アラサー女4人スペイン周遊旅3日目～恐怖の年越しカウントダウン編～

2019/12/31 - 2020/01/01

大学時代の友人４人でスペイン周遊旅行。
航空券・ホテル・現地ツアーなど全て個人で手配した節約旅。
フォートラベルでスペインに造詣が深いchurrosさんに色々とご教示頂き、まずはバルセロナを堪能中。
今日は朝からグエル公園！
夜は年越しカウントダウン！！

【全旅程】
12/28　関空→広州→アムステルダムへ発
12/29　アムステルダム→バルセロナ（街歩き）
12/30　バルセロナ２日目（サグラダ・ファミリア）
12/31　バルセロナ３日目（年越し）
1/1　　バルセロナ→マガラ→（アンダルシアツアー）→グラナダ
1/2　　グラナダ（アルハンブラ宮殿）→マドリード
1/3　　マドリード2日目（トレド・セゴビアツアー）
1/4　　マドリード3日目（王宮）
1/5　　マドリード→パリ→広州へ発
1/6　　広州→関空

個人の備忘録的な旅行記なので読みにくくてすみません…。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日丸一日ガウディDAYを過ごしたにもかかわらず、今日も朝からガウディ！
本日はグエル公園へ。
営業時間の8:30までに入場してしまえば入場料の10ユーロが不要らしいという情報を入手。
無料という言葉に弱い４人は当然早起きして早朝入場を目指す。
冬のバルセロナは8時台もまだ暗いので、安全を考慮しタクシー移動。
この旅初のタクシーはmytaxiというアプリを使用。
事前にルートも金額も決まっているので安心。
配車したら1分ぐらいでお兄さんが到着。
初回はクーポン割引もあり、約5kmの道のりを7ユーロで移動。
そのままスマホで決済できるので便利。

ホテル ペラヨ ホテル

乗車前に朝ご飯のサンドイッチを買ったりしているうちに時間ギリギリに。
タクシーは目の前までは行けないようで、グエル公園への坂の途中で下車。
折角早起きしたし、とにかく8:30までに入場しなくては！とダッシュ。
とりあえず門は越えたけれど、チケット窓口らしきものが見当たらず、ここはまだ有料区間ではないのかもしれない！ととにかく急いで奥へ進む進む。
気づいた頃にはかなり奥のバルコニーへ。
友人Iはカバンに入れていたチョコラテが零れて大惨事。
タダより怖いものはないってやつか。
どうやら我々が入場したメインエントランスは営業時間中は出口専用になるらしい。

グエル公園 広場・公園

バルセロナを一望できる。
この波打つタイル張りのベンチを横から撮影するべきだったと心残り。
ていうかガウディってナミナミ好きやってんな。

バルコニーの真下は86本もの石柱が立ち並ぶ空間なのだが、工事中で鉄パイプが張り巡らされていた。
天井にもガウディらしいモザイクが。

グエル公園と言えばトカゲくん！
ほんとはドラゴン説もあるとか。
一番人気の撮影スポットだけれど、早朝に来たお陰で写真が撮りやすかった。

トカゲくんの上にあるおしゃれベンチ。

謎の生物。
口から流れる水の量が少なくて、よだれ感が強い。

ここからはイメージが一転してジャングル感のある回廊。

このグエル公園、元々はガウディとそのパトロンの実業家グエル伯爵が、自然と芸術に囲まれて住める住宅地をつくろうぜ！というプロジェクトでスタートさせたもの。
広大な土地に60軒もの邸宅を建てる予定にしていたにも関わらず、売れたのはたった2軒。
しかも買ったのはガウディとグエル伯爵。
グエル伯爵の没後にバルセロナの市立公園になり、市内随一の観光スポットととして毎日多くの人が訪れているのは何とも皮肉な話である。
きっと二人の感性は100年先を行っていたのだろう。
60軒家が建っていたら、また全然違った場所になってたんやろね。

回廊をぐるぐる登っていく。

globeのジャケットっぽくをコンセプトに撮影(？)

メインエントランスに戻ってきた。

タイルが一つ一つ違うデザインで美しい。

クリスマスツリーにさながら七夕のような短冊が。

我々の永遠の夢だけども。
これは友人Iの筆跡に違いない。
後ろにはchurrosさんへの感謝の言葉も。

メインエントランスの両脇にはこんなに可愛らしいお菓子の家が。
まるでヘンゼルとグレーテルの世界観。
こちらは元々守衛の家で、今は市の博物館。
ご覧の通りの行列！

こちらは元々管理人室で、今はお土産ショップ。
なかなかの狭小建築でお土産を選んでいる人とレジに並んでいる人の区別がつかない。

友人Yが購入したミニトカゲ。
まさか2匹も買っていたとは。

外にも”Guell Park”のモザイクがたくさん。
朝も通った道のはずなのに、薄暗い中ダッシュしていたので記憶なし。

mytaxiの便利さに気づいてしまったのでタクシーで凱旋門へ。
渋くてカッコイイ。
近くで見ると細かい彫刻が。

バルセロナ凱旋門 建造物

凱旋門の内側でキメてみる。

そのまま市場を目指して歩く。

サンタカタリーナ市場に到着。
モダンな建物！

サンタ カテリナ市場 市場

市場内のオリーブオイル専門店オリス・オリーバ。
実はスペイン、オリーブの生産量が圧倒的世界１位。
イタリアでボトリングされたオリーブオイルもほとんどスペイン産のオリーブを使っているらしい。
オリス・オリーバではイケメン店員が色んな種類のオリーブオイルを試食させてくれる。
オリーブオイルってこんなに色々な風味があるんだ！

オリソリヴァ 専門店

外見とは裏腹に、市場の中に遺跡が存在するというのが面白い。

これは遺跡のころの暮らしだろうか？

大晦日にテンションの上がりすぎた男女3人のパリピが乱入。
何やらド派手な羽をつけて巨大なスピーカーで音楽を流しながら市場を行進していく。
市場のおばちゃんも動じることなくノリノリで応えている。
さすがスペイン・・・。

王の広場。
コロンブスが「アメリカ見つけた！」と女王に報告した場所らしい。
ここの階段でまたCDジャケット風の写真をたくさん撮ったはずなのに一枚もない。
誰が撮ってくれたんやっけ。

王の広場・宮殿 建造物

今日こそイカスミパエリアを食べたいと思って探したレストラン"LOS CARACOLES"
お店の外で串刺しにした鶏をメラメラの炎で焼いている。
盗まれないのか？
これは食べねば。

ロス カラコレス 地元の料理

内装もお洒落な老舗のレストラン。

これまた念願のガスパッチョ。
右の生野菜（パプリカ、タマネギ等）を入れて食べる冷製スープ。
トマトのフレッシュ感が爽やか！

これは多分、外で焼いていたチキン。
外はパリパリで香ばしく、中はジューシー。
美味しい。

そしてイカスミパエリア。
正直、パエリア食べすぎてあまり味を覚えていない(笑)
でも美味しかったのは確か。

かわいい。

お腹いっぱいになったので散策。
あひるちゃんショップには所狭しと色んな姿のあひるが。
左上のやつは・・・！

友人Yが撮ってくれたお気に入り写真

MERCADONAというスーパーマーケットへ。

お目当てはMERCADONAプライベートブランドのフェイスクリーム（5ユーロ！）
60ユーロの高級ブランドのクリームと同じ成分が入っているとかいないとか。
なんとクリスマスセットで、現品サイズのクリーム二つにミニサイズのセラムまでついて7ユーロになっている！
にわかに信じられなくて店員のお姉さんに、「この箱の中に現品サイズのクリームが入ってるんよね？」と聞いてみるも、うまくかみ合わず。
しまいには箱をビリビリに破いて中身を見せてくれるという豪快なエスパニョール。
申し訳なくてビリビリの箱の商品を購入するジャポン。
荷造りで箱捨てるしね。
母に好評なお土産でした。

ホテルに帰る道すがらカタルーニャ広場へ。
スペインって噴水好きだよね。

人も鳩も多い広場。
鳩めっちゃ入浴してた。

今日は年越しカウントダウンイベントがあるので、その準備中。
なぜ、うさぎ？

いや～今日も歩いて疲れたーーー。
とホテルで休憩して、年越しカウントダウンに備える。
あ、ぶどう買い忘れてた。
スペインでは年越しの鐘が鳴ったら同時にブドウを12粒食べて一年の幸せを願う風習があるらしい。
友人IとTが市場にブドウを買いに行ってくれたので、私とYはアイドルN宮氏の結婚について話し合い(？)ながらお留守番。

ホテル ペラヨ ホテル

パジャマ姿でダラダラしていたら、いつの間にか夜に。
ここでこの旅のメインイベントの一つ！
年越しそばーーーーーーー！！！！！！
どん兵衛の鴨だしそば。
これは昨年末、友人Y、Iと３人でフィンランドにオーロラを見に行った際にも持参した思い出の味。
フィンランドの食事も決して不味くはなかったのだが、結局このどん兵衛が一番美味しくて思い出に残っているので今回も人数分持参。（スポンサー母）

いや～やっぱ鴨だし最高！
日本食最高！！
でもスペインの食事が本当にどれも美味しかったので、昨年フィンランドで食べた時ほどの感動はないかな。
この後スペインで泊まったホテルはどこもポットが無かったので、大晦日にこのHotel Pelayoに泊まって、英語の全く通じない受付のおばちゃんに何とかポットを借りれたのはラッキーだった。

さあ11時も回ったところで年越しカウントダウンに出発。
バルセロナの年越しカウントダウンと言えばさっきも寄ったホテルの近くのカタルーニャ広場。
しかしマジカ噴水というヨーロッパ随一という噴水ショーが曜日の関係で見られなかった私たちは、そこで行われるカウントダウンイベントに行くことに。
この選択は結果的にこの旅最大の失敗だったかもしれない。
まず、メトロで最寄り駅まで行こうとするも、結構な混雑具合。
それでも大阪の電車通学・通勤に慣れている我々からすれば、かわいいもんでまだまだ詰め込める！という感じなのだが、バルセロナの人々にとっては一大事らしい。
無理無理、乗ってこないでーと各ドアで拒まれているうちに4人がバラバラに。
異国で一人満員電車に乗り込むのはなかなかの恐怖。
しかし陽気なエスパニョール達はノリノリ。
なぜか自然発生的にカウントダウンの予行練習を始めて大盛り上がり。
最寄り駅に到着して何とか４人落ち合ったころには年越し10分前。
人がごった返していて前に進めない。
ここでまたなぜか自然発生的にメッシコール。ついていけん。
https://youtu.be/E36GlHfEwBQ
なんとか駅から外には出たものの広場は電車以上の密度。
とにかく４人がはぐれないように固まりながら人波に流されていく。
噴水？何それ？という感じで人以外は何も見えない。
いや、なめてた。こんなギリギリに来たらアカンのね。
昨年のヘルシンキのカウントダウンはベビーカー押した家族連れとかいて平和やったな。
とか思っているうちに花火があがる。
え、年越したの？カウントダウンは？電車の中で予行までしてたのに本番ではしないの？
なにせギュウギュウなのでとてもスマホを出して時間を確認する余裕もないのだ。
人ごみのはるか向こうにチョロチョロと噴水が見えるような見えないような。
写真の黄色い部分が噴水と思われる。

マジカ噴水 建造物

フィナーレの花火。
とりあえずフゥーーーーッ！と叫んでおく。
友人Yのマンションのベランダから優雅に冷やしうどんと餃子を食べながら眺めた淀川の花火大会が恋しい。
引っ越しちゃったけど。

友人Iはずっとおしりを撫でられていたらしい。
どうやらイベントも終わり、少しずつ人がはけていく。
友人Tのカバンの中でバキバキに割れたブドウカップを持って撮った記念写真がこちら。
後ろのお調子者の記憶は全くなし。
メトロに乗るのに何時間もかかりそうなので、最後の精気を振り絞り、ホテルまで徒歩帰宅。
とにかく4人無事でよかった。
楽しいバルセロナ３日間の最後の最後でどっと疲れたぜ。
さあ、明日からは強行スケジュール！さっさと寝よう！
【次回予告】デービッドの快適メルセデスでアンダルシアの白い村巡り

この旅行記へのコメント （9）

• enriqueさん 2023/03/23 23:10:24

  ¡Hola！mikakoさん

  encantado(はじめまして）
  旅行記を見ました
  Si Tu La Quieresは良い曲ですね
  David Bisbalはmi cantate favorito(私好きです）
  スペインには又行きますか？
  アンダルシア（Sevilla)がおススメですよ。
  
  Enrique Gracia
  

• イタリア大好きさん 2020/06/28 02:09:59

  こんにちは、イタリア大好きです。

  　スペイン周遊旅行記、拝見しました。バルセロナに行った時の事が思い出されました。カサミラ、カサバトリョ行ったなーつて。でも、個人手配で４人は色々大変じゃなかったですか？
  　また、続編を待ってます。

  mikakoさん からの返信 2020/06/28 20:54:07

  Re: こんにちは、イタリア大好きです。

  たくさん読んでくださってありがとうございます。
  個人手配は大変なこともあります、最新話冒頭で航空券の予約トラブルを書いています。
  https://4travel.jp/travelogue/11630029
  でもやはり安いのと、スケジュールをかなり自由に決められるのがいいですよ。

• churros　さん 2020/06/22 13:06:24

  年越しのエウロパは良い雰囲気

  ！Hola!amiga,旅行記を楽しませて頂きました。
  
  歩き廻りましたね！疲れたでしょうね、parque guellは只の公園なので以前はタダだったんですよ、公園でお金を取るなんて許せませんね！、お金を取る様になってからは一度も行っていません。（ケチじゃないのですよ）
  
  立派なベレン（ナビダットの飾り物）ですね、ベレンを見るとナビダッドだなぁ～と感じますね、スペインのナビダッドは１月６日まで続きますので、年明けまで飾りが華やかですよね、レジェスマゴスに貰うプレゼントが子供たちの楽しみです（１２月２５日にはプレゼントを貰えませんものね）。
  
  次の旅行記が待ちどうしいです、忘れない内にドンドンアップしてくださいね。
  
  churros

  mikakoさん からの返信 2020/06/22 22:41:32

  Re: 年越しのエウロパは良い雰囲気

  グエル公園、以前は無料だったんですね。
  私たちはケチなので早朝に行きました。
  
  ナビダットのスペインを味わえてよかったです。
  次は真夏のスペインに行ってみたくなりました。
  
  医療機関に勤めているので(所謂医療従事者ではないですが)ここのところバタバタしていました。
  何とか7月中には全篇書き上げたいと思っています！

  churros　さん からの返信 2020/06/23 18:31:35

  季節は

  ！Hola!amiga,それはそれはご苦労様です、日本中いや世界中が感謝しています。
  
  一度「Si Tu la Quieres」を聞いてもらえませんか？、中国武漢ウィルスの自宅引き籠りの間、ず～とこの曲を聞いて力を貰いました、デビット・ビスバルは元々好きな歌手なのですが、アイタナが凄く良い（youTubeで検索してください）。
  
  スペインに行かれるならベスト・シーズンは、５月～６月に行くとヒマワリが見れるし、ハカランダの花が待ちを紫に染めます、郊外ではアマポーラの可憐な花が一面赤く大地を覆います、是非初夏（と言ってもアンダルシアは４０℃）がお奨め、オルチャタも美味しい季節ですよ。
  
  ４travelをチェックしますね、楽しみが増えました。
  
  churros

  mikakoさん からの返信 2020/06/28 20:49:32

  Re: 年越しのエウロパは良い雰囲気

  いえいえ、私は何もしていません。
  が、周りは色々と大変そうでした。
  最近はようやく落ち着いてきています。
  
  「Si Tu la Quieres」を聞きながら最新の旅行記を書きましたので、ぜひご覧になってください。
  素敵な曲でした。
  スペイン語は全く分かりませんが、国民性通りとても力強く情熱的な印象の言語ですよね。
  
  スペインのヒマワリは５～６月なんですね。
  アンダルシアは40℃ですか！
  はやく何も考えずに海外旅行に行ける世の中になってほしものです。

• ももであさん 2020/06/21 20:45:54

  不労所得

  > 友人Iの筆跡に違いない
  友人Iちゃん素晴らしいですね!!
  うんうん。そんな感じで一生遊んで暮らしたい。
  でも歳とってからじゃ価値が半減しそうなので、
  ついでに不老所得も欲しい(ΦωΦ)

  mikakoさん からの返信 2020/06/21 23:20:17

  Re: 不労所得

  不老所得！
  確かに元気なまま遊びたいですね～！