下鴨・宝ヶ池・平安神宮旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2014年9月表題の旅で下鴨神社を訪れた。<br /><br />しかしその際は時間の憶測に失敗し、訪れた下鴨神社は神社の南半分・”河合神社”と”糺の森”散策に終始して仕舞い、<br />肝心の大鳥居から奥の本殿参拝が出来ず仕舞いであり、心残りであった。<br /><br />2020年1月中旬、相生で家内の関係の法事に出席する序に、京都に立ち寄り、その日はいつものように京都のM・Iさん姉妹とご一緒に、京都御所と京都迎賓館を訪れ、翌日大阪駅での旧友との昼食会までの時間を利用して、下鴨神社を訪れた。<br /><br />下鴨神社参詣のスタートは前回と同じ下鴨神社の南端からであったが、今回は”糺の森”にも、右手の甘茶を出すテントにも脇目も降らず大鳥居まで直進。<br /><br />ここから「日本の神を覗く旅路・第2部記紀にお出ましにならない神々08下鴨神社の続編」を始めることにする。<br /><br />参考;前編に当たる「日本の神を覗く旅路・第2部記紀にお出ましにならない神々08下鴨神社」は下記をご覧ください。<br />https://4travel.jp/travelogue/10935789<br /><br />大鳥居の奥に楼門が待ち構える。<br /><br />大鳥居を潜ると左手に現れるのが小さな鳥居を備えた縁結びの神”相生社”の祠。<br /><br />そしていよいよ絢爛たる様相の楼門を見上げる。<br /><br />楼門を潜って正面に建つ舞殿には、令和になって初新年を飾る、干支のねずみが描かれた大きな絵馬が置かれている。<br /><br />因みに私は今年7回目の年男。<br /><br />舞殿の奥の中門前には何やら祭事が執り行われ多くの参詣者の姿が有った。<br /><br />何やら判らぬままに、しばし儀式の参詣者の後ろからそっと拝謁させて貰う。<br /><br />祭事は進行し、各参詣者に榊が配られる。<br /><br />私も榊を頂戴し中門の中へ。<br /><br />中門の中には小さな祠が幾つかあり、それぞれに分けて十二支の名前が掲げられている。<br /><br />どうも自れの干支の名の付いた祠に榊を捧げているようだ。<br /><br />境内を一廻りし、祭事が終わって再びここを訪れたが、祠は全部で七つ有った。<br /><br />このブログを書くにあたって調べてみると、ここは”言社”と云い、干支の守護神だと云う。<br /><br />またここは「大国さん」と親しみをもって呼ばれており、大国主命と大国主命と関連のある七柱の命が祭られているらしい。<br /><br />”言社”の奥が本殿のご拝所となる。<br /><br />本殿を囲う塀の右手には、小川(みたらし川)に架かる朱色の輪橋(そりはし)が有り、その橋から小川に沿って左に目を移すと、小さな鳥居を前にした”御手洗社”が見え、その前は水溜りほどの御手洗池がある。<br /><br />この池の清水は無病息災に霊験あらたかで、葵祭にさきだって斎王代の禊の儀が行われるのもこの池。<br /><br />”みたらしだんご”はこの池の湧水の泡の様を模して生まれのだと云う。<br /><br /><br />輪橋(そりはし)を挟んで一回りし、舞殿を挟んで立つ、”橋殿、”、”神服殿”を回る。<br /><br />預ける場所がなく、止むを得ず背負っていた背中のリュックで腰が悲鳴を上げ始めた。<br /><br />大鳥居の右手に目にしていた甘酒屋を思い出し、急ぎ立ち寄り何とか一息ついた。<br /><br />下鴨神社では沢山の神様がおられ、それぞれお役目がおありになることを知った。<br /><br />3年半前、肝心の本殿周辺の参詣が出来ず生じていた心のしこりが、霧散していくのを感じながら甘酒を戴いた。<br />

日本の神を覗く旅路・第2部記紀にお出ましにならない神々08下鴨神社・続編

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2020/01/15 - 2020/01/15

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WT信

WT信さん

2014年9月表題の旅で下鴨神社を訪れた。

しかしその際は時間の憶測に失敗し、訪れた下鴨神社は神社の南半分・”河合神社”と”糺の森”散策に終始して仕舞い、
肝心の大鳥居から奥の本殿参拝が出来ず仕舞いであり、心残りであった。

2020年1月中旬、相生で家内の関係の法事に出席する序に、京都に立ち寄り、その日はいつものように京都のM・Iさん姉妹とご一緒に、京都御所と京都迎賓館を訪れ、翌日大阪駅での旧友との昼食会までの時間を利用して、下鴨神社を訪れた。

下鴨神社参詣のスタートは前回と同じ下鴨神社の南端からであったが、今回は”糺の森”にも、右手の甘茶を出すテントにも脇目も降らず大鳥居まで直進。

ここから「日本の神を覗く旅路・第2部記紀にお出ましにならない神々08下鴨神社の続編」を始めることにする。

参考;前編に当たる「日本の神を覗く旅路・第2部記紀にお出ましにならない神々08下鴨神社」は下記をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/10935789

大鳥居の奥に楼門が待ち構える。

大鳥居を潜ると左手に現れるのが小さな鳥居を備えた縁結びの神”相生社”の祠。

そしていよいよ絢爛たる様相の楼門を見上げる。

楼門を潜って正面に建つ舞殿には、令和になって初新年を飾る、干支のねずみが描かれた大きな絵馬が置かれている。

因みに私は今年7回目の年男。

舞殿の奥の中門前には何やら祭事が執り行われ多くの参詣者の姿が有った。

何やら判らぬままに、しばし儀式の参詣者の後ろからそっと拝謁させて貰う。

祭事は進行し、各参詣者に榊が配られる。

私も榊を頂戴し中門の中へ。

中門の中には小さな祠が幾つかあり、それぞれに分けて十二支の名前が掲げられている。

どうも自れの干支の名の付いた祠に榊を捧げているようだ。

境内を一廻りし、祭事が終わって再びここを訪れたが、祠は全部で七つ有った。

このブログを書くにあたって調べてみると、ここは”言社”と云い、干支の守護神だと云う。

またここは「大国さん」と親しみをもって呼ばれており、大国主命と大国主命と関連のある七柱の命が祭られているらしい。

”言社”の奥が本殿のご拝所となる。

本殿を囲う塀の右手には、小川(みたらし川)に架かる朱色の輪橋(そりはし)が有り、その橋から小川に沿って左に目を移すと、小さな鳥居を前にした”御手洗社”が見え、その前は水溜りほどの御手洗池がある。

この池の清水は無病息災に霊験あらたかで、葵祭にさきだって斎王代の禊の儀が行われるのもこの池。

”みたらしだんご”はこの池の湧水の泡の様を模して生まれのだと云う。


輪橋(そりはし)を挟んで一回りし、舞殿を挟んで立つ、”橋殿、”、”神服殿”を回る。

預ける場所がなく、止むを得ず背負っていた背中のリュックで腰が悲鳴を上げ始めた。

大鳥居の右手に目にしていた甘酒屋を思い出し、急ぎ立ち寄り何とか一息ついた。

下鴨神社では沢山の神様がおられ、それぞれお役目がおありになることを知った。

3年半前、肝心の本殿周辺の参詣が出来ず生じていた心のしこりが、霧散していくのを感じながら甘酒を戴いた。

同行者
一人旅
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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