1989/03/21 - 1989/03/27
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itaruさん
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ロマンティック街道で中世のヨーロッパを堪能したら初の海外も終盤です。帰国便はロンドン発なので、ドーバー海峡を渡らなければいけません。当初の計画では友人の希望もあり、パリを経由してカレーからドーバーというルートを考えていました。問題は、当時の西側諸国で唯一フランスはビザが必要だったこと。ただ即日発給との話だったので、チェコ、ハンガリーのビザを取得後、フランスビザを取ればいい考えていました。ところが大使館に行くと長蛇の列。あまりに人数が多いのでビザは申請後に郵送で返送するということになっていました。旅行社に頼むソ連ビザの必要日数を考えると、間に合いません。フランスは諦め、ベルギーかオランダからイギリスに向かいます。途中、ケルンに立ち寄り大聖堂を見学、最終的にルートを決めました
3月6日 SU578 成田→モスクワ
3月7日 モスクワ
3月8日 SU141 モスクワ→プラハ
3月9日 プラハ→ブダペスト(夜行列車)
3月10~11日 ブダペスト
3月12日 ショプロン
3月13~15日 ウィーン
3月16日 ザルツブルク
3月17~18日 インスブルック
3月19日 アウグスブルク
3月20日 ロマンティック街道(ローテンブルク泊)
3月21日 ケルン
3月22~26日 ロンドン
3月27~28日 SU244、ス587 ロンドン→モスクワ→成田
当時の為替レート
1ルーブル=約212円(ソ連)
1コロナ=約13.6円(チェコスロバキア)
1フォリント=約2.5円(ハンガリー)
1シリング=約10円(オーストリア)
1ドイツマルク=約70円(西ドイツ)
1ベルギーフラン=約3.5円(ベルギー)
1ポンド=約225円(英国)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルをチェックアウトしてレーダー門へ。日本人がベタで想像するような中世のヨーロッパの雰囲気に浸るのもこれが最後です
レーダー門 建造物
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人もまばらなローテンブルク駅。長閑なローカル線に乗ってSteinachまで20分
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SteinachからはICに乗り換えてケルンを目指します。列車はライン川沿いを進みます。途中、昼ご飯は食堂車でフランクフルト、スープを飲みながらの列車旅。しばし、優雅な気分を味わいます
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ケルン到着は14時過ぎ。早速、中央駅前にある街のシンボル大聖堂に向かいます
ケルン大聖堂 寺院・教会
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1248年に着工し、1880年に完成したカトリックの大聖堂。600年以上かけて建設するって想像できません。内部の鮮やかなステンドグラスも見所の一つ
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高さ157mの大聖堂、上まで行くには507段の階段を登らなければいけません。でも、登ってみればライン川とケルンの街を一望できます
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ケルンでは初めてユースホステル(YH)に宿泊。ドミトリーって、どうなんだろう。どんな人がいるのだろう、慣れていないので最初はおっかなびっくり。でも、小学生らしい小さな子供たちの団体がいて騒がしいけど、それだけ。もちろん、日本人の旅行者も多数いる。で、その1人に聞いたところ、「アムステルダムはやばい。歩き方に紹介されている宿でも住み着いているような人がいる」との話が。まだまだ旅初心者だったこともあり、すっかり怖じ気づいてしまった。オランダ経由はやめて、ベルギーから英国に渡ろう、と決めたのでした
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22日、ケルンからユーロシティー(EC)でベルギーの港町オステンデまで約3時間の道のり。そのまま港でフェリー&ロンドンまでの乗車券を購入します。ユーレイルパスは利用不可で学割とかもなかくノーマルチケットで値段は1920ベルキーフラン(6900円)
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どんよりとした曇り空の中、ドーバー海峡の船旅です
オステンド ビーチ・海
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ドーバーまでは約4時間
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最初は余裕と思っていたのですが、冬の海は思いのほか荒く……。3時間を過ぎる頃には完全な船酔い状態。早く到着してくれ~、ぐったりした状態で英国入りとなりました。その後、さらに1時間半かけて、ようやくロンドンに到着。手持ちのポンド建てTC(アメックス)をトーマスクックの両替所で現金に替えたら2ポンドの手数料を引かれてびっくり。どういうこと、TCって現金同様に使えるんじゃないの、と旅初心者の感想を抱いたものでした
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ロンドン観光実質初日の23日、まずは当時は必須だったリコンファーム(予約再確認)のためにアエロフロートのオフィスへ。今は大部分の航空会社でリコンファームが不要だし、チェックインもweb上でできるようになって時代が変わりましたね。リコンファーム後はバッキンガム周辺で衛兵の行進に遭遇
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大英帝国を象徴する大英博物館へ
大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ナポレオンのエジプト遠征で発見された定番のロゼッタストーンに
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古代エジプトの偉大なファラオ、ラムセス2世の胸像
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イラク北部で栄えたアッシリアの守護獣神像
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ギリシアの神殿を模した墓廟のネレイデスモニュメント
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膨大なミイラたちも
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よくも集めたな、という感じで12時半かあら17時までたっぷり4時間半。それでも見切れないほどの膨大なコレクションに圧倒されました
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さて大英博物館を堪能した翌日は英国の政治の中心地へ
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国会議事堂、当時の首相はサッチャーさん
国会議事堂 (ウェストミンスター宮殿) 現代・近代建築
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ロンドンを象徴するビッグベン。2020年現在は修復工事中で21年工事完了予定ですが、今回のコロナ騒動で予定通り工事完了となるかどうか
ビッグベン 現代・近代建築
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そして英国王室を象徴するバッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿 城・宮殿
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宮殿前にはヴィクトリア女王記念碑
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ランチを挟んで訪れたのがマダムタッソー蝋人形館。当時の入場料は併設のプラネタリウム込みで6.1ポンド(1370円)。永遠のポップスター「ビートルズ」に表明訪問して
マダム タッソーろう人形館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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ロイヤルファミリーとご対面。この頃はダイアナ妃とチャールズ皇太子が並んでいましたが……。すでに当時から2人の関係は破綻していたと知ると、なんともいえない感情が浮かんできます
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25日は友人に付き合って、ほぼ1日ショッピングデー。タワーレコードやハロッズなど巡る中で、私の個人的な趣味で訪ねたのがビートルズのレコーディングが行われたアビーロードスタジオ
アビーロードスタジオ 劇場・ホール・ショー
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記念の1枚ですが、何ならアルバム「アビーロード」のジャケットに使われた横断歩道で取ればよかった。この日の夜には前日は「ジーパンお断り」と言われたディスコ(死語?)でちょいと一踊り
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初の海外実質最終日はテムズ川沿いを歩きます。ロンドン塔を遠巻きに見ながら
ロンドン塔 建造物
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ロンドンの街を楽しみます
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ロンドン観光の目玉の一つタワーブリッジ。そういえば当時、少年ジャンプで連載していた「キン肉マン」に出てくるロビンマスクの必殺技が「タワーブリッジ」だったっけ
タワーブリッジ 建造物
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タワーブリッジから臨むテムズ川。ロンドンアイはまだありません
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荘厳な英国教会の主教座聖堂、セントポール大聖堂。ここでダイアナ妃とチャールズ皇太子の結婚式が行われたのが1981年。ここでロイヤルウエディングが行われたのかあ、と思うと感慨ひとしおでした。で、翌日は8時55分発のアエロフロート。朝5時起きで眠い目をこすりつつ、地下鉄でヒースローへ向かい、無事帰国便に乗りました
セントポール大聖堂 寺院・教会
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初海外はソ連・東欧からロマンティック街道を通ってロンドンへ
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