マダム　人生初のフランス旅　５日目　ルーブル美術館　

2015/09/14 - 2015/09/14

毎月申し込んでいたのに、次々にツアー催行中止の連絡。旅に出たいのに行けず、仕方なく引きこもり中です。そこで、旅行記としては纏めていなかった、生まれて初めてのフランス旅を、記憶をたどりながら、纏めることにしました。1ユーロは135円程でした。
　2015年9月10日（木）～17日（木）８日間の旅でした。5月の中欧、7月のイタリア、そして9月のフランスとヨーロッパを攻めて行きました。自由行動日もありました。腕や構図も今一つ、古いガラ系携帯で、画質も今一つの写真と走り書き程度のメモ書きをもとに、どこまで記憶が呼びおこせるか、やってみようと思います。旅行会社はクラブツーリズム。安心のJAL便利用でした。主な行程は下記の通りです。
１日目 10日（木）成田発　14：00　JAL0415便　パリ着　19：30
　　　　　　　 　 IBIS PORTE DE BERCY泊
２日目 11日（金）シャルトル大聖堂見学　シャンボール城見学　
アンボワーズ城車窓見学　
IBIS STYLES TOURS CENTRE泊
３日目 12日（土）モンサンミッシェル島内散策
　 OPモンサンミッシェル修道院入場観光とランチ
　 SAINT AUBERT泊
４日目 13日（日）ベルサイユ宮殿観光　パリ市内車窓ドライブ　
CAMPANILE PARIS EST 3連泊
５日目 14日（月）ルーブル美術館見学　午後自由行動（パリの街歩き）
６日目 15日（火）シテ島散策　モンマルトルの丘散策　
自由行動（オルセー美術館）セーヌ川夜景クルーズ
７日目 16日（水）自由行動（オランジュリー美術館）空港へ　
21：55 JAL0416便
８日目 17日（木）成田空港着　16：30

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

　2015年9月14日（月）旅行5日目
8：30　ホテル出発　ルーブル美術館へ。3連泊なので、荷物出しがなく、楽です。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　「ミロのビーナス」がお出迎え。
　本物です。内部は自由見学。と言っても広すぎて、どこで何を見ればよいのか？
途中片言英語で、行きたい場所の地図を指さしながら、何度も迷子になりながら、（私、地図が読めません）尋ね尋ねて行きました。

　「サモトラケのニケ」
紀元前190年頃の作品

　ギリシア神話に登場する夕翼の勝利の女神です。
ナイキの社名はこれに由来しているのは有名です。

　建物は豪華
ルイ14世がヴェルサイユに拠点を移すまでは歴代の宮殿でした。
館内は全長20ｋｍ、1546年から1678年のフランス王家の美術品を集めています。
展示品は35000点、所蔵は30万点。すべてをじっくり見るには数か月必要と言われています。

　「モナリザ」
　ルーブルの目玉作品　レオナルドダビンチ作
　始めてこれを見たのは、多分、中学生の時、福岡の美術館で。
思いの他小さいのに、人が多く、近寄れません。

「民衆を率いる自由の女神」
　1830年のフランス7月革命を題材としたドラクロワの絵画
フランスの国旗を掲げて群衆を先導する女性を中心に、同胞の遺体を乗り越えて、自由への闘争を繰り広げる、民衆の壮絶な戦いの一幕が力強く表現されています。

「オダリスク」
神話世界の裸婦をテーマにした巨匠、ドミニク・アングルの最も有名な裸体画です。
注文したのは、ナポレオン1世の妹で、ナポリ王妃のカロリーヌ・ミュラです。

「ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」
ナポレオンが1804年12月2日にパリのノートルダム大聖堂で戴冠する姿を描いたもの。「カナの婚礼」に次いでルーブルで2番目に大きな作品。描いたのは、ナポレオン1世の主席画家のジャック・ルイ・ラヴィット。

　絵画ばかり見ていると、飽きてきます。目の保養へ。
素晴らしい絵画が目の保養のというのは、あくまでも建前です。毎日ご馳走ばかり食べていると、Ｂ級グルメが食べたくなるのと同じ。

　きんきら金、ぴかぴかの美しい宝石類。
身に付けてみたい気はします。でも、実際に身に付けるには、重いでしょう。

これくらい小さいのなら、身に付けても良いな。いや指輪は嫌い。

首が重そう。王室の方は、贅沢三昧とは思いますが、我慢することも多いのね。

天井にも絵画。いつも誰かに見られている感じがしておちつきません。

女性だけではなく、男性も大変。美しいけれど、重いよね？

このピラミッドが見たかった！映画で見ました。ダビンチコード。

　豪華宮殿（美術館ですが）と人間達

ランチはこの中の「アンジェリーナ」にて。

アンジェリーナ (ヴェルサイユ宮殿店) スイーツ

私はチキンサラダ　19.65ユーロ（2653円）たったこれだけで、です。

アンジェリーナ (ヴェルサイユ宮殿店) スイーツ

　たまたまご一緒した、一人参加の女性と。
写真だけ頂きました。

シャンデリアにもいろいろなデザインがあります。

「ナポレオン3世の居室」
　パリの　高さや形、色の揃った建物、整った区画は、全体としての秩序が守られた美しさです。この美しいパリの原形を作ったとされる人物が、ナポレオン3世。ナポレオン・ポナポルトの弟の甥がナポレオン1世。

　ナポレオン3世が活躍したのは、19世紀半ば。中世都市のままだったパリの再開発を行い、景観だけでなく、上下水道や道路、橋を整備してパリを近代都市として生まれ変わらせました。
　きんきら金、ぴかぴかで、庶民の私には落ち着かないお部屋です。

　豪華な調度品
人物画があると、見られている気がして、ゆっくり座ってお茶を飲む気にはなりません。

晩さん会はこちらで。

少しはおちついて食べられるかしら？

王冠とティアラ

　1803年にナポレオンが遠征先から持ち帰った物を含めて、美術館をオープン。
1982年にはミッテラン大統領による「大ルーブル整備」政策により、現在のガラスのピラミッド等が生まれました。
　気を取り直して、また美術館内を歩きます。

　「レースを編む女」
　フェルメール
レモン色と、フェルメールブルーと呼ばれる鮮やかな青色のコントラストが印象的な作品

　「ガブリエル・デストレとその妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像」
第2次フォンテーヌブロー派の特徴を顕著に示していると評価の高いもの　

　「ダイヤのエースを持ついかさま師」
　ラトウール作　1635年
　右側の青年が、中央の娼婦とグルになっているいかさま師の男に、カモにされている光景

「ピアノを弾く少女」と同じモデルの少女たち
　ルノワール
「風景を描くなら散歩したくなるように、女性を描くなら抱きしめたくなるような女性を描きたい」
大好きな印象派画家です。

「トルコ風呂」1862年
オダリスクと同じアングル作

「浴女」アングル作　1808年

　「瀕死の奴隷、抵抗する奴隷」
　1513年にミケランジェロが製作した彫像
1505年から制作が始まった教皇ユリウス2世の墓のために造りました。一人は非常に若々しく、これから永遠の眠りに入るであろうから。もう一人はより荒々しく抵抗する様子を見せているので、瀕死の奴隷と名づけられました。

　ピラミッドを下から仰ぎ見ました。
　午後は自由行動。美しいもの、豪華な物を見飽きたので、添乗員さんとパリの街歩きに。

　目が欲しがりました。
ポールのシトロンタルト　3.35ユーロ（453円）

　オペラ座
1862年にナポレオン3世により、3歳のシャルル・ガルニエが設計をして、建設を着工し、75年に完成しました。外側からだけ見学。

オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー

　歩きくたびれたので、ホテルに戻り、自室で夕食。
フランスで一番美味しかった食べ物です。持参して良かった。
何が一番美味しかった？と聞かれて、フランス料理の答えを期待されますが、バター、クリームたっぷり、こってりの味はちょっと。あっさり、醤油味が一番美味しいと思います。所詮貧乏人の日本人のオバサンです。