2016/08/17 - 2016/08/17
2657位(同エリア4324件中)
元杜鉄工さん
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回顧録 北海道&東日本パスで岩手・青森・函館旅行の2日目。
津軽海峡フェリーで函館に上陸!
今回の旅行の最大の目的、青函連絡船摩周丸を見学しました。
青函トンネルができるまで、本州と北海道の間でヒト・モノを運んできました。青色の船体に刻まれた歴史に触れることができました。
ちなみに今回は取り上げませんが、青森側には八甲田丸という別の連絡船が保存されこちらも見学ができます。
このほか、北海道玄関口として様々な人が訪れた痕跡など見て回りました。
台風が迫っていたので、なかなかハードでしたが。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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青森港フェリーターミナル7:40>>津軽海峡フェリー 8便>>函館フェリーターミナル11:20
津軽海峡フェリー「ブルードルフィン」で函館上陸。 -
函館朝市で海鮮丼をいただく。朝市横丁丼1500円。
駅近くにこういう飲食街があると迷わなくて楽ですね。櫻桂 グルメ・レストラン
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そしてお目当ての摩周丸もすぐそこ。
そりゃ連絡船ですもの、線路が駅から船まで続いていたんですから。 -
タラップ上の券売所でチケット購入して乗船!お土産もここでいくらか扱っていますよ。
ちなみに船の左舷はポートサイドと呼ばれており、伝統的に岸壁につける側だそうです。飛行機もこれに倣っているそうな。青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
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それでは船内へ。
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アンカー。本線接岸時にサポートしたタグボートのものだそうです。230kg。
背後にあるのはJRと国鉄のロゴ。 -
1908年に開設されてからの歴代の船の写真。歴史を感じます。
それぞれの船にはいろんなエピソードがあるんだろうな。 -
1988年に青函航路が廃止される直前のポスター。
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模型で解説。鉄道の貨車が並んでいますね。
この他歴代の船の模型がたくさんあって見ごたえがありました! -
ブリッジ。
舵輪やテレグラフ、レーダなどが並んでいます。
「ハード スタボード サー」とか掛け声が聞こえてくる… -
こちらのパネルはエンジンやプロペラの操縦用。
プロペラ2軸で可変ピッチと普通の船より複雑です。 -
眺めもいいね。正面は函館山。
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船の中には神棚があるんですね。航海安全を祈って金毘羅さんが祭られています。
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通信室。
当時の方がボランティアガイドされていました。話を聞くと結構奥が深い。 -
80年の歴史で55隻の船が活躍しました。それが一目でわかる展示です。
何事もなかった船ばかりではありません。太平洋戦争で被害にあった船、台風に呑まれた船などさまざま。 -
座席。どこか鉄道っぽい。
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こっちはグリーン車。座ることができます。
正面にスクリーンがあって映像が流れています。ちょっくら休憩。 -
制服の数々。あくまで国鉄なので帽子やボタンには動輪マークがついています。
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外を見るとにぎやかな岸壁。海上保安庁船や水産庁船が並んでいます。漁業実習船もいますね。
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屋上は駐車場でした。今のフェリーに比べると台数がかなり少ないです。当時はそんなにマイカーも復旧していなかったですからね。
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取り外されたプロペラとアンカーチェーンがありました。
いろんな船の見学に行きますが、みんなプロペラは取り外されてしまっているんですよね。船ではなく博物館として登記を変更するために必要なんだとか。 -
絨毯席。
この近くにはロープワークの展示もありました。実際に手を動かして練習するコーナーもありますよ。もやい結びは有名ですね。 -
名板。三菱神戸生まれ。
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一番高いデッキからパチリ。海面からの高さは15m。
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サロン・喫茶もあります。売店も。
お金を落としてあげましょう。 -
2時間ほど楽しみました。
ガイドさん曰く、青森の八甲田丸よりも手が加えられていないため当時のままの区画がこちらの方が多いのだとか。というのも改装する費用が無かったため(笑)
八甲田丸は車両甲板にも入れたり、羊蹄丸で展示されていた街のジオラマがあったりする。 -
津軽丸の錨とD51の動輪。このほかにも付近にはいろいろおいてありました。
ふれあいイカ広場 公園・植物園
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海沿いを進んでいきます。これが有名な八幡坂。
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対岸から見る摩周丸。
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新島襄のブロンズ像と記念碑の案内がありました。案内に従ってちょっと歩きます。
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ここから小舟に乗って密出国をしたという。
後に同支社を設立し功績を残せばこうしてたたえられ、何もなければ犯罪者で終わるのだ。新島襄ブロンズ像 名所・史跡
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北海道第一歩の地碑
熊と錨。北海道第一歩の地碑 名所・史跡
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青函航路の初期は沖まで大型船出来て、そこからはしけでこの桟橋まで来たという。
だからここが第一歩の地。 -
さらに進むと海上自衛隊の基地がありました。護衛艦「はまゆき」の錨が置いてあります。
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この辺りは古くから港として栄えていたようです。
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やっと着きました。新島襄海外渡航の地。
新島襄海外渡航の地碑 名所・史跡
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案内文。1864年(明治元年)に脱出し、10年間アメリカで過ごしたそうです。
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この辺りは石造りの建築が残っていて歩くだけでも楽しいかも。
こちらは函館臨海研究所として使われています。元は水上警察署として大正15年に建てられました。旧函館西警察署庁舎(函館市臨海研究所) 名所・史跡
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中は見学できます。雨宿りを兼ねて魚を眺める。
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2階建て。自由に見学できます。
魚だけでなく歴史ある建物も要チェックです。階段や窓など大正ロマンが漂っていましたよ。 -
箱館丸を発見。
箱館丸(レプリカ) 名所・史跡
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日本人が初めて設計・建造した洋式帆船だそうです。レプリカですが。
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この辺りまで来ると摩周丸が右を向いて右舷側が拝めます。
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岸壁に掃海艇がいました。
「ながしま」「ゆげしま」。今は掃海管制艇に変更し呉に移籍したようです。 -
現役の造船所、函館どつく。クレーンがいっぱい。
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何気ない角にこういう建物があるから函館は良い。
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函館市電の終点。
そろそろ駅へ戻ろう。風も強くなってきたし。函館市電 函館どつく前停留場 駅
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さて最後に見ておきたかったのが、こちら。
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日本最古のコンクリート電柱にして現役です。断面が四角いのが特徴。
日本最古のコンクリート電柱 名所・史跡
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駅へ戻りました。案の定台風の影響で特急が運休になっています。
青森へ戻る新幹線は動いているので良かった~。札幌まで新幹線が開業すればこういうことも少なくなるのでしょうね。
16:51の快速はこだてライナーで新幹線へ。函館駅 駅
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旅行記グループ 青函物語 2016
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