがみのように変化してる -
モディロン
-
柱頭
草飾り -
モディロン
どれも面もちが違う
聖堂のレリーフを手掛けたのは、地元の石工とも修道士とも、中には巡礼中の旅する石工とも言われる
ここは「トゥールの道」。あるね~ -
柱頭
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モディロン
-
ロマネスクの不可思議な生き物たちには、魔除け・守護・戒め・・・など諸説あるけど、「これ」という枠に収めることはいまだできないらしい。収めて欲しいような、欲しくないような・・・
昨日訪れたサン・ジャン洗礼堂のお姉さんは、「意味なんてない、ただの飾りよ」と言っていたけど、そうかもね
このゆるく温かな自由さは、聖なるものを信じ・恐れる地上の人たちがその小さな手でそっと添えた、花のようなものなのかも -
巡礼の道
時が止まったような風景 -
教会の案内板
柱頭「聖ティレールの死」の写真が載ってるね -
教会の北側には小さな広場が
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タコ?
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rue Saint-Hilaire サン・ティレール通り
次は聖ポルシェール教会へ
https://4travel.jp/travelogue/11597168
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