俺のiPadはどこいった？　台湾　その３

2016/09/29 - 2016/10/03

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2016年　台湾　その３

　〇　2016年9月29日（木）　　岡山→桃園空港→嘉義
　〇　2016年9月30日（金）　　嘉義→高雄　
　〇　2016年10月1日（土）　　高雄→新竹(北埔)→台北
　●　2016年10月2日（日）　　台北→十ふん→台北
　●　2016年10月3日（月）　　台北→岡山

エリア 新北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は十分へ行ってみよう。
台北駅で「十分」って言ったのに、瑞芳駅までしか切符を売ってくれない。
何故だろう？　それに自強号(席指定特急)になっているし…
(現在、悠遊カードで、普悠瑪号、太魯閣号以外は乗車可)
まっ、いいか。300円だし。

ここ、瑞芳は、九分への入り口なので、以前も来たことがある。
その時は駅前からすぐに九分へタクシーで移動したので、瑞芳の街を歩いていない。

北側の瑞芳老街を歩いてみたが、懐かしい香りのする街だ。
朝食を食べていなかったので、サンドイッチを注文した。
ペラペラのサンドではなく、具のぎっしり詰まったサンドだ。

瑞芳老街 旧市街・古い町並み

瑞芳から十分まで、改めてチケットを買いなおす。
100円もしない。

いざ、平渓線。
電車内の仕切りが中国っぽいよね。
車窓の景色も、昔の山陰本線(現トロッコ保津峡)みたいで、よいよい。
車窓から、上司『М』を連れて歩くための下見をする。
十分の一つ手前、「大華駅」で降りて歩くのがよさそうだ。
(この判断は、次回ドツボを見る。素直に十分まで乗るべし。)

十分到着。
谷間の小さな町だが、降りる人は多い。
私の町の駅も、昔は線路上を歩いて改札口へ行っていたな～
今は、改札口どころか駅舎もなくなった。

十分駅 駅

十分の老街を歩くと、定番の線路内での自撮りをしてる。

十分老街 旧市街・古い町並み

線路沿いに、ランタン屋が並んでいる。
次回、上司『М』と来た時に、ランタン飛ばしてみよう。
飛ばしたランタン、山火事を起こさないのだろうか？
(落ちているランタンを集める仕事の人がいるらしい)

線路に立ち入ると、本当は5,000円～27,000円の罰金なんだ。
でも、誰も、気にしていない。
１時間に１本しか電車は来ないので、みんなのんびりしている。

線路を歩いてはいけないので、遊歩道を歩こう。
遊歩道を30分ほどテクテクtakeすると、

十分瀑布到着。

十分大瀑布 滝・河川・湖

マーライオンの口からマーイナスイオンが…

でも、マーイナスイオンでは、喉の渇きが癒えなかったので、
「経典」と書いてある、謎の飲み物を飲む。
「経典」と書いてあるからには、仏教に関係した飲み物(般若湯)だろう。
プルタブを引くと、ブツブツとありがたい音がして泡が出る。
摩訶般若波羅蜜多心経を唱えながら飲むと、法悦の心地になってきた。

法悦のついでに、帰りの電車は、先頭に乗ってみる。
何歳になっても、先頭からの眺めって、楽しいよね。

台北に戻り、夜行くところは『饒河街夜市』
『福州世祖胡椒餅』を五個買って、

福州世祖胡椒餅 (饒河街観光夜市) 地元の料理

定番の小籠包も食べる。
有名店に行かなくても、小籠包はどこも美味しい。

饒河街観光夜市 散歩・街歩き

鶏皮包みウインナーを食べる。
毎日、この夜市ブラブラ生活ができるなんて、台湾に住みた～い。

部下は『S』っぽく写真をメールする。
「上司『М』よ、どうだこの写真？　マンゴーアイス食べたいか？　
食べたいなら、一度でいいから、俺の言うことを聞くんだ。
頼むから、俺の大好きな牛乳寒天を作ってくれ…」

今日は、いよいよ夕方、日本に帰る日だ。
台湾名物、バイクシャワーをあびながら、『雙連朝市』へ行く。

『永和士紀豆漿大王』で、お粥と油條の朝ごはん。
これ、大好き。

お土産に、「おこわ」を買って帰りたかったのに、お店出ていなかった…

雙連朝市 市場

桃園空港で、焼きビーフンと、「経典」で昼食。
この「経典般若湯」は、いつ飲んでもうまいな。
ほろ酔い気分で、飛行機酔いも吹っ飛ぶぞ～
上司『М』:「ほろ酔い気分で、機内にiPad忘れないように！」
「ふぁ～い」