2012/08/24 - 2012/08/25
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chibi-monさん
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(2023年10月記: 旅行から11年も経っており役に立たない備忘録です・汗)
2012年8月の終わりから9月初めにかけて、ヘルシンキ、イギリス、イタリアを旅してきました。スケジュールは以前から行きたかったところを繋げました。
かなり前の旅行なのであまり参考にならないかもしれませんが、だいたい5年もたつと内容を忘れていることに気付き、自分の記憶力の無さに軽いショックを受けつつ、超々・個人的な記録ですが、思い出しながらの備忘録として記します。
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《スケジュール》2012年 25泊27日
★8月24日-25日 ヘルシンキ(泊)
8月26日 ヘルシンキ空港(泊)
8月27日-29日 チェスター(泊)
8月30日 ハワース(泊)
8月31日-9月1日 ヨーク(泊)
9月2日-9月4日 エジンバラ(泊)
9月5日-9月7日 ウィンダミア(泊)
9月8日-10日 ロンドン(泊)
9月11日 ボローニャ(泊)
9月12日 ウルビーノ(泊)
9月13日-14日 メストレ(泊)
9月15日-16日 ジェノバ(泊)
9月17日 ヘルシンキ空港(泊)
■航空券
フィンエアー
2012/8/24 11:00 成田 - 15:15 ヘルシンキ
2012/8/27 8:25 ヘルシンキ - 9:25 マンチェスター
2012/9/17 19:00 ミラノ(マルペンサ)- 22:55 ヘルシンキ
2012/9/18 16:00 ヘルシンキ - 7:40 成田
ブリティシュエアウェイズ
2012/9/11 9:30 ロンドン・ヒースロー→ 12:35 ボローニャ
(102.05ポンド)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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利用した航空会社はフィンエアーです。
■8月24日(金)
11:00成田発(ターミナル2)でほぼ時刻通り15:15ヘルシンキ着(ターミナル2)
2023年現在は、ヘルシンキ空港から市中まで鉄道も通ったようですが、この頃はバスしか手段が無く…。ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港
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しかし、ヘルシンキは空港が近いので、30分ほどバスに乗り、ヘルシンキ中央駅までで降りました。
この2012年当時はwifi環境を持っておらず、紙の地図でホテルを探します。
なかなか見つからず3-4人に声をかけてしまいました。フィンランドのかたは皆んな立ち止まって真摯に応えてくださって、いきなり人が親切なのでびっくりしました。イヤホンを耳にいれている女の子もイヤホンをはずして立ち止まってくれたり。ヘルシンキ中央駅 駅
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なかなか見つからず空港バスを降りてからぐるぐる30分も。ようやくホテルにたどり着く。
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ホテルは、Next Hotel Rivoli Jardin (ホテル リヴォリ ジャルダン)でした。
Booking.comで予約したと思う。
一人旅なのに、なぜかツインルーム(笑)旅行を計画したのが、数か月前だったので選択肢が無かったせいか…と旅ノートがまだあるので、見返したら、シングルで予約していました。グレードを上げてくださったみたい。
シングルルーム2泊で190ユーロ、しかし当時は円高で1ユーロ100円ほどだったと思う(今思うと夢のようだ)。
この15年海外へ行っていますが、円高になった期間(瞬間w)って3回くらいしかなかった気がする。貴重な円高の頃でした。ホテル リヴォリ ジャルダン ホテル
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シャワーのみのお部屋でした。
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L字型のソファもあって広い部屋をもらいました。
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表側が見えます。表通りからピンクの門みたいなところを抜けたところにホテルがありました。この奥まった感じで…たどり着くまで迷いました。今Google先生を見ると、なんてことない分かり安い場所なのに…と思います。
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ホテルのすぐそばにある公園。Esplanadi(エスプラーディ)公園という名前です。大勢行きかっていました。
そして、真ん中に銅像が立ってるのが印象的な公園でしたが、11年ぶりに調べましたら、ヨハン・ルートヴィヒ・ルーネベルクの像でした。フィンランド系スウェーデン人の作家、国民的詩人だそうです
よく見ると、像の台座の足元には、フィンランドの乙女を象徴する熊の毛皮に包まれた若い女性の像が。彼女は月桂樹の花輪と、ルーネベリさんの母国語であるスウェーデン語でフィンランド国歌の 3 節の歌詞が刻まれた碑文を持っているのだそうです。
そして、この公園は反対側へ歩いて行くと海岸沿いへと繋がっています。エスプラナーディ公園 広場・公園
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両側のベンチにはずらーっと人がすわっている、エスプラナーディ公園。
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ホテルに荷物を置いてショップが並ぶヘルシンキの繁華街へ。ヘルシンキは初めて来ました。2007年にツアー参加で北欧に行ったことがあったのですが、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク3か国を周遊するツアーでフィンランドが入っていませんでしたので、いつか行きたいと思っていました。
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親切だなーと思ったのと、人々の服装がシンプルでカラフルで…だけどセンスの良さを感じる。この頃は通りを行きかう人を見たりするのが楽しかったのですが、(今はその趣味は無くなりました)物の見方が浅かったなあーと。今は深くなったのかって言うとそうでもないんですが(笑)。
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ホテルのそばにあった広場です。このそばにスーパーもありました。
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ホテルから数分のところにあったスーパーです。
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今日の夕ご飯。この頃はこの食べ物がなんだか分からなかったのですが…。ドイツのこれはカットされた太目のソーセージが入っててカレー風味のトマトソースがかかったカリーブルストでした。これは何の料理なんだろうと思いながら食べてました(爆)その後、ドイツへ何回か行くようになって分かったのですけどね。
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■8月25日(土)です。
本日もこのエスプラナーディ公園を通り抜けることからスタート。徒歩でヘルシンキ中央駅へ(10分ほど)。 -
ヘルシンキ中央駅から郊外へ行きます。
この駅は、フィンランド産の花崗岩で造られていて、計4体のランプを持った像が表にくっついています。この写真では見えませんが、時計塔もあって高さは48.5m。
1860年に開業。最初の路線はヘルシンキからハメーンリンナ間の路線だったそうです。ヘルシンキ中央駅 駅
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電車は2階建ての車両。
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中はすっきりとした内装です。グリーンとパープルの取り合わせがおしゃれです。
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途中のハメーンリンナ駅を通過。早朝は霧が・・・
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ハメーンリンナ駅を通過した後にすぐ現れる湖も霧で良く見えなかった。今日は天気悪いのねーと思っていたら…。
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30分後、晴れだしました。
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最初の目的地タンペレに着いたときは快晴でした。
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タンペレ駅
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タンペレ駅。大きい犬が気になる…。
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川だと思い込んでいたタンペレの眺め。
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海だとは!
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丁度いい気温で爽やかでした。
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夏の北欧はキラキラしてますね。一番良いシーズンに来るのに限ります。
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タンペレ市の図書館です。
現在はムーミン谷博物館となって新装開店しているようですが、この当時はタンペレ市の図書館の一角にムーミンミュージアムがありました。 -
実際はここは図書館なので…地味な貼り紙(笑)ムーミンミュージアムはあちら。
ムーミンミュージアム 入場料8EUR。 -
このような展示物が並んでました。
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もはや遠い記憶ですが。ムーミンは大好きですが、正直に言うと、まあまあな内容でした(爆)
注・現在の博物館はどうかは知りません。
現在のムーミン博物館には、トーベ ヤンソン(ムーミンの作者) のイラスト、40 点のミニチュア、ムーミンの出来事に関するタブロー、小さな (高さ 2.5 メートル) ムーミンの家が展示されています。約2,000点の展示品が展示されています。
この当時もムーミンの家は展示されていたように記憶しています。とあるかたのフィンランド旅行のYoutubeを拝見したのですが、現在はミュージアムショップが充実していました。この当時はほんの一角みたいなスペースにポスターなどを少し売っていただけで、一人留守番のかたがいました。ポスターをお土産に買いました。 -
市立図書館の入り口の前にようやくムーミン像を見つけました。
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タンペレの街歩き。
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川沿いにマーケットも出ていました(海沿いの間違いだと今頃気付く)。
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美味しそうなベリー!
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タンペレでのランチはマクドナルド。
最近はなるべく旅行先(海外の)ではマクドナルドは食べないことにしているのですが。せっかくの海外での食事の機会をマクドナルドにしたくないので(笑)
この頃はまだそういう思考は無かった・・・。 -
こちらのマクドナルドで。
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タンペレのストックマンなどのショップをウロウロ。
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タンペレ駅へ戻りました。駅の構内のショップにもムーミン。
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次の目的地へ向かいます。実はハメーンリンナへ行く予定は無かったのですが。タンペレ訪問の目的が想定よりすぐ終わってしまい(…結局ムーミンはつまらなかった・爆)、途中下車することに急遽決めました。
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思っていたよりもタンペレで観るところが無かったのでがっかりしていたのですが、ココで降りたのは正解でした。後にびっくりすることになるとはこの下車時は思っていなかった。
ハメーンリンナ駅 駅
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ハメーンリンナ駅の構内。あまり人がいない・・・。
ハメーンリンナ駅 駅
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ハメーンリンナ駅のみどりの窓口。到着してすぐに帰りの切符を買っておきました。
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ハメーンリンナ駅。
ハメーンリンナは、フィンランド南部のカンタハメ県にある人口約 68,000 人の都市。フィンランド最古の内陸都市であり、19 世紀まではフィンランドで最も重要な都市の 1 つでした。ハメーンリンナ駅 駅
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駅前の通りを歩いて。
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タンペレよりもよい雰囲気のところだと気付く。
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そしてこの光景が広がっていました。湖が輝いてる!
ハメーンリンナで途中下車してびっくりしたのは美しい湖の光景でした。 -
そして湖の周りのこの木々。フィンランドの森を実感する。
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今まで街中ばかりいたので、ようやくフィンランドの自然を感じれるところに来た気持ちでした。
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取りあえず、湖に掛かっている橋を渡ると街中に出ました。どこが名所なのかなーと地図が出ていたので眺めていると、小さい男の子を連れた若いお父さんがMay I help you?的に声をかけてくださって。私が道に迷っていると思ったみたい。
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ホントにフィンランド人って親切なんだなーって思った。昨日もホテルにたどり着けず何人も道を聞いたけど、皆んな対応が親切で。日本人で自分から教えましょうかなんて声をかける人がどれくらいいるだろうかと。
この広場は、ハメーンリンナの中心部。 -
ショッピングモールがあったので覗いたり。そしたらその前にガイドブックに出ている名所がありました。
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シベリウスの生家です。2016年からクラシック音楽が大好きになり、特に現在(2023年10月現在)は、シベリウスの交響曲が大好きなのですが、この頃はシベリウスって何だっけ?作曲家だっけ?ーなレベルでした(汗
入場料5EUR -
せっかくなので覗いてみようー位の気持ちで。ドアを開けると受付のお姉さんがいて、あと30分で閉館時間ですけどいいですか、って。30分観れるなら充分です、と入れてもらいました。通常12:00~16:00の開館(月曜休み)で、15時半位に滑り込んだようです。
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ココは今思うと、観れて良かったーと思う場所です。ヒトの趣味なんてコロッと変わりますねw
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この時はシベリウスって誰だっけ?レベルで観ていたのに。この7年後に大好きな作曲家になって、プログラムにシベリウスの交響曲を見つけるとコンサートにいそいそ出かけているんですから(日本ではシベリウスのプログラムはまだ少ない、最近フィンランドの指揮者が沢山来日しているので増えてきたように思うけど)。
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シベリウスの曲を聴くと、フィンランドのムーミンだとかデザインがおしゃれだとか・・・のステレオタイプなイメージが変わりますよ。この国の真の姿が見えるような。
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シベリウスは、1865年12月8日、ロシア帝国の自治領であるフィンランド大公国のハメーンリンナで生まれました。彼はスウェーデン語を話す医師クリスチャン・グスタフ・シベリウスとマリア・シャルロッタ・シベリウス(旧姓ボルグ)の息子でした。
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シベリウスの父親は1868年7月に当時流行していた腸チフスに罹り亡くなってしまいました。そして、多額の借金を残したそうです。そのため残された家族は転居を余儀なくされたそうです。
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ジャン・シベリウスは、人生の最初の20年間をここハメーンリンナで過ごしました。彼はフィンランドの国民的作曲家として認められています。
シベリウスの少年時代の写真や家具、文書、写真、小物などのコレクションが展示されています。 -
意外とそんなに大きな家でもないのですよね。作曲家の子供時代を伝えるシベファンには貴重な博物館でした。
こちら、ガイド ツアーが土曜日 14:00 に開催されているそうです。ガイドの所要時間は約 30 分で、入場券の料金に含まれているとのこと。シベリウス生誕の家 史跡・遺跡
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シベリウスの生家から緩やかな坂道を下りて行くと湖に出ます。結構近いです。写真では再現が出来ていないですが、この突然に開けた湖の光景は素晴らしかった、美しかったー。
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タンペレはイマイチだったけど、ハメーンリンナに行けて良かった!
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湖沿いに遊歩道や公園が整備されています。
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こんなところを日常でサイクリング出来るかたもいるんですね。
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湖の光景が素晴らしく写真枚数が増えてます。
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ボート遊びをしている人も。
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中世の城ハメ城が見えてきました。現在は博物館になているのですが、こちらも閉館時間が早く16時で閉まっています。
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湖のほとりのベンチで読書する人。土曜日の昼下がり、こんな風に過ごしているかたもいるんですね。羨ましい日常。昼下がりって言っても、すでに16時過ぎていますが。まだまだ陽が長いので。
ただ…びっくりなのですが、この辺りはヌーディストOKらしく、ヌーディストのおじさんの団体が泳いでいました。遠かったので良く見えずにすんだけど。湖の景色と釣り合わない現実もありました。 -
湖のほとりのこんなホテルに泊まってみたい。
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写真では再現できていないけれど、素晴らしい景色でした。
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ハメーンリンナ駅のホームです。相変わらず電車の到着を待っている人は少しだけ。
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そろそろ6時だけど陽はまだ高い。のんびりヘルシンキへ戻れます。
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ヘルシンキへの電車が来ました。
帰りの電車代は、20.92EUR。 -
ヘルシンキ駅。長い車両にこんな程度しか乗っていなかった。
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今日の夕ご飯…また、カリーブルスト(爆)をホテルそばのスーパーで調達。はまってしまっていました。この時はこれがドイツの食べ物だとは知らず。フィンランドでも人気の食べ物だったんですね。
(続く)
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