北海道グリーン車全泊B寝台車周遊　2000 NO,1

2000/05/18 - 2000/05/28

　コロナで旅行にも行けず、私も過去の旅行を掘り出してまとめてみました。20年前携帯電話にカメラはなく、フィルムカメラのため写真が少なくすみません。。。。当時のパンフレットで補いつつ作成しました。重ねてすみません。。。。初めて勤めた会社を退職し、かねてからやりたかった北海道を鉄道のみで一周にチャレンジ！！ちょうど有珠山が噴火して室蘭本線が不通になり、もう二度とない特急が函館本線倶知安経由で走ってまして貴重な体験ができました。北海道グリーンフリー切符を使い、苦手な飛行機を乗らず、ホテルにも一度も止まらず、今はなき寝台列車のみで10日過ごしました。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

私はどうも飛行機が苦手で、北海道へは大学時代からすべて鉄道で行ってました。今回は仕事も辞めて時間が自由にあるので名古屋港から太平洋フェリーで北海道を目指しました。夕方18時に出発、翌日の夕方仙台港、そしてさらに翌日の昼に苫小牧港に着きました。カプセルタイプのテレビ付きA寝台にしました。船は揺れたらどこにも逃げ場がないのが難点ですが、船内レストランのバイキングでステーキ食べ放題もあり、ゆったりできました。

太平洋フェリー いしかり グルメ・レストラン

苫小牧駅から路線バスで苫小牧駅に。7日間グリーン車乗り放題！！！なおかつB寝台にも乗り放題。宿代節約でオール寝台車での宿泊にしました。今では寝台車全廃してしまいましたからね。。。ある意味贅沢！！

苫小牧駅から千歳空港駅に少し寄り、ランチをして、てりあえず札幌市内をブラブラ。

札幌市時計台 名所・史跡

札幌駅から深川駅に。ここに桜山レジャーランドというとこがあり、そこにSLホテルがあったとのことで来ましたがネットもまだ脆弱な時代わかりませんでした。出直すことにして駅そばを食べて今宵の宿網走駅へ。

今宵の宿です。乗車率は下段が少し埋まるくらい。やはり下段の方がゆっくりできますよね。札幌駅から函館本線経由で北斗号グリーン車で函館駅へ。

ちなみにこれがB寝台。写真は秋田の小坂ブルートレイン宿です。宿は北海道内すべてここに宿泊しました。

函館といえば海鮮丼。一目散に市場へ。この時まだ20代！刺身の旨さにまだ気づかず海鮮丼と言えばいくらウニ丼というベタなどんぶりを食べてました。

函館朝市 名所・史跡

満腹の後青函連絡船博物館へ。青森の青函連絡船博物館も行っているのでぜひ行きたかったので。。。。

青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館

路面電車に乗り、どっく前下車の銭湯へ。ホテルでなく寝台列車のみだとお風呂と洗濯に困ります。ここでお風呂とコインランドリーで洗濯しました。明治村にありそうな建物です。ちなみにリュックサックのみの軽装です。

大正湯 温泉

臨時特急というのが有珠山噴火で、室蘭本線不通のため全ての特急が函館本線経由です。往年の特急北海のルートです。ほんと貴重な体験！！札幌駅からまた特急オホーツク号で早朝の網走駅へ。

当時の車内販売のメニューを撮った画像です。特製もりそば弁当を食べました。なぜか缶詰のみかんがそばつゆに。。。。車内販売すごく充実してました。今はどうなんですかね？最近乗ってないので。。。。

網走から釧網本線で釧路湿原を見ながら釧路駅へ。そしてまたグリーン車をむさぼり池田駅へ。ここに今回最大の目的のために来ました。

池田ワイン城です。

池田ワイン城 名所・史跡

今はないのですが、鉄道旅行誌で見つけたここのレストランのあるコースを食べに来ました。「当時のパンフレットから」

これです！！！！このためだけに来たと行っても過言ではありません。ちなみに牛一頭コースは2人用。1人用子牛コースを頼みました。牛の各部位が食べれる唯一無二のコースです。確か6000円以上したと思います。

レストランからの景色です。池田駅方面。

ザ•北海道という景色ですね。

ステーキ堪能させていただきました。ここから徒歩で池田清見温泉という日帰り温泉を見つけ、お風呂をいただきました。

池田を後にし、釧路からお初の根室駅に行きます。エスカロップというバターライスの上にデミグラスソースがかかったご当地豚カツ料理を食べに行きました。駅近くのコンビニに弁当でありまして、買ってすぐ折り返し釧路駅へ行く車中で美味しくいただきました。

そして今宵の宿です。特急オホーツクとおおぞらはキハ183系と14系二段式寝台車です。毎日乗ってるとすぐ熟睡するようになりましたのだ。

早朝札幌駅から岩見沢駅へ。そこから路線バスでクロフォード公園に。ここは全国でも唯一無二な贅沢な保存車両があります。編成が長いです。

クロフォード公園 公園・植物園

こんな感じでキハ80系が食堂車とグリーン車込みで6両編成で保存されてます。この景色保存とは思えないでーす。

止まってるとはとても思えない。。。。

そして近くの三笠鉄道記念館にも寄りました。保存車両が多いです。そして岩見沢駅に路線バスで戻ります。

三笠鉄道記念館 美術館・博物館

そして深川駅に再訪。ちょうどSLが走る日で急遽乗ることにしました。留萌まで行き深川駅戻りに乗りました。平日なので空いてました。

深川駅 駅

大井川鉄道にもあるC１１ですね。

車掌車を挟んでるのがいいっす。

深川駅 駅

ラッキーでした。予定になかったので。。。。

車内で証明書頂きました。深川駅から札幌駅に戻りましてＮｏ．２に続きます。切符画像ばかりですみません。今の時代と違いカメラのフィルムの枚数を考えながら撮影しないといけないので。。。。。それを考えると今は本当に手軽に撮影できますよね。動画も撮れるし。。。良い時代です。

ワープロで作成。時代を感じます。

ちなみに当時の行程表

当時の車内販売メニュー１

当時の車内販売メニュー２

この旅行記へのコメント （1）

• olive kenjiさん 2022/04/30 09:05:50

  前泊寝台周遊と牛一頭コースに驚く

  マニー1980さん　初めまして　私の旅行記にいいね有難うございました。
  
  私にいいね下さる方は、ほとんど固定フォロアーで義理いいねですので、ニューフェイスのマニーさんてどんな方かと旅行記を見させて頂きました。
  私は撮り鉄でもありませんし、ビールはアサヒにキリンに発泡酒で、地ビールは飲みたくても高くて飲みません。話続けてもよろしいでしょうか。
  
  沢山の旅行記の中で，全泊B寝台車周遊というタイトルに惹かれやって来ました。
  私も寝台車は旅情を誘うので、昔は国内、最近は欧州で利用しましたが、まさかセイブマネーの為、全泊寝台車利用とはやったことも、考えたことも、聞いたこともありませんでした。疲れませんでしたか。やはり安ホテルより良いですか。
  
  池田ワイン城の牛一頭コースは目を惹きました。絶対食べてみたいです。
  一人だと子牛コースらしいですけど、ホンマかいなと思いました。
  子牛の方が高いはずです。今は表示にうるさい時代ですので、その頃は寛容だったのでしょうね。
  やはり気になるので、ＨＰで調べました。現在はもう牛一頭コースのメニューが見当たりません。とても残念です。なんで再開しないのでしょうね。
  代わりに蝦夷鹿のステーキと森のカムイのサラダで我慢しようかと思いました。
  マネーさんはいい時代にいいもの食べたと羨ましいです。
  
  2に続く。