マレーシア活動制限令下でのボルネオ島・サンダカンへの旅 6．会えなかったオランウータンを求めて

2020/06/23 - 2020/06/28

サンダカンへの旅最終日のこの日はタートルアイランドからサンダカンへ朝8時に戻ってきて、夕方6時のフライトまでたっぷり時間があったのでジャングルで見られなかったオランウータンを見に、サンダカン近郊セピロックのオランウータン保護区へ向かいました。

エリア サンダカン(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンダカンの港からGrabの車を呼んで30分ぐらいでセピロックのオランウータン保護区に到着しました。

早速チケットを購入しようとすると、開園は9時からです、との事で時計を見るとまだ8時45分。そんなわけで15分ほど時間つぶし。。。お客さんは今のところ自分だけ。


9時になったので入園料30リンギとカメラ持込料10リンギを支払い、カメラ以外は中に持っていけない（オランウータンが持っていってしまうらしい）ので、無料のロッカーに荷物を預けます。

セピロック オランウータン リハビリテーション センター テーマパーク・動物園・水族館・植物園

遊歩道を歩いているとさっそく目の前にオランウータン！

周りに誰もいない中で1対1です。


めちゃくちゃ見てきます。

意味が分かりません。グラビアアイドル？


よく見たら足細いな。そしてとにかく腕が長いです。

オランウータンとかなり近い距離にいたらしく、慌ててスタッフがやってきました。

前がオス、後ろがさっきのグラビアアイドルでメスです。

この日は日曜日という事もあり10分ほどすると徐々に地元の観光客がやってきました。

そういやこの保護区が再開して2週間ほど経ちますが外国人の観光客は自分で4人目でした。

さっきのグラビアアイドルは人間に興味津々のようです。

10時になったのでお食事タイムです。

広大なジャングルが広がる保護区の中では果物や葉っぱなどオランウータンが好きな食べ物が自分たちで調達もできるので、季節によっては全然オランウータンが見れない事もあるそうです。

以前行ったことのある同じくマレーシア、クチンの保護区も同じでした。

親子ウータン

10時半ごろから他のサルもやってきて仲良くお食事タイム。

オランウータンの保護区から道路を挟んだところにマレーグマの保護センターもあるのでそちらにも行ってみる事にしました。


この施設の入口で獣の雄叫びが聞こえてきたので何の動物かスタッフに聞くと、保護中のブルネイ象の子供だとの事。でも残念ながらお客さんの前には出せないそうです。

ラオスのルアンパバーンでも滝を見に行ったところで熊が見れたけど同じ種類だったかなぁ。

いた！

他の熊と比べると小柄な為、Dog Bearと呼ばれることもあるのだとか。

観察エリアが二つあるので、もう一方へ。

つぶらな瞳で見られたら・・・参っちゃうよ。


お昼時だったのでGrabで車を捕まえてご飯を食べに行こうとしたら・・・全然来ない。


この時はコロナの影響で地元のお客さんしか来ないし、足がない観光客がごくわずかの為観光客を待っているドライバーも少ないんだ。。。

結局20分ぐらいGrabアプリで探し続けたけど見つからず、スタッフにタクシーの手配依頼をしている最中にようやくGrabのドライバーが見つかりました。

Google Mapでシーフードで検索して美味しそうなあんかけ焼きそばを見つけたのでそのお店へ。

普通のあんかけ焼きそばが10.50リンギ、20リンギでブラックタイガーの海老に変更できるよ、と言われたので海老追加でお願いしました。

日本の餡の味付けとはちょっと違うけど麺はクリスピーでなかなか美味しかったです。


＠Empire Seafood Restaurant 傅貴林門海鮮餐廳

昼食のレストランは空港に近いショップロットに入っていたので、そのショップロットの中のカフェで時間をつぶして3時過ぎに空港入りしました。


空港の玄関で体温測定と入港記録を入力、チェックイン＆荷物を預けてイミグレへ。。。あれ、誰もいない。


周りのスタッフに尋ねると、KL行きのフライトまでまだ時間があるのでイミグレ通過してゲートで待ってていいから、後で戻ってきてねとの事。


そんなんでいいのか。。。国内線だからその辺はゆるゆるなのかも。

1時間ほど時間をつぶした後、イミグレを覗いてみるとスタッフがいたので列に並んで搭乗券にスタンプをもらいました。

国内線だからパスポートには何も押されませんでした。

KLIA2では体温測定、パスポートの確認など何もなく、普通に荷物をピックアップして外に出る事が出来ました。



初のサバ州訪問でしたがボルネオ象を見ることが出来なかったという心残りがあるので、また来年の夏にぜひ訪問したいと思います。